My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

表裏源内蛙合戦

2008年11月30日 23時49分00秒 | 観劇

20分の休憩を加えても、4時間10分にも及ぶ長い舞台が話題になっている、表裏源内蛙合戦を観てきました。
チケットが取れず、舞台の長さもあり、直前まで観に行くかどうかを悩んでいました。
ところが、26日になって急遽良席のチケットが入手でき、今日の観劇となりました。
蜷川さんが井上ひさしさんの原作を演出し、平賀源内を上川隆也さんと勝村政信さんの2人が演じ分けると言うことで、どんな舞台が観られるのか楽しみでした。
客席に入ると、一瞬戸惑いを覚えました。
普段ならば、暗い舞台上にスモークが立ち込め、セットが朧気に浮かんでいるというイメージが強い蜷川さんの舞台。
ところが、目の前に広がるのは、どうみても舞台裏の景色。
ハンガーには大量の衣装が掛けられ、コンクリートの打ちっ放しの壁に棚には、照明用のライトがずらりと並んでいます。
あれ、今日の舞台って江戸時代の平賀源内のはず?

2階席には赤い提灯が付けられ、新橋演舞場のような雰囲気が。
いったい、どんな舞台が始まるのかと思っていたら、拍子木が鳴らされ舞台が始まると、出演者全員が舞台上に並び座長?の上川さんを始めとし、主立った出演者による前口上が始まりました。
裏の源内を演じる勝村さんは、早々に黒子の衣装を纏っていました。
舞台は、WICKEDよろしく、源内の誕生のシーンからスタートです。
赤ん坊の源内から、上川さんが演じていて、笑いが途切れません。
音楽もテンポの良いものが続きますが、しばしば歌われる「長崎は今日も雨だった」の一節は、私には理解できませんが、そんなに必要だったのか?
時に2人がぶつかるさまは、源内の心の中での葛藤を観る思いです。
勝村さんは多くのシーンで笑いを取っていますが、重要なシーンでは強く存在感を見せつけてくれます。
2幕冒頭の講釈のシーンも、登場シーンは下ネタで笑わせますが、しっかりと講釈の長台詞を聴かせてくれます。
ただ、とても長い舞台のため、ともするとちょっと飽きてきそうな場面も。
江戸の町民文化が源内の人生と重なって進んでいくため、見た目の楽しさや吉原の猥雑さが表現されるため、観る方によっては若干の抵抗があるかも知れませんね。
新井白石らとの腑分けのシーンも、観る方によっては抵抗あるかな?
薮原検校で古田新太さん演じる薮原検校の処刑シーンも、結構インパクトがあったので、あれは蜷川さんの好みなんでしょうか?
平賀源内というマルチな才能を持った、江戸時代のダヴィンチとでも呼びたい男。
一方でトレンドとして受け入れられた源内が民衆から飽きられたとき、表の源内には為す術がなく、裏の源内が生きることをアピールするも上手く回らぬ様が伝わってきます。
ラスト、牢で食事も取らず死んでしまった源内に勝村源内が言い放った、「死ぬことは無かったろうに」の一言が耳に残ります。
青茶婆を演じていた高岡早紀さん、もう少し色っぽい感じでも良いのかなと言う印象です。
田中裕子さんあたりがやると、色っぽさや金貸しの嫌らしさがさらに良い感じになるように思えます。
私の中では意外なほど印象が薄かったのが、豊原功補さん。
他の出演者の存在感に、紛れてしまったのかな?
これに対して、強欲な検校や田沼意次、秋田藩で一揆の策を源内に乞う農民等を演じた六平直政さんは、存在感がありますね。
検校が捕らえられ、縄で縛られて連行される様は、どこかで観たと思ったら薮原検校でも似たようなシーンを演じていました。
舞台では初めて観る篠原ともえさんは、テレビでキャンキャンしていた頃とは顔立ちも変わった印象を受け、上川源内に膝枕をしている太夫役は、他の役者かと思ってしまいました。
もう1人、茂手木桜子さんでしょうか?
あの極めて痩せ細った身体を観ていると、痛々しさを感じてしまうのは私だけではないのでは?
コクーンのシートがもう少し腰に優しければ、もう1度観てみたい舞台です。
これ以外の部分は、改めて。
14時に始まった舞台も、終わって外に出るとイルミネーションが美しく輝いていました。


