My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

広島~宮島

2013年01月17日 14時57分01秒 | 

10数年振りの広島となりましたが、観劇の合間に少しだけ歩いてみました。
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ホテルから徒歩数分で平和公園があり、そこから太田川沿いに歩いて行きました。
いつ見ても、心が圧し潰されそうな気がしてきます。
写真としては、茜色に染まった空の下で撮りたかったのですが、夕方から雨の予報が出ていたため、どんよりと曇っていました。
それでも、ここを離れる直前に太陽が雲越しに見えましたが、違った意味で印象的な景色となりました。
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ここからは、最寄りの停車場から広電に乗り、宮島へ向かいました。
都内では都営の都電荒川線がありますが、大半は専用のエリアを走行しているため、一般車両と並走するのは王子駅周辺の一部に限られています。
こちらは、道路上を一般車と並走する形で、停車場も整備されたものもあれば、細いホームだけのものがあり、興味をそそります。
車両も、モダンな連結車両が有るかと思えば、1両きりのレトロなイメージのものまであって、車両を眺めていても楽しいです。
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宮島へは、JR山陽本線で宮島口へ行くのが一般的なのかも知れませんが、あえて広電で宮島口へ移動してみました。
事前に詳しく調べていなかったのですが、宮島が近づいてくると海と並走するようになり、周囲の風景を見ながらの移動は旅気分を高めてくれました。
江ノ電に乗車しているようですが、周囲の景色はだいぶ違います。
写真を撮りたかったのですが、生活路線で乗客の乗降もあるため、さすがに撮れませんでした。
宮島口からは2社のフェリーがあるのですが、大鳥居に近づけるとの事でJRのフェリーを利用しました。
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乗船時間は、10分ほど。
景色に見とれていると、到着していました。
さすがに海に囲まれているだけあって、風が冷たく寒いです。
あまり時間もないため、厳島神社を目指し足を進めました。
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鳥居をくぐり海沿いを進むと、至る所に鹿の姿が。
観光客が手を伸ばさなければ、我関せずといった感じです。
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神社側から見た、大鳥居です。
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鳥居をアップしてみると、こんな記載が。
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回廊が印象的です。
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ここでも人力車があり、車夫がお客さんを案内しています。
背中の文字を見ると、『厳』の一文字が。
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神社以外にもレトロなイメージの建物が多く、川沿いには鹿も。
本当はゆっくりして、名物の穴子料理を食べたかったのですが、今回は残念ながら昼食が始まる時間には広島に戻らねばならず断念しました。
代わりに、立ち並ぶ土産物店で売っていた「揚げもみじ」を食べてみました。
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甘さ控えめでサクッと表面としっとりした餡で美味しかったのですが、半分くらい食べたところで油が気になってしまいました。
私には、普通のもみじまんじゅうが合っているようです。
早朝からバタバタと落ち着きなく歩いていましたが、キャッツ観劇のため広島へ戻りました。
こちらも、夕方、茜色に染まった空を背景に大鳥居やライトアップされた厳島神社を撮りたかったので、次回チャレンジしてみたいと思っています。

夜、「みっちゃん」というお店でお好み焼きを食べました。
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最初はボリューム感に驚きましたが、食べ始めるとあっという間でした。
カリッとした麺と甘みを感じる野菜とが、濃いソースと合って美味でした。


広島

2013年01月12日 08時35分00秒 | 

最初は、広島の写真好きな友人に会う事と、キャッツを観劇を兼ねての旅行を予定していました。
直前に喪中のハガキを受け取ったため、観劇メインの旅となりました。
美味しいものが多い土地だけに、楽しみです。
今回はどんなものになるか、楽しみです。
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戦場ヶ原

2012年11月08日 23時46分00秒 | 

遅まきながら唐松の黄葉を期待して、出かけてきました。
心配していた通り、気温が低い日が続いたためか、それとも根本的に遅かったのか、いろは坂より上は紅葉は殆ど終わりでした。
それでも二荒山神社の境内周辺までは多少は見られましたが、戦場ヶ原の唐松は殆ど落葉していました。
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低い雲が早く流れている中、時折雨粒が顔に当たり肌寒さが感じられ、晩秋と言うよりも初冬に差し掛かっている感じでした。
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そんな天候のためか、車を走らせていると初めて見る低い虹が掛かっていました。
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通常の虹と言えば空高くに綺麗なアーチを描いているものをイメージしますが、この虹はまるでサーキットのゲートのように、地に這うような低い位置にハッキリとしたアーチを描いていました。
暫くすると見えなくなってしまったのですが、帰りに車のルームミラー越しに再び同じ虹を発見しました。
低い雲から落ちてくる雨粒が地表近いところだけに存在していて、雲間から陽射しが射すため、このような虹が現れているという印象でした。
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周囲にはほとんど建物がないので、このアングルが一番視点が高い状態なのが残念です。
せめて手前の木立を超える高さがあれば、アーチの両端まで見えたかな?
思いがけない、自然からのプレゼントでした。


