今日のイベントは参加者が多く、1階席は満席で2階席も使っていました。
客席の大半の方が、イベントに参加されていたのではないでしょうか?
林さん、青木さんの支配人コンビが司会で、スタートです。
88年の日生劇場での初演から出演されていた、お2人です。
林さんは、シンガーアンサンブル2幕の宿屋の主人。
青木さんは、イルムーとの白塗りの伯爵や2幕のパッサリーノを演じられたそうです。
初日カーテンコールでは、イギリスのスタッフとともに迎えたことが印象に残っているそうです。
イベントは、仮面舞踏会のシーンです。
マスカレードのメロディとともに、舞台上に役者さんが並び、客席後方からも仮装をした役者さんたちが舞台に上がっていきます。
この舞踏会で、ファントムと関係のありそうな人たちの紹介となりました。
最初は、猿の衣装の女性です。
いわずとも、オルゴールを連想させる衣装です。
衣装はかかなり暑くて、汗だくになるそうです。
お気に入りのポイントは、尻尾と、尖った髪の毛だそうです。
紹介をしている時、ステージはみな好き勝手に動いていて、パーティーで歓談をしているような状態です。
2人目は、清朝○○(○○は、聞き取れませんでした)。
ファントムが地下室で着ている、オリエント調の衣装を連想させます。
舞踏会ではクリスティーヌの前を塞ぐような仕草をし、クリスティーヌが驚いたような表情をするのは、地下室でのファントムを連想するためではないかとのことです。
3人目は、男女。
女性的な声をした、男性です。
服の左右が異なるため、ダンスでは重心が崩れるので踊りにくいそうです。
4人目は、ボーイ。
オリジナル演出では、笑わず無表情の設定だそうです。
トレイには最大6個くらいのグラスが載るため、バランスが大変だそうです。
ちなみに、佐野さんも最初はこの役を演じたそうです。
5人目は、蝶。
蝶の羽を思わせる衣装を着ている女性です。
両手を広げると、蝶の羽を思わせます。
クルクル回りながら(ターンの名前がきき取れませんでしたがキャッツのヴィクトリアもやっていますって、判らないですね)、クリスティーヌに近付く様子を実演してくれました。
6人目は、トライデント。
ネプチューンの銛を連想させる長い柄のマスクが特徴です。
海のイメージのマントとマスクのため、練習はこれらの衣装を着けないといけないそうです。
今日演じられた女性は、今日が4回目とのことでした。
7人目と8人目は、女性シンガーお2人です。
18世紀と呼ばれているロココ調の衣装と、クリノリン?と呼ばれる衣装の女性です。この女性の後の時期の衣装を着るのがドンファンの稽古をしている時のクリスティーヌのブルーの衣装だそうです。
いずれの役者さんも仮装をした状態で、お名前の紹介がなかったため、私にはどなたがどの役を演じいるのかが判らなかったのが残念でしたが、興味深く観ることができました。
ここで紹介は終わり、マダムジリーやメグジリー、カーラーやピアンジも参加してのマスカレードが歌われ、レッドデスファントムの登場シーンでは、正装した高井ファントムが現れ、階段の半ばでミュージック・オブ・ザ・ナイトを歌い上げます。
カーテンが降りると、両袖から出てきた北澤ラウルと沼尾クリスティーヌによるオール・アイ・アスク・オブ・ユーが歌い上げられます。
舞台中央でいつまでも抱き合う2人に司会の2人が声をかけ、22周年=22歳と言うことで、歌詞をDearファントムに変えたHappy birthday!を全員で歌う事に。
全員が整列する中、オペラ座の怪人の曲が流れ、上手奥から高井さんが1人ボートに乗って、舞台中央奥まで移動してきました。
そこから歩いて、最前列に合流です。
会場も含めてHappy birthday!を歌い終え、イベントは終了しました。
本編と同様に客席の熱い拍手に何度も答えてくれました。
下は、今日配られた記念のコインです。
※配られるコインは、1枚だけです。(写真では、裏表を合成しています。)