1週間ほど前から、母親が書類を片手に何か悩んでいたものの、特に相談もなかったので大して気にも留めていませんでした。
それが昨日になり、なにやらいろいろと記載をした用紙を持ち出し、『どうしよう?』と切り出してきました。
何かと思い用紙に目をやると、地元のケーブルテレビの申込書でした。
4月30日までは、特別に初期手数料が無料!とお得感を前面に出した案内とともに、ポストに投函されていたものだそうです。
自宅の周囲にはマンションが多く建ちマルチパスも出ているので、ケーブルテレビに加入すれば一般局の画像が飛躍的にきれいになるような気がします。
有料チャンネルは・・・、あまり関心がないので、月次料金がリーズナブルならば加入しても損はないかもなんて話をしておきました。
夜、会社から戻ると、そこには申し込みの終わった契約書が置かれていました。
結果的に得するのか損をするのかはわかりませんが、視覚的に美しくない屋根のアンテナが撤去できることだけは、大きなメリットです。
最近は、Internetを利用した番組の配信も始まっていて、ケーブルテレビや衛星放送と競合するようになってきているだけに、ユーザー獲得や内容の充実がいっそう重要になるのでしょうね。
<参考>OCNシアターhttp://www.ocn.ne.jp/theater/flets/?U
それにしても、数万円かかる初期費用を無料にしてまで契約を募るケーブルテレビって、それだけ現状の契約者数が少ないことを意味しているのだと思います。
この先、大丈夫なんでしょうか?
ちょっと、心配です。
今日、4月29日18時。
Mac OS X Tiger Version 10.4発売。
新しいOSの発売が、イベントになるようになったのは、Windows95だったでしょうか?
確かに新しい機能が満載のOSを使ってみたいと言う衝動に駆られることは、誰にでもあるとは思います。
当時は真夜中にマスコミも集まって、盛り上げに一役買っていました。
発売スタート時には、多くの人が長蛇の列を作ってパッケージを手にするのを待っている姿が印象的でした。
中には、買ったそばからノートPCにインストールを始める人の姿も。
そこまでするの?と、ちょっと呆れ顔になってしまった記憶があります。
そう、かくいう私も長蛇の列を作っていた1人でした。
あれから月日は経ち、さすがにイベント化した新OSの発売は規模が縮小して、私の中ではそんなイベントすらないような印象さえありました。
Mac OSの新OSが今日発売となるのは以前から知っていましたが、18時の発売開始や直営店舗でのイベントがあるのは昨夜になって知りました。
それほど人はいないだろうとは思いつつも、冷やかし半分に写真でもと思いながら銀座のアップルストアへ足を運んでみました。
アップルストアの前にはそれなりに人が集まり、プレス向けの受付もあったものの、『あ~、この程度しか人がいないんだ。』などと勝手に納得しながらシャッターをきり、帰ろうとしたときに気付きました。
店舗前に並んでいる人は20人くらいでしたが、京橋方面に長蛇の列ができていました。
距離にして200m以上。
まだまだ、新し物好きな人たちは多いようです。
もちろん、人の多さに刺激されて、私も新しいOSのパッケージを手に帰宅しました。
六本木の街に森ビルが建設した、巨大な高層ビルの六本木ヒルズ。
一時、不幸な出来事で認知度が上がってしまいましたが、ランドマークとしてもとても目に付くものの一つです。
勤務先の事業所の一つが、すぐ近くにあります。
とは言え、事業所ができたのは20年近くも前のことで、当時はテレビ朝日通りと呼ばれる程度で、それほどパッとした場所ではありませんでした。
六本木ヒルズの完成で、景色は一変しました。
事業所の目の前にあるけやき坂は、昨年末はイルミネーションで人目を惹きました。
そう、たった1本の道路をはさんで、異質の街が隣り合わせにあっているというのが、私の印象です。
近隣で生活をしている人達にとっては、どんな存在のなのでしょう?
今日の写真は、渋谷区外苑前3丁目付近からの六本木ヒルズです。
外苑西通りを下っていく真正面に威風堂々と聳え立っている姿が見えるこの場所は、私のお気に入りの場所です。
咲き始めの頃は、気温も低めで例年よりも遅めの予報が出ていた桜の見頃も、この1週間の暖かさで一気に拡がってしまいました。
水曜日頃が、一番の見頃だったみたいですね。
職場の近辺にも、見応えのある桜がありますが、昨日は既に散り始めている木も多く見られました。
縦構図のカットの右下の方の白く輝いている点は、風に舞う桜の花びらです。
都内にも桜の名所と称される所がいくつもありますが、その1つ市ヶ谷~飯田橋の『外濠公園』を歩いていきました。
多くの人が咲き乱れる桜の花に、春を感じて酔いしれているようです。
世の中に たえてさくらの なかりせば 春の心は のどけからまし
在原業平が『古今和歌集』巻第一 春歌上で詠んだのは、今更説明する必要もないほどですが、日本人の心は古から変わっていないようですね。
朝、桜の花が新しい門出を祝福しているかのように、美しく咲いています。
母親に手を引かれた小さな女の子が、「1年生になったら、1年生になったら・・・」と歌いながら嬉しそうに歩いていました。
入学式に胸を時めかせていたのは、いつの頃だったか・・・。
初々しさに、つい顔がほころび、2人の後ろ姿を見送ってしまいました。