四季では、全て禁止だそうです。
28日に関西テレビで放送された、「よ~いドン!」の中の『となりの人間国宝さん』でWICKEDが紹介され、その中で沼尾さんが紹介していました。
タバコが最初に出たあと、残りはクイズになっていて、回答者からは『恋愛』なんて回答も出ていました。
これは、言わずもがな・・・。(笑)
何だろうと思っていましたが、ちょっと意外な答えと思いつつ、以前どこかで耳にしたかも?
最近、メディアへの露出が増えているWICKED。
当日券情報を見ていると、理由が解りますね。
沼尾グリンダに、樋口エルフィ。
李フィエロに金田ボックに、飯野陛下。
いつの間にか、オリジナルキャストが集まってきています。
久々に、観たくなってきました。
YouTubeを見ていたら、サウンド・オブ・ミュージックの映像を見付けました。
芝さん、はるちゃん、五所さんと子供達。
メッセージのあとにドレミのラストを見せるのですが、振りをする事のない芝さんが上半身だけでそれっぽくするのですが、どう見ても行方不明のライターでも探しているかのようです。
笑い狙いでしょうが、密かに覚えていただいて、イベントの時にでもビシッと決めてくれないかな?
千秋楽公演の落選ショック?が残りつつも、手持ちのチケットでアイーダを観てきました。
8月のチケットもあるため、また抽選ものになってしまいますが、8月29日のイベントに申し込んでみます。
結果や、いかに・・・。
さて、今回は久し振りに五東さんのアムネと思っていたら、ほのかさんに戻っていました。
歌や2幕後半からのほのかさんがお気に入りなので、結果OKでした。
ネヘブカは、上条さんでした。
4月以降、河内さん、石倉さん、小笠さん、上条さんと、短期間で次々と登場していますが、何なのでしょうね?
エジプト軍に捕らえられて、アイーダとのアイコンタクトは松本ネヘブカの気遣いより大人しめで、遠目には解り難いかも知れません。
この日、3列のセンターに席を取っていたため、表情がよく解りましたが・・・。
メレブは、今年2月以来の有賀さんでした。
酒を売り払った後、お金の入った袋を取り損ねるシーン、大分前の方にトスしたのか、本当に取り損ねている様に見えました。
メレブがアイーダをアムネリスの元へ案内するシーン、アイーダの手を取ろうとするメレブに対するアイーダの拒絶は、「私に触れるな!」と言わんばかりの強い拒絶です。
歌声もしっかりしていて、金田メレブが良いと思っていましたが、こうして観ると有賀メレブは良いですね。
「ローブのダンス」での上条ネヘブカの歌声、「神が愛するヌビア」でどうなるかなと思っていましたが、何とか秋さんの声に埋もれないで歌い上げていました。
こちらも初見の、牧野アモナスロ。
低く、通る声で、存在感の高いヌビア王でした。
ラダメスへの思いを諌める言葉と、秋アイーダの表情を観ていたら、思わず泣けてきました。ここで泣けてきたのは、初めてです。
それだけに、その後の「人生の苦しみ」は、聴いていて一層切なくなります。
「星のさだめ」「真実をみた」での女性2人の胸の苦しみが、この日は一層大きく感じて泣けました。
自身の想いと、ヌビアの民への願いに苦しむアイーダと、友人としてのアイーダと恋人ラダメスへの想いと裏切られた辛さが、痛いくらい伝わってきます。
1人、アイーダとの婚姻を取りやめ、アイーダと一緒になる方法があると、現実に目を向けていないラダメスに苛立ちさえ覚えます。
本気ならば、さっさとアイーダを連れ、エジプトを離れろ!