雨上がり

2008年11月28日 00時05分00秒 | まち歩き

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新宿駅新南口、サザンテラスのイルミネーションです。
毎年見慣れた眺めですが、昨日はいつもとは少しだけ違っていました。
冷たい雨が降ったため、舗道がうっすら濡れていて、イルミネーションが何時にもまして綺麗に映り込んでいました。
たまには、こんな写真もいいかなと。
次回は、小雨模様の天気の時に撮影をしてみようかと思っていますが、そんな天気にタイミング良く遭遇できるものかが問題です。


謎のショップ

2008年11月27日 23時58分00秒 | グルメ

P1000072s
会社の同僚から、不思議なショップがあるとの情報が。
場所は、表参道駅のそばで、以前は普通のマクドナルドのショップがあった場所。
店舗の端にはマクドナルドの黄色のmの文字があるものの、店舗のイメージはブラックがベース。
メニューも、QUARTER POWNDERというハンバーガーのセットのみ。
調べてみると、QUARTER POWNDER(1/4パウンド?)のためのアンテナショップのようです。
知ってか知らずか、結構混んでいるのが印象的でした。


アルデールまたは聖女

2008年11月24日 23時38分58秒 | 劇団四季

25年振りに、劇団四季の旗揚げ公演として演じられた『アルデールまたは聖女』の、会員向けのチケットが発売されました。
公演内容を今一つ理解していないにもかかわらず、希望の席が残っていたので、つい?クリックをしてしまいました。
当然のことながら、間もなく予約完了のメールが届いたのは、言うまでもありません。
今月は、月末のCATSの前楽までのチケット発売が控えているため、なるべくチケット代に余裕をと考えていたのに・・・。
公演日は、初回公演に合わせて2009年1月22日だそうです。
それにしても、アヌイ作のこの作品は、どのようなものなのでしょうか?
アルプに目を通しても、わずかにストーリーが書かれているだけで、今一つ内容が解らず。
Webには、【喜劇3場】と書かれてはいますが・・・。
まあ、観てのお楽しみと言うところでしょうか。
Webと言えば、【イベント情報】に、復刻版チケットプレゼントの案内が出ていました。
初演当時のチケットを、今回の自由劇場用にアレンジしたものだそうです。
実際の入場は通常のチケットとのことですが、どうせならば復刻版のチケットを使っても良いのではと思ってしまいます。


デジカメが・・・

2008年11月23日 23時08分00秒 | 写真

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何かが壊れると、続けざまにものが壊れるなんてことがあります。
そんなことが、私のカメラにも。
メインで使っているデジタル一眼の調子が、最近今一つ。
何が悪いのかは解らないけれど、太陽がフレームに入った空を撮ると、露出が思った通りにならない・・・。
後処理でコントロールできるレベルを逸しているものもあるため、やむなくオーバーホールに。
街中の紅葉が進んできているけれど、戻ってくるまではLUMIXで我慢をするしかないと思っていたら、こちらも電源が入らない!(◎-◎;)
ボーナス時期は近いといえども、デジタル一眼を買い換えるには、今年のボーナスでは予算不足は必至。
かといって、LUMIXの後継機を買うのもどうしたものか。
と言いつつも、LX3は結構魅力的だったりして・・・。
いずれにしても、しばらくは携帯のカメラ機能を使うしかないのか。
性能は良くなってきているとは言え、やはりね。
そんなことを考えながら撮影データのバックアップや整理をしていたら、1日があっと言う間に過ぎてしまいました。


