My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

サウンド・オブ・ミュージック 1月31日

2013年01月31日 23時42分00秒 | 観劇

キャストがガラッと変わってしまった、サウンド・オブ・ミュージックを観てきました。
「朝の祈り」
福岡では終盤に佐和さんと交代してしまったため、秋山さんの修道院長は昨年6月の大阪以来です。
歌い出しは、ちょっと掠れ気味の声かなとも思えましたが、舞台に戻ってきた時のいつもの感じでした。
上手側から出てくる女性シスターの最後から2人目の方ですが、低めの声が一際響き渡っていましたが、どなただったのか?
「サウンド・オブ・ミュージック」
大阪初日以来の、はるちゃんのマリアです。
アスペクツでホッソリしたままですが、私としてはマリアは以前の感じのはるちゃんの方が似合っていると思います。
先日、智恵さんの仕草について、丘を降りてきて傍らの花に手をやり、時計を見ることを止めてしまったことを書きましたが、こちらは逆に今までやっていなかったこの仕草をしているのに驚きました。
智恵さんほどは、ハッキリと時計を見ないでチラッと視線を向けるだけでした。
歌い終わると丘の上まで駆け上がり、手を伸ばして跳ね回っているのは、相変わらずです。
あと一つ、気になったことが。
丘に座って歌っていますが、スカートの裾を3回くらい拡げ直していました。
直ぐに立ち上がるので、直すまでもないように見えましたが、上方の席からでは乱れて見えたのでしょうか?
それとも、スカート自体が気になったのか?
ステージ前方から丘に戻ったとき、他のマリアはスカートの裾が大きく拡がるほど勢いよくターンをしますが、はるちゃんは逆に拡がらないようにしているかのようでした。
「マリア」
シスター・ベルテの久居さんの発音が一音ずつ区切り過ぎている感じが気になりましたが、以前と変わらない印象でした。
修道院長が16人の見習いのシスターとして採用することを告げるとき、山本貴永さんは穏やかな笑顔で聴いていますが、久居さんは少しだけ笑顔を作るだけと、対照的でした。
怒り方は同じくらいのレベルです。
エルバーフェルド男爵夫人からシスター・ソフィアに変わった山本志織さんは、以前と変わらず優しい表情です。
「私のお気に入り」
修道院長が歌い出すと、制止しようとするマリアですが、智恵さんと比べると諦めて笑顔になるまで結構時間がかかっています。
歌い始めると、可愛らしいです。
「自信をもって」
シスター・ベルテに歌を注意された時、「歌う許可があります♪」は、笑顔が少なく落ち込んでいる表情です。
これとは対照的に、トラップ家へ向かうことを心に決めた後は、元気いっぱいです。
勢いよくギターケースを振り回すので、ちょっと怖い感じがしたのは私だけでしょうか?
トラップ家の地図をポケットに仕舞うとき、入り難かったようでした。
この日は、トラップ家を去るため服を着替えて階段を下りるとき、スカートが階段の飾りに引っかかり、手で外したりしていました。
ポケットと言えば、マックスも最初の登場シーンでエルザのコーヒーカップを横取りした後、手帳をジャケットのポケットに仕舞えず、持て余したあげくにジャケットの胸ポケットに収めていました。
これも、珍しいです。
「トラップ家」
青山さんの後の諏訪さんなので、フランツに違和感はないです。
佐藤さんのシュミットは、私は一番良いと思います。
台詞の間とか、滑舌の良さ、表情などなど。
で、注目の深水大佐。
ガッシリした体格にスーツ姿は、これだけでもカッコ良いです。
台詞回しも含めて、大佐としての貫禄も十分です。
雰囲気的に少し前のめり気味で喋っている様子は、多分にムファサ王がイメージされてしまいます。
踵を鳴らすのは、しかっり音が響きます。
笛は、行進のリズムを取るとき、ちょっと音が掠れ勝ちです。
「ドレミの歌」
子供たちとの心を開こうと頑張るものの上手くいかず「ウォウ、ウォウ、ウォウ」と歌うシーンは、智恵さんよりは困ったような表情をしています。
ここのシーン、土居さんが一番良い表情をしますが、他の人も同じくらいやって欲しいです。
その方が、グレーテルが最初に反応してくれた時の笑顔も良くなると思います。
行進を初めてソファに飛び乗ったマリアですが、はるちゃんは顔の前で両手で子供たちに手招きをしているのも変わらずかな。
この日もフリードリッヒは、香取君。
相変わらずクッションのトスが、危ういです。
滞空時間が長いので、はるちゃんはキャッチした後ソファに叩きつけるように荒っぽくクッションを放り投げていました。
