東松島市南部の宮戸島で、羊歯を求めて林道や海岸を踏査しました。いまの季節の平日は、例年なら集落を外れると誰にも会わないのですが、今年は復興工事の車両が通るので、のんびり写真を撮ってばかりもいられませんでした。里浜集落西側の丘陵で見かけたヤブツバキの花で、咲いていたのは日当たりの良い場所の3~4本ですね。樹下は深い藪になっていて幹は確認できませんでしたが、樹高は6~7mありそうです。 . . . 本文を読む
宮戸島の林道脇で見かけたアオキの実です。
ここ数年、アオキの実が何月頃に赤熟するかを観察していましたが、内陸部では
2月末から3月にかけて赤くなるようです。
今年は暖冬と言われていますが、12月末に早くも赤熟したのは、温暖な宮戸島ゆえ
のことでしょうね。
二枚とも2015.12.29撮影
色ものの少ない正月の頃に、赤い実をたくさん付 . . . 本文を読む
東松島市の宮戸島や石巻市十三浜地区などの沿岸部を歩くと、林際や路傍にシュロが生えているのは、珍しいことではありません。高さ5mくらいの大きなものから、ほんのニ三十センチの幼木までサイズはマチマチ。大から小まで見られるということは、その地で結実し実生苗か育っているということ。ただ帰化植物が繁殖している例もあり、この地が元々の自生地とも言いきれないので、ネット記事等で調べてみました。 . . . 本文を読む
五年前の2月頃だったか、同好の先輩と宮戸島を歩いた際に、西海岸近くの崖地で、
大きな葉を枝垂れさせているコモチシダを見つけました。
ところが、そこは海岸から10mほどの場所でしたから、あの大津波で流されたかも、
と半ば諦めていました。しかし、他の沿岸部では見られない羊歯ということもあり、
その後の状況を確認したく、再び宮戸島を踏査するものです。
コモチシダが自生していた崖への細道を下っていくと、 . . . 本文を読む