My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

サウンド・オブ・ミュージック 5月26日

2012年05月26日 23時41分00秒 | 観劇

マチネ
「朝の祈り」
大阪で観て感じていたのですが、東京と比べてシスター達の歌声が大きくなっている気がしてなりません。
客席通路を抜けていく間、美しい声が響き渡ります。
修道院長はソロパートラスト近くになると、客席を見渡すように下手から上手へ目を向けていました。

久居さんのシスター・ベルテ、雰囲気が佐和さんのベルテに似てきました。
私は、こちらの方が好きです。
保城さんのマルガレッタも、「食事の時間だけ間に合うけれど♪」の時に脇腹を押さえる仕草をしていて、矢野さんのマルガレッタに変わってきたようです。

智恵さん
4月1週に観たときは、少し鼻声気味なのかなと感じた智恵さんですが、今日はいつも通り。
サウンド・オブ・ミュージックの出だしを聞いて、安心できました。
前回は「自信を持って」のラスト、「引き受けた、逃げはしないは~」のロングトーンが途中で終わってしまい、「えっ、どうしたんだろう?」って感じでした。
今日は、いつも通り綺麗にビブラートがしっかりかかり、いつもの智恵さんに戻っていた。
帽子を高くかざした笑顔が私は好きなのですが、とびっきりの素敵でした。
ドレミで歌を子供達に教えている智恵さんの、子供達が心を開いてくれない不安、グレーテルやマルタが心を開いてくれたときの笑顔、ルイーザやフリードリッヒの笑顔にマリアも同じ笑顔を見せていてい、心境の変化が素敵です。
最初のドレミの後、マルタとグレーテルの『楽しかった!』声が今まで以上に、ハッキリ響くようになっていますね。
マチネの智恵さんをみていると、表現がさらに繊細で、子供達に優しさが溢れていました。
それゆえに、大佐に子供達への愛を訴えっているマリアを観ていたら、泣けてきました。
池松さんのリーズルは東京でもだいぶ観ていますが、可愛らしさと素直さ、ちょっとおませな年頃の女の子をうまく演じています。

マリアと修道院長
やはり何度見てもこの2人の関係は、素敵ですね。
時に娘のようで、時に仲の良い姉妹のようで。
トラップ家から戻ってきたマリアを諭すシーンを見ていたら、いつも以上に涙が出てきました。

フランツの青山さん、大佐の笛で上手袖から登場しますが、袖ギリギリのところで珍しくトレーをお手玉してしまったかのようでした。
一瞬ヒヤッとしましたが、中央に出て来る前にいつも通りに戻ったので問題なしでした。

芝さん
大阪初の芝さんの大佐に、どんな大佐なのかドキドキしていました。
東京では、私の好みから少し外れていたので気になっていました。
ところが、東京とは大きく変わっていて驚きました。
全編通して、声のトーンを抑えピッチもゆっくり撮っているので、言葉に重みが出てきて、大佐のイメージに合っていてとても良かったです。
時々、今までの芝さんが顔を出すときもありましたが、ご愛嬌でしょうか?

エルザ
西田さんはいつも安定していますが、この回は珍しく軽いアクシデントが。
エルザがエーデルワイスを歌う子供達と共に戻って来る時、下手の植え込みが移動しきれてなくて軽くぶつかっていました。
舞台さんと呼吸が合わなかったのか、子供達と歩いていて戻り位置が上手く行かなかったのか?
いずれにしても、珍しいハプニングでした。
大佐が子供達を受け入れた姿を見て、マリアの前を通り過ぎる時、恋のライバルになる事を察したのか、ちょっと嫌な女性の表情を見せていました。

マックスの勅使瓦さん、大阪でのテンションの高さは凄いですね。
何ゆえ、1人テンションが高いのか?
そんなマックスだけに、大佐が1人ナチスに向かうと言った時、「君が何をしたって無駄ってことさ!」と語気を強めるのが、印象に残ります。
ツェラー長官がナチスの旗の掲揚を要求してきた時、やむなくナチスの敬礼をしますが、降ろした右手を左手で握りしめて悔恨の表情を見せていました。
敵の中にも見方が必要とさえ言っていたものの、やはりナチスの中に入るのは嫌だったんでしょうね。
シュミットの「近頃はみんな、あ~なのよ!」の一言も、心に刺さったでしょうね。
子供達の前では、「大丈夫!~」と平成を装うのが悲しいです。