ここまでみていると、この日のはるちゃんですが、動きがなんとなく確認をしながら動いているかのようで、ちょっとぎこちなさが感じられました。
「もうすぐ十七歳」
若奈さんのリーズルは、見た目も表情もリーズルのイメージに合っていると思います。
石毛さんのロルフとも仲が良さそうで、良い感じに見えます。
気になると言えば、ダンスが他のリーズルと比べると今一つかなと言う印象でした。
石毛さんのロルフですが、前回よりも歌が良くなったというか、ロルフデビュー時に戻ったような気がしました。
「ひとりぼっちの羊飼い」
マリアの部屋に布地を届けに来たシュミットとマリアの会話ですが、やはり佐藤は良いですね。
丹さんやはにべさんでは、「奥様が生きていらっしゃる頃は・・・」の辺りがおどろおどろしくも聞こえたりするのですが、会話がスムーズに耳に入ってきます。
昔を思い出しながら笑みを浮かべながら語っているのを見ると、大佐とたちの演奏している光景が浮かんできそうです。
祈りを捧げながら、はるちゃんのマリアは目を閉じて大階段の時の並び順を思い出しているかのように子供たちの名前を挙げています。
はるちゃんしかしない仕草ですが、結構好きです。
「トラップ家の庭」
西田さん自身は今までと変わらないと思うのですが、深水さんの大佐と一緒にいるとまた違った雰囲気にも見えてきます。
芝さんや村さんの大佐よりも、照れが少ない感じです。
マックスが大佐とエルザの仲を取り持とうと、2人の背中を両手で押しますが、深水さんが全く動かず、エルザだけが大佐の胸に飛び込んでいました。
マリアに子供たちへの姿勢を問い詰められた大佐が怒りますが、結構怖いです。
それだけに、エーデルワイスを歌いながら戻ってきた子供たちを驚きの眼差しで見、共に歌い始めると口元に笑みを浮かべ優しい父親の眼差しに変わっていきます。
この辺りから、私の目に涙が溢れてきます。
子供たちを抱きしめながらマリアを見るのですが、笑顔で子供たちを見つけていたマリアも涙ぐんでいる感じでした。
エルザはマリアの存在を気にしていましたが、田野さんほど冷ややかな視線ではなかったです。
「パーティー」
クルトにダンスを教えるマリアは、以前のはるちゃんの教え方・褒め方が好きだったのですが、今回は普通の感じになっていて、少し残念でした。
クルトに続き大佐とダンスをするマリアは、途中で笑顔を見せていて、ブリギッタが指摘するまでもなく「先生もお父様が好きなのよ!」という感じでした。
「さよならまたね」
フリードリッヒのボーイズソプラノに賞賛していた柳さんの男爵と勅使瓦さんのマックスでしたが、この日は林さんの男爵、遠藤さんの男爵夫人、神保さんのマックス3人が笑顔でフリードリッヒを褒めていました。
食事へ向かった後、トラップ家を出て行くマリアがギターを残していきますが、はるちゃん相変わらずギターケースを床に置く時に「ゴツン」と音を立てています。
はるちゃんのマリアならでは、なのかな?
「すべての山に登れ」
このシーンは、やはり秋山さんの修道院長の懐の深さがマリアを包み込んでいる様子が、とても良いですね。
秋山さんの歌声は、本調子までもう少しという感じですが、それでも十分感動させてくれました。
「大佐と子供たち」
エルザとの結婚を報告した時、子供たちへの「すごいだろう」が他の大佐とは大きく違い『どうだ、すばらしいだろう』とでも言っているかのように嬉しそうに話します。
それだけに、グレーテルが大佐に握られている両手を離すのが切ないです。
「ナチスと大佐」
ナチスに対する大佐の思いが、強く伝わってきます。
それだけに、マックスやエルザに対しても怖さを感じるくらいに強い意志を前面に出しています。
それでも、マックスにナチスからの電話に対応させようとしての強い口調での「行けよ!」が印象的です。
エルザが『あなたはナチスに逆らえる?』の問いに答えた時、一瞬「異国の丘」の神田が頭に浮かんできたのは、ここだけの話です。
「なにかよいこと」
智恵さんのマリアとは違うけれど、はるちゃんの表情も素敵です。
はるちゃんも、子供たちと接するより大佐との方が良い表情をしていて私は好きです。
「大佐の召還」
高林さんの提督、なかなかの貫禄があります。
ただ、このシーンだけとなると、林さんの男爵同様に少し勿体ないという気がします。
「ザルツブルク音楽祭」
最初に登場するマリアが自分のポジションに着くとき、智恵さんはナチスの紋章をやりきれない思いで見上げるのですが、はるちゃんはやはり全く見ません。
マックスと大佐のシーンですが、芝さんと神保さんは互いに目を見つめ合っているだけですが、深水さんは一言言葉をかけ目を見つめ合っていました。
その一言がどんな言葉なのか観ている側にも考えさせてくれます。

