Liner Notes

観たこと、聴いたこと、読んだことを忘れないように印象に残った光景を栞として綴ってみました

α10「池上彰さんと考えるコロナ禍、その先の教育」朝日新聞EduA, 2020.

2020-12-12 | Exhibition Reviews
 コロナ禍で遠出を控え、興味や関心が合えば家族と一緒に聴講するオンラインセミナーもニューノーマルな過ごし方なのかもしれません。

 池上彰氏が受講する学生への課題とメッセージに共感しましたのでシェアします▼

▼「もしあなたが2050年にいるとしたら2020年のコロナ禍を歴史の教科書にどう書きますか?未来から過去を振り返ってみてほしい」

 これまでは、過去の事実の積み重ねから因果関係を理解することが学ぶことでした。一方で、コロナ禍を通じて明らかになったことは、これまでの学び方だけでは予測不可能な未来を生きるには通用しないのかもしれません。

 つまり、現在の事実と積み重ねた過去の事実の振り返りを通じて相関関係を理解し、誰もが納得しうる意見を持つことが大切だと思います。

「コロナ禍は感染拡大と経済停滞を招いた一方で、テレワーク等が大きく普及した結果、在宅勤務や在宅介護を可能とするニューノーマルな生活が到来した」

 必ずしも、100点がもらえるかどうかわかりませんが、思いもよらぬことから思った以上の効果があるということを学ぶことが生きていくために必要なカだと思います。

初稿 2020/12/11
校正 2022/01/28
受講 2020/11/22
主催 朝日新聞EduA
写真 こども動物自然公園
撮影 2020/08/01(埼玉・東松山)