ほのかアムネリスは、大分想いを籠めていたのか、「真実をみた」の後半くらいから涙を堪えているようにも見えました。
アムネリスがファラオの審判を変える様に求める頃には、涙が溢れてきたようでした。
ステージ最前に進んできた時には、頬に涙の後が。
「我こそはイシスの神の娘、その命令である。」の台詞は、いつも以上に苦しい胸の内が伝わってきました。
「迷いつつ」での秋アイーダの涙も、同じくらい印象的でした。
千秋楽のチケットが入手できなければ、来月が見納めと思うと寂しい限りです。
取りあえずは、12日のバックステージツアーくらいは参加してみよう。
四季劇場[海] | |
2010年7月24日 | |
アイーダ | 秋 夢子 |
アムネリス | 鈴木ほのか |
ラダメス | 渡辺 正 |
メレブ | 有賀光一 |
ゾーザー | 田中廣臣 |
アモナスロ | 牧野公昭 |
ファラオ | 石原義文 |
ネヘブカ | 上条奈々 |
【男性アンサンブル】 | 品川芳晃 |
田井 啓 | |
朱 涛 | |
中村 巌 | |
黒川 輝 | |
影山 徹 | |
深堀拓也 | |
小野功司 | |
【女性アンサンブル】 | 大石眞由 |
市川友貴 | |
杏 奈 | |
小笠真紀 | |
大村奈央 | |
高橋亜衣 | |
濱田恵里子 |
「20日以降、順次お知らせします」とありながら「お知らせ」が届かなかった、アイーダの千秋楽公演の結果が届きました。
結果は、「落選」。
これで、四季の抽選制の千秋楽公演は、全敗の記録更新中。
最近は、応募はするものの、その時点で当選する気がしなくなってきています。
抽選の担当さんから嫌われているのかな、私は?(汗)
プレビュー、開幕週以来、3回目となる笠松マリアを観てきました。
ほぼ3ヶ月ぶりとなったためか、智恵さんのマリアがしっかり焼き付いているためか、記憶の中のはるちゃんマリアとは、かなり変わったという印象を受けました。
全般的に、大人しめなマリアになったのかな?という感じでした。
「マリア」で「慌て者で、お転婆で、お茶目」と歌われているマリアよりは、真面目な女の子のような感じでした。
オペラ座のクリスティーヌを抜けると直ぐにマリアへシフトをしたのですが、名古屋から東京で、子供達との稽古等十分にできたのかなと、気になるところです。
サウンド・オブ・ミュージック
少し痩せたのかなという印象でしたが、表情や仕草は良いですね。
私のお気に入り~自信を持って
修道院長に歌の許可を貰うシーン辺りから、落ち込みを感じさせる表情になってしまいました。
智恵さんのマリアは、シスター・ベルテに注意をされると、笑顔で許可書を見せつけていますが、はるちゃんには笑顔がないんですね。
自信を持ってでのトラップ家へ向かう決心の表情は、良いなと感じました。
歌い始めると、智恵さんマリアは「不安もあるけど~」と歌いながら振返りなが後ろを見上げます。
私には、修道院のマリア像を見て不安を取り払おうとしている様に感じていたのですが、はるちゃんマリアは見上げてから、「不安もあるけど~」と歌うんですね。
ドレミの歌は、智恵さんマリアが元気いっぱいに子供達の心を開こうとしているのと比べると、子供達にちょっと押され気味のような感じも。
更新しながら歌うシーンでは、最後ちょっとギリギリかな・・・。
ちょっとタイミングが遅れ気味な感じは、子供達との合わせがもう少しなのかな思ってしまいました。
マリアvsリーズル~ひとりぼっちの羊飼い
リーズルが窓から入ってきて、マリアとのやり取りのとき、「ルイーザは両手に蛙を持って上がれるわ。」と言いながらリーズルが蛙を手に持つ仕草をすると、智恵さんは同じポーズをしながら蛙を想像しているようでした。
その後に「散歩って、1人で?」でリーズルに反撃?していましたが、はるちゃん蛙は気にもならないようでポーズも表情も変わらぬまま、「お父様には、言わないわよね・・・。」とリーズルがトーンダウンしてました。
ひとりぼっちの羊飼いは、子供達と楽しそうでした。
ダンスレッスン
