えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

EV同門対決(Q4e-tron VS ID.4)

2023-05-04 | 車関連
週末、付き合いのある営業さんからメールが入った。
そこはVWディーラーなのですが、Audi Q4 e-tronも用意して乗り比べ企画をするという。
これって、同じ車(失礼)ですよね。プラットフォームの話ですが、モーターや出力もエンジン車の様に色を付けていないという。
つまり、エンブレムと外板が違うだけで、中身はほとんど一緒と考えて良いものと思います。
航続距離が少し違うのは、装備の差による電力の消費から装備の若干少ないID4の方が長いものらしい。

そもそもこの企画、カーグラTVだってやらないだろうと予想するほどに無意味であるような気もするのですが、VW側からすると同じものでこんだけ安いという事なのか。。
装備の違いはあるにしろ、VWが499万からで、Audiが599万かららしい。
実際に乗ってみることになって、先に空いたのがQ4からでした。
先ずは、お得意の張りの強いレザーシートの座りが悪く、どうもポジションが落ち着かないのは自身が乗っていたA5SBに似ている。
斬新なデザインを作りたいのは分かるが、助手席側に張り出すダッシュボードの形状は、なんだかガンダムを連想する。
そしてセンターコンソール部分が2階建てになっていて、こっちはワンボックス車を思い出すような始末である。(私的には)
そんな事はさておき、走り出せばまぁ乗りやすい車です。
大きさも手ごろで、アイポイントも高すぎずに見切りも悪くない。
そして何よりも静かである。
EVなんてどれも静かであるのが当たり前なのですが、嫌な静寂感がないといいましょうか。
回生ブレーキの入り方や音が実は重要で、静かであればあるほどに音の種類がものをいうのだろう。

大して飛ばすこともなく1周して試乗を終えた。
エクステリアをチェックすると、ハリボテ感のあるフロントグリルに違和感を覚え、一番アウディらしいアングルはリアスタイルでしょう。
遠目で見ると、割と大きく見えるのですが、近くでよくよく見るとたいして高級感は感じられない。
まぁそこは今の時代599万というプライスは、もうハイレンジを担うメーカーの車種としては高級車の分類ではないのかもしれない。

ID4に乗り換えると、こちらはファブリックシートであったため、そのすわりの良さに開口一番褒めてしまったほど。
そして、何故かこちらの方がアクセルの動きに対して敏感にトルクが付いてくる感じがあり、どうも乗りやすい。(ドラポジのせいもあるかも)
四角っぽいアウディのステアリングよりも握りも良く、どうもこちらの方が乗りやすく感じるのです。
こちらは空いたシーンに出くわし、ちょっと踏み込めばグィっとした加速が思いのまま。
本当に乗りやすく、そして乗り心地も良く静かなのは一緒である。
EVの最大の利点ともいうべき瞬時に立ち上がるトルクは、大排気量車のそれと似ているのだからある意味贅沢であるのは確かです。

一回りの簡単な試乗を終えて、買うならどっちと聞かれても、、困るほどに違いを感じない。(当然でしょう)
装備云々を別として、単純に100万違うのであれば、よほどアウディというブランドが好きか、もしくはVWというブランドが嫌いでなければID4を選ぶでしょう。(こういう企画か)
走っていい車ではありますが、この両車のデザインがあまり好みではありません。
このタイプの車を選ぶとすると、それこそBYDのATTO3も視野に入るかもしれません。
現時点、私がEVを選ぶとしたらテスラのモデル3であることに変更はないと申しておきます。
内燃機関ほどの特性の違いがないのであれば、それこそスタイルやブランドという部分を私は欲するような気がするのです。
なんにしても、一目で欲しくなるようなデザインが欲しいのはEVでも一緒です。

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