現在公演中の「間奏曲」がいつの間にか全公演完売になっていて、A席が追加販売されるという記事を読んでいたら、今後の公演予定が目に入りました。
5月末からの「アスペクツ・オブ・ラブ」も間奏曲同様に久しぶりの演目で、前回知寿さんと佐渡さんがローズを演じていたけれど、今回は誰かなと密かに楽しみにしています。
現在舞台に立っていない方となると、智恵さんも候補者の1人かな?
とは言え、智恵さんの場合地元とも言える福岡公演が控えているので、マリアとして初日に立たれるのかどうかが気になります。
大阪出身のはるちゃんが会見に同席していたことや江畑さんがマリアデビューしたことを考えると、智恵さんが初日に立つかどうかは・・・。
そんなことを考えていたら、早々にその後も掲載されています。
7月7日に自由劇場が楽を迎えると、10日後の16日には京都で開幕なんですね。
自由劇場の次の演目は、こちらも久々の「ひばり」です。
アヌイの台詞劇、ジャンヌはどなたが演じられるのでしょうか?
今まで通りかな?
それとも、新しい方がキャスティングされるのか?
こちらも、楽しみです。
近い?ところでは、2007年に松たか子さんが蜷川さんの演出でコクーンで演じられたのを観ましたが、蜷川さんと四季との演出の違いも楽しみです。
24周年記念日のオペラ座です。
先週までのファントムが高井さん、クリスティーヌに苫田さんの顔ぶれだったので、てっきり記念日週の今週もと思っていたら、突然のキャスト変更。
高井さんが戻って1週間だけで変わったのは、高井さんの事情か、それとも大山さんの事情だったのか?
多少の戸惑いはあったものの、初の大山ファントム。
楽しみにしていました。
人で混み合う劇場へ入ると配布されたのが、写真の記念品。
貰った時、重みもあるし大きさもあるので、何だろうという感じでした。
帰宅後広げてみると、88×88cmと大判のスカーフ?のようでした。
周囲には大きめのステッチが入っていて、何に使えるのか考えていますが、やはり記念品として保管するのが一番のようです。
さて、肝心の初となる大山ファントムの感想です。
全体的な印象としては、大味なファントムというか、強いファントムという感じでした。
Phantom of the Operaでは、力強い歌声で良い感じという印象でした。
しかし、The Music of the Nightになると喉の調子が今一つなのか、ファルセットの部分で声が出ていないため、甘く囁くような感じがないのが残念です。
通常の声域での歌声も、時々地声に返ってしまうような事も何度かあったので、喉の調子があまり良くないのかも知れません。
それとも、佐野さんのようにバスの声域なのか?
先週の1週間だけに高井ファントムの理由は、ここのあったのかも知れませんね。
甘さや優しさが歌声や台詞からあまり感じられない分、強い印象を受けました。
All I Ask of Youの後、ラウルとクリスティーヌの歌後を聴き、耳を塞ぐシーンでは、両耳を塞いで前屈みになるのですが、ライトから外れてしまうことも。
1階席からは、全く見えなくなってしまったのでは?
Wondering Childのシーンも然りで、墓場でクリスティーヌへ囁くように歌うシーンも残念でした。
ラストのファントムの隠れ家でも、強いファントムの印象が強く残っています。
指輪を返しに来たクリスティーヌへの「クリスティーヌ、I Love You~」が・・・。
ファントムを演じるのは、やはり相当難しいのでしょうね。
ところで、高木クリスがファントムに指輪を返し、ラウルの元へ戻るときに一瞬立ち止まりますが、荒れってファントムへの思いから立ち止まっているのでしょうか?
それならそれで、もう少し思いが込められても良いのではと感じるのですが、いかがなものでしょう?