クルトにせがまれてダンスを教えるシーン、前回観た時は教え方が私の好みだったのですが、ほんの少しの差なのでしょうが・・・。
マリアがトラップ家を出た後、修道院のシーンで「あれっ!」と思ったのが、小島さんの見習い修道女がシスター・ソフィアに案内されるシーンで、ワンピースが変わっていました。
今まではライトブラウン?系のワンピースでしたが、スタイルは同じながら明るいシアン系で花?のような小さな柄が入ったワンピースに変わりました。
当然、2幕でトラップ家に戻るマリアもこのワンピースを着ていました。
2幕最初「ひとりぼっちの羊飼い(リプライズ)」でのマックスも大分変わってきました。
グレーテルが「指が痛いの!」と差し出した指にキスをしていますが、最近はグレーテルが服にキスをされた指を擦り付けているのを、唸りながらなんとも言えない表情で見つめていて、思わずここにも笑ってしまいます。
トラップ家に戻ったはるちゃんマリアは、ルイーザとブリギッタから大佐が結婚する事を告げられると、何とも悲しげな表情になります。
智恵さんが困惑の表情をしているのと、大分違う表情です。
大佐とシュレイダー夫人が訣別した時に祝福をしよとしてしまった時にも、悲しげに見える表情をしていました。
「なにか よいこと」~「ウェディング シークエンス」は、良い表情をしていました。
※以前はなかったのですが、今回観ていて一瞬、ペドロと小夜子が浮かんできたのは、私だけでしょうか?(笑)
芝大佐。
とっても細かいことですが、シュレーダー夫人と別れた後、マリアとの会話で「神様が扉を閉ざす時は、代わりに窓を開けてくださる。」の台詞が変わりました。
以前は、「~代わりに窓を開けてくださるだろ?」と一息に言っていたのが、「~代わりに窓を開けてくださる。だろ?」と一呼吸入れていました。
ようやく、違和感がなくなりました。
岸ロルフ
トラップ大佐に追い返されるシーンは飯田ロルフの方が動揺している様子がよくでていますが、それ以外は岸ロルフもいい感じです。
「もうすぐ十七歳」は、やはり良い声ですね。
キスは、飯田ロルフに比べると優しいキスをしています。
マリアとリーズルに対するシーンは、冷ややかな表情や台詞がヒトラーに忠誠を誓った青年を演じています。
ラストの修道院でのシーンは、職務とリーズルへの思いに心が揺れている感じが伝わってきます。
こうして観ていると、岸ロルフ良いですね。
アンサンブルの中に、もう1人のロルフ亀山君の名前が出ているのですが、どこにいるのか解らなかったのですが、ザルツブルク音楽祭のシーンの最後にカーテンの奥から出てくる兵士が亀山君でした。
プレビューで観た時にも書いていますが、ネイティブのような顔つきで気付くことが出来ました。
期待がある分、はるちゃんへのダメ出し的な感想になってしまって申し訳ないのですが、次回8月の上旬のチケットで観る機会があれば、その時は違う感想が書けることを期待しています。
四季劇場[秋] | 2010年7月17日 |
マリア | 笠松はる |
トラップ大佐 | 芝 清道 |
修道院長 | 秋山知子 |
エルザ | 西田有希(劇団俳優座) |
マックス | 勅使瓦武志 |
シュミット | 大橋伸予 |
フランツ | 川地啓友 |
シスター・ベルテ | 佐和由梨 |
シスター・マルガレッタ | 矢野侑子 |
シスター・ソフィア | あべ ゆき |
ロルフ | 岸 佳宏 |
リーズル | 谷口あかり |
フリードリッヒ | 竹林和輝 |
ルイーザ | 今井莉奈 |
クルト | 廣瀬孝輔 |
ブリギッタ | 石井日菜 |
マルタ | 鈴木アリサ |
グレーテル | 松崎美風 |
男性アンサンブル | 池田英治 |
佐藤季敦 | |
北山雄一郎 | |
高橋基史 | |
天野 誠 | |
長手慎介 | |
亀山翔大 | |
柳 隆幸 | |
女子アンサンブル | 真 優香 |
松尾千歳 | |
山本志織 | |
松本菜緒 | |
佐々木杏珠 | |
小島由実子 | |
伊吹 悠 | |
深見雅子 | |
コンダクター | 平田英夫 |
新ビーストの福井さんがとても好評なことと、プレビューで観た劇場が正式にオープンした姿を観たくなり、急遽サウンド・オブ・ミュージックの前に行ってきました。