ラストのシスター達の歌声に涙するうちに、終演しました。

やはり何と言っても、深水さんの大佐が良かったです。
早く智恵さんとの組み合わせでも、観てみたいです。

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四季劇場[秋] 2013年1月31日
マリア 笠松はる
トラップ大佐 深水彰彦
修道院長 秋山知子
エルザ 西田有希
マックス 神保幸由
シュミット 佐藤夏木
フランツ 諏訪友靖
シスター・ベルテ 久居史子
シスター・マルガレッタ 保城早耶香
シスター・ソフィア 山本志織
ロルフ 石毛翔弥
リーズル 若奈まりえ
フリードリッヒ 香取直矢
ルイーザ 飯島乃愛
クルト 宮下尊信
ブリギッタ 岩田 唯
マルタ 池田 葵
グレーテル 内田未来
男性アンサンブル 白倉一成
高林幸兵
林 和男
野村数幾
武智正光
佐藤幸治
川島 創
小松貴行
女性アンサンブル 遠藤珠生
鳥海郁衣
大澤ゆかり
小島由実子
有村弥希子
辻 奈々
小川莉奈
山本詠美子

北澤ムッシュ・アンドレ!

2013年01月30日 22時11分08秒 | 劇団四季

今日、ファントム・ミュージカル・アカデミーを見学し、本編同様に満足して帰ってきたら、何とムッシュ・アンドレが増田さんと北澤さんのダブルになっています。
ラウルは、どうしてしまったんでしょうか?
私は、北澤さんのラウルが観たいと思っていた矢先だけに、驚きです。
2月3日の6000回公演は、思いもがけない北澤さんの姿が観られるのでしょうか?


サウンド・オブ・ミュージック キャス変 1月28日21時確認

2013年01月28日 23時33分07秒 | 劇団四季

いや~、驚きました。
外出先からの帰り道、何気なくWebサイトをチェックしたら、サウンドのキャストがごっそり変わっていました。
これだけのキャストを変えてくるのなら、朝の時点で発表をして欲しいです。
人によっては、発表されたキャストを確認した上で、前日予約でチケットを確保してしまった方もいるのではないでしょうか?

  • マリア 智恵さん → 笠松さん
    トラップ大佐 芝さん → 深水彰彦さん(初)
  • 修道院長 佐和さん → 秋山さん
    エルザ 田野さん → 西田さん
  • マックス 神保さん(変更なし) 
  •  ※勅使瓦さんが「この生命誰のもの」に出演中のためでしょうね。
  • シュミット はにべさん → 佐藤夏木さん(初)
    フランツ 青山さん → 諏訪友靖さん(初) アンサンブルさんからです。
  • シスター・ベルテ 山本貴永さん → 久居さん
    シスター・マルガレッタ 保城さん(変更なし)
  • シスター・ソフィア 兼田さん → 山本志織さん
    ロルフ 斎藤さん → 石毛さん
  • リーズル 長野さん → 若奈まりえさん(初)
  • 今週はデビューされる方が4名いらっしゃるので、どんな感じなのか楽しみです。

    一方で、今週のオブステージイベントで久しぶりに智恵さんが見られると楽しみにしていたのですが、またまたお預けです。


    リトルマーメイド

    2013年01月28日 17時01分00秒 | 劇団四季

    予想通り、本日製作発表会見が開催されました。
    タイミング的に、今日しかないと思っていたので、13時開始で14時前に終了というのが通常のスケジュールと考えると15時にはどこかで情報が出てくるものと予想してました。
    Twitterで様子をうかがっていたところ、1件ヒットしました。
    16時過ぎには、四季の公式サイトにもアップされました。
    今回出演候補者として参加したのは、竹内君、上川君、谷原さん、秋さんの4人。
    若手中心に選出されていましたが、いずれも予想外でした。
    これから4月の開幕まで、およそ2ヶ月。
    オリジナルキャストとして開幕の舞台に立つのは、どなたになるのか?
    楽しみです。


