ここ数ヶ月、観劇や仕事の忙しさでデジカメのメンテナンスを怠っていたため、少し前からローパスフィルター上の埃が気になってたまりませんでした。
空やモノトーンの壁面を写したりすると、画面上の埃を消すためにかなり苦労をしていました。
先日の昭和記念公園では、空を大きく取り込んだカットで埃消去の作業が続き、途中で投げ出したい衝動に駆られました。
ようやく、新宿のNikonサービスセンターでクリーニングをしてもらいました。
1回で1,000円がかかるものの、結果は一目瞭然。
クリーニングキットを購入して自分でやっても良いのですが、ローパスフィルターにダメージを与えたときの損害を考えると、やはり専門家に任せる方が良さそうです。
新しく発売されるD300では埃除去機能が実装されるようですが、効果のほどはいかがなものなのでしょうね?
先ほどメールチェックをしていたら、1通の当選通知が届きました。
何だろう?と思いつつ開いてみると、某写真関係の雑誌サイトから応募した『Photoshop World 2007』というイベントの、プレミアムチケットが当選したというものです。
8セッションの有料セミナーが受講できる、17,500円のチケットとのこと。
新しいバージョンが出たばかりということもあり、仕事の段取りをうまく片付けて情報収集をしてこないと!
コクーンのチケットは落選ばかりだけど、こういうものは当選の確立が高いようです。
久しぶりに、ちょっと得をした気分です。
抜けるような青空に誘われて、昭和記念公園へ足を運んできました。
目的は、今が見頃となっているはずの、コスモス畑の写真を見ること。
写真は、立川口から入場すると一番奥に位置する,こもれびの丘のコスモス畑です。
丘の斜面を埋め尽くすように咲き誇るコスモスは、訪れた人が口々が『うわ~、すごい!』と口にするほどの眺めです。
昨年は少し時季が遅く、見るに耐えない状況だったため、今年こそはと思っていました。
改めて目にした光景は、本当に素晴らしいものでした。
ここ昭和記念公園のコスモス畑としては、イエローのコスモスも有名です。
正面からはイエローガーデンや、イエローキャンパスという淡いイエローのコスモスが、原っぱを吹き抜けてくる風に揺れています。
両サイドに位置を変えてみると、様々なコスモスが鮮やかな色の帯を見せてくれます。
このコスモスが見頃を終える頃には、木々の葉が色付き始めます。
彩の国シェイクスピアシリーズ第18弾として、さいたま芸術芸上で公演されている『オセロー』を観てきました。
このシリーズではお馴染みの吉田鋼太郎さんを初めとし、蒼井 優さん、高橋 洋さん、馬淵英里俚可さん、山口馬木也さん、壌 晴彦さん等が演じられています。
舞台は複数の階段と、舞台の袖を結ぶ橋で構成された、シンプルなものです。
イアゴーとロダリーゴーの2人が、声を潜めて何やら企みを話すシーンから始まり、これから始まるオセローに向けられた企みの緊迫した展開を予測させます。
小声で早い台詞は、神経を集中していないと聞き逃してしまいそうで、後方の席で聞き取れているのだろうかと気になってしまいました。
それでも、イアゴーの内に秘めた強い意志が、その表情からの伝わって来ます。
2人の囁きの後、大声で叫び始めると、窓を開けブラバンショーが現われます。
美しい娘のデズデモーナがオセローと結婚したことを知らされ、驚きと怒りに満ちたブラバンショーはオセローを求めて街へ出て行きます。
スキンヘッドと日焼けした肌が印象的な、将軍オセロー。
元老院議員の下に呼び出されたオセローと、ブラバンショーが顔を合わせ、ブラバンショーは元老院議員に対してオセローを訴える。
しかし、オセローの口からデズデモーナと結ばれた経緯が語られ、ブラバンショーも泣く泣く2人を認める事に。
キプロスへの派遣を元老院から求められたオセローと、同行を許されたデズデモーナ。
嵐がトルコ軍を阻み、それに乗じてトルコ軍を撃破したオセローは、祝勝と結婚の祝福とに包まれ、デズデモーナと束の間の幸福なときを過ごす。
しかし、イアゴーの企みによってオセローは妻のデズデモーナに不貞の疑いを抱き、破滅への道を進むことに。
イアゴーの妻エミリアによって真実を知ったオセローは、自らの手でデズデモーナの元へ。
高潔な武将であり、愛しい妻への深い愛情を持ちながら、信頼する部下の企みにより最愛の妻を信じられず罵倒し苦悶の表情をみせるオセロー。
吉田さんの好演が、観ているものを引込みます。
いかに厚い信頼を寄せる部下の発言といえども、最愛の妻を信じる事が出来ないのか、理解し難い部分です。