前回訪れた内覧会の時には、客席を含めてほぼ完成状態でしたが、舞台上はベニヤ板ばりの状態でした。
想像以上に広い舞台に感動すら覚えたものでしたが、公演が始まり息を吹き込まれた劇場は、やはり良いものですね。
多くの観客で、エントランスやホワイエは混雑しているものの、これから始まる舞台への期待感が感じられました。
客席に入ると、美女と野獣の真っ赤なカーテンがかかり、開演が待ち遠しく感じます。
夏劇場は、2階の売店でキャッツシアターのように飲み物や軽食が買えるので、観客で混雑していました。
美女と野獣自体が、東京では15年振り。
私も、一昨年の静岡以来です。
前回は佐野さんのビーストで、今回も佐野さんか飯田さんのいずれかのビーストを予想していただけに、直前の稽古やプレビューでの福井さんの姿に驚きと期待が高まっていました。
静岡でも公演プログラムには4人目に掲載されていましたが、身近な東京凱旋公演で観ることが出来るとは、思ってもみませんでした。
杮落し公演を観た友人達からも、その素晴らしさを聴かされていただけに、なおさらです。
実際に幕が上がり、立ち居振る舞いから台詞、歌まで、見所満載で本当に期待以上の素晴らしいビーストです。
1幕ラストの「愛せぬなら」で序盤の独白的な部分で期待が高まり、「愛なしには、生きてはゆけぬ。~」の歌声を聞いたとき、鳥肌が立ってきました。
素晴らしいです。
開演前までは、無い物ねだりで柳瀬さんのビーストを観たいなんて思ったりもしていたのですが、この曲を聴いた時点で、すっかり頭の中から消えてしまいました。
先日までサウンド・オブ・ミュージックでエルザを演じていた坂本さんのベルも、素敵ですね。
ビーストとダンスをしている時にビーストのあごに手を添えて顎を上げる仕草、やっぱり好きです。
文字通りのChin Up!以上に、醜い野獣の姿のビーストに、上を向き人を思いやる心を持った人間として生きなさいと勇気づけているかのようで、ベルの優しさと強さが感じられます。
ビーストやベル以外の目を向けると、ガストンの田島さん、ルミエールの百々さん、コッグスワークの吉谷さんと、味のある役者さんが顔を揃えています。
ミセス・ポットの遠藤さんやバベットの長寿さんとサウンド・オブ・ミュージックで見慣れた顔も。
笑いと感動の涙の、素晴らしい舞台です。
製作発表会見、内覧会に立ち会ってきただけに、満員の観客の割れんばかりの拍手と繰り返されるカータンコールがとても印象的でした。
詳細は、次回(19日)改めて。
四季劇場[夏] | 2010年7月17日 |
ビースト | 福井晶一 |
ベル | 坂本里咲 |
モリース | 松下武史 |
ガストン | 田島亨祐 |
ルミエール | 百々義則 |
ルフウ | 遊佐真一 |
コッグスワース | 吉谷昭雄 |
ミセス・ポット | 遠藤珠生 |
タンス夫人 | 大和貴恵 |
バベット | 長寿真世 |
チップ | 川良美由紀 |
ムッシュー・ダルク | 川原信弘 |
【男性アンサンブル】 | 石野喜一 |
清川 晶 | |
布施陽由 | |
安江洋介 | |
林 晃平 | |
安芸雅史 | |
熊川剣一 | |
シン フンスン | |
ファン ソンヒョン | |
【女性アンサンブル】 | 倖田未稀 |
小川飛鳥 | |
加藤あゆ美 | |
渡辺由紀乃 | |
吉田千恵 | |
木許由梨 | |
森田江里佳 | |
池松日佳瑠 | |
福岡唯子 | |
松田未莉亜 |
予定通り、四季idの受付が開始され、特に問題もなく登録が進んでいるようです。
私のイメージでは、この時点でポータルページが設置されて、ログイン後のページをカスタマイズしたり、チケット購入状況等が見られるものと思っていました。
ところが、現状ではログインをしてもユーザーネームが表示されているだけですね。
チケットの購入や、予約確認ページへのアクセスに登録メールアドレスの入力となり、従来の会員番号+パスワード+誕生日と比較すると、入力文字数
が増えている方が多いのでは?
