今日は金沢大学の教授で、地球科学(古環境科学)の研究をされている藤則雄氏の講演を聞いた。テーマは『気候の変動』。地層を調べて、その中の植物の花粉から地球の大地の変動、気候の変動、海水面の変動を研究されている。毎年、日本の気候の因となるモンゴルの地で、地球温暖化が人の住んでいない地でどんな影響があるのか調査しているらしいが、去年まで木が生えていた場所に砂丘ができる、川が消える、湖が干上がって小さくなるという深刻な現象が起こっているらしい。
これからの未来の環境の変化として、人類活動による変化を指摘され「核の悪用」「薬品の過度使用」「遺伝子組み換えの誤用」「人口爆発」「環境汚染」を挙げられていた。その中でも特に原子爆弾『核』の悪用や誤りが一番怖くて、一発の爆発で5分後には地球の温度が15度下がりすべての生命が危機に立たされるという。
そして、過去の生物の栄光盛衰を見てみると繁栄の因が滅亡の因となっているという。ということは、人の知恵が人を滅ぼすというところにつながっていく。今の現状を見てみるとまさしくその危惧が当てはまっているような気がする。英知を有効に使うか、悪用するか。その英知の使いようでこの星の未来は決まっていくというのだが、果たして人類はどちらを選択していくのだろうか? (写真はモンゴルの固有種:アポロチョウ)
これからの未来の環境の変化として、人類活動による変化を指摘され「核の悪用」「薬品の過度使用」「遺伝子組み換えの誤用」「人口爆発」「環境汚染」を挙げられていた。その中でも特に原子爆弾『核』の悪用や誤りが一番怖くて、一発の爆発で5分後には地球の温度が15度下がりすべての生命が危機に立たされるという。
そして、過去の生物の栄光盛衰を見てみると繁栄の因が滅亡の因となっているという。ということは、人の知恵が人を滅ぼすというところにつながっていく。今の現状を見てみるとまさしくその危惧が当てはまっているような気がする。英知を有効に使うか、悪用するか。その英知の使いようでこの星の未来は決まっていくというのだが、果たして人類はどちらを選択していくのだろうか? (写真はモンゴルの固有種:アポロチョウ)