えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

アルピナだ

2017-12-07 | GTIピレリ
アルピナなんて、乗ったことはない。
しかし、あんな高額でも買う人が未だに居るのだから、それは明らかに別物なのでしょう。

ピレリに感じるそのフィール、正にそれの廉価版。
とにかく、乗りやすいのに鋭く速く洗練されている。
これほどまでにトルクの立ち上がりが掴みやすく、又シャープであるのは万人に受けるもの。
正直、Rの立ち上がりなんてクソ食らえ(失礼)です。
このエンジンの方がストレスなく乗れるのは間違いない。
所々、ベタ踏みによるスリップ警告灯は玉に瑕です。
暴れるといったほどではありませんが、この部分のみハルデックスを使うRに分があります。

先日、勝手知ったる小山を抜ける高速コーナーを攻めた。
Sモードで、レッド手前で吠えまくるエンジンに強弱を入れながら鞭を入れ続けた。
本当にレーシーでありながら使いやすく、お手本のようなエンジンである。
ここまで手のかかったエンジンはそうそうないでしょう。
こんなにも意のままの加減速を味わえるなんて、大盤振る舞いと思えるほどに気持ちがいい。
ただ、速さなんて大きな道路でのフルスロットルを年中行えば飽きるのはRも同じです。
そのギリギリなところで踏み切れないところが最高の落とし所なのかもしれない、とピレリに乗って悟るのでした。

正直、高回転の伸びが無ければダメなのか、音のない加速が平気なのか、分厚いトルクで色のあるエグゾーストノートを我慢できるのか、、など私の選定基準はブレブレです。

こんな状況の中、将来を見据えて考えるのは「EV」もしくは「PHV」、またはディーゼルなのでしょう。
5年後に、何が優劣をつけているかわかりませんか、こちらも真剣に選ばねばならないでしょう。
これからの車選びは、正に真剣勝負です。
確固たる信念無ければ、ノートe-powerを選べばいいのですけれど。

タイトル画は、ポルシェが開発中のEVセダン。20分の充電で530km走るという
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ピレリde大垂水

2017-11-30 | GTIピレリ
先日、八王子方面の仕事を終えた際、まだ日が落ちるまでに時間があった。
20号を上らず、少し下れば大垂水峠である。
ピレリを購入し伊豆へ行った際にはLS EXEでありましたので、まだP-ZEROを履いたピレリを知らないのです。
簡単なコーナーで鳴きを見せたグッドイヤーとどれ位違うのか、検証したかったのです。

高尾を越え、ラブホテルを数件やり過ごせば峠に入る。
ここで、前にいる車両との間隔をとるのが難しい。
空いたなぁと思うと、後ろからやってきますし、トラックも良く通りますので、本当に調整は難しいのです。

待ちきれずにスタートし、シフトポジションをSモードに入れる。
そのVWのSモードは、本当に峠などでしか使いたくない位に引っ張ります。
もう少しアクセルを緩めた際の処理の仕方を変化させてくれればと思います。
ギンギンに引っ張りながら1つ2つとコーナーを越える。
ものすごい安定感の中、タイアの限界は果てしない様に思う程に静かである。
立ち上がりにフルスロットルを入れると、若干の空転を生じ制御が入ったことを知らせるランプが付く。
そんな際の空転時と、路面にある継ぎ目を越える際に鳴らせるくらいで、直ぐに前車に追い付いてしまうのは夕刻では致し方ありません。