    今週のキャスト 1月28日 10時30分時点

    2013年01月28日 10時30分59秒 | 劇団四季

    「美女と野獣」が千秋楽を迎え、「ライオンキング」(東京)も2月12日までの保守点検に入った事もあって、変更は少ないです。
    今週末に「この生命誰のもの」が楽を迎えると、東京は1週間ほどサウンドとオペラ座しか公演がないんですね。
    日テレでリトルマーメイドのCMがチケット先行を前にして、頻繁に流れるようになりました。
    先行初日は、相当混雑しそうですね。
    ※最終キャストは、劇団四季公式サイトでご確認ください。

    サウンド・オブ・ミュージック
    子役の出演順(グループ)の変更
    フリードリッヒ
    上林 龍、大根田 岳、香取直矢
    ルイーザ
    大塚あかり、村尾夏穂、飯島乃愛
    クルト
    星 卓澄、中田浩晴、宮下尊信
    ブリギッタ
    岩田 唯、三津間奈央、吉井乃歌
    マルタ
    池田 葵、菅野花音、佐藤寧々
    グレーテル
    内田未来、細川ゆとり、中村茉稟

    アイーダ
    ファラオ 維田さん → 石原さん

    ライオンキング(大阪)

    シンバ 田中さん → 飯村さん

    キャッツ
    28日付けで更新されてますが、誰かダブルになっていたかな?
    22日だけ、マキャが川野さんでしたね。
    23日から安芸さんに変わっていたので、今週は安芸さんシングルということのようですね。

    ガンバの大冒険
    七郎 川口さん・大塚さん → 大塚さん

    王様の耳はロバの耳
    詩人チキン 畠山さん → 岸さん
    床屋 岸さん → 渡久山さん


    サウンド・オブ・ミュージック 1月26日

    2013年01月26日 23時59分00秒 | 観劇

    マチネだけの予定でしたが、友人からのチケットが舞い込み、ソワレも併せて楽しんできました。
    気付いた事を、いくつか。

    ソワレフリードリッヒ
    香取君「ドレミの歌」ラスト、クッションをマリアに投げますが、何度見ても危ういです。
    以前は上に投げすぎているため、マリアがキャッチするまでに時間が掛かっています。
    今日は、マリアの後方に投げてしまい、智恵さんが後ろにバックしながらキャッチしてました。
    もう少し練習をしないと、智恵さんが取れない所に投げてしまいそうです。

    マチネブリギッタ
    マリアと大佐のダンス
    見つめている間笑顔をは少ないけれど、台詞はスムーズで良い感じです。

    リーズルとロルフ
    フランツに妹からの電報を届けに来た後、リーズルと仲良くしています。
    「もうすぐ十七歳」を歌い終えた後、洋一郎ロルフの「おいで!」に対して、永野リーズルは「うん!」と応えています。
    ここは、組むペアによって色々変わっていますが、今までのリーズルは返事はしてる記憶はありません。
    ここでの2人が楽しそうなほど、2幕でのロルフの変貌がナチスの恐怖を印象付けます。

    エルザ
    子供たちが歌うエーデルワイスに微笑みを見せながらも、マリアを見るときには表情が硬くなっています。
    子供たちに連れられて庭を見に行くときも、マリアを意識して表情が硬くなり、父親に近づくことが出来たリーズルの笑顔と好対照でした。

    大佐、エルザ、マックスの3人
    ナチス
    珍しく大佐が熱くなっていて、芝さんの語気に押された勢いで神保さんも「君が何をしたって無駄って言うこと」が後半滑舌が悪くなるほど熱くなっていました。
    ナチスへの対応を語り、大佐を説得するエルザも、他のエルザと比べて強い語り口と表情が田野さんのエルザのようです。

    表彰式
    トリオの3人、前回の東京では下手に捌けていくときに「トロフィー、トロフィー!」と叫びながら走っていましたが、今は喜びの表情だけです。
    そう言えば、以前はホルンをセットに時々ぶつけていましたが、今回一度もないのは練習の成果か、それともセットの感覚が広くなったのか?
    シュバイヴァーさんは、以前にも増してコミカルになっています。