実際に、購入履歴にしても、会員番号を登録しているにも関わらず、過去の履歴は引き継がれていないために、何も表示しません。
従来の予約確認でも、一定期間内の購入履歴が表示されているので、簡単に引き継げると思っていたのですが・・・。
実際のカスタマイズページや引き継ぐべき情報については、対応はこれからのようですね。
居住エリアの登録もしているのだから、遠征時のことを考慮して、劇場周辺の天気の表示なんて事もしてくれると嬉しいですね。
今年はサウンド・オブ・ミュージックが開幕した事もあり、浜松町を中心に四季の舞台を観ています。
先日、久しぶりに蜷川さんが演出のシェークスピア作品「じゃじゃ馬馴らし」の先行があったので、早速応募してみました。
ハムレットを観た後だけに、楽しみです。
抽選結果を知らせるメールが届き、結果は・・・と思いながら開封すると、見事当選。
相変わらず、かなり舞台に近い席。
さいたま芸術劇場の場合、ここ数年こんな状況が続いています。
帝国劇場やコクーンでのチケットの取れなさを思うと、天と地ほどの差があります。
相性という言葉を使ってしまうとそれまでなんでしょうが、他の劇場でももう少し相性が良くなってくれると嬉しいのですが・・・。
もっとも、これ以上チケットが増えてしまうと生活が成り立たなくなる可能性が出てくるので、神様が「ほどほどにしなさい!」と言っているのかも知れませんね。(^_^;)
2年半振りの、ハムレットを観てきました。
前回と変わらぬ黒ベースに放射状に広がる白いライン、最低限のセットのみのシンプルな舞台です。
白いラインは、舞台の奥にある消失点を想像させ、舞台のいっそうの奥行きを感じさせます。
この舞台、役者の皆さんの演技もさることながあr、台詞の素晴らしさが際立っています。
シェイクスピア作品と言えば、さいたま芸術劇場での蜷川さんの演出作品が有名です。
こちらは、松岡和子さんの翻訳によるものです。
この他にも、シェークスピア作品は、能や歌舞伎の世界に置き換えられながら、様々な舞台で演じられていますが、四季の作品に観られる台詞回しや、日本語の言葉の響きの美しさを実感させられるものは、他にないのでは?
タイミング良く、NHK BS2で「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ」のマクベスを放映していました。
また、美しい日本語を確実に客席に届けるという在り方も、素晴らしいものです。
役者の方に目を向けると、田邊さんのハムレットは勿論のですが、やはりひときわ目をひくのが、オフィーリアを演じていtる野村さんではないです。
オフィーリアという女性の可愛らしさよりも、悲しみに心を失ったなかにも、真実を語っているかのような悲しみの演技に、気付けば涙がでていました。
前回は明戸さんが演じていた墓堀1を、日下さんが演じていました。
『思い出を売る男』の乞食のような飄々とした演技が、印象的でした。
最近はミュージカルを観る機会が多いのですが、ストプレの良さを思い出させれくれる作品でした。
2010年7月10日 | 自由劇場 |
クローディアス | 志村 要 |
ハムレット | 田邊真也 |
ポローニアス | 維田修二 |
ホレイショー | 味方隆司 |
レイアーティーズ | 青山裕次 |
ガートルード | 中野今日子 |
オフィーリア | 野村玲子 |
ローゼンクランツ/牧師 | 鈴木 周 |
ギルデンスターン | 岩城雄太 |
フォーティンブラス | 渡久山 慶 |
墓掘り1 | 日下武史 |
亡霊/劇王/イギリス使節 | 山口嘉三 |
ヴォールティマンド/ルシアーナス | 斎藤 譲 |
オズリック/コーニーリアス/隊長 | 青羽 剛 |
マーセラス | 田島康成 |
バーナードー | 岡本繁治 |
フランシスコー | 星野光一 |
妃/墓掘り2 | 有賀光一 |
船乗り | 朱 涛 |
貴族/衛兵/役者/他 | 朝隈濯朗 |
川野 翔 | |
石毛翔弥 | |
文永 傑 | |
キムヒョンミン | |
チョンドンヨン | |
ペジェヨン | |
川田貴弘 | |
貴婦人 | 木村不時子 |
佐藤夏木 | |
手塚宏子 | |
大原 麗 | |
高野 唯 | |
増田翔子 |
午前中の人間ドックが終わり、浜松町は隣の駅となると、やはり立ち寄らずに帰る訳には行きません。
検査の疲れを回復させるために、智恵さんに元気を分けてもらってきました。
平日のマチネと言うこともあり、子供達の姿は少なめでした。
その反面、ご年配の方が目につきました。
映画のサウンド・オブ・ミュージックが流行った頃を思い出しながら、今日の舞台を楽しんでいるという感じでした。
さて、今日の智恵さんですが、「私のお気に入り」で「大声で歌っちゃいました」は、今回も声をひそめて言っていました。
歌声や、「~歌っちゃいました」の後の笑い声の大きい事!(笑)
演出が、少し変わったのでしょうか?
