えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

TiguanとVW

2017-02-19 | 車関連
ニュータイプのティグアン、正式発表後初めて見てきました。
しっかりとした体躯を持ち、Rラインとしてスポーティな雰囲気も最初から売り込む様は正解でしょう。
自動車雑誌などでは、「まずは1.4LのFFモデルから」などと書かれているが、担当者によれば2Lはおろか4WDの予定もないとか。
その営業さんの予想としてラインナップされる可能性が一番高いのは「GTE」グレードであるという。
更にGTEとして4WDの可能性は、ほぼないのではないかとの事。

国内都市部のユーザーの大多数が4WDを必要としない使い方をしている事と、メーカー販売台数における燃費性能の底上げをしたい事が主な要因であるという。
4WDを選びたければ、現実的な大きさではないトゥアレグかゴルフヴァリアント・オールトラックのみ。
本国におけるラインナップからすると、相当に端折られているのは皆さまもお気づきでしょう。
2016年内には必ずや導入と言われていたパサートDもとん挫したまま。
日本地区を重要視しているならば、もう少しタイムリーにできることはあるのではないかと思わざるを得ません。

話は戻るが、そのティグアンの運転席に座れば、アウディとは名を変えた「デジタルメータークラスター」なるフルデジタルメーターを見た。
そのデザインは、アウディと似て非なるものであり、A4のメータークラスターから感じた未来と言えるほどのモノを感じなかったのです。
デザインの緻密さ、ダッシュ周りのデザインと質感によるものと思います。
明らかにAudiと差をつけるべく、シンプルと言えば聞こえはいいがコストダウンを感じたのです。
水平基調のフロントデザインにおいて、このティグアンはマッチしてると感じるが、ダッシュパネルや内装のデザインには心躍らず。
Audi、BMWと同じような質感を欲するわけではないのですが、皆が欲しいと思う装備を持つハイラインは433万からとなる。
440万とほぼ同じ価格でX1の1.8Dが買えるのです。
こちらは2.0Lのクリーンディーゼル搭載ですから、走りは比べ物にならないでしょう。
私ならば、間違いなくX1を選ぶと思います。
ここにきて、AudiとVWの併売の難しさというものを見る気がする。
本国などにおいて、VWは日本におけるトヨタでしょう。
その関係も、トヨタとレクサスに似ているのかもしれません。
しかし日本国内において、VW車がスタンダードモデルというには金額も張りますし、そういう売り方をしていません。
アウディのラインナップが増えすぎた今、棲み分けが難しくなっているように感じるのです。

私がお邪魔するVWの店舗は3つほどありますが、その営業さんらの雰囲気が最近明るくないと感じます。
排ガス不正問題で内向きになったのか、国内デリバリー予想がことごとく裏切られる無念さからなのか。
お姉さん達は明るいが、もう少し元気に明るく振舞ってほしいと願います。

きっと、コアなVWファンは、こういったスポーツネスを待っているのでしょう、ゴルヴァリGTD

タイトル画は、サイドシルエットがフェラーリばりのLF-LC
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