うさぎ年最初に参加したのは
原ノ町ピボット発
目的地は名取市下余田の三浦隆弘さんの芹畑での「芹収穫体験」
この日、天気は朝から雪のちらつく薄曇りで、
羽黒台の山の上から見た風景は・・・まるで「白墨画」のような情景
親子代々セリ農家という、三浦隆弘さん登場
無農薬、無化学肥料でセリを育てており、来年は有機認証を受けられる
とのことです。
今回コーディネートしてくれたのは、ピボットのSoraさん
あらら、Soraさんの背中に、季節外れのセミがくっついているようですが。。。
「ミ~~ンミ~~ン 」
芹が栽培されているのは、水の深さが4,50㎝ほどのところですので
こんな装いで完全防備。さ~~今から芹畑に向かいます
ここが三浦産地のセリ畑。
畑と言っても、湿田という感じ。
ここ名取は地下水が高いため
豊かな水を利用してのセリの栽培が盛んになったんですね。
膝をしっかりとつけて座ると、水の中はあったか
かえって水上に出ている体の方が寒いそうです。
冬暖かい地下水を引き入れることで、水温を保ち
寒い中でも凍らないでセリを収穫できるそうです。
Q:「三浦さん普段、一日どのくらい収穫してるんですか」
A;「トイレと、御飯以外はほぼ1日収穫しております」
って ほんと大変ですよね
それでも、初めてセリの収穫体験をする方にとっては
珍しい体験に子供のような無邪気な顔
水の中で泥を手で掻き取りながら根っこを切らさないように収穫するのですが
根っこもしっかりと張っており、やってみると意外と難しいそう。
それでも、何とか収穫
皆さんのうれしそうな顔・・・キラキラと輝いてます
収穫後には、セリの根っこを綺麗にする作業が待ってました。
歯ブラシと、スポンジで根っこの間の泥や小石を取り除いて
普通なら捨ててしまう根っこに・・・あらたな命を吹き込んでいきます。
歯ブラシでの作業中・・・
こんな可愛い糸ミミズを発見。
指の上でくねくねと動いてるんですね。
三浦さんちの畑は、農薬も化学肥料も使ってないので
生態系が維持されているわけ。普段見かけることのない
イトミミズですが、これが土中の有機物を分解して
美味しい芹が育っていくわけです。
これがセリの根っこで、新鮮だから真っ白。とっても綺麗ですよね。
比内鶏のだし汁で・・・
セリシャブをしゃぶしゃぶと頂きます。
勿論葉っぱや茎も美味しいのですが、なんといっても圧巻に美味しいのは
セリの根っこ。
だしがしっかりと絡まって、セリのシャキシャキ感がもうたまらな~~い
三浦さんちの赤鶏たち。他に名古屋コーチンも飼ってて・・・・
最後はうどんと生みたて卵でとじて
セリ鍋の締めとなりました。
体もポカポカと温まり、冬に溜まりがちが毒もデドックス
とにかく久しぶりにセリをこれでもかと言うほど
いっぱい堪能させていただいた、
すばらしく美味しい鍋でした
三浦さんのコンセプトは自分で作った野菜を
シェフや買いたい方に直接自分のところに来て貰うことから始まるのだそう。
一般に有機野菜や、西洋野菜などの「うり」で生産している方は
そのうりを求める、レストランであったり
東京などの有名店に売り込みにいくのが常ですが
三浦さんは、「食べたいなら、うちにきてけさい!!」
から始まり、地域の活性化を地道に目指しているそうです。
「冬の仙台にくるお客さんに、ここでこの時期にしか食べれない
せりしゃぶを食べさせたい。」
そういう思い入れのある仙台人をひとりづつ増やしていけるように、
セリ農家として取組んでいきます。」・・・・三浦さんの言葉より
三浦さんのところで栽培している古代米や、米粉麺です。
生産農家である三浦さんは
食農活動の一環として地元の増田小学校で
子供たちと一緒に古代米を栽培をしており
子供たちは、栽培から、収穫、調理
そして包装して、販売をするという一連の過程を全部することで、
包装の技術であったり、接客の仕方などを体で覚えるそう。
本当の教育って・・・
一つのものができあがるまでの一つの行程を
最初から最後まで時間をかけてやり遂げ、
そして完遂したときの喜びやすばらしさを体で感じることが
とっても大切な事だと・・・
栽培から食までという「自産自消」を進める私にとっても共通の思いでした。
最後に・・・三浦隆弘さんを改めてご紹介
名取市下余田在住。仙台セリとミョウガタケの生産者。
「なとり農と自然のがっこう」を主宰。
自宅や屋敷周りの畑、田んぼを開放し、その時期の農作業を体験し、
田んぼや畑の生き物を見たり、収穫したものをみなで調理し一緒に食べる、
そんな農業のこと、食べ物のことを感じ学び合う農村体験プログラムが
「なとり農と自然のがっこう」
「農業」の立場から見えてきた様々な問題をみなで考え、
次の世代へつなげていきたい、と言うことで
様々市民活動や環境・まちづくりNPOにかかわっておられる
農業の未来を担う 的存在の方であります。
ぜひとも三浦さんのブログ 「ほぼ日刊三浦タカヒロ。」を
ご覧になって下さいね。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://plaza.rakuten.co.jp/shimoyoden/diary/
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尚、今回は夢中になってピボットでお買い物をしてしまい、
写真をすっかりとりそびれましたが・・・
この原ノ町にあるスーパーピボットさん←クリックして頂きますと詳細がわかります
こだわりの商品を低価格で売っており、
何処までも深みにはまりそうなお店でした。
表には、登米の産直品を扱う産直市場「あがらいん」もございますので
是非ともこちら原ノ町スーパー「ピボット」さんにもにもお寄り下さいね
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soraさんから案内来てたのですが,
我が家の諸事情で参加できなかったんです。
セリの畑?田んぼ?沼?はあったかいんですね。
知りませんでした。
皆さんの童心にかえった表情がすてきですね。
私も行ぎだがった~!
