都営新宿線に乗車したら、アドトレインとなった車内はこんなポスターがあふれていました。
日仏交流150周年を記念したもので、『日本、フランスこうゆう関係。』というコピーが目に飛び込んできます。
数種類のポスターには、日本とフランスの象徴的なシーンを対比させています。
交友関係とこうゆう関係をかけているのでしょうが、単なる互いの国の自慢のようにも感じたりしそうです。
それぞれの文化が相手に影響を与えているものでもなく、両国には互いに同じように自慢できるものがあるというだけ。
それだけに、交友関係とは書けなかったと思うのは、意地の悪い見方でしょうか?
まあ、中吊りのポスターが辛うじて、ワインが日本に伝わったことを表現しているだけです。
もしかすると、ワインの宣伝か?
昨年のモーツァルト!以来、久しぶりの帝国劇場でラマンチャの男を観てきました。
演出 松本幸四郎、演出補 松本紀保。
出演 松本幸四郎、松 たか子と、幸四郎ファミリーが力を合わせた作品のようにも見えます。
とは言え、松本幸四郎さんにとっては1000回以上の公演を重ねている、代表作であるだけに当然のことかも知れませんね。
ストリーは分かっていながら、舞台を観るのは今回が初めて。
ストレートプレイではなく、ミュージカルということもあり、幸四郎さんの一挙手一投足に注目をしていました。
劇中劇のストーリーなので、一部展開が分かり難くなりそうな部分もあったのですが、やはり良い芝居を見せてくれますね。
1年前、松たか子さんのひばりも、同じように裁判のシーンで演じられた劇中劇だったのを思い出しました。
若い純真なジャンヌとは正反対とも思えるアルドンサを演じた松さん、難しい役ながら素晴らしいものでした。
牢名主と宿屋の主人を演じた瑳川哲朗さん達も、良い味を出していました。
カーテンコールの後、幸四郎さんの見果てぬ夢のソロが舞台以上に印象的でした。
夏には、幸四郎さんはコクーンで【女教師は二度抱かれた】に、松さんはPARCO劇場で【SISTERS】に出演されますが、どちらも楽しみです。