色付き

2008年11月21日 22時14分00秒 | 季節

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都心の木々も、赤く色付いたものが目に付き始めました。
この秋一番の寒気に包まれ、朝の冷え込みは季節を1ヶ月進めたほど。
この冷え込みで、紅葉も黄葉も一気に進むのでしょうか?
外出して会社へ戻る前に外苑の銀杏並木を見てみると、道路側が黄色く色付き始めていました。
見頃は、12月始め頃でしょうか?
落ち葉が黄色の絨毯となっている立川・昭和記念公園と比べると、都心はかなり暖かいのでしょうね。


再び落選

2008年11月20日 23時07分00秒 | 劇団四季

P1000069s 最近低下気味の、クジ運。
今回は、四季のCATS千秋楽公演。
千秋楽は、会員のみハガキでの抽選となり、25日までに結果が郵送されてくるというもの。
週末が連休となるため、そろそろ届く頃かと思っていました。
当選をしていれば当月決済となるため、チケット購入可能額をチェックするものの、記憶のない減額はなく、落選の予感が。
某大手SNSを覗いてみると、友人達からは続々落選の書き込みが。
不安を覚えつつ帰宅をすると、ハガキが届いていました。
結果は、見事に落選でした。
心の準備はできていたものの、ガッカリです。四季以外でも抽選予約に参加をしますが、大抵の場合は【落選しました】とダイレクトな表記をした通知が届きます。
事務的に通知をしているので、単純明確で良いのかも知れませんが、結構凹みます。
四季のハガキのように、「ご希望に添うことができませんでした。」とか、「ご希望のお席を用意することができませんでした。」のような表現をしてくれると、多少なりとも気遣いが感じられます。

未だに、私の周りには当選者なし。
全国の会員から応募があるとは言え、1人くらいは当選者がいても良いのでは?
7000回記念公演の時、かなりの招待客がいたようですで、招待者受付には記念品?が山と積まれていました。
それを思うと、東京千秋楽もかなりの招待客が予定されていて、会員向けのチケットが少ないのかな?などと、つまらぬ憶測をしてしまいます。
純粋に舞台を楽しみたい人間が集まる、楽直前の記念週に楽しむことを考え、チケット取りを頑張ることにしよう。


「君もガリレオ」プロジェクト

2008年11月18日 23時52分00秒 | 

世界天文年2009を、ご存じでしょうか?
このイベントは、多くの方々に夜空を見上げてもらい、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、ガリレオのように自分なりの発見をしてもらおう、というものだそうです。
「地球人」としての認識を持ち、一緒に未来に向かっていくことを目標としつつ、ガリレオの経験したような驚きを、全員が共有し、尽きない宇 宙の謎の魅力にふれてもらうため、天文学と宇宙科学に関する行事を、世界中で展開していくとのことです。

ガリレオ・ガリレイが作った望遠鏡は、口径40mmの屈折望遠鏡。
市販されている天体望遠鏡でも、口径40mmという小型のものを見つけるのは難しいのではないでしょうか?
それほど小型の望遠鏡、しかもレンズの性能も現代のものとは比べものにもならないと思います。
それでも、探求心と熱意が様々な発見をもたらしたのだと思います。

世界天文年2009のイベントの一つとして、ガリレオが作ったものと同等の天体望遠鏡を作り、400年前に彼の発見や驚きを体験してみようという企画が「君もガリレオ」プロジェクトです。
実際に望遠鏡を作るといっても、さすがにレンズを磨いて作るというわけにもいかないため、イベント用に用意されたものもあるようです。

私も子供の頃、小学校4年の頃だったと思います。
父親から、天体望遠鏡のキットを貰ったことがあります。
おそらくレンズ口径が60mmくらいの屈折望遠鏡で、段ボールのような厚手の紙筒製の鏡筒をつなぎ合わせたもので、初めて天体望遠鏡を手にするには少々扱いにくいものでした。
組み立ては思っていたほどの時間はかからなかったものの、実際に月や惑星を見たのは大分時間が経ってからだったと記憶しています。
それでも、初めて観た月面のクレーターには、私も父も大きな驚きでした。
以来、今でも星空への思いは変わりません。