智恵さんマリア、いつもと変わらぬ歌声と笑顔。
素敵です。
岸ロルフ
リーズルと一緒にいるのを観ていると、ちょっとキューピーっぽくも見える髪型が何とも言えず・・・。
歌声は別として、ロルフがまだ馴染んでいないのかなという印象も。
マックス宛の電報を配達して大佐に追い返されてしまうシーンは、普通に走り去っていきます。
飯田君が背を丸め、歩幅を小さめにして懸命に走る様子とは大分印象が変わりますが、どちらが良いのかな・・・。
大佐宛の電報を届けるシーンや修道院の中庭でのシーンは、良い表情をしていますね。
1幕のロルフと比べると、2幕の方が良いです。
芝大佐
エルザに子供を紹介しようと探すものの見つからず、呟くシーンが綜馬さんと大分違いますね。
綜馬さん「いないっ!」と、見つからない子供達に、苛立ちとも不安とも感じさせるものでした。
対して、芝さんは、「い~な~い~」と、隠れんぼの鬼が子供達を見付けられないような言い方です。
この時点では、まだ子供達に厳しい大佐と言うことを思うと、綜馬さんの表現の方がイメージに合うような気がしますが、いかがでしょう?
もう1人のロルフ、亀山君がアンサンブルに入っていたのを、終演後にキャストシートをじっくり観ていて気付きました。
プレビューの時に1度観たきりですが、私の印象は悪くなかっただけに、早くロルフとして登場して欲しいです。
四季劇場[秋] | 2010年7月7日 |
マリア | 井上智恵 |
トラップ大佐 | 芝 清道 |
修道院長 | 秋山知子 |
エルザ | 西田有希(劇団俳優座) |
マックス | 勅使瓦武志 |
シュミット | 大橋伸予 |
フランツ | 川地啓友 |
シスター・ベルテ | 佐和由梨 |
シスター・マルガレッタ | 矢野侑子 |
シスター・ソフィア | あべ ゆき |
ロルフ | 岸 佳宏 |
リーズル | 谷口あかり |
フリードリッヒ | 笠原知也 |
ルイーザ | 飯塚萌木 |
クルト | ラヴェルヌ拓海 |
ブリギッタ | 初鹿野菜月 |
マルタ | 大塚あかり |
グレーテル | 松崎美風 |
男性アンサンブル | 池田英治 |
佐藤季敦 | |
北山雄一郎 | |
高橋基史 | |
天野 誠 | |
長手慎介 | |
亀山翔大 | |
柳 隆幸 | |
女子アンサンブル | 真 優香 |
松尾千歳 | |
山本志織 | |
松本菜緒 | |
佐々木杏珠 | |
小島由実子 | |
伊吹 悠 | |
深見雅子 | |
コンダクター | 平田英夫 |
本来ならば通常の健康診断で済むのですが、年齢的なものもあって10,000円の自費(残りは、会社負担)で人間ドックを受診してきました。
一昨年、胃のバリウム検査でポリープが指摘されたのと、バリウムに味が付いて恐ろしく不味くて気持ちが悪かった事もあり、内視鏡を受診してみよう
と思っていました。
ただ、昨年は会社の受診期間内に予約が取れず、バリウムでのX線検査となってしまったので、今年は半ば意地のようなものもあっての受診でした。
申込をしてから、経鼻内視鏡と言うことを知り、少しホッとしたのも束の間、鼻は鼻で・・・なんて声が聞こえてきて、少々不安に。
まあ、今さらジタバタしてもと思い、今日の受診になりました。
一連の検査の最後に行うと言うことで、内視鏡検査に合わせたスタートは08時20分。
仕事の始業時刻よりも早い!
ともかく、受付を済ませると、早々にCTからスタート。
頭からお腹まで、だいぶX線の被爆をしたなと思っていると、次はお腹のエコー。
流れ作業で進み、ようやく内視鏡の検査室から声がかかりました。
看護士の方から一通りの説明を受け、まずは胃の粘液を除去?薬を飲まされました。
次に、鼻血を出難くするための薬を入れられます。
これって、結構嫌ですね。
更に、麻酔を同様に入れられるのですが、こちらも結構キツいです。
喉の麻酔にもなるから、そのまま飲み込んでと言われるものの、吐き出すのも辛そうなのでそのままじっとしていると、スーッと胃に流れ込んで行きま
した。
内視鏡を通し易くするとかで、サイズ違いの綿棒のようなものを3回ほど鼻に入れたままに。
しばし待つと、先生?技師の方?が現れ、検査開始。
麻酔がかかっているとは言え、それなりに内視鏡がグイグイ押し込まれて行くのが解るだけに、やはり気持ち悪いですね。
喉を抜けるときが、一番気持ちが悪いかったかな?