オセローへの不満を晴らすために、次々と策を出して行く悪の顔と、忠実な部下を演じ分ける高橋さんの演技も良いですね。
デズデモーナへの疑惑に悶絶し、気を失っているオセローを踏みつけているイアゴーの冷徹な表情はゾクッとします。
自身の登用やデズデモーナとの結婚に対する恨みと言うよりも、信頼を寄せていたオセローの気持ちが自分から離れた事で、キャシオーやデズデモーナへの嫉妬からなのかとも思えてきます。
若く美しく、夫への純粋な愛を貫くデズデモーナ。
蒼井さんのイメージは良いのですが、滑舌が悪い場面が時々あり、それがちょっと気になったのが残念です。
柳の歌を歌う切ないシーンは、観ている方が辛くなります。
芯の強さと優しさをもった、デズデモーナに使えるエミリアを演じる馬淵さんの方が、私には印象的でした。
今回は登場シーンが少なく、少々ものなり無かったのですが、相変わらず壌さんの声は素敵ですね。
この声を聴いていると、壌さんのワークショップに参加してみたくなります。
仕事が、休みを計算できるものだったら・・・。
さいたま芸術劇場の場合、なぜか下手寄りの同じ様な席となることが多いです。
今回は脇の通路を役者さんが通るシーンが何度かあり、衣装が触れることもしばしば。
ちょっと、得をした気分です。
■オセロー
演出 蜷川幸雄
オセロー 吉田鋼太郎
デズデモーナ 蒼井 優
イアゴー 高橋 洋
エミリア 馬淵英俚可
キャシオー 山口馬木也
ブラバンショー 壌 晴彦
ロダリーゴー 鈴木 豊
先週のオペラ座の怪人の余韻が残っているものの、仕事は相変わらず途切れる事無く続いています。
最近、ウエストサイド物語のキャストでどうにも気になっているとが。
それは、3日からマリアが笠松はるさんから、木村花代さんへ変わった事。
花代さんの舞台は、今年3回目。
最初は、5月の『キャッツ』ジェリーロラム=グリドルボーン 。
2回目は、『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジャポネスク・バージョン、マグダラのマリア。
キャッツでは、猫メイク。
マグダラのマリアでは、ジャポネスク特有の隈取りメイク。
3度目にして、ようやく素顔の花代さんが観られる事に。
ダンスパーティーの準備でアニタとドレスの打ち合わせのシーンでようやく姿を見せたマリア、可愛らしい少女の姿が。
ダンスパーティーの後、アパートの非常階段でのTonightは、トニーと2人で素晴らしい歌声を聴かせれくれました。
やはり、花代さんの美しい歌声は魅力的です。
閉店後のブライダルショップでのトニーとマリアのシーンは、幸せを実感しているマリアが良い表情をしています。
2幕最初の寝室でのシーンは、幸せを信じているマリアの可愛らしさが溢れています。
決闘での不幸な出来事を告げられ、トニーと再会したマリア。
人殺しと叫びながらも、2人でいる事を望むマリア。
舞台に光が溢れ、Somewhereのメロディーが流れ、誰もが幸せそうにダンスをしているシーンに移った時、思わずホロッとしてきそうになってしまいました。
2人を追いつめて行く手が届く前の束の間の幸せ、誰もが願い手が届きそうで、不可能とさえも思える幸せのシーンです。
トニーとの逃避を決め、アニタに伝言を頼むマリア。
ダンスパーティーの頃のマリアとは表情も変わり、自分をしっかり持った女性に変わっています。
マリアの言葉を伝えにドックの店を訪れたアニタを、ジェット団の激しい感情がぶつけられる。
耐えきれなくなったアニタの悲しみと怒りで目を潤ませ、チノがマリアを撃ち殺したと言い捨てて行くシーンは、遣る瀬ない気持ちで胸がいっぱいになります。
ラスト、マリアの再会も束の間、チノに撃ち殺されてしまうトニー。
倒れるトニーを受け止めるマリア。
深い悲しみが全身に満ちあふれ、互いに憎しみ合い3人もの仲間を失ったことへの怒りを、チノのピストルを手にしてそれをその場にいるメンバーへ銃口を向ける。
リフ、ベルナルド、さらにトニーが殺され、憎しみという感情によって自分も殺されたと訴えるマリア。
頬を流れ続ける涙に、私もついつい・・・。
客席の至る所で、すすり泣きが。
カーテンコールでも、泣き過ぎた?花代さんはまだ泣き顔のまま。
笑顔が戻った花代さん、最後は両手を振り客席に応えていました。
相変わらず素晴らしいできの樋口さんと合わせて、良い舞台でした。
京都ではジーザス・クライスト=スーパースターが始まり、マグダラのマリア役を演じられるのでしょうか?