特別カテコは支配人お2人のご挨拶と共に、スタート。
一瞬の沈黙お後、コンダクへ増田さんの「音楽だ!」とイルムートのシーンを思い出させる一言から。
The Phantom of the Opera ~All I Ask of You(ラウルとクリスティーヌ)~The Music of the Night ~マスカレードへと続きます。
天井から24周年のボードが降り、青木さんの謝辞で終了となりました。
その後のカーテンコールは、鳴り止まぬ拍手に何度も応えていました。
私としては、ちょっと不完全燃焼の舞台となってしまいましたので、いずれ時間をおいて再度大山ファントムを観てみたいです。
残念なことが、もう一つ。
直ぐ脇の席に座った女性、体調が悪いのかしばしば咳き込んでいました。
2幕のファントムの隠れ家以降は咳が止まらず、ファントム、ラウル、クリスティーヌの三重唱は、彼女の咳が加わった四重奏になってました。
特別日ゆえに観たい気持ちは解りますが、ご本人が一番辛いとは思いますが、周囲にも非常に迷惑を掛けていることに気付いてほしいです。
終演後隣席の方に謝罪していましたが、どうなんでしょうね?
四季劇場[海] | 2012年4月29日 24周年記念日 | ||||
オペラ座の怪人 | 大山大輔 | ||||
クリスティーヌ・ダーエ | 高木三果 | ||||
ラウル・シャニュイ子爵 | 鈴木涼太 | ||||
カルロッタ・ジュディチェルリ | 河村 彩 | ||||
メグ・ジリー | 西田ゆりあ | ||||
マダム・ジリー | 戸田惠子 | ||||
ムッシュー・アンドレ | 増田守人 | ||||
ムッシュー・フィルマン | 青木 朗 | ||||
ウバルド・ピアンジ | 永井崇多宏 | ||||
ムッシュー・レイエ | 斎藤 譲 | ||||
ムッシュー・ルフェーブル | 田代隆秀 | ||||
ジョセフ・ブケー | 平良交一 | ||||
男性アンサンブル | 金本和起 | ||||
井上隆司 | |||||
伊藤礼史 | |||||
田中元気 | |||||
野村数幾 | |||||
五十嵐 春 | |||||
見付?一 | |||||
女性アンサンブル | 大橋里砂 | ||||
菊池華奈子 | |||||
高田直美 | |||||
智川ちえみ | |||||
松元恵美 | |||||
森田真代 | |||||
小澤可依 | |||||
吉田絢香 | |||||
野手映里 | |||||
野田彩惠子 | |||||
小林貴美子 | |||||
松ヶ下晴美 | |||||
オーケストラ指揮 | 吉住典洋 |
と言っても、WICKED千秋楽ではありません。
昨日、帰宅すると、PCに当選通知が届いていました。
たいていの場合、迷惑メールに入っている類のメールが通常の受信をしているので、取りあえず開封してみました。
送信元は、JWA(日本気象協会)からのものでした。
内容は、5月21日朝に観られる金環日食観望用の日食グラスが当選したというもの。
数日前に、iPod touch用に金環日食のシミュレーションソフトをインストールしたのですが、その時に応募したものが早々に当選となって通知がきたと言う訳です。
高価なものではないけれど、購入をしようかと思っていたのでラッキーでした。
これから各所で見掛けるようになると思われる、金環日食。
現象的には珍しいものなので、ご覧になる方も多いと思います。
ただし、太陽を直視するのは、紫外線や赤外線の影響が多いので危険です。
必ず、専用の日食観測用のアイテムを利用してください。
金環日食については、こちらをご参考に。
遅ればせながら、アイーダを観に行ってきました。
思えば1年前、智恵さんがアイーダにキャストされたのを機に、8月21日の千秋楽まで感動の13公演を楽しみました。
今年も、同じ4月第4日曜に観に行くとは、思ってもいませんでした。
今回は、ラダメスの阿久津さんやアムネリスの大和さん、ゾーザーに飯野さんは変わらず、アイーダには久々の秋さんです。
新たに、メレブに大空さん、ネヘブカに桜野さんが。
アンサンブルに脇坂さんや西尾さんの名前が挙がり、こちらも大いに気になるものでした。
オープニング、脇坂さんと西尾さんが目に飛び込んできました。
セールを操る西尾さん、表情がキリッと締まり、なかなかの好印象です。
「ピラミッドを建てよう」のシーンでは更にお2人の格好良さが目にとまります。
脇坂さん、朱涛さんと並んで踊る姿が印象に残ります。
マンマ・ミーア!でのビルも良いですが、やはり踊る姿が一番です。
アイーダの秋さん、回数を重ねているので普段通りかなと思っていたのですが、微妙に何かが噛み合っていないような印象を受けることもありました。
回数を重ねるうちに、落ち着くのでしょうか?
