予報では終日曇り空のはずが、日没時には青空が広がり、夕焼けが見られました。
土曜日で暇なこともあり、屋上からカメラを片手に眺めていると、いつもとは違う様子に気付きました。
太陽は雲に隠れ、直接見ることはできないのですが、雲間から一筋の光が垂直に立ち上りました。
夕焼け同様にオレンジ色に染まった光は数分間だけ姿を見せたあと、消えていったのですが、まるで太陽柱(サンピラー)を見ているかのようでした。
太陽柱(サンピラー)は、雲の中に六角板状の氷晶があり風が弱い場合、氷晶は落下の際の空気抵抗のために地面に対してほぼ水平に浮かんだ状態となります。
ほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面で太陽からの光線が反射され、太陽の虚像として見える現象なのだそうです。
概して、冬の気温が下がった時に、見られる現象の一つです。
初秋のこの時期に見られる可能性はかなり低いので、偶然にもそれらしき一瞬に空を見上げていたと言うことになるのでしょうね。
昨日から、左目に痛みや不快感を感じていて、腫れも出てきたので眼科へ行ってきました。
結果は、麦粒腫(いわゆる、ものもらい)と言うことでした。
私の住んでいるところ(埼玉・東京)周辺では、「ものもらい」という呼び方で通じるのですが、地方によっては「めばちこ」「めいぼ」「おひめさん」なんていうよびかたもあるそうです。
こんなところでも、所変われば・・・なんですね。
眼科で会計を済ませて、クラビットという点眼薬を処方してもらったのですが、薬局で受け取った後、しばし???
この袋、上部には『遮光袋』の大きな表示と、『本剤は使用後必ずこの袋に入れて、保存してください。』の表示があります。
当然、中の薬も見えるのですが、あくまでも袋には「遮光袋」と書かれています。
淡いブルー系の色が付いているので、紫外線寄りの波長を吸収しているのか?
とも思うのですが、ちょっと謎です。
それにしても、目の不快感ってイライラします。
天気予報に反して青空がのぞいていたので、埼玉県日高市の巾着田(きんちゃくだ)へ行ってきました。
ここは、高麗川(こまがわ)が大きくカーブをして、近くの山から見下ろすと、巾着袋のような形に見えることから付けられた名称だそうです。
高麗川沿いには、600mにわたって彼岸花が群生しています。
一斉に花を付けるのこの時季は、一面真っ赤に燃えさかる炎に包まれたかのようで圧巻です。
初めて訪れたのですが、人出の方もかなりのもので、彼岸花に負けていないような気がします。
元々、は雑草に覆われた土地だったそうです。
管理が行われるようになり、下草を刈ったところ、元々あった彼岸花が群生するようになったそうです。
ほとんどが真っ赤な花の中に、所々白い花が咲きアクセントになっていました。
川面に踊る陽射しと彼岸花のコントラストが、美しかったのですが、14時を過ぎた頃から雲が厚くなり、いつ降り出しても良いような空に、早々に引き上げてきました。
最近の読めない天気は、困りものです。
秋桜や彼岸花をお目当てに足を運んだ昭和記念公園ですが、さすがに9月半ばでは郊外と言えども秋を実感するには少し早いというのが正直なところです。
立川口から入園するとまず目につくのがカナールと呼ばれる場所の、整備されたイチョウ並木です。
ここのイチョウ並木は、近くにある立川基地の航空制限の関係で7mの高さで切りそろえられているのが特徴です。
イチョウ並木を歩いてみると、まだ青い葉が綺麗なトンネルを造っています。
そんな中を歩いていると、頭上に何か発見。
緑色のものもあれば、色付き始めたものまで、沢山の銀杏が鈴生りについています。
普段は足下に落ちてきて初めて気が付くという感じなので、こんな感じで目にするのは初めてでした。
思わぬところで、秋の味覚発見です。
広大な昭和記念公園の中を歩いていると、小さいな生き物たちを見ることが出来ます。
秋桜の花で、花粉にまみれて蜜を夢中で吸うハナムグリ。
水辺の草で羽を休める、アオイトトンボ。
ホバリングのように飛びながら花の密を吸う、ホシホウジャクというスズメガ。
羽の動きが速過ぎて、ぶれて写っていないのが残念です。
鮮やかなメタリックカラーが印象的な日本トカゲは、近付いてきた別の雄と縄張り争いをしていました。
ひらひらと不思議な飛び方をし、陽射しを受け玉虫のように鮮やかな色に輝く羽を持つチョウトンボ。
この他にも、ショウリョウバッタ、ヒシバッタ、イナゴ等々。
どれも、子供の頃には家の周囲で当たり前のように見ることが出来たものばかり。整備された公園でしか見られないのは、寂しい気もします。
台風と秋雨前線の影響で雨の3連休を覚悟していたら予想外の朝からの晴れ間に、カメラを片手に立川の昭和記念公園へ行ってきました。
これからの時期、ここではコスモスが咲き誇るのですが、さすがにちょっと早くて、咲いていたのはごくわずかでしたが、花を求めるカメラの数は結構なものがありました。
その代わりと言うわけではありませんが、彼岸花が薄暗い林の中で花を開いていました。
彼岸花って身近なところでも目にすることができるため、あまりカメラを向けたことがなかったのですが、改めてみてみると綺麗な花ですね。
この花は、彼岸花以外にも、曼珠沙華という呼び方でも有名ですね。
曼珠沙華という名は仏教から来ている名前だといわれています。
法華経の『魔詞曼陀羅華、曼珠沙華』は梵語で「天上界の花、赤い花」という意味だそうです。
この花、球根に毒があり、茎を手で折ったりすると、毒の成分によって皮膚炎を起こしたりするそうです。
彼岸花というと、埼玉県日高市の巾着田が有名です。
それと比べると、昭和記念公園の彼岸花は、とてもこじんまりとしたものです。
絶えず誰かがカメラを向けている足下で、踏み潰されている芽を出したばかりの彼岸花がいくつも見られました。
自然を相手にするならば、少しは気を遣って欲しいものですね。
公園内には、この他にも派手さはないものの秋の花がいくつも見られます。
都心よりも、少しだけ秋の訪れが早いこの場所。
月末頃には、本格的に秋の花が咲きだすのでしょうね。
日中は陽射しの下では暑さを感じるものの、朝晩は涼しく感じられて秋の近さを意識させる1日でした。
空を見上げていると、いつもより青く高い空にいろいろな姿に形を変え、見ていて飽きないほどでした。
彩雲が広がっていたと思っていたら、刷毛で描いたような絹雲が広がり、さらに羊雲のような柔らかい感じの雲まで。
青空と美しいコントラストを見せていました。
そんな日差しの下、トンボの姿を多く見ることができました。
空を気持ちよさそうに飛んでいる姿を見ていると、ちょっと羨ましい気もしてきます。
そんな時、近くの花に止まるトンボを発見しました。
陽射しを受けた羽が、とても印象的でした。
夕方、鮮やかな夕焼けが見られるかと期待をしていたのですが、中途半端な雲の覆われてしまいました。
残念ながら、富士山がシルエットに浮かぶようなものは見れらませんでした。
だんだんと、日没が早くなってきたのを感じられるようになりましたね。