シアターコクーンにて、2度目の「ひばり」を観てきました。
前回(10日)と比べて、役者のみなさんもこなれてきたのか、雰囲気がだいぶ変わってきたという印象の舞台でした。
それよりも、入場して驚いたのは、スモークの多さ!
今日はマチネだけのはずなのに、既に1ステージ終えた後のような感じでした。
舞台全体が煙っていて、前回の方が荘厳さが高かった気がします。
台詞が多いだけに、ちょっと心配していたジャンヌの声、相変わらずで安心しました。
ただ、トーンを変えた部分は、前回の方が低くゆっくりした感じで良かったような気がしますね。
ボードリクールとのやりとりの時のワイン、思いっきり吹いていました。
前回は、赤ちゃんがミルクを吐くような感じでしたから、ちょっとビックリです。
シャルルのお約束も、相も変わらず。
松さんが、スポットを抑えるよう手をかざす様も相変わらず。
前回の席がH-19で、今回がI-23。
似たような席ながら、今回は振り返ることなく、役者さん達を目の前で観られる機会が多く、良かったです。
後半、ジャンヌは相当気合いが入っている印象を受けました。
牢の中でウォーリックとのやりとりは、ゾクゾクしてきました。
火刑を望むジャンヌの姿には、泣けてきました。
ラスト、ランスの戴冠のシーンでは、私の目の前に役者達が並び、通路で叫ぶシャルルよりも、こちらへ目が向いてしまいました。
カーテンコールも、5回。
松さんの笑顔ものぞいていました。
千秋楽は、どんな舞台になるのか?
観に行ける方が、羨ましいです。
2月も月末が迫り、チケットも今日のひばりが最後。
次は、4月29日のシアターコクーン。
しばらくは、仕事に集中!?
土曜の夜に、四季劇場『秋』で【コンタクト】を、今日は『海』で【オペラ座の怪人】を観てきました。
最近会社の同僚からも、「明日はどこ(撮影)へ行くの?」から、「明日はど何を観に行くの?」に変わってしまい、いつの間にかイメージが変わってしまったようです。
まあ、社内でのイメージなんてものに今更こだわったところで・・・。
昨日のコンタクト、土曜の夜のためなのか、それとも一般受けしないのか、思いの外空席が目につきました。
舞台の方は、Part1SWINGING
前回と同じキャスト。
相変わらず召し使い役の男性の運動能力、凄いですね。
観ている方が、力が入ってきそうです。
今回は、ちょっとブランコが失速気味でしたが・・・。
Part2 DID YOU MOVE?
今回のキャストのうち、妻役が坂田加奈子さんから団 こと葉さんに変わっていました。
この作品、笑えるポイントもあって、結構気に入っています。
団さんの印象は、坂田さんよりも踊りがシャープなのかなという気がします。
前回から1ヶ月経っているので、あくまでもそんな気がするということで・・・。
ウエイターにしがみついていくシーン、好きです。
Part3 CONTACT
メインの3人は、前回と同じキャスト。
坂田さんのダンスは、素敵ですね。
ダンスシーンを、もっと観ていたいですね。
Part2で無愛想な夫を演じていた明戸さんのバーテン姿、あまりにもイメージが違うので一瞬別人かと思ってしまいました。
舞台はとても良い印象だったのですが、臨席のおばちゃんはNGでした。
寝てしまうのはともかく、私に寄りかかるんじゃない!
困ったものです。
回数を重ねてきたので、いろいろと観る余裕が出来てきたせいかもしれませんが、今日のオペラ座の怪人は、私が観た4回の舞台で最高かも。
月曜日のキャストと異なるのは、カルロッタとマダム・ジリーの2人でした。
苫田さんのクリスティーヌ、今日も可愛らしさは変わらずです。
今日、印象的だったのは、墓場のシーンで舞台上から2人が去りながら歌うシーンで、ファントムが閉じていた目を開き、辛そうな表情をしたとき。
ラストで「我が愛は終わりぬ。夜の調べとともに。」と歌い上げたとき、目が涙で潤んでいたとき。
思わず私も涙が出てきてしまいました。
カーテンコールは、村さんの名前が何度もコールされていました。
カーテンコールも終わり、大半が会場を後にしているにもかかわらず、両脇の女性陣は席に着いたまま。
前回とほぼ同じ席。
前回は通路側だったので問題は無かったけれど、隣の女性達は涙を拭きながら席を離れる気配なし。
この席、ちょっと危険かも?
劇場を出ると降っていた雨も上がり、高層ビルの合間に青空が広がっていました。
3月18日から、首都圏では鉄道会社やバス会社で利用できる、ICカードサービス『PASMO』がスタートします。
JR東日本が既にサービスを行っているSuicaとの相互利用が出来るため、SuicaかPASMOのどちらかを所持していれば、現金を持たずに移動をすることが可能になります。
私鉄各社がこのPASMOのキャンペーンを行い、ユーザー獲得に乗り出している中、JR東日本ではSuica機能を携帯に持たせたモバイルSuicaのキャンペーンで対抗しています。
どちらが良いかは、使用する人の好みや行動半径によって決まってくるので、どちらが多くのユーザーを獲得できるのかは判りません。
既にSuicaを所有している人も多いと思うので、結果の方は・・・かな?という気がします。
そんななか、実際にモバイルSuicaを使用してみました。
DocomoのP902iを持っていたので、機種的には問題なし。
手持ちのクレジットカードが利用できるため、改めてJR東日本系のカードを作る手間もなく、数分間の手続きで設定完了です。
通常のSuicaも手元に残っているのですが、使い勝手はモバイルSuicaも全く同じ。
駅構内の売店や自販機の利用も、もちろんOK!
どこで差が出るかというと、チャージと履歴の確認です。
チャージは、クレジットカードを使用したため、iアプリから通信で決済されるため、現金を用意することなくチャージを行えます。
利用履歴も、iアプリ上から最新の50件が確認できます。
仕事での移動では、経費精算をするときにとても便利です。
PASMOがサービス開始となる1ヶ月後からは、さらにエリアが広がり、ますます手放せなくなりそうです。
そのうち、タクシーでも利用できたりするのでしょうか?
しかし、・・・・・。
日常生活で一層携帯を手放せなくなるとともに、忘れたり紛失をした場合のダメージはかなりのものが想像できます。
セキュリティという視点で、指紋認証を取り入れている携帯もありますが、本体が手元になければ何の役にも立たないわけで、管理を十分にしなければいけませんね。
便利さの代償が、高くつくことがないよう気をつけねば。
昨日、ランチの時に外苑前の駅近くに出来たばかりのお店をチェックしてきました。
比内地鶏がメインのお店で、ランチは当然のように親子丼です。
ここのお店、以前はごくごく普通の居酒屋で、店内の様子もちょっと古さを感じさせるお店でした。
その分、お手頃価格と言うことで、それなりに賑わっていました。
経営者も変わったのか、新規に開店したこのお店は店内の雰囲気も一新していて、ちょっとビックリしました。
以前と比べて、メニューの価格もかなり上がっているなと感じさせます。
で、肝心のランチは、写真の小鉢、ミニサラダ付きの親子丼で1,200円。
お味はと言うと、全体的にちょっと味が濃すぎるかな。
一緒にいた上司も同じ意見なので、私だけではないようです。
さらに小鉢類も、濃いめの味付け。
お椀だけがあっさりしているので、逆に物足りないような印象にさえ感じてしまいます。
この味付けで、1,200円の価格では、ランチ客を集めるのは難しいかも。
期待していただけに、ちょっと残念でした。
去年の大晦日から始まった、芝居三昧の日々。
今週の月曜までで、9本。
今月後半にも2本を予定で合計11本は、普段の私の生活からみれば異常なほどの多さ。
時には、4日で3本を観た週も。
そのためか、ちょっと温泉巡りをし過ぎて湯あたりをしたかのような気分に。
実際は、心地よい疲れと言った方が良いのかも知れませんが、それぞれの印象に残ったフレーズやシーンが今でも頭の中に浮かんできます。
(↓正確ではないので、間違っていたらお許しを。)
【朧の森に棲む鬼】でライが叫んでいた『・・・俺の血で、この朧の森を真っ赤に染めてくれよう!』のくだり。
【ひばり】で悔悛したジャンヌが、『・・・こんなの、ジャンヌじゃない!』と叫び、火刑を望むシーン。
【オペラ座の怪人】クリスティーヌが、『エンジェルオブミュージック、昔は心ささげた。』、『絶望に生きた哀れなあなた。今見せてあげる、女の心』と歌い上げるシーン。
ラストでファントムが『我が愛は終わりぬ。夜の調べとともに。』等など。
そんな中で、『ひばり』で異端審問官を演じられていた、壌 晴彦さんの声は特に魅力的で印象に残っています。
劇場で渡された公演パンフレットの中に、壌さんが主催されるワークショップの案内が目にとまりました。
中でも、正しい発声、美しい発音を軸としたワークショップとして「座・朗読塾」、「座・国語塾」など、興味深いものが。
相手と向かい合っていれば、言葉で大半の思いは伝わるものですが、選ばれた言葉を使い美しい響きを奏でることができたら素晴らしいことだと思います。
【オペラ座の怪人】で聞く素晴らしいテノールはムリだとしても、「正しい発声・発音や正しい伝え方」ならば努力で身につけれらそうです。
できることなら、受講したいものです。
仕事での時間のなさを理由にはしたくないけれど、現状ではムリなのが残念です。
カレッタ汐留も地下から訪れると、上を見上げる事が少なくエリアの大きさを実感できるスペースはあまりありませんね。
新橋駅から向かうと、日テレを過ぎてすぐのポイントからなら、大手代理店が入るこのビルを見上げることが出来ます。
一般の方の場合、地下フロアと最上階のレストランスペース、そして隣接する四季劇場『海』他の施設程度ですね。
これだけの高層ビルに入居している企業というのも、改めてみると凄いですよね。
逆に、この高層ビルの足下には、地味ながら人目を惹くものがあるのをご存知でしょうか?
亀をモチーフにしているのでしょうか、
周囲よりも少しだけ小高くなった所から、毎正時から水のパフォーマンスが行われています。
霧が立ちこめたり、リズミカルに水が噴き上げたりしています。
ただ始まりと終わりが今ひとつハッキリしていないため、時々興味を持った子供が近付くため、そのたびに大丈夫かなとハラハラしてしまいます。
陽の光が降り注ぐ中でのパフォーマンスならばもっと美しいのでしょうが、ビルの谷間では叶わぬ望みでしょうか?
3度目の、オペラ座の怪人を観てきました。
私の中で、ようやく全編を観られたような気がします。
今回、クリスティーヌを演じたのは、苫田さん。
小柄で、ちょっとあどけなさが残る表情は、他の方が演じるクリスティーヌとは少し違う感じが。
歌声はとても素敵なのですが、喋るとまたあどけなさが。
でも、私が受ける印象は彼女が演じるクリスティーヌが、最もイメージに合っているような気がします。
ファントムに全幅の信頼を寄せ、強い絆で結ばれていた2人。
ファントムのマスクを外したとき、少女の茶目っ気だったのでしょうか?
ファントムが怒り始めても、マスクを手に笑顔を向けている様は無邪気としか。
父親の言葉を信じ、音楽のエンジェルを信じ、ファントムを信じているクリスティーヌには、こんなイメージが合っているのでは?
イル・ムートの公演中の事件によって、ファントムへの恐怖心を覚えていく様子は観ていて辛くなります。
自分なりに精一杯の力で愛を与え、音楽を与えてきたにもかかわらず、最愛のクリスティーヌの気持ちを引き留められないファントム。
それでも、ドンファンの勝利でThe Point of No Returnを2人で歌い上げている時間は、ゾクゾクしてきます。
ここでも、マスクを外されるまでは・・・。
ラスト近く、クリスティーヌがファントムに口づけをしたとき、クリスティーヌを抱き締めることを躊躇っている手が佐渡さんの時以上だった気がするのは、私だけでしょうか?
ファーストコンタクトだった大晦日の公演は、圧倒的な迫力に押されてあっと言う間に終わってしまいました。
2度目は1月末。各場面の歌に酔いながら、少しは表情を観ることが出来てきた気がします。
3回目の今日、一番高い満足度でした。
ちょっと小柄でちょっとセクシーな苫田さん、舞台にいることが嬉しいのでしょうか?
カーテンコールの時、出てくる度に素敵な笑顔を見せていたのがとても印象的でした。
渋谷・シアターコクーンでの「ひばり」を観てきました。
公演が始まったばかりなので、詳しいことは次回と言うことで。
主演の松たか子さんの芝居は今回が初めてだったのですが、すっかり引き込まれてしまいました。
特に手の届くほどの距離からの松さんの表情は、素敵でした。
演出は、以前に観た「コリオレイナス」と同じ、蜷川幸雄さんのもの。
今回のひばりでも、舞台のセットに驚き、芝居のオープニングの意外性に楽しませてもらった気分です。
途中にはハプニング的なサプライズもあり、3時間半はコリオレイナスよりも短く感じました。
もっとも立ち見券で観ていた方は、結構大変だったかも知れませんね。
25日のチケットも確保しているので、もう1度じっくり楽しみたいと思っています。