食道から十二指腸まで、モニタに映る映像を見ていましたが、予想以上に奇麗だったのには、我ながら驚きと感動をしました。
そうこうしているうちに、胃に小さなポリープが見つかり、ピロリ菌の検査と合わせて細胞を採取。
痛みも感じないのに、組織が取られ出血しているのを見ていると、他人事みたいで不思議な間隔ですね。
検査中、あれこれ会話が出来るのは、ありがたいですね。
ここまで終わり、この程度なら楽で良かったなんて思っていたのですが、最後に内視鏡を抜くとき、喉を一気に抜けたとき、一瞬の事ながら気持ちが悪
くなり吐き気を催しました。
きっと、口からの検査の場合、こんなのが続くんでしょうね。
内視鏡の検査の終了で、今回の受診は全て終了。
内視鏡検査後の注意書きを貰い、着替えをしたら鼻水が?
若干の鼻血が。
まあ、想定範囲内と思いながらも、その後もずっと鼻がグズグズ状態。
結局、帰宅するまでそんな状態でした。
年休扱いなので、仕事の出先で鼻にティッシュを押し込むなんて事が無かったのは幸いですが、結構この状況も嫌ですね。
検査終了後にマチネのサウンド・オブ・ミュージックを観てきたのですが、泣けてきたと思ったら鼻血が出てきたなんて、洒落になりませんからね。(^_^;)
さっ、後は結果待ちです。
無印良品に立ち寄ったので、店内を見回していたら「ローズウッドの販売中止」の文字が目に留まりました。
気分転換が目的で、時々エッセンシャルオイルをキャンドルで暖めています。
手持ちのものが残り少なくなってきたので、何か良いものがあればと探していた時に見付けたものです。
ローズウッド自体、私自身あまり意識をしていなかったので、なぜ中止となるのかが理解できませんでした。
理由を調べてみると、ローズウッドの資源保護のためだそうです。
ローズウッドは、名前の通りバラの香りに似た美しい香りを持つことから、香料業界では長く利用されてきたそうです。
南米アマゾン川流域の熱帯地域に生育する常緑樹で、樹高は40メートル近くなるそうです。
野生林の伐採によって得られるために貴重な植物となり、現在は厚い保護の下に置かれています。
ブラジル政府は、ローズウッド一本を伐採する度に一本植樹しなければいけないという法律を制定し、資源保護に努めているそうです。
とは言え、1本伐採毎に1本の植樹をしても、伐採前と同等に育つには相当の時間が必要なのは、言うまでもありません。
そのため、植物保護の観点から世界的にローズウッドの精油の生産、使用は中止する流れとなっているそうです。
現在販売されているものも、在庫限りと言うものが少なくないようです。
入手が出来なくなるのは残念ですが、資源が無くなる前に保護が出来るのは幸いです。
しばらくは、リナローウッドという植物が代用されるそうです。
取りあえず、1本購入してきました。
大事に、使っていかねば。
11日の開幕が目前に迫ってきた、劇団四季の『美女と野獣』東京公演。
新設の四季劇場『夏』の杮落しとなるとともに、初演以来15年振りの東京公演です。
この15年間の総公演回数は、3,674回。
3,558,700人もの人達が、すばらしい舞台に感動を覚えたことになります。
<style>
&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;!--table {}
.font5
{color:windowtext;
font-size:6.0pt;
font-weight:400;
font-style:normal;
text-decoration:none;
amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;MS Pゴシック&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;;}
.style0
{text-align:general;
vertical-align:bottom;
white-space:nowrap;
color:windowtext;
font-size:11.0pt;
font-weight:400;
font-style:normal;
text-decoration:none;
amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;MS Pゴシック&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;;
border:none;}
td
{padding-top:1px;
padding-right:1px;
padding-left:1px;
color:windowtext;
font-size:11.0pt;
font-weight:400;
font-style:normal;
text-decoration:none;
amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;MS Pゴシック&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;;
text-align:general;
vertical-align:bottom;
border:none;
white-space:nowrap;}
.xl24
{text-align:center;}
.xl25 {}
.xl26
{vertical-align:middle;}
.xl27
{color:white;
font-size:7.0pt;
text-align:center;
vertical-align:middle;
border:.5pt solid white;}
.xl28
{color:white;
font-size:7.0pt;
text-align:center;
vertical-align:middle;
border:.5pt solid white;}
