昨夜、だんなの実家の能登島に着いた。この前来た時は、夏真っ盛りだったけどもう晩秋に入ろうとしている。お母さんやお兄さん、甥っ子とも話が弾んで楽しかった。お兄さんが「明日、むべを取りに行こうか」と誘ってくれた。「むべ?」聞いたこともない名前だ。能登島では方言で『おんべ』ともいうらしい。聞くと、アケビに似た実らしいがとても珍しくてここら辺にしかないという。甥っ子も見たことも聞いたこともないと言った。じゃあ、明日みんなで取りに行こう!と盛り上がったが飲み過ぎて甥っ子はダウン。お兄さんの案内でだんなと私と長女と三女の5人で出かけた。車でそんなに遠くもない場所にむべはあった。赤い実が木に巻き付いたつるからいくつもぶら下がっていた。初めて見た実だった。インターネットで調べてみるとこんなふうにあった。
【皇室献上品、伝説の霊果】
滋賀県の蒲生野に伝わる伝説
大化の改新を行った天智天皇がこの土地を訪れ、8人の子供を持つ健康な老夫婦に出会った。「長寿の秘訣は?」と天智天皇に聞かれた老夫婦は「この地で取れる無病長寿の霊果を毎年食します」と言いながら、ひとつの果実を差し出した。これを食した天智天皇が「むべなるかな」(なるほど、いかにも)とこたえたという。以来、この果実は「むべ」と呼ばれ、現在でも毎年秋に皇室に献上されています。
今日は我が家もむべなるものを食してみようと思う。こんな珍しい果実との出会いに感謝したい。
【皇室献上品、伝説の霊果】
滋賀県の蒲生野に伝わる伝説
大化の改新を行った天智天皇がこの土地を訪れ、8人の子供を持つ健康な老夫婦に出会った。「長寿の秘訣は?」と天智天皇に聞かれた老夫婦は「この地で取れる無病長寿の霊果を毎年食します」と言いながら、ひとつの果実を差し出した。これを食した天智天皇が「むべなるかな」(なるほど、いかにも)とこたえたという。以来、この果実は「むべ」と呼ばれ、現在でも毎年秋に皇室に献上されています。
今日は我が家もむべなるものを食してみようと思う。こんな珍しい果実との出会いに感謝したい。