えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

デトロイト復活

2024-06-03 | GTI
モーターの入らないピュアなGTIの最終モデルと言われているゴルフGTI 8th。
街で見かけないのは、その価格があまりにも上昇してしまったためと思われます。
現在GTIベースモデルの車両本体価格は、525万円ほどするものです。
何でも高い世の中ですから驚きもしませんが、兄弟の乗る7.5GTIは購入時点(6年前)では409万だったのです。
GTIを知るものであればあるほどに、それが高額になってしまったと感じるでしょう。

大雑把に言ってしまえば、8は7.5型のブラッシュアップ版です。(もちろん進化している部分は多々あります)
外板も大きく変えずに、ビッグマイナー的なとらえ方が出来るほどとも思います。
物価上昇や円安もありますが、1世代の差で100万円以上は大きいと感じます。(これが1500万の車両ならまだしも)

実は、私が最初にGTIにハマったモデル、5型GTIの2006年モデルに乗っていましたが、あれが当時341万であったのです。
そう考えると、7.5型まではいかに買いやすかったかという事です。
5型のGTIはコストをかけ過ぎたとも言われるモデルで、その当時革新的なものでした。
あの時代にあの洗練度を持ったDSG(ツインクラッチ)を引っさげて、塊のような剛性感とオールインワンというパッケージは非の打ち所がないものでした。
あのポテンシャルに当時341万というプライスは、高くはなかったのでしょう。(私は200万の中古でしたが)

その5型に比べたら、進化と洗練は桁違いなものがある7.5型でしたが、6年前に400万チョイだったのはお得だったのかもしれません。
この後に発売となる8型のマイナーチェンジ版を8.5型と呼ぶかどうかは知りませんが、日本導入されるモデルの価格が上昇するのは間違いないでしょう。
今の円安で行きますと、600万円を超えるのではないかと言われているようです。
タイトル画にあるものがそうですが、なんとデトロイト型のアルミが復活をするらしい。(ちょっとアルファに似てるけど)
5型、6型で圧倒的に人気の高かったスタイルで、これが無くなってしまってノーマルで乗りたいGTIでなくなってしまったのも販売に表れている部分もあるかもしれません。
そのデトロイト型が欲しいものですが、私ならば現モデルを購入し、1年後にアルミを買っても十分にお得だろうと思うのです。
何にしても、走りが好きでGTIに乗ったことがなければ勧めたい車種です。
これほどに落としどころを知っているFFは無いし、並みのFRなどよりもナチュラルに走る様は脱帽ものです。
走るという意味で、320とGTIのどっちを取るかと言われれば、考える余地はないほどにGTIであるというのは100%本心です。
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王道GTI

2024-04-11 | GTI
兄弟の乗るGTIを借りて、1泊の旅行に出かけた。
車の試乗ってやつは、その持ち主が同乗するか否かによって、その車を知れる深度が違うように感じます。
別に飛ばしにくいとかではないのだけれど、何かが違うと感じます。
持ち主を助手席や後席に載せては何度も使った事がありましたが、まったくいない状況は初めてであった。

乗り始めて10分もしないうちに、なんて軽々しい走りをするのだろうと改めて思った。(4名乗車)
もちろんDモードで走りますから、トルクがいつでもガツっと入るわけではありませんが、踏めば乗ってくるという感じ。
そのボディの重さと、馬力やトルクとのバランスが絶妙なのである。
335は踏めば何時でもガツっとトルクの入る3Lターボではありますが、この2Lターボとハッチバックのバランスの良さに驚いたのは本当です。
正直、走って曲がるには335iよりもGTIの方が楽しく、そして楽である。

エンジン特性以外にも、驚いたのはその一体感である。
人馬一体とか良く言うけれど、大げさな話ではなくこれを感じました。
ワゴンボディから乗り換えると、その差は歴然。
GTIは前輪からテールゲートまで一体となった走りを実感できるものですが、それに比べると3シリツーリングなどはリップサービスを入れても言えないものである。
小気味のいい走りというのは、正にここにありと実感したのです。
今や8型は、その走りに見合う程に高価な車となりました。
しかし、GTIの持つポテンシャルと耐用年数を考えると、高くないのかもしれません。
疲れた時には優しく走らせることもでき、飛ばせば驚くほどに軽快で踏ん張りがきく、そして直進安定性も抜群である。
最後のピュアな内燃機関モデルであるという8型のレッド、欲しい気がします。
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Rを超えるGTI

2024-02-03 | GTI
現行モデルから約20馬力ほど出力を上げ、8.5型ゴルフGTIが発売になるという。(現時点で本国の話)
241馬力と日本仕様よりも4馬力ほど低いものですが、20馬力程度持ち上げ261馬力としてマイナー後の8.5型となるようです。
改めて、FFの2Lターボが当たり前に250馬力近くの馬力を持っていること感心します。
更にその250馬力弱を持て余していないシャシ性能にも驚くものです。
これくらいトルクステアを感じないなんて、一昔前であれば魔法でしょう。