新幹線

2006年02月26日 15時41分36秒 | 

Dsc_0756 名古屋の事業所に勤務をしていた頃、月に数回は自宅に戻ってきていたため、その度にのぞみを利用してきました。
およそ4年半ほど名古屋にいたため、通算すると結構な回数利用してきました。
東京勤務に戻ってから2年以上経ち、最近は出張もないため新幹線の利用も久しくご無沙汰です。
北区の王子~赤羽辺りからは、東北・新潟・長野方面の新幹線が高架を走行している様子がよく見えます。 そんな景色を見ていたら、久しぶりに新幹線を利用して旅行でもしたい気分です。
でも、考えてみたら、自宅からは東北自動車道の利用はとても便利なため、東北方面の新幹線は未だに利用をしたことがないんです。
乗り心地自体が東海道新幹線と異なるのかどうかはわかりませんが、一度くらいは利用してみたいなんて考えています。
あとは、利用するための休暇が、希望通りに取れるかどうか・・・。


時間旅行

2005年06月28日 01時12分56秒 | 

DSC_0185週末に捜し物をしていた時のこと、懐かしいものを見つけ出しました。
まだ学生だった頃、バイトをしては国内をカメラ片手に歩き回っていました。
当時は少しでも長く旅をするために、ユースホステルを渡り歩いていました。
北海道を旅したときのこと、同じような旅の学生が多く集まる土地ということもあり、顔見知りになった仲間と親しくなるのに大した時間は必要とはしませんでした。
それは、旅人を受け入れてくれるユースホステルのスタッフも同じです。
なぜか居心地が良くて、合計7泊もしたユースホステルがあります。
摩周湖ユースホステル。当時、摩周湖に一番近い民家だったような記憶があります。
スタッフ、当時はヘルパーと呼ばれる私と同年代の人達が短期・長期の居候的に働いていました。

見つけたものはと言うと、当時知り合った仲間達の写真や摩周湖ユースホステルのヘルパー達のメッセージが詰まった封筒が入った小さなクッキーの缶でした。
まるで、映画『アメリ』の中で、アメリが部屋の壁の隙間から男の子の宝物が詰まった缶を見つけ出したときのようです。
思わず、20数年の時を飛び越えて、当時の記憶が蘇ってきました。
今頃、みんな何をしているのか・・・・・。
大半は連絡が付かないような気がしますが、当時の写真を同封してメッセージを送ってみようかななんて気持ちが。
たった1通でも返事がきたら、なんて思うのですが。
みなさんなら、どうしますか?
また、時間に縛られない、人との出会いを求める旅をしてみたい。


田代池

2004年09月23日 23時55分00秒 | 

tasiro山の頂に雪が訪れた頃、冷え込んだ朝。
辺り一面、霜に覆われ、静かに朝の目覚めを待っている。
高い峰に遮られた朝陽がようやく差し込むと、凍り付いていた時が動き出す。
朝陽が当たった所から霜が融け、霧となって立ちのぼる。
その霧が、朝陽のまだ当たっていない木々に触れると、霧氷となって白さを取り戻す。
やがて、その霧氷も朝陽が融かし、やがて日常が戻ってくる。
わずか数分間の出来事だけど、とてもドラマティック。
年に数回の訪問者には、なかなか出会うことができないドラマです。


田代湿原からの穂高

2004年09月23日 23時54分00秒 | 

kamikochi学生の頃からのお気に入りの場所の一つが、上高地周辺。
毎年、年に数回のペースで訪れる場所。
10月に入ると、急速に秋から冬に向かって季節が進む。
早い年には、10月10日にこの写真のように穂高に初雪が訪れる。
冬枯れになった湿地の草の色と、黄葉になる前の唐松。
雪の白さと、空の青さ。空気の冷たさが、心地よい。
長い長~い冬を前にした一時、冷たく白一色に埋め尽くされる前の束の間の秋を、一度はお試しを。


秋の気配

2004年08月15日 00時40分00秒 | 

rxx秋桜の花を撮ろうとしていたら、アキアカネがファインダーに。
アクセントになってくれればと思ったものの、相手は生き物。
果たして・・・、ちょうど良い位置に一瞬止まってくれたのを確認してシャッターを切る。
5分ほどかけて、思った通りのカットが。
自然相手の写真は、何度撮っても難しいものです。


梅雨

2004年06月17日 00時43分00秒 | 

teruteru以前、岐阜の高山に、良く足を運びました。
山間の小さな街は今でこそ賑わっているものの、昔は旅人が行き交う素朴な土地だったんでしょうね。
上三之町辺りは、今でも雨や雪が似合う気がします。
人通りが途絶えたときに、古の旅人がフッと通り過ぎていくような気がします。
軒先に寄り添うように下げられたてるてる坊主には、どんな思いが込められているのでしょうか?