メレブは、歌も台詞も悪くはないのですが、感情の乗り方が物足りないです。
こちらも、回数を重ねていくのが一番なんでしょうね。
ネヘブカの桜野さんは、コーラスラインのコニーを演じたように小柄な方ですが、可愛らしい印象を受けるシーンも。
神が愛するヌビアでは、松本さんのネヘブカが印象的ですが、それと比べてしまうと桜野さんの歌声は弱いのか、秋さんの歌声に隠れてしまいそうでした。
飯野さんは歌声も良く通り、調子は良いようですね。
もはや、私の中ではゾーザーそのものです。
今回特筆すべきは、何と言ってもラダメスの阿久津さん。
大阪と比べて、印象が変わりました。
「迷いつつ」の歌う直前、アイーダに呟く「解らないのか・・・」の一言、自信に満ちた将軍の切ない思いが伝わってきて良いですね。
そんなことを感じていたのですが、2幕に入ってからのアイーダへの様々な思いが痛いほど伝わってきました。
「星のさだめ」では、ラダメスの心が泣いているとさえ感じられて、気付けば涙が流れていました。
ラダメスに感情移入して泣けてきたのは、初めてです。
凄いですね。
あっ、そう言えばヌビア王を捕らえたことを知り、テンションが上がった時、アイーダの存在を思い出し「あっ!」と声を出していました。
大阪後半は声を出さなくなっていましたが、元に戻ったようですね。
大和さんのネヘブカは、1幕でラダメスが寝室に訪れたとき、ベッドルームからの声が更にお茶目な感じになっていました。
客席からの笑い声が起きるかなと思いましたが、意外にも平静でした。
彼女の場合終盤の涙が印象的ですが、今日も「真実をみた」で白いドレスを纏った頃から大粒の涙が落ちていました。
審判のシーンでも、ラダメスの延命を懇願するアイーダに既に目には涙が溢れんばかりに。
ファラオが審判を下そうとしている時に、頬を涙が伝い、ドレスの胸元に涙の痕がいくつも出来ていました。
「我こそはイシスの娘、その命令である!」で2人に背を向けるとき、悲しみと苦しみを振り切るかのように大粒の涙も飛んでいきました。
結局、2幕途中からずっと涙目で観ていました。
カーテンコールでは途中からスタオベとなり、客席からは「ラダメ~ス!」の声がかかっていました。
ニッコニコの阿久津さんの笑顔が、とても印象的でした。
ご贔屓さんのいない舞台なので今日もどうしようか迷っていたのですが、観に来て正解でした。
こうなると、1ヶ月くらいでも良いから、智恵さんのアイーダが観たいな・・・。
四季劇場[秋] | |
2012年4月22日 | |
アイーダ | 秋 夢子 |
アムネリス | 大和貴恵 |
ラダメス | 阿久津陽一郎 |
メレブ | 大空卓鵬 |
ゾーザー | 飯野おさみ |
アモナスロ | 川原洋一郎 |
ファラオ | 石原義文 |
ネヘブカ | 桜野あら |
【男性アンサンブル】 | 脇坂真人 |
朱 涛 | |
田井 啓 | |
西尾健治 | |
水原 俊 | |
中村 巌 | |
桧山 憲 | |
森 健太郎 | |
【女性アンサンブル】 | 加藤久美子 |
恒川 愛 | |
井上佳奈 | |
小島光葉 | |
柴田厚子 | |
相馬杏奈 | |
駅田郁美 |
先日の日記にも書いた、WICKED名古屋千秋楽。
20日までの期限を待たず、昼過ぎに早々に届きました。
「落選」の文字が書かれたメールです。
まあ、心づもりは出来ていたけれど・・・。
これで、応募を始めた2007年以降、一度も当選実績なし。
どうあっても、四季の千秋楽公演の抽選に、当選させたくないようです。(苦笑)
不敗ならぬ、不勝記録更新中です。
ここまでくると、抽選運が無いというより、抽選対象から除外されているのでは?