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    四季劇場[秋] 2013年1月26日
    マリア 井上智恵
    トラップ大佐 芝 清道
    修道院長 佐和由梨
    エルザ 田野聖子
    マックス 神保幸由
    シュミット はにべあゆみ
    フランツ 青山裕次
    シスター・ベルテ 山本貴永
    シスター・マルガレッタ 保城早耶香
    シスター・ソフィア 兼田伶奈
    ロルフ 斎藤洋一郎
    リーズル 長野千紘
    フリードリッヒ 上林 龍(昼)、香取直矢(夜)
    ルイーザ 大塚あかり(昼)、飯島乃愛(夜)
    クルト 宮下尊信(昼)、星 卓澄(夜)
    ブリギッタ 吉井乃歌(昼)、三津間奈央(夜)
    マルタ 池田 葵(昼)、菅野花音(夜)
    グレーテル 内田未来(昼)、中村茉稟(夜)
    男性アンサンブル 白倉一成
    新藤晃大
    林 和男
    野村数幾
    蛭沼建徳
    藤木達彦
    小林 優
    小松貴行
    女性アンサンブル 山本志織
    種子島美樹
    吉田絢香
    西村歌織
    田代美里
    板倉まなみ
    辻 奈々
    東海林久美

    オペラ座の怪人 千秋楽決定

    2013年01月25日 07時57分37秒 | 劇団四季

    四季の公式Webサイトに、発表されました。
    6月15日が、千秋楽となりました。
    2011年10月1日に開幕したオペラ座の怪人 東京公演ですが、次回の延長分までとなってしまったのは残念です。
    2年は続くかなと思っていただけに・・・。

    千秋楽公演は、会員向けに別途申込となります。
    今回から、観劇する方を記名して申込となりました。
    詳細は、劇団四季のホームページへ。


    サウンド・オブ・ミュージック+リハーサル見学会 1月23日

    2013年01月23日 23時25分00秒 | 観劇

    まずは、リハーサルから。
    パーティでのワルツを踊るシーンに対して、ダンスキャプテンの斎藤さんから指示がとんでいました。
    2010年9月30日に行われたリハーサル見学会でも同じシーンをやっていたので、興味深く観る事が出来ました。
    本来のパートナーとは異なる組み合わせで、ダンスをしていました。
    パーティで様々な人とダンスをする楽しさを感じて、表現して欲しいとの事でした。
    ワルツを踊る際に、女性が男性に体を預けてテンションをかけて踊る事を指摘していました。
    前回観た時にも、女性は男性を信頼して体を傾ける事によって、美しいダンスとなることを指摘していたのを思い出しました。
    男性のステップについて、バタバタしないようにという指摘も行われていました。
    基本的にシンガーさんが大半のカンパニーだけに、ダンスは難しいのでしょうね。
    斎藤さんが他の俳優さんに意見を求めたところ、『会話』と言う声があがりました。
    斎藤さんからも、会話をしながら、ダンスパーティーの楽しい雰囲気を表現するように指示が出ていました。
    その後、音を入れ子役なしで、クロスオーバーからの一連の流れを確認していました。
    次に、子役達によるSo Long(さよならまたね)のシーンです。
    最初は、アカペラでの歌。
    その前に、山本志織さんから「大事な事」の確認が入りました。
    1コーラス終わると、歌詞の内容が聞こえて来ないという指摘のもと、歌詞を次々と確認をしていました。
    歌詞を語る時にはきちんと伝わるが、音程に乗せると伝わり難いので意識をするようにと指示されていました。
    緊張していると見た志織さんが「準備は良いですか?」と言うと、全員で「オッケ~!」との返事が。
    子役達の気持ちをほぐすため、いろいろ工夫をされているんですね。
    立ち位置の確認も入り、バミリに踵を合わせることを確認。
    4人のポーズの見せ方について、挨拶する人を意識することを指摘。
    フリードリッヒのソロの時の指先や、ブリキッタのオレについて等、細かい指摘が入り、開演までに詰めて行くとの事でした。