2月には、広島での美女と野獣が控えている事を考えると、東京で花代さんを観られる機会は思いの外少ないのかも知れません。
遅い夏休みが何時取れるのか決まっていませんが、もう少し時季を送らせて、効率よく劇所を回ってみようかなどと考えてみたりしています。
果たして、どうなるものか?
四季劇場[秋] 2007年10月14日 | |||
■ジェット団 | |||
リフ | 松島勇気 | ||
トニー | 阿久津陽一郎 | ||
アクション | 西尾健治 | ||
A-ラブ | 澤村明仁 | ||
ベイビー・ジョーン | 厂原時也 | ||
スノーボーイ | 岩崎晋也 | ||
ビッグ・ディール | 萩原隆匡 | ||
ディーゼール | 朱 涛 | ||
ジーター | 青羽 剛 | ||
グラジェラ | 高倉恵美 | ||
ヴェルマ | 上延 綾 | ||
クラリス | 駅田郁美 | ||
ポーリン | ソン インミ | ||
ミニー | 荒木 舞 | ||
エニイ・ボディズ | 礒津ひろみ | ||
■シャーク団 | |||
マリア | 木村花代 | ||
アニタ | 樋口麻美 | ||
ロザリア | 鈴木由佳乃 | ||
コンスェーロ | 加藤久美子 | ||
テレシタ | 泉 春花 | ||
フランシスカ | 大口朋子 | ||
エステラ | 榊原央絵 | ||
マルガリータ | 室井 優 | ||
ベルナルド | 加藤敬二 | ||
チノ | 中村 匠 | ||
ぺぺ | 水原 俊 | ||
インディオ | 神谷 凌 | ||
アンクシャス | 徳永義満 | ||
ファノ | 内御堂 真 | ||
ニブルス | 佐藤雅昭 | ||
■おとなたち | |||
ドック | 緒方愛香(劇団昴) | ||
シュランク | 牧野公昭 | ||
クラプキ | 荒木 勝 | ||
グラッド・ハンド | 青羽 剛 | ||
■第2幕第1場 | |||
ソプラノ・ソロ | 久保田彩佳 | ||
■コンダクター | |||
河合尚市 |
休暇のスケジュールが二転三転する状況に一喜一憂していましたが、結局手元にあったチケット類は手放した後。
連休最終日に、これだけは観ておきたくなり、日曜の午後に再チャレンジ。
13時頃から新幹線を含めて時間を確認し、15時には総てが用意できました。
あまりの段取りの良さに、我ながら関心してしまいました。
8日東京09時13分発、のぞみ15号。
小雨が降る中、一路西へ。
以前、仕事で名古屋にいた頃、幾度となく観てきた景色も、仕事を離れて見ていると違った景色に見えてくるのが不思議です。
11時49分、新大阪着。
JRで大阪へ移動し、地下道経由でハービスENTへ。
7階でチケットを受け取ると、ようやく観劇できる実感が湧いてきます。
3月20日東京楽前日以来、半年ぶりの舞台です。客席に足を踏み入れ、感じた違和感。
オーケストラピットがないこと。この演目で、ピットが無いと言うのは・・・、やはり寂しいですね。
周囲からは、関西弁の会話が耳に付き、大阪に来た実感が同時に湧いてきます。
照明が消えると、様々な想いが消えると同時に、ハンマーの響きと『落札』の声が。
オークションが進み、シャンデリアが上がり始めるとOvertureの荘厳なパイプオルガンが響き、気分が高まります。
今回の席がG列と言うこともあり、役者の表情が良くわかり、自分の記憶と比較しながらも新しい発見が次々と出てきます。
The MIrrorで高井ファントムの歌声が響いてきたとき、鳥肌が立ってきました。
楽前日の高井ファントムの声は、ベストコンディションとはかなり離れた状態だっただけに、力強いファントムの歌声に嬉しくなってきました。
今回、初見となるのは、北澤ラウルと小川メグ。
北澤さんのラウルは、鈴木さんのラウルと比べると育ちの良い感じがするのは、私だけでしょうか?