考え過ぎかな?
当選された方、おめでとうございます。
東京メトロ 銀座線に登場した、新型車両1000系です。
車内でも乗車した、しないが話題になっています。
最新の車両に初期の車体カラーとなるレモンイエローのカラーリングで、ホームで入線待ちをしている乗客の目をひいています。
乗車してみて気付くのは、車内のLED照明。
従来タイプの車両でも一部置き換えられているのですが、蛍光灯を一部外して薄暗い車両が多い中、一際明るい車内は眩しさを感じるくらいです。
このLED、先頭車両のヘッドライトにも採用されています。
車両間の仕切りドアも大型となり、アクリル?樹脂で見通しが良くなっています。
衝突防止のシールが貼ってありますが、その形も工夫がされています。
どんなものかは、見てのお楽しみということに。
概ね好感の持てる車両ですが、一つだけNGな部分も。
従来のステンレス車両でも、実質的には同じなのでしょうが、車体の汚れが気になります。
レモンイエローの明るい車体色のせいなのか、それともカラーリングを実現しているフィルムのせいかは定かではありませんが、特にドア横は目立ちます。
静電気でホコリが吸い寄せられたような感じですが、触れるとかなり汚れるイメージです。
こまめな洗車か、素材の変更が検討されるのでは?
毎日利用しているだけに、気になります。
今年の桜は気候の影響を大きく受け、開花時期から見頃時期の見極めが難しかったですね。
全般的にソメイヨシノの満開が入学式や入社式に間に合ったものの、その後の暖かさと雨によって短期間で散ってしまった気がします。
これからは、立川の昭和記念公園や高尾辺りが見頃になるんでしょうね。
とは言え、以前から気になっていた場所へ行ってきました。
埼玉県幸手市にある、権現堂堤の桜並木です。
周辺は公園のようになっていて、桜と菜の花意外にも、紫陽花や曼珠沙華など季節に応じた花が楽しめるそうです。
ただ、アクセスが悪いです。
公共交通機関を使うと、最寄り駅は東武日光線の幸手駅。
駅からは2kmほどあり、バスが1時間に1~2本。
本数が少ないため、片道20分くらいかけて歩くの現実的です。
大半の人は車で行き、周辺の駐車場に止めています。
近くまで来ると、昨日の雨で散り始めたため、桜よりも菜の花の黄色が目の飛び込んできます。
それでも、およそ1kmの長さに1000本の桜が咲く様子は、とても見事です。
桜は東西に延びる堤の両端に1列ずつと、堤の南側に1列の3列です。
南側の堤下は露天が桜と同じくらい軒を連ねているのも、特徴です。
北側は南側に比べてスペースがあるので、レジャーシートを敷いて花見を楽しむ人も多くいます。
ここを本当に楽しむのなら、早朝に来るのが良さそうです。
幸手駅までの帰り道、街並みを見ていると、古い家並みがまだまだ残っていて、中には立派な土蔵を構えているお宅も。
足下にも、気付けばツクシを発見。
2ヶ月半ぶりのキャッツです。