マリアとリーズル
もすうぐ17歳(リプライズ)では、素敵な母娘であり姉妹でもあるんですね。
リーズルの「愛するって、どんな気持ち?」の言い方が、また良いです。

フォンシュナイバー提督、大佐の出頭を求め、強い語気で命令をしていますが、マリアの登場にてにキスをして踵を鳴らす動作があまりにも早くて、マリアに緊張でもしているのかとさえ思えてきます。
キスと踵の動作それぞれを、確実にした方が良いと思うのですが。

表彰式
シュヴァイガー役の松本さんがアスペクツ オブ ラブへ抜けてしまったため、伸びのあるソプラノが聴けなくなったのが残念です。
東京では、彼女のソプラノだけで拍手が起きたこともありましたから。
マチネは、全体のバランスも良く、とても素晴らしい舞台でした。
大阪で、私が観たうちでも最高だと思いました。

ソワレも、基本的にはマチネ同様に素晴らしい舞台でした。
マチネもソワレも、子供達のコーラスが心地よく響いていました。
ただ、芝さんが少しだけテンションが上がってきたのかな?
マリアに子供達を邪魔者扱いしているとの指摘に出て行く事を求めた後m「君がこの家から出て行ったあとこの家には新しい家庭・・・」と言っていました。
本来は、「この家には、新しい・・・」で子供達のコーラスが被り言葉に詰まるのですが、芝さんの場合は「新しい規律が・・・」となることがしばしば。
それが、今回は「新しい家庭・・・」に。
マリアを目の前にして、「家庭教師」って言おうとしたのでしょうね。

このソワレ、リーズルがいつもと違いました。
もうすぐ17歳(リプライズ)のシーンから、私を見つめて歌っているんです。
まさか?
カテコでは、目の前に立った事もあるのでしょうが、ニッコニコの笑顔でドレミを歌いかけてくれ、その後も何度も笑顔で手を振ってくれてました。
池松さんとは東京以来だけど、覚えていてくれたのか?
はたまた、リピーターとして、楽屋で私の話でも耳にしたのでしょうか?
それとも、変な親父として目立っていたのか?
GWにナラで見たときは、ぞんな素振りは無かったけれど・・・

1ヶ月半ぶりの舞台は、最高の舞台でした。

<html> <head> <link rel=File-List href="0526.files/filelist.xml"> <style> </style> </head> <body link=blue vlink=purple> <col width=121 style='mso-width-source:userset;mso-width-alt:5162;width:121pt'> <col width=201 style='mso-width-source:userset;mso-width-alt:8576;width:201pt'>
大阪四季劇場 2012年5月26日
マリア 井上智恵
トラップ大佐 芝 清道
修道院長 秋山知子
エルザ 西田有希
マックス 勅使瓦武志
シュミット はにべあゆみ
フランツ 青山裕次
シスター・ベルテ 久居史子
シスター・マルガレッタ 保城早耶香
シスター・ソフィア 山本志織
ロルフ 石毛翔弥
リーズル 池松日佳瑠
フリードリッヒ 荻野永基(昼)/池本淳宏(夜)
ルイーザ 若狭和歩(昼)/梁井玲奈(夜)
クルト 田中康平(昼)/山崎悠稀(夜)
ブリギッタ 海田那月(昼)/笹尾真鈴(夜)
マルタ 河賀陽菜(昼)/小川ひかる(夜)
グレーテル 上山さくら(昼)/川口 奏(夜)
男性アンサンブル 小出敏英
柳 隆幸
中橋耕平
深堀景介
藤木達彦
蛭沼建徳
新藤晃大
諏訪友靖
女性アンサンブル 遠藤珠生
長寿真世
吉田千恵
小島由実子
山本詠美子
西浦歌織
松尾千歳
久保佳那子
</body> </html>

金環食

2012年05月21日 23時54分00秒 | 

前日までは絶望的な予報が出ていたものの、当日の朝は陽射しがあり期待が高まりました。
とは言え、肝心の東の空には雲が去来していて、どうなるかはその時の運かなと言う感じでした。
早々に職場へ向かい、屋上から観るつもりでいました。
071752
既に欠け始めている太陽が、雲間から観られました。
時には、日食グラスがなくとも見えるくらいの状況でしたが、これが一番危険なんですね。
ただ、雲のお陰で減光に苦労せずに撮れたのは、幸いでした。
071942

072652_3

073022

073254

073504

073942

近所の高校の屋上では、多くの生徒達が時に歓声を上げていました。
近所の神宮球場のオーロラビジョンでは、日食情報が映し出されていましたが、誰のためのものだったか?
073638


時間があると・・・

2012年05月19日 23時30分00秒 | 日記

やはり、ろくな事を考えないのが常。
今日も、月に1回の土曜出勤。
と言っても、毎回の事ながら、ヒマな1日は言うまでもなく。
となると、あれやこれやと、ろくでもないことが頭の中を駆け巡る。
10時20分頃、京都アスペの先行に行く予定はないけれど、どんなものかとアクセスしてみる。
携帯は1回で繋がり、最終日を選んでみると、下手ながら最前列が出てきて危うく取りそうに。
智恵さんが確実に出てくれるのなら確保はするけれど・・・・。
ここは、何とか思いとどまれました。(笑)

少し遅めの昼食に、いつものノートPCを持ち込んでのんびりしていたら、いつの間にか四季のサイトでチケットを探しているありさま。
GWでチケット運をかなり使ったので、前楽の良席のチケットは出ていなかったものの、来週土曜ソワレで、私に取ってくれと言わんばかりに、最前列が1席!
前回の智恵さんマリアから1ヶ月半。
誘惑に勝てず、ポチってしまいました。
ただいま、マチネの希望席待ち中。
懲りない奴です。
今回は、翌日曜がアスペクツ オブ ラブ~川口の赤毛のアンという変則マチソワなので、泊まりはなし。
新幹線もEX予約をしてしまい、ちょっと気分が上向きだけど・・・。
金環食の後、サプライズが待っていたりしないか、それだけが気にかかります。

今日初日を迎えた、赤毛のアン全国。
日下さんのマシューが全国を回るのはムリと判っていたものの、光枝さんが入るとは驚きでした。 (維田さんもキャスティングされているそうです)
日下さんとは違ったマシューが楽しみです。
その一方で、木村さんのマリラが観られないのは、とっても残念です。
マシューとアンのシーンに泣けてきますが、それ以上にマリラの深い思いと、その思いに応えるアンにボロ泣きだっただけに・・・。
とは言いながらも、素晴らしい作品だけに、気付けばグリーンゲーブルの世界にどっぷりとはまり込んでいるんだろうな。


光枝マシュー?

2012年05月14日 23時12分00秒 | 劇団四季

四季のサイトを見ていたら、赤毛のアン全国の稽古の様子がアップされていました。
全国のマシュー、さすがに日下さんは厳しいから、どなたが入るのか興味津々でした。
まさか、ここに光枝さんが入ってくるとは、予想だにしませんでした。
思わず、某掲示板で、地元川口のチケットを押さえてしまいました。
はたして、思惑通り観られるのか?

その一方で、今週のマリアにキャスティングされたのは、再び智恵さん。
先週は、観た瞬間疑いを持ってみていたけれど、今週は・・・。
大阪サウンドの千秋楽まで、3週間。
今週大阪と言うことは、アスペクツ オブ ラブのオープニングは可能性がかなり低くなるということ・・・。


金環食準備

2012年05月13日 15時26分00秒 | 日記

_dsc1337
天気が良いので、先日いただいた日食グラスを試してみました。
肉眼で見る分には、アンバー系の色がついているものの快適でした。
せっかくなので、コンパクトデジカメのレンズ前に置いて、写真を撮ってみました。
P1000236s
コンパクトデジカメとしては、こんなものかな。
太陽や月は、コンパクトデジカメでは非常に画像が小さいので、出来る限り望遠側にズームして撮ります。
この時、機種によってはピントが合わせにくくなることもあるので、事前にテストが必要です。
写真にように画面の大半が真っ黒の中に太陽がポツンと映るので、カメラによっては太陽が露出オーバーになってしまう可能性があります。
上の写真程度に映るように調整が必要です。

カメラによっては、太陽に長い時間カメラを向けたままにしていると、シャッターやイメージャーを損傷する可能性があるのでご注意を!