小川さんのメグ・ジリーは、頑張っている印象は受けるものの、観客の共感を得るには暫く時間がかかりそうですね。
荒井さん以外に、西田さん、今在家さん、そして小川さんと観てきましたが、荒井さんに続く方はなかなか育っていないのは・・・?
The Phantom of the Operaから、The Music of the Nightへ聴き入っていると、時々高井ファントムの声が割れる時が。
少し不安が過るものの、自信に満ちたファントムがクリスティーヌを引き寄せて歌い上げるとシーンは、高井さんならではですね。
イル・ムートでは、苫田さんの演技が少し変わりました。
お尻を振りながら、キビキビとしだ動きが、他のクリスと同じように大人しくなっていました。
以前の雰囲気が気に入っていたので、ちょっと残念です。屋上でのラウルとクリスティーヌの2人、良い感じですね。
All I Ask of Youでの『助け出そう、総てを尽くして、君をその孤独から・・・』このフレーズでグッと来ました。
2人が去った後、ファントムがゴンドラで降りてきた時、耳を覆い2人の歌声を聴くまいとしているシーンも良いですね。
ただ、このシーンだけは、村さんのファントムのファルセットも聴きたくなりました。
1幕が終わると、心地よい緊張が解け、しばし休憩です。
ここで、ちょっと気になる事が。私の横や後ろの方達の観劇態度が気になって。
芝居中でも、隣の方とボゾボソと何やら話をしている事。
初めて見る訳ではなく、話の内容からはそれなりにリピートをしている様なのですが、ちょっと気になります。
2幕では、大人しくしてくる事を願うばかりです。ところが、Masqueradeが始まると、事態は一変しました。
ステージ上の猿の女の子?と思えるくらい、拍手をする仕草で隣の友人と何やら話をし始め、ラウルとクリスティーヌが登場すると再びオーバーアクションが。
思わず睨みつけてしまったら大人しくはなりましたが、展開が早い2幕だけに気が気ではありまえせん。
北澤ラウルの肩載せリフト、奇麗に決まってました。
お姫様抱っこで笑顔を見せている苫田さん、演技だけではない様な気がします。
墓場でのシーン、東京では熱のこもった歌い方をしていた苫田さんですが、涙は見せませんが感情をこめて歌い上げていて、私はこちらの方が好感が持てます。
今日の観客、総じて拍手が少ないです。
こちらの方々のスタイルなのか?とも考えてしまったりもしましたが、こんな状況では役者の方々も今ひとつノリきれないのではと思ってしまいます。
The Point of No Return 私が最も好きなシーンですが、クリスティーヌとファントムの2人のやり取りは観ていてゾクゾクしてきます。
以前と変わった苫田さんと強引なくらいな高井ファントム、素晴らしいですね。
ラスト、Beyond the Lake。
ファントムに口づけをして、抱きしめるクリスティーヌ、こちらもクリスティーヌの中の想いがひしひしと伝わってきます。
喉の調子が今ひとつなのか、『行け!行ってくれ、お願いだー!』も『お願いだ!』が絶叫に変わっていました。
それでも、『我が愛は終わりぬ。夜の調べと共に。』は、たっぷりと聴かせてくれました。
これだけでも、私には大阪へ来た甲斐がありました。
オケがないと、カーテンコールも、ちょっと違和感がありますね。
少ない拍手の中、数人がスタンディングをすると、高井さんも片手バイバイで名残惜しげにはけてくれました。
3連休を使って普段は観られない方々も観劇されているのかも知れませんが、今日の客席の雰囲気はどんなものか。
次回はソワレを選ぶ方が良いのかと、早くも次回の心配をしている自分に苦笑をしてしまいました。
17時16分、のぞみ144号で新大阪を離れる頃には、西空が茜に染まっていました。
<style></style>■大阪四季劇場 | ■2007年10月8日 | |