2月から毎月の大阪遠征があったものの、萩原マンカス登場に、スンラさんのガス、芝さんのタガー、久々の団さんのディミ等、キャストを見ていたらガマンできませんでした。
目チカではディミか誰かの尻尾が肩に飛んできて、何やらいつもとは違うオープニングに思わず期待をしてしまいました。
まずは、萩原マンカス。
武藤さんと比べると、小柄なイメージなものの、声が良く通るキリッとした印象のマンカスでした。
少~し、まだ硬いのかなと感じられた所もあったけれど、時間の問題でしょうね。
芝タガー
相変わらず、自由なタガーです。
アレンジしまくりで、大丈夫なのか?と思わずにいられません。
今日のランペは、石栗さん。
いつもと同じように、芝さんと何かやるのかと期待していました。
案の定、タガーが「ご無用~」と伸ばしていたら、他に雌猫たちと一緒に「あ~ん」と悩ましげな声を上げていた石栗ランペ。
1人だけ「あ~」のロングトーン。
呆れたタガーに頭を小突かれ、腰をカクッと強く一振りしてノックアウトされていました。(笑)
スキンブルナンバーでも、芝さんのアレンジは続いていました。
萩原さんのやくマン登場には、シャドーボクシングよろしくファイティングポーズのまま向かっていこうとしていました。
やはり、猫科かも知れないけれど、別の生き物ですね。
スンラさんバストファージョンズ
ニッコニコ顔で、楽しそうです。
いつもと違って、スプーンを振り子のように大きく振っていて、傍らにいたミストが自分にぶつかりはしないか気が気じゃない様子でした。
その後も振り回していたのですが、これはスンラさんバージョンなのでしょうか?
終わってから気付いたのですが、ご馳走リレーやっていたのか記憶がない・・・。
対してガス&グロタイナンバー
今回は熊本さんのジェリロでしたが、スンラさんガスの表情は変わらず良いですね。
ガスが生きてきた様々な時間が、目に浮かんでくるようでした。
こういう芝居を観てしまうと、他のガスがものなり無く感じでしまうのは、やむを得ないんでしょうね。
グロタイナンバーで、小さなアクシデントが。
新庄ギル隊長が剣を強く振り下ろしたら、スンラさんの剣を叩き落としてしまいました。
足下に落ちたので良かったけれど、ちょっとヒヤリとさせられました。
シャム猫軍に追い詰められたスンラさんグロタイ、海に飛び込む前に大きな笑い声を上げた後、対照的な悲しげな叫び声を上げて消えていきました。
目チカで何かを予感させられた、この日のキャッツ。
ミストがデュト様を取り戻した後、猫たちが客席で歌っていたときのことです。
釉佳之さんのジェニが笑顔で近づいてきて、私の肩に手を置いて歌ってくれました。
こんなこともあるんですね。
今回の握手は、大口さんのカッサでした。
ランペでないのが、ちょっと残念。
2009年1月以来の武藤さんのマンゴジェリー、衣装的に大差ある訳ではないのにスリムの感じるのはなんでしょうね?
