BYDを見に行って、なかなかの物だなぁなんて暢気なことを言っている場合ではない。
ZEEKER(ジーカー)というブランドが日本に照準を合わせているとか。
2025年にも日本進出を見込んでいるというジーカーという名に馴染みはないが、ボルボやロータスを傘下に持ち、メルセデスベンツの筆頭株主といえばどれ位のものかお分かりでしょう。
BYDはどちらかというと普及車を狙いますが、ジーカーはアッパー層に向けたプレミアムブランドであるという。
海外向けに右ハンドルも積極的に生産していることもあり、日本も視野に入っていると見られているようです。
さして珍しいデザインではなかったBYDに対して、こちらは少々大胆といいましょうか。
プレミアムブランドということで、デザインにも予算をつぎ込めるというところでしょう。
ボルボだかロールスだかが混じったようなフェイスのミニバンや、クラウンとアウディを掛けたような5ドアサルーン。
どれも目を引くのは確かです。
BYDに見たコストカットは見えにくくなるでしょうからEVとしての魅力はそれなりにあると思われます。
BYDが日本市場で順調かと言えば、いまのところ決してそうではないでしょう。
販売店の少なさが影響していると言われますが、実際に取り扱ってはいるものの「BYD」という大きな看板はほとんどみないでしょう。
間借り営業が多く、知らしめるには至っておりません。
その部分では、ジーカーはボルボを傘下に持ちますからボルボディーラーで扱うのが順当かと思われます。
すれば一気に全国120店舗で売れるわけです。
決して安くはないのでEVが売れない日本において販売台数を稼ぐのは難しい。
それを承知で進出してくるのは、日本市場での評価を世界の販売に繋げたいという目論見もあるとか。
なんにしても、脇を閉めていきましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます