My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

アイーダイベント 「古代エジプトより愛を込めて」

2010年08月29日 23時58分12秒 | 劇団四季

東京千秋楽を1週間後に控え、アイーダのイベント「感動! 古代エジプトより愛を込めて」に参加してきました。
当選メールには、当日の座席は決まっていると書かれていたものの、1000人もの招待客に対してスムーズに座席を記した参加証?が発行できるものなのか?
通常のイベントの様に、現実的には先着順かなとも思っていたりしたのですが、本編終演後退出をすると早々に受付の準備が始まっていて、当選メールの受付番号毎に並べば自分用の参加証が入手できるようだと言う事が解りました。
しばし、お茶をした後受付へ向かうと、予想通りでした。
封筒には当選者の名前と会員番号、受付番号が記載され、中の参加証はイベント用の特製品でした。
Aida_100829
しかも、席は6列中央。なかなかの、良席でした。
17時30分。客席は、通常のソワレ公演のような雰囲気です。
「建てよう、建てよう♪」と『ピラミッドを建てよう』のアカペラでスタート。
本編では見ることができないほど、田中ゾーザーも大臣たちと共にダンスをしています。なかなか、格好いいです。
田中ゾーザーの「我々の秘密の会合へ、ようこそ!」の声が響きます。
次に、女性アンサンブルたちによる、洗濯シーンで使うブルーの布を使ったダンス。
この2つは、イベント用のスペシャル・バージョン。
いずれも、朱涛さんの振り付けだそうです。

次は、上手から田井さん、下手から杏奈さんが登場し、ダンスが始まります。
渡辺さんが上手ステージ端に座り、『迷いつつ』を歌い始めます。
しばらくすると、下手端では、江畑さんが壁にもたれています。
観ていた誰もが、ソンダンを思い出したのではないでしょうか?
さびの所からは、江畑さんも加わり、会場が2人の歌声に包まれます。
渡辺さんの背中に、杏奈さん。江畑さんの背中には、田井さんが寄り添います。
渡辺さんと江畑さんが互いの手を伸ばすと、田井さんと杏奈さんも互いの腕を伸ばし、印象的なエンディングでした。

曲が終わると、司会者登場。
司会は、タキシードを着込んだ、ワイスさんと牧野さん。
牧野さんは、ビシッと決めたスタイルに、低音で響く声は司会にも良いです。
ただし、トークは笑いを誘うものですが・・・。

まずは、アイーダの歴史について。
初演は、2003年12月21日大阪でスタートし、1年2ヶ月の公演となったことを紹介。
さらに、ティムライスとエルトンジョンのメッセージビデオ(YouTubeでご覧になった方もいらっしゃるはず)が、紹介されました。
大阪公演の後を次いだ、京都公演。
当時の出演をしていた事情通と言う事で、大阪~京都でメレブ役を演じた有賀光一さんがステージ上に立ち、当時の思い出を紹介していました。
オリジナルキャスではなかったため、別公演出演の合間の稽古からスタートしたので、とても大変だったそうです。
そんな短い感想の後、観客へのメッセージが伝えられました。

2006年、博多公演。
司会のワイスさんは、博多から出演されたそうです。
福岡公演では、『福岡SPRITS』と言うイベントが開催されたそうです。
福岡SPIRITSにも参加されたと言うことで、五東さん登場です。
当時のイベントでは、なぜか『オペラ座の怪人』から『Think of Me』を歌ったそうです。
イベントの詳細は、忘れたとか!?
ワイスさんは、脇坂さん振り付けでバスケのドリブルをしながら、タップをしたそうです。
脇坂さんの振り付けながら、みんな上手くいかなかず、バラバラだったそうです。
観客へのメッセージでは、さりげなく、赤毛のアンのPRもありました。

さらに、名古屋公演。
登場したのは、真正面で観ている私には眩しいくらいの超ミニの、秋さん。
そのコーディネイトは、何?という気持ちがなきにしもあらず。
当のご本人は、緊張しているとのこと。
名古屋公演の印象は?の問いに、「世界のやまちゃん」が美味しかったとのこと。
初のタイトルロールに緊張の毎日だったそうで、終演後は毎日、手羽先とビールだったそうでう。
当初は緊張のため、作品の魅力がわからなかったそうですが、重ねるごとに素晴らしさが解ったとのことです。
ここでも、観客へのメッセージが。

ここからは、各カンパニーからの、ビデオレターの紹介です。
まずは、ライオンキングから、中嶋さん、松本さん、片山さんです。
WICKEDからは、飯野さん、長島さん、金田さん、前田さん、そして樋口さんです。
CFYでは、画面をピンクフォーリーズが、「ハ~イ!」とボビーに声をかけるかの様に横切って行きます。
川原さんや光川さんの他、アンサンブルさん多数です。
最後に、マンマ・ミーア!から阿久津さんと濱田さんのお2人が、メッセージを伝えてくれました。
いずれも、残り僅かな公演も頑張るので観にきて欲しいこと、間もなく終演となりますが、いつかどこかで再会できることを信じているというような趣旨のものでした。

メッセージが終わると、アイーダでお馴染みの華やかなシーンと言うことで、ほのかさんの浴衣バージョンでの『お洒落は私の切り札』。
客席からは、意外さに笑いもおきていました。
上手では、女性アンサンブル3人も浴衣姿で、ゆたっりしたダンス。
ファッションショーが開始すると、普段の衣装を付けた女性アンサンブルさん1人ずつに大臣1人がつき、写真を撮ったり、共にダンスをしたりしています。
最後は、ほのかさんもいつもの衣装に着替え、左右に田中さんと牧野さんのエスコートで中央に。

暗転した舞台には、審判シーンの重いBGMなが流れる中、1人の衛兵が手枷と剣を持ち上手から下手へ。
更に客席に降り、最前列を移動。
舞台上では、、維田ファラオが大臣を従えて登場です。
何が始まるかと思えば、クイズ大会です。
大臣が1問ずつ問題を出し、維田さんが正解を示すのですが、維田さんのおちゃらけ振りに笑い連発です。
2択ながら、難問続出。
『アイーダの2つの顔のモチーフは、アイーダとラダメスではない。○か×か?』
答えは、×。
『アイーダをモチーフにした歌舞伎がある。○か×か?』
答えは、○。
『エルトン・ジョンとティム・ライスが、2人で手を組んだ舞台作品がある。○か×か?』
答えは、×。映画はあるが、舞台作品はない。等々。
思いの外難問が続いたため、あっさりと勝ち抜けが決定。
そのため、仕切り直しでもう1回行われましたが、結果は似たようなものでした。
勝ち残りには、記念品が贈られました。
ロビーでの引き換えのため、何かは不明。
最後に維田さんから、『最後の問題「私は、アイーダが大好きだ」』
全員が○で、大正解と言うことで終了。
さらに、『総ての者たちの人生が、永遠に佳き日の喜びに満たされんことを!』と呼び掛け、神に召されたようでした。

『神が愛するヌビア』の初めの、パーカッション。
ヌビアの民のかけ声と共に盛り上がった所に、田中ゾーザー登場。とたんに、静まり返ってしまいます。
周囲を見渡し、強く床を踏み鳴らす田中さん。
床を踏みならし、手拍子も始める田中さん。
次第に早くなり、リズムが刻まれと、アンサンブルさんたちによるブレイクダンスが披露され、ダンスコンテストさながらの雰囲気に。
ダンスセッションが終わると、GetUp!の掛け声共に、アイーダコール。
江畑アイーダ、再び登場です。
普段着の江畑さんは、とっても可愛いです。
全員で、『神が愛するヌビア』を熱唱。
全員が衣装ではなく、普段着的な服装であることと、全員が楽しそうに歌っているのを観ると、私たちも楽しくなってきます。

1時間程のイベントも、あっという間。
渡辺さんの挨拶で、イベント終了です。
本編同様の熱い拍手が続き、何度も応えてくれました。
最後は、ほのかさんを田中さんが。
江畑さんを渡辺さんが、お姫様抱っこで捌けて、イベント終了です。

私としては、クイズではなく席番号での抽選で記念品贈呈にして、クイズの時間も曲やダンス、出演者へのインタビューにしてくれればベストでした。
それでも、楽しいイベントでした。
千秋楽公演を観られない人達にとっても、とても印象的なイベントになったことでしょう。


サウンド・オブ・ミュージック 8月28日

2010年08月28日 23時54分00秒 | 観劇

今日も、幸せいっぱいな時間を過ごす事ができました。
最近のお気に入りは、マリアが歌う「自信をもって」。
不安な表情から、自分を勇気づけ、子供達への期待を込めて歌っている表情が、とっても素敵です。

今月に入って、少しずつですが演出が変わってきています。
まずは、はるちゃんマリアで気付いた、『ドレミの歌』で子供達に音符の説明をするマリア。
智恵さんの時には、各音を奇麗に伸ばして歌っていたのが、はるちゃんマリアでは、少しピッチが早く歌うというよりも話すよう感じになっていたのですが、今日の智恵さんも同じ様に変わっていました。
私としては、以前の方が良かったと思うのですが、いかがでしょう?

次に、マリアの部屋のシーン。
これは、8月に入るとはるちゃんも智恵さんも変わりましたが、リーズルとマリアの小さな闘いのシーンです。
マリアの追求に、リーズルが「ルイーザは、両手に蛙を持って登れるわ」と言いながら、蛙を持つ仕草をしていましたが、今日はマチネもソワレも、明らかに蛙を入れているかの様に手をベッドへ向けていました。
リーズルが着替えに行った後、マリアがベッドカバーを恐る恐る持ち上げて蛙がいないか確認をしています。
それと、今まで以上に、大きな雷鳴にマリアも首を竦めて驚く様になっています。
これは、『ひとりぼっちの羊飼い』を歌い始めるまで、雷鳴が轟く度に続けていました。

こちらは私が気付かなかっただけかも知れませんが、マリアと大佐がハネームン中、トラップ家を訪れたツェラー長官とマックスがナチスの敬礼を交わすシーン。
マックスがやむなく行った敬礼に対して、大橋シュミットは悲しみと怒りが入り交じったような視線をマックスに投げかけ、「近頃は、みんなそうなのよ!」と吐き捨てる様に言いながら袖に捌けて行くんですね。
シュミットは、最初のトラップ家のシーンでもフランツがナチスの優位性を語った時に、大佐の前では言うなと制止をしていいましたから、その胸中は察する事ができます。

視線と言えば、大佐とエルザがナチスの件で気まずい状態の中に飛び込んできたマリアへ向けられたエルザの視線。
今日は今まで以上に、いくつもの想いが込められた視線に感じられました。

子供達
以前から感じていた、クルトの存在。
ドレミの歌や、2幕のひとりぼっちの羊飼いのシーンを見ていると、兄弟の中ではいじめられ役的な存在のようです。
自己紹介の時の『11歳』の発言に対して、ブリギッタの視線に慌てて「間もなく」を付け足しています。
ドレミでは、マリアに対して好意的な態度を取っていると兄弟がそれを阻もうとしていたり。
2幕冒頭ではルイーザにヘッドロックをされて振り回されたりしています。
そんなクルトですが、ルイーザやフリードリッヒからマリアを守ったり、ラストでアルプス越えを決意する時には、「僕たちなら大丈夫」と大佐に語っています。
マリアが大佐に語っていた「繊細で傷つき易い」子のイメージよりは、しっかりした男の子のようです。

何度も観ている割には、まだまだ気付いていない事がたくさんありそうです。
リハ見に参加していると、リハーサル中のシーンの説明等が聴けるので、9月のイベントが楽しみです。

ところで、今日は会社の後輩夫婦が私の後方の席にいました。
サウンド・オブ・ミュージックをぜひ観たいという後輩のリクエストがあり、チケットを手配してあげたものです。
終演後に感想を聞いてみると、一番印象に残ったのは『すべての山に登れ』を歌う秋山修道院長との事。
ぜひ、また観たいとの事。
微力ながら、四季ファン2人獲得です。(笑)
さて、明日はアイーダのイベント日。
江畑アイーダということもあり、急遽本編も観る事にしました。
サウンド・オブ・ミュージックマチネ終演後の予約なので、2階席の下手の端からですが、マイ楽として楽しむ予定です。
それにしても、イベントはどんな内容になるのか?
楽しみです。

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四季劇場[秋]2010年8月28日
マリア井上智恵
トラップ大佐芝 清道
修道院長秋山知子
エルザ西田有希(劇団俳優座)
マックス勅使瓦武志
シュミット大橋伸予
フランツ川地啓友
シスター・ベルテ佐和由梨
シスター・マルガレッタ矢野侑子
シスター・ソフィアあべ ゆき
ロルフ亀山翔大
リーズル五所真理子
フリードリッヒ鳴戸嘉紀
ルイーザ嶋村英里
クルト川原一輝
ブリギッタ初鹿野菜月
マルタ大塚あかり
グレーテル松崎美風
男性アンサンブル池田英治
井上隆司
見付祐一
北山雄一郎
高橋基史
奥田直樹
蛭沼建徳
柳 隆幸
女性アンサンブル真 優香
松尾千歳
山本志織
小島由実子
浅井美波
趙ミンジョン
深見雅子
原 彩子
コンダクター平田英夫

サウンド・オブ・ミュージック イベント

2010年08月24日 23時06分00秒 | 劇団四季

そろそろ開催されても良い頃だな・・・なんて思っていたら、Webサイトに情報が掲載されていました。
9月イベント
・バックステージツアー
・リハーサル見学会
10月イベント
・ザルツブルクフェスト ~オーストリアに想いをよせて~

9月の2つの内容は、書くまでもありませんが、10月のイベントはどんな内容なのか?
いずれにしても、全て平日のイベント。
代休を使って、夏休みを分割して取れば、何とかなるかな?
スケジュール調整と根回しを始めないと!


スッキリ!!

2010年08月23日 22時10分00秒 | テレビ番組

日テレ スッキリ!!で放送された美女と野獣関連の番組。
昨年の夏、ライオンキングに参加をした女の子の特集がズームインでありましたが、今回はBB版でした。
小学5年生の女の子が挑んだのは、Be Our Guestのシーンでベルとしてのラインダンス。
もともと、ミュージカル俳優を目指していて、バレエやジャズダンスを学んでいるとは言え、子供の体格では、やはり辛いですね。
特に苦労をしていたのは、ラインダンスの時に足上げが上手く行かない事。
どうしても、体が前後にずれてしまいます。
百々さんや加藤あゆ美さんのアドバイスの下、1週間の特訓を重ねての本番。
前日に、特製のベルの衣装を受け取り、緊張の中で迎えた本番。
心配だった足上げも上手くいき涙する姿に、長寿さんも涙ぐんでいました。
貴重な体験、羨ましいです。


サウンド・オブ・ミュージック 8月21日

2010年08月21日 23時47分00秒 | 観劇

8月21日 素敵な夜だった。
目を閉じ、耳を澄ませば、澄んだ歌声が聞こえてきた。(演目違い?)
私にとって7月7日以来の、智恵さんマリアです。
先週の謎のダブルキャストの一件があったので、今日もキャスボで確認するまでは、内心ドキドキでした。
手持ちのチケットは一週間先だったので、急遽昨日手配した席は、6列センター。
思わず、『今日の恵みに感謝致します』と、お祈りをしてしまいました。
『朝の祈り』が終わり、バイオリンの音色が響くと緊張が。
『目を閉じて、耳を澄ませば、囁きが聞こえてくる~♪』紛れもない智恵さんの歌声に安堵感が広がります。
紗幕があがり、智恵さんの表情が見えてくると、思わず私も笑顔になっていました。
こうなると、もう舞台への集中力はmax。
智恵さんが舞台にいる間は、子供が騒ごうが、客席から響くビニールの音や、真後ろから聞こえる鼻水(泣くような場面ではないので、風邪が鼻炎)等、全く耳に入らないのだから、我ながら凄いと思いました。
『サウンド・オブ・ミュージック』で、風や自然と一体となるマリア。
『私のお気に入り』~『自信を持って』では、無邪気、落胆、決心と、いくつもの顔を見せるマリア。
『ドレミの歌』では、リーズルを中心に心を開かない子供達の心を開き、歌で心を掴むマリア。ラストの笑顔が、最高です。
『一人ぼっちの羊飼い』ではリーズルの心を開き、子供達の笑顔の中心にいるマリア。
マリアの可愛さ、元気さ、めげない強さが伝わってきました。
先週のはるちゃんマリアで気付いた、今までとは異なるシーン。
マリアの部屋に、閉め出されたリーズルが窓から忍び込むシーンです。
マリアに詰め寄られたリーズルが、「悪戯をする時は、いつもね。ルイーザは、両手に蛙を持って登れるわ。」と答えながら、両手に蛙を持つ仕草をします。
はるちゃんはさらっと流しますが、智恵さんは蛙を想像しているのか、リーズルの様に蛙を両手で持っているかのような仕草をしています。
その後、マリアの『散歩って1人で?』の一言に、観念して首を横に振るリーズル負けで終わっていました。
それが、先週末のはるちゃんマリアはベッドに入る時に、枕寄りのベッドカバーの端を摘んで、蛙が出て来ないか恐る恐る確認していました。
はるちゃんだけかと思っていたら、智恵さんは「どうか蛙がいませんように!」と言う声が聞こえてきそうな表情で、足寄りのベッドカバーをそっと持ち上げていました。
それと、もう一つ。
同じシーンで、雷の音に首を竦めて驚く仕草を見せていました。
細かいものですが、劇場にいる子供達には受けそうですね。

可愛らしさから、強さを見せるマリア。
最初は、大佐に子供達との触れ合いを求めるシーン。
珍しく芝さんとの呼吸が合わず、大佐の「君に言われる筋合い」に、マリアの「がない事は、解っています。」が続くのが、「君に言われる」「がない事は、~」となってしまい、ちょっと残念。
大佐に子供達への理解を訴える表情が、良かったです。
涙で潤んだ五所リーズルの表情に、もらい泣きしました。

修道院長のアドバイスでトラップ家に戻ったマリアと大佐が、各々の思いを自覚するシーン。
このシーンの表情の変化が、素敵です。
『なにかよいこと』では、いつも以上に「安らぎのある暮らし求めていたの」と歌うマリア自身の生い立ちに、泣けてきました。
ここまでくると、留まる所を知らぬかの様に、結婚式のシーンでも涙が・・・。
マリアに幸あれ!と願ってしまいます。

ハネムーンから帰ったマリアとリーズルが歌う、『もうすぐ十七歳(リプライズ)』。
今までは、姉と妹的なイメージがあったのですが、いつもにも増してリーズルを包み込むような優しさを感じる歌い方に、母と娘の姿が見えた気がしました。
ふと、先日観たマンマ・ミーア!の『手をすり抜けて』のシーンが浮かんできました。
智恵さんもドナを演じていたし、先日までリーズルを演じていた谷口さんが今、ソフィを演じていた事を思うと、いつかこの2人で母娘として共演する事があるのかななんて事を考えてしまいました。

ザルツブルク音楽祭で、アンコールの『さよなら またね(リプライズ)』で、芝大佐と勅使瓦マックスが下手で何やら交わしている会話。
全ての状況を把握している2人だけに、会話は聞こえなくても、内容は伝わってきます。
大佐が万感込めて、ひときわ高く歌い上げる「Good Bye』に、ここでも涙が。
今日のサウンド・オブ・ミュージックは、自分でも不思議な程泣ける舞台でした。

最後に、カテコの智恵さんの笑顔が、最高でした。
普段は、前方の席には視線が向かない智恵さんですが、今日は何度か前方席にも目を向け、手を振ってくれました。
繰り返されたカテコは、智恵さんが客席に大きく手を降りながら下手にはけて終了となりました。
あ~、今日観にきて良かった。
今でも、幸せいっぱいです。
主よ、今日の恵みに感謝致します。

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四季劇場[秋]2010年8月21日
マリア井上智恵
トラップ大佐芝 清道
修道院長秋山知子
エルザ西田有希(劇団俳優座)
マックス勅使瓦武志
シュミット大橋伸予
フランツ川地啓友
シスター・ベルテ佐和由梨
シスター・マルガレッタ矢野侑子
シスター・ソフィアあべ ゆき
ロルフ亀山翔大
リーズル五所真理子
フリードリッヒ海宝 潤
ルイーザ増田桜美
クルト横井裕貴
ブリギッタ片岡芽衣
マルタ池戸優音
グレーテル西山寿奈
男性アンサンブル池田英治
見付祐一
高橋基史
天野 誠
長手慎介
蛭沼建徳
柳 隆幸
中橋耕平
女性アンサンブル真 優香
松尾千歳
山本志織
佐々木杏珠
小島由実子
浅井美波
伊吹 悠
趙ミンジョン
コンダクター平田英夫

今週はシングル

2010年08月16日 23時17分00秒 | 劇団四季

先週は何とも不可解だった、サウンド・オブ・ミュージックのマリア。
結局、火・水の2日間だけ智恵さんのマリアで、残りははるちゃんでした。
何となく、土曜ソワレのアイーダのキャストを見て、江畑さんのアイーダを智恵さんが見ていたのかなとも思えてきました。
で、今朝10時。
恐る恐る確認をすると、智恵さんシングル。
明日の開演までは一抹の不安が残るものの、私の中では確定。
さて、ここで問題。
こんな時に限って、手持ちのチケットがない!
来週末まで、大人しく待てるものか?(^_^;)


マンマ・ミーア! 8月15日

2010年08月15日 23時07分00秒 | 観劇

マンマ・ミーア!を観に、静岡へ行ってきました。
今回は、比較的近い事もあり、行きは普通列車を乗り継いで行く事に。
最寄り駅から東京駅までは、目を閉じていても何が見えるか言えそうなほど見飽きた景色のため、座ってしまうと直ぐにウトウトと。
東京駅からは、熱海行きに乗車。
お盆の時期で、早い時間のためか、社内はガラガラ。
横浜を過ぎると、ローカル列車の旅と言う気分になり、眠さはどこかへ。
熱海で三島行きに乗換の時間を使って、駅のトイレへ。
水道の水がすっごく冷たかったのに驚きましたが、井戸水でも使っていたのでしょうか?
ここからは、車両も短いため途中までは立ったまま、外を眺めていました。
途中、開いたドアからオニヤンマに襲撃されそうになりました(笑)が、無事静岡へ到着しました。
一昨年7月の、美女と野獣以来です。
前回以上に夏の強い陽射しのもと、静岡市民文化会館までは、ちょっと辛いですね。

客席で開演を待っていると、聞き慣れた場内アナウンスは、注意事項の後に「過敏な方々へ、本公演では厚底ブーツやとびきりファンキーな衣装が多用されておりますので、ビックリ仰天なさらいように。」とのこと。(笑)
オーバチュアが終わると、谷口さんのソフィが歌う、「I Have a Dream」。
今まで、ベンドラ(春のめざめ)、リーズル(サウンド・オブ・ミュージック)、シラバブ(Cats※これは、ヒトではないですね。)と年下の役ばかりでしたが、すごく良い感じですね。
今まで彼女が演じていた役の中では、一番好きです。
生で観る事は出来ませんでしたが、健康的なイメージの江畑さんのソフィと比べると、かなりスレンダーですが、気になったのは最初だけでした。
アリの荒木さん?のお腹が、ちょっと気になったは、ここだけの話と言うことに。
アリとリサと、ソフィ。
仲の良い3人組は、ドナとロージー、ターニャの3人同様ですね。
濱田ドナは、「Mamma Mia」でのダディズの誰かの台詞ではないけれど、全然歳には見えないです。
ペッパーがドナに惹かれずにターニャに惹かれるのが、理解できないくらいです。
それにしても、ダディズの出現にドナの驚き様は凄いですね。
「Chiquitita」驚きに自信を失っているドナを元気付けている、ロージーとターニャ。
3人の歌声が、心地よいです。
ダディズ3人のうち、やはり目立つのは、阿久津サムの若さ。
デビューの広島では、台詞のピッチが不自然に感じられる程ゆっくり喋っていたそうですが、多分に明戸ハリーの喋り方にも影響されているのかなとも思ってしまいました。
20年の時が立ったとは言え、ドナが本気になった相手だけにもっと情熱的でも良いのかなとも思えてきます。
ワイルドイメージな野中ビルでさえ、いざエスコートとなるとナーバスになってしまうくらいですから、3人とも結構真面目な人達なのかなとも。
若い頃は、別人だったってことか?(笑)
涼太スカイは、オペラ座の子爵様同様に育ちの良い青年ですね。
しっかり者と思いつつも、結婚式当日の朝、ソフィの言葉に圧倒されたドナのとばっちりを受けてタジタジになっているのには、笑ってしまいました。
それ以上に笑えたのは、2幕冒頭のソフィの悪夢に登場した時の花嫁姿。
1人身勝手な行動をとったソフィの行き詰まった気持ちを再現しているのでしょうが、ソフィがこだわった純白の花嫁姿のイメージなんでしょうか?
後にスカイがソフィとの口論の際にスカイが口にする台詞に、繋がっているのかな?
「Super Trouper」では、後方から手拍子が。
ただ、客席としては手拍子はしたくないようでしたが、お一方だけが執拗に続けていました。
普段の舞台はどうなのかは解りませんが、聞いていて少し辛いです。
「Our Last Summer」でのドナとハリーのナンバー、明戸さんの声が心地よく響きます。
「Slipping Through My Finger」イントロを耳にした途端に、涙目になってしまいました。
ソンダンの時のイメージが、しっかり脳内にインプットされているようです。
それでも、実際にストーリーの流れの中で観ていると、少し前にドナに散々噛み付いていたソフィとドナの会話があり、喧嘩をしても2人きりで生きてきた母と娘の絆を感じ、いっそう歌声が心に響きます。
父親と息子では、描けないシーンですね。
ドナがサムの言葉を遮り、歌い上げる「The Winner Takes It All」は、濱田さんの聴かせどころですね。
「Take a Chance On Me」
ソフィの結婚式直前、ロージーがビルに迫って行くシーンを観ていると、なぜこんなに簡単にカップル誕生?
クレイジー・フォー・ユーの、アイリーンとランクを思い出してしまいました。
結婚式の最後に用意されたドンデン返し的なシーンは、解っていても楽しめますね。
オバカなドナとサムの秘密も解り、1/3ずつのダディズと。花嫁と花婿。
本当に、「人生は最高だよ~♪」な、ミュージカルです。

カーテンコールも本編以上に、楽しくて最高です。
客席を見渡すと、数は少ないもののペンライトがチラホラ。
思わず、欲しいと思ってしまったのは、私だけではないはず。
こんなに楽しめるのなら、12日のイベントに参加してダンスをマスターすべきだったかなと、ちょっと後悔も。
東京凱旋が、待ち遠しいです。

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静岡市民文化会館2010年8月15日
ドナ・シェリダン濱田めぐみ
ソフィ・シェリダン谷口あかり
ターニャ八重沢真美
ロージー青山弥生
サム・カーマイケル阿久津陽一郎
ハリー・ブライト明戸信吾
ビル・オースティン野中万寿夫
スカイ鈴木涼太
アリ荒木美保
リサ木内志奈
エディ中村 匠
ペッパー大塚道人
【男性アンサンブル】田辺 容
廣野圭亮
柳木 優
渡井真一
キムスルギ
ソルドンギュ
チョジョンファン
【女性アンサンブル】合田友紀
平田曜子
小林英恵
細見佳代
大場沙耶
海野愛理
キムサラ

アイーダ イベント当選!

2010年08月13日 18時52分00秒 | 劇団四季

16時に、届いた1通のメール。
29日に開催される、感動!「古代エジプトより愛を込めて」の当選案内でした。
今まで応募してきた千秋楽公演やイベント類には、全くと言っていい程縁がなかっただけに、当選通知がいっそう嬉しく感じました。
未だに、昨日の探検!「魅惑のバックステージ」の余韻が残っていると言うのに・・・。
このイベントでは、どんなものを観競れくれるのか、今から楽しみです。


アイーダ バックステージツアー

2010年08月12日 23時52分00秒 | 劇団四季

残り1ヶ月を切ったアイーダの、バックステージツアーに参加してきました。
劇場に入り、客席を見ていると、バックステージツアーの案内を手にした方が目につきました。
終演後のロビーは参加者で溢れ、相当の人数がいる事が解りました。
およそ1時間の予定のイベントは15分ほど遅れて、17時頃にスタートしました。
客席を見回すと、さすがに2階席にはいないものの、ほぼ1階席を埋める440人ほどの参加者がいたそうです。
結局、人数が多すぎて15班になってしまったために、急遽班割りを11班に変更してのバックステージツアーとなりました。
班分けの説明が終わると、舞台監督の東さんの登場で、イベント開始です。
まずは、アイーダの舞台転換、照明、音響等の説明が行われました。
まずは、開演前の緞帳の説明から。
ホルスの目が描かれた緞帳は、1枚の幕ではなく、紗幕と黒い緞帳、の3枚で構成されています。
紗幕に描かれたシルバーで描かれたホルスの目に、プロジェクターで同じ絵柄を投影しているそうです。
さらに、紗幕の後ろにはボケ足が描かれた黒い緞帳が奇麗に重なっているため、立体感が出ているそうです。
その後ろには、3番目の緞帳として両袖から開閉する様に設置され、1枚目・2枚目と同じ速度で開いているそうです。
次に、照明チーフの宇都さんからムービングライトの説明がありました。
53灯のムービングライトで、様々な効果を演出しているそうです。
2幕ラストでアイーダとラダメスが墓に入るシーンで、2人を追いながら1つに集まる様子は、ムービングライトの見せ場所だそうです。
もう一つ、ホリゾント(背景の白い幕)の裏には、215台の照明機材を配置して、高い表現をしているそうです。
アイーダで印象的な美しいグラデーションは、これらの機材を駆使したものだそうです。
照明スタッフの4名は、全て女性だそうです。
次に、舞台装置の転換シーン説明に移ります。
まずは、博物館のシーン。
一番客席寄りのショーケースと、舞台奥に何やら煙突のような装置が出現しました。
次に墓を始めとしたショーケースが、現れます。
ショーケースは基本的にコンピュータ制御で、ワイヤーによって移動するそうです。
ただし、一つのラインには1基しかワイヤーに固定できないため、複数ある場合は人間が移動します。
袖に戻す時にはスタッフが舞台上に出られないため、あるもので袖に引き寄せていました。
どのショーケースで、どのように引き戻すかは、実際の舞台で確かめてください。(笑)
この後、博物館の白い壁が天井から降りてきます。
博物館のイメージは、NYのメトロポリタン博物館をイメージしているそうです。
展示物は、全てアイーダの登場シーンをイメージしていて、見学者達は前世で展示物と重なっているという思い出演じているそうです。
ここで、ホルスの目が開いた時に出現する、炎についての説明がありました。
炎は、布を風で揺らし、照明で炎に見せているそうです。
さらに煙突のような装置で煙を出して、リアルさを表現しているそうです。
次は、博物館からラダメスの船への場面転換を、音楽を入れて紹介してくれました。
俳優が不在のため、ほのかさんの歌声が、録音が流されていました。
監督がアムネリスの立ち位置で、ムービングライトの効果を説明してくれました。
ラダメスの船のセットが降りてきて、音響について市川さんから説明がありました。
大阪初演に際して、都内のスタジオで日本人ミュージシャンによって録音されたものだそうです。
その音源を、音響オペレータが、11トラックの音源をコントロールしているそうです。
実際に、勝利ほほえむの後半パートで、ピアノを始めとして一つ一つのトラックを順次重ねながら、説明をしてくれました。
ラダメスの奴隷船から、ラダメスの船室への転換のシーンの説明です。
コンピュータでコントロールされているものと、スタッフが人力で操作しているものの紹介です。
このときアイーダに捕らえられた兵士1の役を参加者に演じてもらい、「川へ投げ込め!」の台詞を参加者、「俺に良い考えがある!」を監督が。
これをキューに、場面が転換しました。
船の帆が上がると共に、舞台奥に椰子の木のシルエットが降り、シルエットの上下で美しいグラデーションが表現されており、これも先に紹介された照明の効果だそうです。
ちなみに、上手から出てくるタラップはスタッフが手動で移動していました。
情報が多く、メモを取るのに必至でした。(汗)
以上で監督による解説が終わり、班毎に別れての見学となりました。