マンカスでは見られなかった身のこなし、失礼ながらもちょっとビックリでした。
やっぱり、何度見てもキャッツは楽しいですね。
キヤノン キャッツシアター | 2012年4月14日 |
グリザベラ | 佐渡寧子 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 熊本亜紀 |
ジェニエニドッツ | 鈴木釉佳之 |
ランペルティーザ | 石栗絵理 |
ディミータ | 団 こと葉 |
ボンバルリーナ | 西村麗子 |
シラバブ | 五所真理子 |
タントミール | 高倉恵美 |
ジェミマ | 齋藤 舞 |
ヴィクトリア | 廣本則子 |
カッサンドラ | 大口朋子 |
オールドデュトロノミー | 米田 優 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 金森 勝 |
マンカストラップ | 萩原隆匡 |
ラム・タム・タガー | 芝 清道 |
ミストフェリーズ | 永野亮比古 |
マンゴジェリー | 龍澤虎太郎 |
スキンブルシャンクス | 劉 昌明 |
コリコパット | 入江航平 |
ランパスキャット | 高城将一 |
カーバケッティ | 松永隆志 |
ギルバート | 新庄真一 |
マキャヴィティ | 安芸雅史 |
タンブルブルータス | 川野 翔 |
フジテレビ
05時25分~08時00分
http://www.fujitv.co.jp/meza/
アイーダ(東京)
マルゼの花道
究極のラブストーリー 劇団四季「アイーダー」
劇団四季:阿久津陽一郎、大和貴恵、秋 夢子
久しぶりにWICKEDが観たいと感じていたこともあってか、千秋楽公演のチケットを申し込んでしまいました。
未だかつて四季の演目で千秋楽公演の抽選に当選したことがないだけに、期待はしていないけど・・・。
結果は、20日までにメールが届くとのこと。
当たるかな?
郵便物の封筒がいくつもデスクの上に置いてあったので、1通ずつ確認。
その中に、友人たちの名前を発見。
最初は、DVD。
先日、関西のJ-COMで放送された「大阪・サウンド・オブ・ミュージック」の紹介番組です。
番組を観て、ちょっと驚きでした。
なぜか、東京・サウンド・オブ・ミュージックの初期の映像が使われていたのです。
当然のことながら、大佐は綜馬さん。
修道院からトラップ家に戻った智恵さんのマリアも、アースカラーのワンピースを着ています。
子供たちも、懐かしい顔ばかり。
今見ると、みんな大人の顔になっているんでしょうね。
次は、福岡・サウンド・オブ・ミュージックのプロモーションDM。
細かい部分は、現行の大阪公演のリーフレットの流用ですが、P2~3の見開きは智恵さんのドレミの極めポーズ。
サウンド・オブ・ミュージックのイラストの封筒も、良い感じです。
最後は、3月30日に関西エリアで発行された、朝日新聞夕刊の全面広告。
「大阪・サウンド・オブ・ミュージック」のものですが、智恵さんへのインタビュー中心の記事です。
舞台に立っていて、お客様との心のつながりを強く感じる作品です。
震災で中心になった東京公演の舞台、家族の絆を実感しました。
子供たちとの作る舞台、観た人みんなのこころが温かくなってほしい。
の3つについて書かれています。
昨年の3月11日の公演についての記事が、特に印象的でした。
震災当日に、智恵さんのご両親も観劇されていたそうです。
今年の3月11日の公演も、1年前と同じ智恵さんと秋山さんが同じシーンを演じていて、1幕終了後に抱き合って泣いたそうです。
この嬉しいサプライズ、早速私のお気に入りの仲間入りです。
皆さん、ありがとうございました。
サウンド・オブ・ミュージックのマリアダブルに心が揺れ、当日の朝まで悩んでの観劇となりました。
結局、昨日のマチネとソワレで江畑さんと智恵さんが演じたことから、日曜は江畑さんと信じたものです。
結果は、見事にはずれ、この日も智恵さんでした。
まあ、時にはこんなこともあるんだと自分を納得させました。