私が初めて望遠鏡を手にした頃と比べると、暗い夜空も、広い空も身近な場所に求めることが難しい状況だと思いますが、1人でも多くの人に同じような感動を味わって欲しいものです。
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世界天文年2009
The International Year of Astronomy 2009


Song & Dance 55steps 11月16日

2008年11月16日 23時02分24秒 | 観劇

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またまた行ってしまいました、秋劇場へ。
今回のキャストは、ヴォーカルパートで福井さんから阿久津さん、田中さんから李さん。
さらに、花田さんから秋さんへと、半分の方が変わりました。
ダンスパートも加藤さんと斉藤美絵子さんが直前にダブルになりましたが、今日はお2人とも変更無しでした。
福井さんがあっと言う間に変わってしまったのは、何が理由だったのでしょう?
そんなことを考えながらも幕は上がり、『ようこそ劇場へ』から阿久津さん登場です。
芝さんのパワーには及ばないものの、「あっ、良い感じだ!」と思わず聴き入ってしまいました。
今回が3回目のSong & Danceですが、何度聴いても早水さんのアイーダナンバーは素晴らしいですね。
この歌声を聞く度にアイーダを観たくなる方は、少なくないのではと思ってしまいます。
『星のさだめ』では、阿久津さんが本編さながらに聴かせてくれます。
曲の最後、トランクのシーンも、しっかりと抱き合った2人が綺麗に消えていきました。
思い出を売る男以来の秋さんの歌声が聞けた『シャードーランド』、表情は素敵だったのですが、歌声がちょっとイメージが違うかなという印象でした。
『僕の願い』を歌い上げる李さんのカジモドは、前回の田中さん以上にイメージが浮かび上がってきます。
『トプシー・ターヴィー』では長身の阿久津さんが、サーカスの団長サルーシュを良い感じで演じています。
Mozart!で役の吉野圭吾さんの演じるちょっといかがわしいプロデューサー・シカネーダー達が踊るシーンを、ふと思い出してしまいました。
毎回素晴らしいバトン技を見せてくれる泉さん、上手の舞台下でバトンを落とす場面が。
目の前の観客に、「ごめんなさい」というような感じで一礼していました。
これって、設定ではないですよね?
何処を観て良いか解らないくらい見所満載のシーンだけに、気付いた人は少ないのかな?
今回7列下手の通路に近い席だったためか、今までにもまして智恵さんの歌う『ゴッド・ヘルプ』が心に響きます。
レ・ミゼラブルの時のように、涙が溢れて止まぬ状態に。
いっそ、四季のラインナップに加えてくれても良いのでは?
前回も書いていますが、続く高井さんの『チム・チム・チェリー』のコミカルなシーン、目の前で演じられても気持ちの切り替えが済む前に終わってしまうのが残念です。
『シャドーランド』で今一つな感があった秋さんですが、マンマ・ミーアナンバーの方が良いですね。
早水さんと花田さんほどの母娘感はないけれど、心地よく響く歌声です。
さらに『パート・オブ・ユア・ワールド』は、秋さんの澄んだ歌声が美しく響きます。
『ドレミの歌』も、高井さんの名指揮者振りも気になるのですが、相変わらず智恵さんの素晴らしさにばかり目がいってしまいます。
今回気付いたのですが、夢を続けての智恵さん、前髪が小夜子になっていますね。
アレキサンダーズ・ラグタイムバンド、バリ舞踏などのダンスシーンは、舞台に近いためか一層の迫力が感じられます。
タガーナンバー、李さんの魅力前回ですね。
来年あたり、猫屋敷登場なんてことも夢では無いかも知れませんね。
『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』は、何度聴いても素晴らしいですね。
直前に斉藤さんもダブルになったので、今回は観られないと思っていたので、ホッとしました。
今回ちょっとだけ残念だったのは、舞台に近いためラストで振り返ったファントムの表情が分かり難かったことです。
月末近くのオペラ座の怪人のチケットが手元にあるのですが、どう考えてもファントムは村さんでしょうね。
村さんのファントムも観たいのですが、目の前で高井さんの素晴らしい歌声を聞いているとオペラ座での歌声も聴きたくなってきます。
こちらも前回の感想で書いたのですが、エビータナンバーから急に音響が上がりますね。もう少し絞っても、クレームを付ける人はいないと思うのですが・・・。
ヴァリエーションズで再びダンスを思う存分楽しめますが、ダンサーの中にはそろそろ疲れがたまっている方もいるのでは?
『アイ・ガット・リズム』冒頭のタップ、3人のやり取りは10月に観たときと比べるとシンプルになってきた気がするのですが、気のせいかな?
ここでも素晴らしいバトンを見せてくれる泉さん、仮面がないので笑顔が可愛いですね。
カーテンコールナンバーということもあるのでしょうが、皆さん良い表情をしていますね。
今日のカテコは熱い拍手が続き、何度も応えてくれました。
最後、松島さんかな、ステージで横になってポーズを取り、笑いを誘ってました。
素晴らしいナンバーが続くだけに、見終わったそばから次が楽しみになってきます。
次回は、メモリアルフォトアルバムの件もあるし、12月1週目辺りかな。
なにか、2週に1回のペースが定着しそうです。

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四季劇場[秋]2008年11月16日
【ヴォーカルパート 男性】阿久津陽一郎
高井 治
李 涛
【ヴォーカルパート 女性】井上智恵
早水小夜子
秋 夢子
【ダンスパート 男性】脇坂真人
岩崎晋也
西尾健治
萩原隆匡
松島勇気
厂原時也
斎藤洋一郎
徳永義満
神谷 凌
【ダンスパート 女性】坂田加奈子
柴田桃子
高倉恵美
杏奈
泉 春花
加藤久美子
須田綾乃
恒川 愛
駅田郁美
斉藤美絵子
キーボード&コンダクター前嶋康明

CATS 特別カーテンコール

2008年11月15日 23時49分00秒 | 観劇

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チケットが取れず、25周年記念日の11日は諦めていましたが、記念カーテンコールが行われるということで、急遽観に行ってきました。
特別カテコ以外にも、久々のムッシュ・アンドレではなく、アスパラガス=グロールタイガーで登場した寺田さんも楽しみの一つです。
イベント週となると、それだけでもほぼ満席の状態です。
やはり、これくらい観客がいると、役者のテンションも高まってくるのでしょうね。
まずは、バストファージョーンズでの寺田さん登場です。
やや高めのテンションながら、ユーモラスなバストファージョーンズを楽しませれくました。
もっとも、マキャ登場となるとスプーンを無闇に振り回すこともなく、早々に退散してしまいました。
グリザは記念日後に奥田さんと佐渡さんのダブルに変わり、ソワレは希望が叶って佐渡さんのグリザを観ることができました。
7~8月頃と比較すると、力が抜けてきたような、歌い方が変わってきた気がします。
今日の観客は数の多さもさることながら、反応が良く拍手もかなり大きなものが役者に向けられました。
マキャに連れ去られたデュト様をミストが呼び戻し、布を取り去った瞬間、小声ながら「お~!」という声が上がっていました。
そう言えば休憩中に後方の席のカップルがジェリクルキャットについて語っているのが聞こえてきました。
彼氏「ジェリクルって、結局死んで成仏できないで彷徨っている猫が、成仏して天に昇っていくんだよね?」
彼女「・・・・・。ん~、ちょっと違うんだけど、・・・」
1人、思わず笑ってしまったのは、言うまでもありません。
2幕に入りガスナンバーで、再び寺田さんの登場です。
金平ジェリロが時折こぶしで身体に触れながら語りかけるように歌い上げると、2階席方向に目をやり若かりし頃を回想しているような表情をしています。
スンラさんのガスほどではないものの、おとなしいイメージのガスです。
グロールタイガーになると力強い声に変わり、イメージが一変します。
殺陣はちょっと間合いがあっていないかなという気もしますが、なかなか良い感じです。
まだちょっと堅さが残っているようで、しばらく経つと良い感じになってくるのでしょうね。
ちょっとぎこちなかった武藤さんのタガーも、連れ去りもスムーズになってきた感じですし。
佐渡さんのメモリーにホロッとさせられながら、通常のカテコに突入です。
今日はミストに握手をしてもらい、猫たちがステージ上に戻り、暗転すると特別カテコがスタートです。
基本的には、7000回の記念カテコと似たようなパターンです。
ステージ上にスクリーンを兼ねた布が広げられ、キャッツ25年の歩みがナレーションと共に映し出されます。
合間には猫たちの笑顔や、キメのポーズも映し出されます。
千秋楽が発表された後となっては、25周年の歩みと言うよりも千秋楽での振り返りのようにも思えたのは、私だけではないのでは?
これも7000回同様に2度目の握手が終わると、タガーの投げキスで終了でした。
25周年記念の大入り袋が配布されましたが、中身はメタリック仕様のシールでした。
P1000063s

<style> &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;!--table {} .style0 {text-align:general; vertical-align:bottom; white-space:nowrap; color:windowtext; font-size:11.0pt; font-weight:400; font-style:normal; text-decoration:none; amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;MS Pゴシック&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;; border:none;} td {padding-top:1px; padding-right:1px; padding-left:1px; color:windowtext; font-size:11.0pt; font-weight:400; font-style:normal; text-decoration:none; amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;MS Pゴシック&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;; text-align:general; vertical-align:bottom; border:none; white-space:nowrap;} .xl24 {color:white; font-size:9.0pt;} .xl25 {color:white; font-size:9.0pt;} .xl26 {color:white;} .xl27 {color:white; font-size:9.0pt; vertical-align:middle; white-space:normal;} .xl28 {color:white; font-size:9.0pt; vertical-align:middle;} .xl29 {color:white; vertical-align:middle;} ruby {ruby-align:left;} rt {color:windowtext; font-size:6.0pt; font-weight:400; font-style:normal; text-decoration:none; amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;MS Pゴシック&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;quot;; display:none;} --&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt; </style> <col width="200" class="xl26" /> <col width="100" class="xl26" />                                                                                                    
キャッツシアター2008年11月15日
グリザベラ 佐渡寧子
ジェリーロラム=グリドルボーン 金平真弥
ジェニエニドッツ 小松陽子
ランペルティーザ 石栗絵理
ディミータ 有永美奈子
ボンバルリーナ 西村麗子
シラバブ 南 めぐみ
タントミール 原田真由子
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 千堂百慧
カッサンドラ 間尾 茜
オールドデュトロノミー チェ ソンジェ
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 寺田真実
マンカストラップ 西門宇翔
ラム・タム・タガー 武藤 寛
ミストフェリーズ 金子信弛
マンゴジェリー 川東優希
スキンブルシャンクス 嶋崎孔明
コリコパット 花沢 翼
ランパスキャット 高城将一
カーバケッティ 齊藤太一
ギルバート 入江航平
マキャヴィティ 金久 烈
タンブルブルータス 川野 翔

JCS 自由劇場

2008年11月11日 22時58分04秒 | 劇団四季

四季のサイトを何気なく見ていて気付いたのですが、来年の2月~3月にかけて自由劇場での公演が予定されているのですね。
昨年、[秋]で何度か観てから、1年以上。
そろそろ観たいと思っていたら、全国公演がスタートしました。
近場は・・・、あれっ?
どれも、アクセスが今一つ。
今回は諦めだなと思っていただけに、ちょっと驚きでした。
派手なセットがあるわけではないけれど、何で自由劇場?
ちょっと窮屈な気がしないでも・・・。
とりあえずは、詳細が発表されることを待つことに。

ところで、今日はキャッツの25周年記念日公演。
どんな舞台だったのか、気になるところです。
その一方で、千秋楽公演の申込締め切りが明日12日。
一応、申込はしたけれど、このところクジ運が下降気味。
当選したとしても、4月は仕事が最繁忙期で観に行けるかどうかも解らぬ時期。
観に行けないときに限って、良い席が当選するんだよな~。σ(^◇^;)
まあ、悩みは当選してからということで。
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一杯の給食で、いっぱいの希望。

2008年11月10日 00時01分00秒 | 日記

最近気になる電車の中吊り広告の中に書かれているコピーが、タイトルにも書いている『一杯の給食で、いっぱいの希望。』です。
この広告は、国連世界食糧計画が学校給食支援のキャンペーンの一環として、制作したものだそうです。
2人掛けか3人掛けの、簡素な机と椅子。
机の上にはhopeと書かれた黒板があり、oの文字に相当する所には、男の子が笑顔で赤いカップを両手でもっているもので、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか?
このポスターは、
ナイロビのキベラスラムという場所にあるスタラ小学校で行われたそうです。
学校で提供している栄養たっぷりのおかゆの給食があるから、子どもたちは学校に通い、授業に集中することができるというものだそうです。
この男の子の表情が、タイトルのコピーと共に、とても印象的でした。
私たちの生活の中では当たり前のような学校給食も、世界的に見れば恵まれた環境にいる者だけのものなのかも知れません。
たった1枚のポスターですが、様々なことを考えさせられました。
国連世界食糧計画 学校給食支援のキャンペーン


大琳派展

2008年11月09日 20時02分29秒 | アート・文化

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時折小雨が混じる寒い休日となってしまいましたが、東京国立博物館 平成館は多くの人で混み合っていました。
尾形光琳生誕350周年記念として、琳派の作品を集めたものです。
燕子花図屏風は、展示会スタートの2週間しか展示をされなかったため観ることはできなかったものの、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一らの描いた屏風に、鈴木其一の襖絵を加えた、4つの「風神雷神図」を観ることができました。
一堂に会した「風神雷神図」を観ていると、確かに受け継がれているものと、各人の個性を感じられます。
江戸の時代の中で彼らの描いた絵、書、工芸品を観ていると、時間の経つのを忘れてしまいそうです。
会期は、残すところ16日までの1週間。
興味のある方は、お忘れなく。


4時間10分

2008年11月07日 23時37分00秒 | 観劇

途中に20分の休憩をはさんでも、かなり長いですね。
9日(日曜日)に初日を迎える、表裏源内蛙合戦(井上ひさし原作・蜷川幸雄演出)の上演時間です。
最近の蜷川さんの演出では、エレンディラ(さいたま芸術劇場)が同様に4時間10分の上演時間でした。
エレンディラの時は、最寄り駅が埼京線の与野本町駅だったため、19時スタートのソワレでは、ラストを前に帰宅される方が少なくなかったという話も耳にしました。
コクーンの場合、最寄り駅が渋谷となるのでソワレで23時近い時間でも、終電を気にされる方は比較的少ないのではないでしょうか?
興味があるので立見か、運が良ければ当日券が入手できれば観に行きたいと思っていたのですが・・・。
コクーンの座席で、4時間は辛いな~。
まして、立見の4時間は。
悩みどころです。


Song & Dance 55steps

2008年11月05日 23時30分00秒 | 観劇

2回目となるSong & Dance 55stepsを観てきました。
今回は、芝さんがジーザス・クライスト=スパースターのユダに抜けたため、福井さんに交代された以外は、キャストの変更はありません。
あのパワフルな芝さんのパートを引き継ぐため期待と不安があったものの、幕が上がって直ぐにどこかへ吹き飛んでしまいました。
前回は2階席下手前方の席でしたが、今回は1階席上手のほぼ中央の席。
アングルが変わると、こんなにも印象が変わるのかと改めて実感してしまいました。
1階席での唯一の難点、ジーザス・クライスト=スパースターのミラーボールが眩しすぎることでしょうか。
スポットの反射がダイレクトに目に飛び込んでくるのには、閉口させられました。
音の違いも明確に出ていて、私にはクリアに聞こえる分、1階席の方が好きです。
ただし、2幕後半はかなりボリュームが高すぎる気がします。
前回は早水さんや智恵さんの歌声に圧倒されて、花田さんの印象があまり残っていませんでした。
今回改めて聴いてみると、やはりヴォーカルパートに選ばれるだけのことはありますね。
ただ声質が私の好みとはちょっと違うため、秋さんあたりも聴いてみたいなという感じです。
前回観た後に、DVDでノートルダムの鐘を改めて観たためか、「僕の願い」を歌う飯田さんの姿がカジモドの姿に重なりました。
WICKEDのエルファバのように、容姿だけで周囲から違った目を向けられて生きている悲しさ・寂しさが感じられ、切なくなってきます。
トプシー・ターヴィーで首にかけられたロープを、ゴッド・ヘルプで智恵さんが外し、語りかけるように歌い上げている姿に涙が出てきました。
そんな状況で高井さんのチム・チム・チェリー、そんなに直ぐに気持ちが切り替えできません。涙目で、笑わせられました。
ドレミの歌は、観ているだけでも楽しいですね。
参加したら緊張が上回るのか、それとも楽しさが上回るのか、いずれにしても羨ましいです。
CATSナンバーではメモリーでしっかり聴かせてくれた後のラム・タム・タガーは、本編とは逆のもてない設定が楽しませれくれます。
本編でも演じている福井さんの歌も聴いてみたいです。
ところで、タガーナンバーのラストに出て来る妙な動きの彼女、何者なんでしょうね?ミュージック・オブ・ザ・ナイト、気付くと呼吸を忘れていたかのように聴き入っている自分に気付きました。
セットも、衣装も、メイクも、本編とは異なるにもかかわらず、高井さんの歌い出しと共にオペラ座の地下室に見えてくるのが凄いです。
2回目のフォアルセット、高井さんギリギリセーフだったのは、ちょっとお疲れ気味なのでしょうか?
エビータナンバーでは、福井さんの飛躍に向かっても素晴らしいですが、以前チェを演じているのを観た佐野さんでも聴きたいです。
アイ・ガット・リズム、相変わらず楽しいです。
春花さん、見れば見るほどバトン捌きが素晴らしいし、可愛いですね。
四季のWebサイトでも紹介されているので、いっそう注目をされるのではないでしょうか。
1月までのロングランとなると、ラストまで彼女が出続けるというわけにも行かないと思うのですが、バトンの演出を引き継ぐ方がいるのでしょうか?
それとも、別の演出になるのでしょうか?
カテコはスタオベになっているものの、思いの外あっさり終わってしまいました。
まだ2回目の舞台を観ただけですが、さて次はいつ観に行こうか。
カテコの余韻が残っているにもかかわらず、そんなことを考えています。

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四季劇場[秋]2008年11月05日
【ヴォーカルパート 男性】福井晶一
高井 治
田中彰孝
【ヴォーカルパート 女性】井上智恵
早水小夜子
花田えりか
【ダンスパート 男性】脇坂真人
岩崎晋也
西尾健治
萩原隆匡
松島勇気
厂原時也
斎藤洋一郎
徳永義満
神谷 凌
【ダンスパート 女性】坂田加奈子
柴田桃子
高倉恵美
杏奈
泉 春花
加藤久美子
須田綾乃
恒川 愛
駅田郁美
斉藤美絵子
キーボード&コンダクター前嶋康明