    リハーサルは、ここまで。
    青山さんの司会で、質問コーナー開始です。
    参加者は、斎藤さん、長野さん、神保さん、山本貴永さん、山本志織さん、白倉さんです。
    リハの時点で気付いたのですが、昨日は瀧山さんがツェラー長官を演じていたそうですが、今日は今まで通り白倉さんでした。
    男爵は菊地さんから、林さんに変わっていました。
    山本志織さんは、カンパニー内で子役を担当しているそうです。
    午前中にフジテレビの「ノンストップ!」で、サウンド初日に向けた子役達の奮闘をブリギッタ役の三津間奈央ちゃんを中心にして紹介していましたが、志織さんによれば優しいところを放送しているとの事でした。
    今日の子役達のリハを観ての感想を聞かれると、開演時間までのテンション維持が重要だそうです。
    ・ザルツブルク音楽祭のシーンで使われているカメラは、実際に撮っているのですか?
    ・シャンパングラスは本物ですか?

    青山さんから、想像にお任せしますの一言が。
    白倉さんからは、カメラは本物で修理すれば使えるものとの事でした。
    ・一番好きなシーンは?
    貴永さんは、大佐の前で子供達がエーデルワイスを歌うシーン。
    長野さんは、ラストの山越えのシーン。
    普段は演じているため観られないけれど、客席から観た時にシスター達の歌声に感動したそうです。
    ・一番辛い練習は?
    神保さんは、初参加なので、全部辛いそうです。
    勅使瓦さんが662回演じた後をやるだけに、観客もそのイメージが定着していると思うので先入観を持たずに観て欲しいそうです。
    勅使瓦さんは1人でマックスを演じてきたので、この662回が福岡までのサウンドの総公演数になるんでしょうね。
    斎藤さんは、毎日のダンスの時に、飛べない自分がいることあり、それが辛いそうです。
    キャッツでジャンプをしているにも関わらず、滞空時間が短く感じてしまうことがあるそうです。
    ・髪型の規定はあるのか?(特に鬘のない男性)
    白倉さんは、千円カットのお店でカットをしているそうです。
    青山さんは、ロンドン公演の写真をカット見本にと持って行くと、『会社で大丈夫ですか?」と言われたそうです。
    ・雪にまつわる思い出は?
    貴永さんから、大雪のために稽古が中止になった話が紹介されました。
    貴永さんて、まるでシスターのような喋り方なんですね。
    ・やってみたい他の役は?
    白倉さんは、ツェラー長官が気に入っているので、変わりたくないそうです。
    志織さん、歳をとったらシュミット役を演じたいそうです。
    貴永さん、トラップ大佐、エルザ、修道院長だそうです。
    神保さん、始まったばかりだから、他の役云々は言えないそうです。
    長野さん、マルタ、クルトだそうです。(稽古の)代役で入った時に、とても楽しかったそうです。
    斎藤さん、マリア。山で裸足で歌いたいそうです。
    青山さんは、何でもやりたいそうです。
    ここまでで、リハーサル見学会は終了となりました。
    質問コーナーでも話が出ていましたが、午前中に「ノンストップ!」を観た事もあり、興味深いリハーサル見学でした。

    今日付けで、フリードリッヒ、ルイーザ、ブリギッタ、グレーテルに3人目の子が加わっています。
    本編は、久し振りに2階席からの観劇です。
    「朝の祈り」の後、夜明けの丘で智恵さんの姿がフレームの中に浮かび上がる様子は、何度観ても良いです。
    智恵さんのマリアが細かい部分ですが、以前のマリアに戻ってきていて嬉しくなりました。
    ただ、「サウンド・オブ・ミュージック」で花に手を添えたり、腕時計を見る仕草は、やはりなくなってしまったようです。

    「もうすぐ十七歳」の斎藤ロルフ、リーズルより年上と入っても大差ないのに、大人ぶっている様子が上手いです。

    「さよならまたね」のシーンでは、リハで指摘されていた点が気になりました。
    志織さんの指摘通り、立ち位置がズレると2階席からはハッキリ判り気になります。
    1ヶ所だけ、グレーテルが少しだけ後方にズレていました。
    見る側は気軽に言ってしまいますが、私自身がステージに立っているとしたら、難しいのでしょうね。

    結婚式直前、マリアにベールを被せる佐和さんの修道院長、以前よりもマリアへの優しい表情が出ていて、私は好きです。

    提督役の新藤さん、マリアの手にキスをした後、靴のヒールを鳴らすまでの動作が慌ただしく見えますが、大阪ではどうだったか・・・。

    久し振りの2階席に満足感があるものの、やはりより表情が見える1階席の方が良いかな?(^_^;)