観劇前、ペンライトを忘れたことに気付き、友人から京都タワー内のショップで買えることを教わり、慌てて買いに行きました。
レジに並んでいたら、同じ目的の人が数名いて、ちょっと安心しました。
今回の公演は京都劇場10周年記念と言うことで、記念品が配布されていました。
クリップ脇のボタンを押す毎に、点滅、点灯、消灯が切り替えられるものです。
写真ではかなり明るく感じますが、実際はもう少し弱いです。
先日某オークションを覗いていたら、殆ど同じデザインで3色切り替えが出来るものが出品されていましたが、東京初演の時に配布されたものだそうです。
10年経っても同様のものがあるというのも、興味深いです。
さて、本編ですが、まずはセット。
フルバージョンと思っていたら、地方公演と同様の簡易バージョンで、ちょっとガッカリでした。
セットの壁面に足場がないので、まさかと思う間もなくアリとリサが下手から歩いて登場しました。
となると、ソフィーがビルに結婚式のエスコートを依頼するシーンやラストでも、床の迫り上がりもなしでした。
千秋楽と言うこともあってか、俳優の皆さんは気合いが違うような印象でした。
スカイが竹内君、ペッパーが一和君のめざめコンビ以外は、慣れたキャスティングと言うこともあって、安心して楽しめました。
昨年の東京楽近くは声の出が今一つな感じで、お疲れ感が強かった樋口さんは絶好調でした。
以前のようなばたついたドナの印象は薄く、シングルマザーでホテルを切り盛りしてきた頑張り屋のドナのイメージで良かったです。
私が好きなOur Last Summerから、手をすり抜けて、The Winnerまでの一連のナンバーもとても良かったです。
特にThe Winnerでは涙の熱唱となりました。
私の中では阿久津さんのイメージがデフォルトとなってしまったサムですが、荒川さんのサムも良いですね。
ただ、ドナに言う「つねってあげようか?」の一言は、阿久津さんの方が好きです。
ビルは久しぶりの野中さん、脇坂さんには申し訳ないけれど、安心して観ていられます。
脇坂さんもイメージ的には合っているだけに、台詞回しがもう少しなんです・・・。
役者が熱ければ、客席も熱い。
各ナンバーが終わる毎に、拍手も凄いです。
こんな状態なら、意識せずともテンションが上がりますね。
カーテンコールも、当然ハイテンションでスタート。
千秋楽カテコは、Super Trouper ~Gimme! Gimme! Gimme!へと続き、再び熱気を帯びたまま。
樋口さんの挨拶後も、幾度となく繰り返された声援に応えてくれました。
スケジュール的に実現できませんでしたが、本音としては智恵さんのドナが観たかった。
でも、観に来て正解でした。
四季劇場[海] | 2012年4月8日 |
ドナ・シェリダン | 樋口麻美 |
ソフィ・シェリダン | 谷口あかり |
ターニャ | 八重沢真美 |
ロージー | 青山弥生 |
サム・カーマイケル | 荒川 務 |
ハリー・ブライト | 明戸信吾 |
ビル・オースティン | 野中万寿夫 |
スカイ | 竹内一樹 |
アリ | 木内志奈 |
リサ | 細見佳代 |
エディ | 丹下博喜 |
ペッパー | 一和洋輔 |
【男性アンサンブル】 | 黒川 輝 |
平田郁夫 | |
相良昌彰 | |
ハンドコ アクアリオ | |
南 圭祐 | |
正木棟馬 | |
新井俊一 | |
【女性アンサンブル】 | 平田曜子 |
小島由夏 | |
山中由貴 | |
大槻純子 | |
岡本瑞恵 | |
小菅 舞 | |
谷 真梨子 |
はるちゃんで始まった、大阪公演。
土居さんの登場に、智恵さんの出番はないのかもとさえ思えました。
2月、待ち望んだ智恵さんのマリア、東京と比べると1幕の可愛さと、2幕の大人の女性がより明確になり、さらに魅力的なものでした。
もしからしたら、楽までいくのかとさえ思いながらも、大阪だけにはるちゃんが戻ってくるものと。
そんな矢先の、江畑さん登場。
そう言えば、東京アイーダも終盤になって、江畑さんがデビューしてましたね。
江畑さんの第一印象、はるちゃん同様に等身大のマリアで、可愛いいです。
ソフィーで観た頃に比べると、ホッソリしたかなという印象です。
たまに、台詞のイントネーションが?な時はありましたが、芝居に集中していれば気付かない程度です。
サウンド・オブ・ミュージックを観ていると、はるちゃんに教わったんのが判りました。
1幕は、マリアのイメージを持ちつつも、リーズルの上の長女のような感じさえしました。
公演数を重ねていくと、良くなるでしょうね。
一つだけ気になるのが、歌声。
もともとハスキーな声の江畑さんなので、クリスティーヌを演じてきたマリアのキャスト(土居さんは演じていませんが、綺麗な歌声です)と比較してしまうと、私の中ではマリアのイメージではありませんでした。
頑張って歌っていますが、声を作っている分伸びが無くなってしまっている部分が、ちょっと残念です。
1幕ラスト、修道院長がすべての山に上れを歌い上げている時、涙を流していました。
頬に涙を光らせながらのマリアを、初めて見ました。
カテコのホッとした表情の江畑さんを観ていると、明日からは彼女のマリアだと思いました。
四季3人目のマリアとして、頑張って欲しいです。
そんな江畑さんを観て、ソワレは智恵さんのマリアを確信しました。
と同時に、大阪は智恵さんにとって最後のマリアかなとも。
その智恵さん、マイクの調子が悪いのか、サウンドの歌いだしを聞いた瞬間、調子が今ひとつなのかな?
いつもとは少し違う声に、ちょっとドキドキでした。
表情を観ていると、こちらはいつも通り。
草原を降りてきて、腕時計を見て時間を忘れている事に気付くのは、智恵さんだけなのかな?
江畑さんは、しませんでした。土居さんは、どうだったのか気になります。
歌声は、どこだったか記憶が曖昧ですが、もう1ヶ所気になる瞬間があった程度です。
東京と比べて台詞でのトーンを少しだけあげている分、歌声も意識しているせいなのかなとも。
智恵さん、はるちゃん、沼尾さん、土居さん、江畑さんと、5人のマリアを観ることができました。
でも、やっぱり私にとっては、智恵さんのマリアが一番です。
マリアという女性の描き方が一番丁寧なので、マリアが関わる人達への関心も引き出され、作品への思いが更に深まっていく気がします。
カテコの智恵さんを見ていて、改めて思いました。
主よ、今日のお恵みに感謝いたします。
そう祈らずにいられませんでした。
他の方の印象を、いくつか。
久しぶりの佐和さんの修道院長。
秋山さんのペドロ親分のような懐の深さは感じられないものの、ゆっくりと一言一言を噛み締めるような語り口もあって、本来の修道院長というイメージです。
歌声は澄んだ美しい声なので、秋山さんと比べてしまうと、物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。
私としては、シスター・ベルテで戻ってきて欲しいです。
久居さんのシスター・ベルテ
佐和さんのベルテに似ています。
シスター達の歌声の中でも、彼女の美しいソプラノが響きわたります。
朝の祈りや、ウェディング・セレブレーションでは、いつもにも増して美しいシスター達の歌声が響きました。
久々の岸ロルフ
石毛君には申し訳ないけれど、安心して聞いていられる歌声です。
マチネではベンチから落ちるふりをしていたら、本当にバランスを崩して落ちていました。
1幕での少年の顔と、2幕でのナチスの突撃兵の顔の違いが、とても良いです。
突撃兵として修道院で大佐を発見した時、自分がナチスの一員として手柄をあげられるという意識なのか、してやったり的な表情笑みを見せるのですが、体を張って大佐を庇うリーズルに、苦悩の表情の果てに「誰にいません」の一言。
リーズルとの一時を思い出した姿に、ホロっときそうでした。
脇野リーズル
印象は悪くないのですが、歌声が・・・。
独特の震える感じの歌声が、私は苦手かな・・・。
今日、観に来るまでは何度も迷ったものの、やはり観に来て正解でした。
明日は、きっと江畑さんがマリアを演じると思うので、安心して京都マンマの楽を観に行ってきます。