オペラ座の怪人 | 高井 治 | |
クリスティーヌ・ダーエ | 苫田亜沙子 | |
ラウル・シャニュイ子爵 | 北澤裕輔 | |
カルロッタ・ジュディチェルリ | 種子島美樹 | |
メグ・ジリー | 小川美緒 | |
マダム・ジリー | 戸田愛子 | |
ムッシュー・アンドレ | 寺田真実 | |
ムッシュー・フィルマン | 青木 朗 | |
ウバルド・ピアンジ | 半場俊一郎 | |
ムッシュー・レイエ | 深見正博 | |
ムッシュー・ルフェーブル | 林 和男 | |
ジョセフ・ブケー | 岡 智 | |
■男性アンサンブル■ | ||
増田守人 | 小泉正紀 | 見付祐一 |
柏田雄史 | 小倉佑樹 | 佐藤季敦 |
町田兼一 | ||
■女性アンサンブル■ | ||
華山ソナ | 倉斗絢子 | 西田ゆりあ |
畠山 馨 | 田窪万理子 | 世登愛子 |
吉田郁恵 | 園田真名美 | 樋谷直美 |
峰岸由佳 | 智川ちえみ | 伊藤志保 |
■コンダクター■ | ||
- |
初代のiPodが発売されたとき、これほどまでに売れる商品だとは思いもしませんでした。
発売したばかりのnanoを購入してから、2年ぶり。
iPhone擬きのNew iPodは、私の目には魅力がたっぷりと。
記憶容量と価格を考えるとコストパフォーマンスが良いとは言えませんが、多彩な機能と持つ事が楽しくなるようなデザインは購入意欲を十分に刺激してくれます。
9月末に一度は発売がアナウンスされたものの、商品不足なのか、不具合なのかは定かではありませんが、実際の発売は5日のようです。
仕事帰りに新宿の量販店をのぞいてみると、8GBタイプのtouchが他のiPodと同様に当たり前のように販売されていました。
ファーストロットは総て予約済みで買えないので、実物だけでも見ておこうと言う気持ちでいただけに、意外な状況に驚きながらもすぐに購入をしたのは言うまでもありませんでした。
実際に手にしての印象は、予想以上に薄く、小さいこと。
本体には2つのボタンしか無いシンプルさのため、操作にはさすがに少々悩みました。
とは言うものの、少し時間が経てば、一通りの使い方は説明書なしで理解できました。
ただ、テキスト入力だけは、縦位置の画面では少々使い難さを感じました。
欲を言えば、国内のモバイル端末のように、ディスプレイの下に小さなキーボードがあったりすると、使い勝手が良くなるかも知れません。
機能としては、基本的なミュージックプレーヤーとしては、MacintoshでiTuneを利用している様な感覚が良いですね。
Wi-Fiの機能があるため、外出先でもInternet上にアクセスできるというのも魅力的です。
さらに、iPhoneの用にメールの機能があれば、言う事なしなのですが・・・。
iPhoneよりも小型かつ薄型の筐体に詰め込める機能としての限界なのか、この後に販売が噂をされる日本版のiPhoneとの差別化なのかはともかく、次のバージョンでは実現するのかも知れませんね。
しばらくは、この小さなiPod touchで楽しめそうです。
後半は仕事でバタバタしていた9月もあっという間に終わり、10月に。
結局9月は、1本はどうしても仕事のスケジュールが合わずチケットが無駄になってしまったものの、5本ほど観ることが出来ました。
9月の締めは、前回から1ヶ月半振りのロマンス(千秋楽)となりました。
この日は、補助席だけでなく、立ち見も入るほどの盛況でした。
2ヶ月間の公演期間があったため、6人の出演者(ピアノの方も加えると7人)の息もあってきて、良い仕上がりになっていました。
大竹しのぶさん、さらにパワーアップしている印象でした。
楽日と言う事で、P列センターに席を取られていた井上ひさしさんの姿も。
カーテンコールでは舞台に上がり、何度も観客の拍手に応えていました。