先行予約で押さえていたチケットですが、月曜のキャストで観に行くのが楽しみでした。
苫田さんのグリンダ、少しホッソリされた感じです。
オープニングでまず目に付いたのは、魔女狩り隊の中の光川さん。
長身でキレイな顔立ちが、とても目立ちます。
オープニング以降は、グリンダの取り巻き2人組の1人です。
ディラモンド先生から帰されたグリンダのレポートを後から覗き込んで笑っている様子や、黒の帽子をエルファバに渡す提案をする時など、結構性格が悪そうな感じです。(笑)
久しぶりの五所さんも、踊りまくっている姿が新鮮です。
とは言え、最初に五所さんを観たのも、2008年10月のこのWICKEDでした。
魔女狩り隊の下手側ですが、ネッサローズ役の豊田早季さんかなと思ったのですが、出ているのでしょうか?
普段はグリンダの表情を観ていることが多かったので、今回のようにアンサンブルさんに目を向けることが少ないもので・・・。
苫田グリンダ
相変わらずオープニングは、ハイトーンでの歌声が出しにくそうな歌い方なのは、大切な知であるエルファバを思っての歌い方ということなんでしょうか?
ラストは歌いあげているのを観ると、そんな気がしてきました。
この日も、苫ちゃんパワー全開でした。
私自身が感じているからかも知れませんが、客席の反応も「そこまでやるの?」という感じの笑いも時々起きていました。
岡村エルファバ
やはり、私は彼女のエルファバは好きです。
樋口さんのように「うふふ」という感じの可愛らしい笑い声や、オズ陛下の口ぶりなどがハッキリしてきた気がします。
豊田ネッサローズ
豊田さんというとファミミュで元気いっぱいのイメージが強いのですが、キレイなお姉さんなイメージもあるので、ネッサで観たかったです。
一幕でのシズ大学の生徒では、笑顔の可愛いネッサです。
ダンスパーティーでグリンダがエルファバと共に踊り、周囲に受け入れられた時、優しい笑顔で2人を見つめていたのが印象的でした。
二幕では、ボックへの叶わぬ思い、歩けるようになった喜び、ボックの姿を変えてしまったエルファバへの憎しみと悲しみ。
表情の変化が良かったです。
八重沢マダム・モリブル
先日までのターニャから一変しての八重沢さん、相変わらず凄味を感じさせ怖いです。
それだけに、ラストで投獄される前のグリンダへの態度の豹変が何とも言えません。
松島フィエロ
今回が初見です。
ダンスや歌は良いのですが、台詞回しがもう少し開口を抑えて滑らかになると良いのですが・・・。
案山子に姿を変えられたラスト、他にフィエロとは別格の歩き方です。
まるでマリオネットのように、糸で操られているかのようです。
菊池ディラモンド教授
生徒達への口調は、結構語気が強いです。
どこかペドロ親分が感じられる、ディラモンド先生です。
「言葉奪われる」で『あ~、ことば メェ~』のヤギの鳴き声は、ヤギっぽくありませんでした。歌に続けての部分なので、難しいのでしょうね。
今回のキャストで、もう一度じっくり観てみたくなりました。
江畑さんがソフィーからドナに変わったこともあってか、五所さんを観ていてソフィーを観てみたいと感じました。
グリンダ |
苫田亜沙子 |
エルファバ |
岡村美南 |
ネッサローズ |
豊田早季 |
マダム・モリブル |
八重沢真美 |
フィエロ |
松島勇気 |
ボック |
山本 道 |
ディラモンド教授 |
菊池 正 |
オズの魔法使い |
松下武史 |
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【男性アンサンブル】
三宅克典 賀山祐介 田井 啓 白倉一成 永野亮比己 田中宣宗 松尾 篤 伊藤 源 若山展成
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【女性アンサンブル】
光川 愛 五所真理子 増山美保 間尾 茜 花田菜美子 織田なつ美 西浦歌織 原 彩子 村上今日子 |