大河ドラマ「花燃ゆ」の中で、吉田松陰が語る印象に残る言葉のひとつ。
「至誠にして動かざる者は未だ之れ有らざるなり」
言い換えると、決して曲げない信念をもって挑めば必ず成就するということなのかもしれません。
吉田松陰の求心力は、時局を憂い絶えず視点を変え、理を見極め事を成すべしという思考と寧ろ玉となりて砕くるとも瓦となりて全かるなかれという行動が一致していることだと思います。
でも、その求心力が幕末から明治、大正といった数々の時局における変革を成しえた一方で、次第に固定化した視点と経験が、昭和という興亡へと導いた呪文のような気がします。
初稿 2015/10/20
校正 2020/12/26
写真 元勲・山県有朋 旧別邸
撮影 2015/10/11(京都・高瀬川二条苑)
「至誠にして動かざる者は未だ之れ有らざるなり」
言い換えると、決して曲げない信念をもって挑めば必ず成就するということなのかもしれません。
吉田松陰の求心力は、時局を憂い絶えず視点を変え、理を見極め事を成すべしという思考と寧ろ玉となりて砕くるとも瓦となりて全かるなかれという行動が一致していることだと思います。
でも、その求心力が幕末から明治、大正といった数々の時局における変革を成しえた一方で、次第に固定化した視点と経験が、昭和という興亡へと導いた呪文のような気がします。
初稿 2015/10/20
校正 2020/12/26
写真 元勲・山県有朋 旧別邸
撮影 2015/10/11(京都・高瀬川二条苑)