見学者のアテンドは、今日の舞台に出演された役者さん達が担当されました。
司会役は、田井 啓さん。
吉賀陶馬ワイスさん、駅田郁美さん、河野駿介さん、大村奈緒さん、深堀拓也さん、上條奈々さん、中村 巌さん、小笠真紀さん、田中廣臣さんが登場されました。
田井さんと田中さん以外の9名の方が、実際に参加者をアテンドされました。
自分たちの番が回ってくるまでの時間は、各班を担当した役者さんが色々声をかけてくれていました。
私の班は、大村奈緒さんでした。
実際に舞台に上がると、以前「夏」劇場の内覧会での舞台を思い出しました。
床に刻まれたセット移動用の溝やワイヤー、スモークが出てくる小さな穴、床に仕込んだ照明等の奥に、ベニヤで出来た舞台のベースが見えていました。
それを見ていると、実際のアイーダの床も厚さ15cm程のパーツとして組まれている様子がよく解りました。
椰子の木のシルエットも、実際にはホリゾントのかなり手前にあることも意外でした。
上手側袖には、小道具類が整然と並べられています。
小道具には、きちんと「○の○○」と明記されています。
裏切り者を暗殺する短剣や、アイーダがアムネリスの髪を梳かすブラシなどが目につきます。
アモナスロが脱出する船も、内部がよく解りました。
川での洗濯のシーンで使う籠は、大きさや重さが異なり、結構重いそうです。
アムネリスの鬘や衣装を変える小部屋があり、床山さんからの説明で鬘は7種類あるそうです。
三つ編みが取り外せたりして、手間は以外とかからないそうです。
ファラオの玉座やアムネリスが座るセットは、アルミのベースに板を貼って作られているそうです。
市場のシーンで大村さんが運んでいる瓶には、本物のお米が入っていました。

ホリゾント裏には、化粧台が並び短い時間でメイク替えを行っているそうです。
女性陣はラメ入りの口紅を落とす際、ガムテープを使っている方もいるそうです。
ガムテープは荒れたりするので、大変だそうです。
鏡の脇には、メイクのイメージが描かれた写真が貼ってあったりします。
ちなみに、大村さんのメイクセットが置かれていました。
床山さんは4名で、皆さんの鬘をアシストしているそうです。
鬘は、全てピン留めだそうです。
鬘は全て一つずつ編み方や飾りが異なるそうです。
ヌビア人の鬘は囚人のため、整え過ぎず、荒れ過ぎずの状態を作るのが基本だそうです。
アイーダの様に密に編む混まれた三つ編みは、崩れ難いそうです。
本番使用の鬘は、38枚だそうです。
人毛を使っているため、定期的にシャンプーやリンスでメンテしているそうです。
ラダメスがアイーダとの婚約の後、「~苦難乗り越え、勝利めざして!」と歌いながら投げつける盃。
派手に投げつけ、大きな音を立てていますが、この音を出す仕掛けが盃にありました。
下手袖側に回ると、アイーダとラダメスが入れられる墓があり、客席からは解らなかった仕掛けがあるのが解りました。
客席の緞帳の閉じ方と同様の効果を出すための仕掛けですが、どんなものかは実際の舞台で確認をしてみてください。
博物館に展示された墓と、アイーダ達が入る墓は、同じものでした。
下手側の壁面には、吊りものを操作するロープが並んでいました。
アムネリスのファッションショーで使用する壁面は、1.2tくらいの重量があるそうです。
30本の吊りもののうち19本がコンピュータコントロールで、残り11本はスタッフが操作しているそうです。
最後に舞台監督が使用するブースを見ていたら、小型の双眼鏡を見付けました。
以前、テレビ朝日がSong & Dance関連の番組を放送していた時にも紹介をしていたのを思い出しました。
この双眼鏡は、舞台上の異物をチェックするのに使用するそうです。
セットからの落下物などがあると、役者に危険が及んだりするためです。
また、舞台監督は実際の進行に合わせてギャラリーと呼ばれる天井の部分(キャットウォーク?)から、状況確認をされたりするそうです。
ミストの音が耳につくのでスタッフに伺った所、スパのシーンでは実際にミスト(水)が出ているそうです。
これで、私たち4班の見学は終了しました。
もう少し時間があれば、もっと色々質問をしたかったな・・・。
この後は、残りの参加者が席に戻るまでの間、参加者からの質問に答えてくれました。
多くの質問がでましたが、その中で印象に残ったものを。
「汗でメイクが崩れませんか?」
この時期は、大変だそうです。
田井さんによると、動いている時は良いのですが、動きが止まると汗が噴き出して大変だそうです。
「早替えについて」
早替えが多いため、各人それぞれ工夫をしているそうです。
ズボン等は履き易い様な形状にして、置かれていたりするそうです。
「舞台を支えるスタッフは?」
役者よりも多い、総勢26名のスタッフが支えているそうです。
役者は、23名です。
「スパのセットで座っている女性がの後ろ姿が気になります。顔はあるのか?」
誰が演じているのか笑いを取っていましたが、7mの奥行きに30本の吊りものがあるため、耳の辺りまでしかないそうです。
正面からは、ちょっと怖いそうです。(笑)
参考までに、「夏」劇場の吊りもの(バトン)の幅は、150mmだそうです。(内覧会より)
「台詞について」
長い台詞の覚え方についての質問でしたが、田中さんから日本語の発音の難しさの説明と、ワイスさんがアイーダの呼び方の違いが紹介されました。
状況により、「アイーダ様」「王女様」「アイーダ」の使い分けを覚えるのが、大変だったそうです。
「スモークの使い方について」
きれいな出し方や効率的な消し方があるのかと言う質問でした。
監督によれば、場内の温度差が少なくなる様にコントロールをして、美しいスモークが出るようにしているそうです。
舞台上数カ所、客席内の温度をチェックしているそうです。
これは、スモークだけでなく、温度差による対流で吊りものが揺れて事故が起きる事を防止する意味もあるそうです。
「アムネリスのメイク直しは、どうしているのか?」
床山さんの説明に依ると、オープニングの博物館のシーンの後、スパの前までに一度メイクを全部落とし、ファンデーションから始めるそうです。
人に依って、クリームだったりシートだったりするそうです。