おいしい鍋食べだがった~!
凄いです
今の時期に皆さん
三浦さんはご飯の時以外は、頑張ってらっしゃるなんて頭が下がりますね。
でも皆さん、素晴らしい体験でしたね
毎日寒いですね。
今日は、大寒ですね。
雪がチラつき寒い日でしたか!
親子代々セリ農家~~すごいですね~~。
三浦産地のセリ畑
綺麗なセリですね。
皆さん楽しそうですね。
働いた後のセリシャブをしゃぶしゃぶ・・・。
うどんと生みたて卵・・・。
体を温めて美味しいでしょうね。
「なとり農と自然のがっこう」を主宰
三浦さん「頑張って下さい」ね!!
でも野ゼリは家に帰ってからの後処理に結構時間がかかるので、大変なんですよねぇ
栽培物は見るからに美しくて上品な味がしそうですね~
いつもきりたんぽ鍋かすき焼き風にしていただいてますが、しゃぶしゃぶがすっごく美味しそうで羨ましいな~
なかなか参加も難しそうですよね。
セリ田ですね。
セリは連作障害がないと言うことで
ずっと、セリだけを栽培するそうです。
美味しい芹シャブ、私ももう一度
食べたいです。
根っこを洗って、その後の美味しい一鍋
労働のあとの御飯はおいしいよね♪
寒中水泳になりそうでしたので
遠慮させていただきました。
勇気と前向き志向は発揮できませんでした
寒い中に出るのは、億劫だけど
寒さに負けずにやり遂げたときは
気持ちいいですよね
セリ田に一緒に入りたかったです。
セリ田に間違って
どぼんと入ってしまう方が多いそうですから。
やっぱり水着着ていけば、潜水しても
大丈夫ですから!!
三浦さんは、私のブログでは
「座頭タカ」でご紹介してますし、
メディアでも有名な方ですね。
地産地消の先頭に立って頑張っている
方ですから、是非とも今度お会いになって下さい。
でも午前中は暖かい陽ざしがあたるので
時間のあるときには、散歩に出て
頭と体を活性化させております。
三浦さんの応援有り難うございます。
身近に野菜があって、うさぎがいて、
生み立て卵が食べられるという私の理想の生活
を、生まれたときから送っていて、うらやましいです。
そんな生活を捨てて、
都会に出る若者が多い中で、
三浦さんはこれからの農業を支える
とっても貴重な伝道師&実践者となると思います。
と言っても、やっぱりセリ鍋は
絶品の美味しさでした。
根っこがたまらないですよ
野ゼリですか。
田んぼの畦に自生する
田ゼリはこちらでもありますが、
野ゼリはもっと自然の状態で生えているもの
ものなんですね。
「多くの田んぼでは、農薬を散布しているので
田んぼになっている芹は食べないように」
と、以前農業指導して下さった農家の方が
おっしゃっていたのを思い出しました。
三浦さんのところでは、田んぼは無農薬・無化学肥料で作っていて、水の中にいる微生物や
糸ミミズ、水草などが自然環境を守ってくれているんですね。
だからセリも生き生きとして
とっても美味しいんです。
キリタンポナベ、そちらでは御飯を半殺しに
して、団子にして入れませんか?
私が秋田にいたときに、覚えた
「キリタンポもどきナベ」です。
新潟で暮らしていたときに、みんなでつついて
食べましたよ。
セリをいっぱい入れたキリタンポナベは
ほんと!おいしいですよね