.xl29
{color:white;
font-size:7.0pt;
text-align:center;
border:.5pt solid white;}
.xl30
{color:white;
font-size:7.0pt;
border:.5pt solid white;}
.xl31
{color:white;
font-size:7.0pt;
border-top:.5pt solid white;
border-right:none;
border-bottom:.5pt solid white;
border-left:.5pt solid white;}
.xl32
{color:white;
font-size:7.0pt;
text-align:center;
border-top:.5pt solid white;
border-right:none;
border-bottom:.5pt solid white;
border-left:none;}
.xl33
{color:white;
font-size:7.0pt;
border-top:.5pt solid white;
border-right:.5pt solid white;
border-bottom:.5pt solid white;
border-left:none;}
.xl34
{color:white;
font-size:7.0pt;
border:.5pt solid white;}
.xl35
{color:white;
font-size:7.0pt;
font-weight:700;
border:.5pt solid white;}
.xl36
{color:white;
font-size:7.0pt;
text-align:center;
border-top:.5pt solid white;
border-right:none;
border-bottom:.5pt solid white;
border-left:.5pt solid white;}
.xl37
{color:white;
font-size:7.0pt;
border-top:.5pt solid white;
border-right:none;
border-bottom:.5pt solid white;
border-left:none;}
.xl38
{color:white;
font-size:7.0pt;
border-top:.5pt solid white;
border-right:.5pt solid white;
border-bottom:.5pt solid white;
border-left:none;}
ruby
{ruby-align:left;}
rt
{color:windowtext;
font-size:6.0pt;
font-weight:400;
font-style:normal;
text-decoration:none;
amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;MS Pゴシック&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;;
display:none;}
--&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;
</style>
都市 | 会 場 | 公 演 期 間 | 回数 | 入場者数 | ||
東京 | 赤坂ミュージカル劇場 | 1995年11月24日 | ~ | 1998年3月21日 | 836 | 947,700 |
大阪 | MBS劇場(堂島) | 1995年12月17日 | ~ | 1997年5月31日 | 550 | 567,300 |
福岡 | 福岡シティ劇場 | 1997年7月15日 | ~ | 1998年5月16日 | 300 | 296,900 |
名古屋 | 名古屋ミュージカル劇場 | 1998年4月28日 | ~ | 1998年12月29日 | 282 | 298,000 |
札幌 | 札幌JRシアター | 1998年7月8日 | ~ | 1999年1月17日 | 185 | 154,000 |
京都 | 京都劇場 | 2003年6月1日 | ~ | 2005年4月9日 | 630 | 508,600 |
福岡 | 福岡シティ劇場 | 2005年5月8日 | ~ | 2006年1月22日 | 238 | 201,600 |
広島 | ALSOKホール | 2008年2月17日 | ~ | 2008年6月8日 | 105 | 125,000 |
静岡 | 静岡市民文化会館 | 2008年7月6日 | ~ | 2008年9月14日 | 66 | 85,600 |
仙台 | 東京エレクトロンホール宮城 | 2008年10月11日 | ~ | 2009年1月25日 | 94 | 94,000 |
京都 | 京都劇場 | 2009年4月23日 | ~ | 2010年5月9日 | 388 | 280,000 |
3674 | 3,558,700 |
こうしてみると、京都劇場が通算1018回で最多公演なんですね。
これから、東京公演の公演数が、どこまで伸びるのか?
四季のWebサイトには、稽古場の状況が掲載されています。
京都公演では、佐野さんと飯田さんのお2人がキャストされていましたが、この稽古場の様子を見る限り、ビーストを演じているのは福井さんのようです。
夏劇場で、新ビーストデビューでしょうか?
開演が、待ち遠しいです。
C)Disney 撮影:下坂敦俊
撮影:Snowman
劇団四季『美女と野獣』
2010年7月11日(日曜)開幕
四季劇場「夏」
JR京浜東北線/東急大井町線/東京臨海高速鉄道りんかい線
各大井町駅より、徒歩5分
詳細は、劇団四季Webサイトへ。