最終的に2時間近い時間となりましたが、満足度十分のイベントでした。
イベントで知った情報で舞台を観ると、また違った見方が出来そうです。


アイーダ イベント受付終了

2010年08月08日 19時00分00秒 | 劇団四季

8月29日開催の感動!「古代エジプトより愛を込めて」が、締め切られました。
先日の千秋楽公演の抽選にも落選した身としては、イベント抽選も当選するかどうか気になる所です。
千秋楽1週間前のイベントが意味するものが何なのかは解りませんが、1000人もの参加者を集めてのイベントは、見学や体験系ではないと思われるだけに参加をしてみたいです。
とりあえずは、12日のバックステージツアーには参加しますが、この頃には当選の通知が届いて欲しいな・・・。


智恵ちゃん

2010年08月07日 22時57分00秒 | 日記

今日、午後新宿で会ってきました。
とは言っても、四季の智恵さんではなく、女子プロゴルファーの有村智恵さんです。
小柄なイメージな22歳の女の子は、智恵さんと言うよりも智恵ちゃんと呼びたくなります。
そう言えば、彼女も熊本出身でした。
西川産業さんのAIRという賞品に関連したトークショーが、新宿・小田急ハルクで行われたものです。
あまり広くない会場は満員の観客で埋まり、周囲には立ち見客も大勢いました。
さすがに、昨年度女子の賞金ランキング3位だけの事はあります。
会場には友人や彼女のお姉さんもいて、ちょっとインタビューが準備されたものという印象がなきにしもあらずですが、短い時間でしたが盛り上がっていました。
さて、明日は智恵さんのいないザルツブルクです。
今回のはるちゃん、期待してます。
でも、そろそろ智恵さんの情報も欲しいな・・・。


四季id

2010年08月04日 23時51分00秒 | 劇団四季

帰宅して四季のサイトにアクセスをして、気付きました。
100804
今まで気付かなかったので、いつからスタートしていたのかは不明ですが、四季idでログイン(私の場合、ログイン情報をブラウザーに記憶させ、ロ グイン後のページをブックマークしているので、常時四季idでログインした状態です)をしてみると、購入したチケットの公演日が近づくとトップページに表 示される様になりました。
今までは、「ようこそ○○さん ○○さんでない場合はこちら」と言うメッセージだけだったので、四季idがスタートして最初のユーザー向けの機能が動き始めたようですね。
みなさんは、お気づきでしたか?
さらに、四季idセンターから購入履歴が見られるのですが、月毎の表示で、過去10年間も!
Firefox358

Firefox357

Firefox356

過去を懐かしむか、自己嫌悪に陥るか・・・。(^_^;)
できるなら、演目毎のソートや、公演会場別の表示なんて機能がつくと面白いのですが。


番組チェック 8月

2010年08月03日 23時01分00秒 | テレビ番組情報

久々に、番組チェックをしてみました。

8月7日 00:45~ NHK BS2
ペンギンプルペイルパイルズ ♯15「謝罪の罪」 小林高鹿、ぼくもとさきこ 他

8月13日 23:00~ NHK教育
「変身」森山未来、穂のか、福井貴一 他

8月14日 00:45~ NHK BS2
劇団M.O.P「エンジェル・アイズ」 キムラ緑子、三上市朗 他

8月15日 11:30~ WOWOW
おくりびと ~あれから七年のものがたり 中村勘太郎、田中麗奈 他

8月17日 03:45~ WOWOW
メカロックオペラ「R2C2」(再) 阿部サダヲ、森山未來 他

8月20日 03:30~ WOWOW
大人計画「サッちゃんの明日」(再) 鈴木蘭々、宮藤官九郎、松尾スズキ 他

8月21日 00:45~ NHK BS2
ナイロン100℃『犬は鎖につなぐべからず』 松永玲子、みのすけ、村岡希美 他

8月28日 00:45~ NHK BS2
『アプサンス~ある不在~』 吉行和子、岡田浩暉 他

9月10日 23:00~ NHK教育
「ファーストの悲劇」 野村萬斎、勝村政信、長塚圭史 他

9月23日 11:30~ WOWOW
コクーン歌舞伎「佐倉義民伝」 中村勘三郎、中村扇雀、中村橋之助 他