アスペクツ オブ ラブ アフタースクール

2012年05月11日 23時32分00秒 | 劇団四季

久々の、平日イベント参加になりそうです。
今年も健康診断代わりの日帰人間ドックの受診期間が決まり、申し込みをしました。
毎年の事ながら、新橋駅前の受診機関で朝9時前に受付を済ませればお昼前に終了するため、終了後は新橋~浜松町で観劇というのが、お決まりのパターン。
ただし、問題はこの検診センターは火木が女性優先日。
四季のイベント日も、火曜や木曜の開催が多いこと。

受付の女性が気を利かせてくれて火曜日に入れてくれたら、この日は四季の休演日。
別の日を問い合わせるも日程が合わず、ようやくでてきたのが6月6日。
ここなら、アスペクツ オブ ラブとアイーダのイベント日と重なるので、9時45分の内視鏡検査を確保。
と言うことで、迷うことなくアスペクツ オブ ラブをチョイス。
テーマは、歌。
どんなイベントか、楽しみです。
と言うよりも前に、誰がキャスティングされるのか?
あと1週間もすれば、稽古場映像も出てくると思うので、もう暫くの辛抱です。


日食グラス

2012年05月09日 23時13分00秒 | 日記

_dsc1335
4月の日記にも書いていた、日食グラスが届きました。
眼鏡を使用している私には、眼鏡タイプは少々使いにくい感じもありますが、当日は使わせていただきます。
私の周囲でも金環食の話題が高まっていて、購入した人が多いようです。
マスコミでも話題に上がる日が多くなっているのが、少々心配です。
天文ファンには有名な?ジンクスで、マスコミが大きく取り上げるほど当日の天候は思わしくない。
今回は、外れて欲しいです。


三匹目のドジョウ

2012年05月06日 22時50分25秒 | 観劇

GWは毎年の事ながら暦通りの営業のため、今年も前半・後半に分かれて取っています。
4月のGW中に間奏曲と24周年もオペラ座を観て、後半の5月の手持ちは2回目の間奏曲のみ。
ご贔屓さんが舞台に立たれていないため、のんびり過ごすしかないかなと。
1月からのハイペースも、ここで一気にダウンと思っていました。
しかし、劇団も上手。
各劇場に魅力あるキャスティングをしてくるものだから、じっとしているつもりでもチケットが入手できれば観に行きたくなるのは当然のこと。
そんな気持ちとは裏腹に、四季の予約状況を見ても、お○ぴも然り、某オークションを見ても、ほとんど欲しいチケットがない!
ダメ元で、QRを手放している人がいないか、予約状況を日に何度かチェックしていました。
メールコンシェルジュにも登録はしているものの、着信しないことがしばしばあるので・・・。

まずは、3日のBB。
1日が休み明けで、勤務先の早朝会議のため5時起きでした。
何となく四季のチケット予約をチェックしたら、最前列センターブロックが1席だけ空いているのを発見!
福井ビースト観たさに、即予約完了。
初の夏劇場、最前列です。

次は、5日のアイーダ。
諸事情で2枚取ったチケットのうちの1枚をアスペクツ・オブ・ラブかアイーダで交換希望を出していたら、アイーダの前方席で声がかかりました。
前回、阿久津ラダメスの変化に驚かされ、続きが観たくなっていたので、こちらも即連絡をして、観劇前に交換です。

さらに、5日キャッツ。
BBの帰り道、2匹目のドジョウ狙いで、JRの車内から予約をチェックしてみると、回転席センター3列目の通路脇に空席発見。
スンラさんとボンバルの萌ちゃんをチェックです。

最後は、6日のライオンキング。
GW中完売のため、来週も下村スカーなら週末に前予してみようかと思っていました。
が、欲が出てきて昼に再びチェック。
なんと、最前通路脇に空席発見。
3匹目のドジョウも捕まえてしまいました。

_dsc1333
結局、何やかんや良いながらも、四季のキャンペーンもコンプ+αです。
こんなこともあるんですね。
運が良いのは良いけれど、肝心なところで尽きてしまわないことを願っています。


ミュージカルの超人#3

2012年05月04日 13時44分00秒 | テレビ番組

WOWOWで毎月放送されているノンスクランブル番組の、ミュージカルの超人。
今月は、石丸幹二さん。
四季に在籍されていた頃より、退団後の方が観る機会が多いような気がします。
短い番組ながら、最近出演された作品のクリップが流れ、3月のジキルとハイドを思い出しました。
3月の1回目は、市村正親さん。
4月の2回目は、宮本亜門さん。
来月は、誰かな?