1914年竣工の日本橋三越本館は百貨店として現役でありながら国の重要文化財だそうです。
屋上の庭園と階下に併設された美術サロンや劇場を5階吹き抜けの大ホールが支え、その大空間に屹立する彫刻の背後には約850本のパイプを擁したオルガンがクリスマスソングを奏でてくれます。
まるで、建物そのものが贈り物であるかのように、行き交う人々それぞれの物語の始まりにふさわしく正面玄関のライオン像が迎えてくれます。
でも、クリスマスの装いを纏ったライオンとはいえ、関東大震災や東京大空襲から難を逃れたその瞳には、これまであたりまえと思っていた価値観が大きく変貌した世界なる物語を写しているのかもしれません。
初稿 2022/12/25
写真 三越のライオン像
撮影 2022/12/17(東京・日本橋)
屋上の庭園と階下に併設された美術サロンや劇場を5階吹き抜けの大ホールが支え、その大空間に屹立する彫刻の背後には約850本のパイプを擁したオルガンがクリスマスソングを奏でてくれます。
まるで、建物そのものが贈り物であるかのように、行き交う人々それぞれの物語の始まりにふさわしく正面玄関のライオン像が迎えてくれます。
でも、クリスマスの装いを纏ったライオンとはいえ、関東大震災や東京大空襲から難を逃れたその瞳には、これまであたりまえと思っていた価値観が大きく変貌した世界なる物語を写しているのかもしれません。
初稿 2022/12/25
写真 三越のライオン像
撮影 2022/12/17(東京・日本橋)