読書日和

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民主党代表選、決着!

2010-09-14 20:49:03 | ウェブ日記
本日開票が行われた民主党の代表選挙。
今月1日から2週間に渡って激しい戦いが繰り広げられてきました。
結果は

菅氏   721ポイント
小沢氏 491ポイント

で菅氏が小沢氏を破り、再選を果たしました。
党員・サポーター票では菅氏が大きくリードし、地方議員票ではやや菅氏がリードし、国会議員票ではほぼ互角という結果になりました。
以下に詳細をまとめます(数字の単位はポイント)。

党員・サポーター票 249対51
地方議員票      60対40
国会議員票      412対400

注目の国会議員票は菅氏支持が206人(206×2=412)、小沢氏支持が200人(200×2=400)という結果になりました。
わずかに小沢氏がリードするのかなと思っていたので、菅氏がリードしたことは意外でした。
しかしその差はわずかに6票。
テレビにたびたび出てきたように、「党を二分する」ほどの大激戦でした。

それにしても党員・サポーター票の結果と国会議員票の結果のギャップが目につきます。
党員・サポーター票はいわば「世論」に近いもので、結果も選挙期間中に行われてきた各種世論調査と似た感じになりました。
世論では7割前後が菅氏を支持していました。
それに対して国会議員票は世論がそのまま反映されるわけではないというのを改めて感じました。
世論では劣勢だった小沢氏ですが、国会議員票では互角の戦いを繰り広げました。

党内の約半数が小沢氏を支持したということで、改造人事がどうなるのか注目されています。
再選後の会見で「挙党体制で行く」と言っていたので、小沢氏陣営に配慮した人事を行うことになりそうです。
選挙期間中に結構小沢氏を批判する発言もあったので、「脱小沢」と「挙党体制」のバランスをどう取るのか注目しています。

何はともあれ、私的には「総理大臣がわずか3ヶ月で変わる」事態を避けられて良かったと思います。
さすがに1年間で3人目の総理が誕生するのはどうかと思いますしね^^;
最近のニュースを見ていると中国には完全に舐められているようですし、もっと総理大臣にどっしりと腰を据えてもらわなくては。
菅氏にしても、本気の小沢氏に勝ったということで自信を得たはず。
代表選が終わった今、今後は「ねじれ国会」のもとで様々な問題を議論していくことになります。
山積みになっている問題を、何とか少しずつ解決していってほしいと思います。