今回感じたのは、タイアの鮮度です。
Usedばかり乗ってきましたので、新品のスポーツタイアを使うのは久しぶりです。
切り増した際のねばりは素晴らしく、安心感は頼もしいの一言。
3年4年物と違って、「タイアの美味しい時季」を目の当たりにした思いです。
なぜか「R」の時の様に、うっすらと汗をかいたりはしませんでしたが、2往復もしてしまいました。
ブリッピングの入る音などは相変わらずいいのですが、その音や雰囲気「R」には敵いません。
Rの方が、速く、そして安全に昂揚したのは否めませんが、ピレリも退屈な訳はありません。
限界はまだまだ先にありそうですが、こういった場所でなくサーキットにでも持ち込みたくなるものです。
なんにしても、山を抜けるそのポテンシャルは未だ一級品でありましょう。
小石をタイアの溝に挟み、コーナーでその石が抜けフェンダー内側に何度も当たる音を聞くのは、新車ではやりたくないものです。
それにしてもローリング族対策のだんだんは、気持ちが削がれます。(いい効果出てます)
タイトル画は、西八王子付近の銀杏並木


最後に、ノート e-POWERが発売11カ月で10万台を達成したという。
やはり皆分かっているのですね。
プリウスPHVよりも無駄なく使えること、親戚に伝えきれなかった己の影響力、今更ながらにうんざりします。
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7.5 GTI

2017-11-29 | GTIピレリ
7.5型と呼ばれる最新型のGTI、やはり一度試乗をしておかねばならないと思い、重い腰を上げた。
GTEのパフォーマンスは気に入ったが、やはりこの7型のボディデザインには未だ馴染めない。
個人的には、直線基調すぎており、造形的な美しさに華がないと感じるのです。
ソリッドであると言えばそうですが、薄いハニカムグリルなどと相まって、スマートすぎると思うのです。

その中身はどんなだろうと座ってエンジンをかければ、グラフィックメーターが目を覚ます。
このメーター、この位の作り込みですと、どう考えてもアナログメーターの方が高級である。
便利な部分も多かろうと、そこは気にせずに走り出す。

最初に感じるのは、「軽さ」である。
全てが軽い。
アクセルも、その挙動も、ハンドルも、その佇まいさえ。
更には、コンフォート感も抜群で、それはパサートに乗っているかの様である。
疲れるという私が欲しているのは本来こういった快適さであるという事、頭でわかっていても何か足りない。
スポーツモードを試してくださいとのことで、踏んでみるとマフラーから5型6型とは音質の違うエグゾーストノートが聞こえた。
その音、ゲーム音であるかのように軽い。
軽いのと、乾いた音は違いまして、私には心地の良い音ではなかった。
なにか作られた音が入ってきているようにさえ感じたです。(ひょっとするとプジョーのように)

音はそれとして、その加速力と吹けの良さは230馬力を十分に感じさせるもの。
しかし、その4発のざらつきが馴染めなかった。
エンジンの肌理の細かさと、その吹けの鋭さにおいては、ピレリの比ではなかった。
ステアリング一つとっても、角を作って手間をかけて作り込んだ5型GTIには及ばない。
しかし、快適であるのは間違いないのです。
いつまでも5型に幻想を抱いている自分にお別れをするべきなのかもしれません。

ただ、この7.5型GTIに乗り継ぐという選択肢はあり得ないと思いました。
幾ら快適であっても、このGTIという車種に乗って色気を感じない心臓では元も子もない。
ならばいっそのことGTEがいいだろうと思うのです。
VWが全ての車種にEVを設定するとしたロードマップの片鱗を見た気がします。
荒ぶる時代は終わり、スマートな性能を求められる時代に即した車づくりに徹し、自動車業界を引っ張るのだと。
私たちの様な価値観で車を選ぶのが古いという時代は、もうすぐそこに来ています。
過渡期にさらされているのは自動車メーカーだけでなく、我々消費者も同じでありましょう。

タイトル画は、新型リーフの元となった IDSコンセプト
このくらいの尖がり感をもってくれたならば、さぞ売れることでしょう。
これこそ、「やっちゃえニッサン」です。
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時代と歳と

2017-11-23 | GTIピレリ
ピレリに乗っていて楽しい反面、とても疲れます。
それは室内に入ってくる音や振動であると思うのですが、これ位の音量がダメならば営業車や軽自動車等には乗れないはずだ。
きっと音量ではなく、その音質なのかもしれない。
人間悪い環境にはなかなか慣れないが、楽な方へはあっという間に慣れるので柔になっているのか歳なのか。