そのGTIのベースモデルが260馬力を超えるというのですから、私の乗っていた6型Rの256馬力を超えるのです。
あの当時、あの爆発的な出力とトルクは4WDであるから成立するものであると思っていました。
確かに6型であればそうなのでしょう。
8.5型とはいえ、FFであることに違いはありません。
DCTがデフォルトとなるのだとは思いますが、それを受け止め調教するのですから凄いものです。
ルノーであれば暴れるのが当たり前と、好きな者だけが買えばいいといったソリッドな車となるのだと思いますが、VWはそうではありません。
誰にでも乗れて、安全に速く走れるのですから恐れ入るものです。
これでデザイン面で、もう一皮むけると良いように感じますが、VWグループとしての役割などから昔ほど単純ではないのでしょう。

当然にGTIだけではなくゴルフシリーズとして8.5型にシフトするのですが、7型同様少しイメージを変えるようです。
コロナ禍における発売が影響しているのか、8型がヒットしているという実感はない。
未だに8型は少ないし、見かけるのは7型ばかりである今日この頃です。
デザインに問題があったのか分からないが、これだけGTIを見なかったゴルフは初めてであるように感じます。
最大の要因はプライスにある様な気はしますが、この時代値下げなんてないでしょうから、販売台数を伸ばすのは難しいのかもしれません。
SUVがスタンダードとなり、セダン同様5ドアハッチバックにも辛い時代なのでしょう。

タイトル画は、今となっては知らない人も多くなってしまったと思われるゴルフプラス(背の高いゴルフ)
この時代、ゴルフは200万円台半ばから買えたのでした
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POLO GTI

2023-12-18 | GTI
私の様なゴルフファンは、どうしてもゴルフしか見ていない部分あります。
ゴルフがどんどん大きく立派になっても、それは人間の進化に基づくもので、なんてドイツ人の二番煎じの様な頭もあるのかもしれない。
5GTIに乗っていた方ならば、現行型の8に乗ってもそれほど大きくは感じないでしょう。
しかし4型を最後に乗った方からすると、それは車格が一つ上になったと感じるほどかと思われます。

VWは、そう名言こそしませんが、あの時代の大きさと手軽さと機敏さがお気に入りならば、現代ではPOLOがその役割を果たすものと考えます。
ただ、どんなに高性能であっても、1.8Lエンジンというのが私も引っかかっていたのは事実です。
5型からはGTIといえば2Lとなりましたから、バランスが良くとも1.8Lに乗ってみたいとは考えませんでした。

そんな私が驚いたのは、現行のPOLO GTIは2Lであるのです。
しかも、200馬力を超えて207馬力もあり、トルクは320Nmとある。
つまり、5GTIを超えているのです。
私が一つの基準とする5GTIをPOLOが超えていたとは驚きましたし、必要十分以上の走りをするのでしょう。
オールマイティになったGOLF GTIとは違い、走りを重視したかのようなハード目なセッティングらしい。
全長4085㎜という大きさは、走らせるにおいて特定の人には絶妙な大きさであると感じます。
しかし2Lとなり、電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」や、自分好みの走りを選択できるドライビングプロファイル機能を標準装備した現行型のベースが435万。
こんなに高額なポロを買う人って、中々いないのだろうと思います。
それでもゴルフGTIを買うには、プラス79万必要ではありますが、、
すると、やはり自身であれば無理してでもオールマイティなゴルフを買ってしまうだろうというのが本音です。

タイトル画は、先代のWRCマシン
この型のGTI初期モデルは、1.4Lながら179馬力を叩き出し車両本体価格は294万円
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GTIの未来

2023-09-18 | GTI
ID.GTIコンセプトがお目見えした。
正にコレってスタイルで、少しばっかり未来を感じ、現行型8などに比べると随分と全長が短くなり、アグレッシブなスタイルを持つ。
これぞGTI is Backといった雰囲気がいい。
今の時代、現行型の大きさにも慣れましたが、やはりショートレングスのワイドボディは迫力がある。
EVですから、街乗りでもその大きさを存分に発揮することでしょうし、低重心に強力なモーターを積んでテスラ顔負けな走りを見せる事でしょう。

この姿、単なるショーカーではなく、量産化が決定しているという。
確かに出ても驚かないレベルではあります。
いままでのEVモデルとは一線を画し、専用のスポーツサスペンションをチューニングするという。
まぁGTIバッチをつけるならば当然でしょう。
ここまで書いて、モデル3よりも欲しくならないのは何故なのか。
一番に思い当たるのは、年齢でしょうか。
私も永遠の30代という時期を過ぎ、自覚しなければならない実年齢となりました。
若い気ではおりますが、物の好みや使い方は変わってくるものです。
ご年配で颯爽とホットハッチを転がしている方や、86に乗っている方などを見ます。
とてもカッコイイとは思うのですが、自身がこのID.GTIに似合うのかと考えると、そうでもないのかと思うのです。
ここは単に好みというところなのでしょうけれど、やはり落ち着いてきたのかもしれません。
718ケイマンは今でも一番欲しいですし、R8だって乗ってみたいものです。
しかし、7.5型以降のGTIには明らなレッドラインを象徴的なものとして取り込んだデザインがあり、現在の私には少し抵抗があるのです。

そう考えると、その赤いラインを目立たなくできるボディカラーで乗る8が最後のチャンスかもしれない。
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