このロードノイズ、、
06年式のGTIに乗っていた際にうるさいとは感じていました。
後ろの席の人と話すのに、高速では多少大声になったのはよく覚えています。
しかし、このうるささが疲れに直結するとは感じていなかったのです。
プラス腰痛が出はじめたので、嫌な雲行きです。(かなりピンチ)

仕事の足としても使う中、一日で100k近く走ることもあります。
ゴルフ行きにも使いました。
そんな時、思い出してしまうのはW202(2代目Cクラス)の事です。
泥のように疲れた際、いかに安全に疲れずに運転できることを念頭に開発されていると感じたからです。
そこまでのモノが欲しいとは感じていませんが、何故かピレリはへとへとになるのです。(ノーマルGTIとは似て非なる)
やはり体は正直なのだ。
8年も前に1700kの関西グランドツーリングをして、疲れ知らずだったGTIであったが、私がその頃とは違うと言わざるを得ません。
オーディオの音としては悪くないが、ロードノイズとエグゾーストノートときしみ音とが共鳴し、疲れた体を蝕むのです。

恐ろしいほどに速く、コーナーでは面白い様に安定し、これほどまでにFFを楽しめるモデルは限られているでしょう。
しかし、辛いのだ。。
未だにスパルタンなモデルを欲するのですが、私の体は欲していないのかもしれません。
静かなモデルが欲しければ、究極はEVだろうか。
ⅰ3は悪くない、しかしスキー旅行の荷物を積んで羽田までいけない。
ミニPHVは最高だ、しかしエクスペンシブ過ぎる。

残るは、ノートE-Powerか
強烈な加速力を持つエレクリックビークル。
豚の皮を被った豹とでも表現しましょうか。
値もこなれたところですし、CLAとしてリポートするに悪くないかもしれません。
しかしこんな場当たり的な買い方をしていると、この悪いスパイラルから抜け出ることができなくなりそうで怖い部分あります。
十数年ぶりに新車を買えばおさまるものか、、、あー馬鹿らしい。

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痛い出費

2017-11-20 | GTIピレリ
最近、ピレリが腰にくる。
そう腰痛に悩む私には、やはりハードな仕様であるのはぬぐえない。
低反発フォームの腰枕を検討している折、パドルが効かなくなったのです。

恐る恐るディーラーに持ち込めば、「ホーンは鳴りますか?」と聞かれた。
多分と答え、みてもらえば「やはり鳴りませんでした」とのこと。
右にハンドルを切った一定の角度でしか鳴らないとの事でした。
これにより故障個所がハッキリとしたようです。
スリップリングの故障です。

これは、ハンドルを回していても各部の操作ができるようになっているリング式の装置。
大したパーツではなさそうなのですが、これが高くて驚きました。
パーツ代が3万を超え、工賃を含めると4.3万円にもなる。
ネットで調べてみれば、先人たちにも壊れているものがあるが、その当時(2010年ころ)はもっと安かったのである。
年々パーツ代が上がってきているとのことですが、これは高い。
小さな部品の交換で、1.5万円くらいだろうと高をくくっていましたから痛い。
今回、年数の経った車両を購入しましたが、VWであるからと安心していた部分はありました。
わずか3か月半で2か所も壊れるなんて、ついていません。

私の持論ですが、中古車は持ち主が変わった途端に不具合が出やすいものです。
特にスポーツモデルの場合、前オーナーはその所有末期には飛ばさず、新オーナーはその性能を知りたがる。
このあたりに年式ゆえの故障が付きまとうものと感じています。
次の故障が出る前に、腰枕をオーダーし腰痛を抑え込んでおかなければ危ないと思うのです。ホント

タイトル画は、そのスリップリングである
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