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    四季劇場[秋] 2013年1月23日
    マリア 井上智恵
    トラップ大佐 芝 清道
    修道院長 佐和由梨
    エルザ 田野聖子
    マックス 神保幸由
    シュミット はにべあゆみ
    フランツ 青山裕次
    シスター・ベルテ 山本貴永
    シスター・マルガレッタ 保城早耶香
    シスター・ソフィア 兼田伶奈
    ロルフ 斎藤洋一郎
    リーズル 長野千紘
    フリードリッヒ 上林 龍
    ルイーザ 飯島乃愛
    クルト 星 卓澄
    ブリギッタ 三津間奈央
    マルタ 池田 葵
    グレーテル 内田未来
    男性アンサンブル 白倉一成
    新藤晃大
    林 和男
    野村数幾
    蛭沼建徳
    藤木達彦
    小林 優
    小松貴行
    女性アンサンブル 山本志織
    種子島美樹
    吉田絢香
    西村歌織
    田代美里
    辻 奈々
    渡部真理子
    東海林久美

    今週のキャスト 1月21日 10時30分時点

    2013年01月21日 10時37分47秒 | 劇団四季

    今週は、各地お正月休みの交代と言う感じで動きましたね。

    ライオンキング(東京)
    ラフィキ 金原さん → 青山さん
    バンザイ 白瀬さん → 本城さん

    サウンド・オブ・ミュージック
    ルイーザ 大塚あかりちゃん、飯島乃愛ちゃん → 飯島乃愛ちゃん、大塚あかりちゃん
    ブリギッタ 吉井乃歌ちゃん、三津間奈央ちゃん → 三津間奈央ちゃん、吉井乃歌ちゃん
    ※出演順の変更です。

    オペラ座の怪人
    オペラ座の怪人 高井さん・橋本さん → 高井さん
    クリスティーヌ 苫田さん → 高木さん
    ラウル 中井さん → 飯田さん
    カルロッタ 浅井さん → 河村さん
    メグ・ジリー 西田さん → 小林さん

    美女と野獣
    モリース 石波さん → 松下さん
    バベット 長寿さん → 長橋さん

    アイーダ
    アムネリス 佐渡さん → 光川さん
    メレブ 有賀さん → 吉賀陶馬ワイスさん
    ゾーザー 田中さん → 飯野さん

    ライオンキング(大阪)
    ラフィキ 茜さん → 鄭さん
    ザズ 岡崎さん → 田中さん
    スカー 道口さん → 金森さん
    シェンジ 小林さん → 松本さん

    キャッツ
    ランペルティーザ 山中さん → 大口さん
    ディミータ 相原さん → 坂田さん
    ボンバルリーナ 高倉さん → 増本さん
    ミストフェリーズ 松島さん → 岩崎さん
    コリコパット 新庄さん → 横井さん
    ギルバード 入江さん → 新庄さん

    ガンバの大冒険
    ヨイショ 高橋さん → 坂本さん
    バレット 坂本さん → 相原 茜さん
    忠太 笹岡さん → 山本さん
    ノロイ 平山さん → 金本さん

    ※各公演とも、最終キャストは劇団四季公式ページでご確認ください。


    サウンド・オブ・ミュージック 1月20日

    2013年01月20日 23時40分00秒 | 観劇

    友人からのチケットが舞い込んできたので、急遽観に行ってきました。
    初日から日が経っていないため変化もないと思うので、前回見落とした点を確認という感じで観てみました。
    智恵さん、何となくいつもと違う感じがしました。

    「サウンド・オブ・ミュージック」では、大阪・福岡では丘から降りてきて、足下の花を愛おしみ、腕時計で時間を知って慌てるのですが、今回の公演からこの部分が無くなりました。
    『修道院に戻らなければ』と思いながらも、心地よい山の朝を楽しんでいるマリアが好きだったので、少し残念です。
    腕時計を見るのは、智恵さんだけでした。

    「自身をもって」は、前回ロングトーンが短かったのですが、今回も同様。
    ショートバージョンに変えたのでしょうか?

    「ドレミの歌」では、子供達の動線が、少しだけ変わっています。
    マリアの『気にしないで~!』の後、グレーテル、マルタ、クルト、ブリギッタが手を繋ぎギターケースの周りを回ってくる動きですが、リピーターでないと判りませんね。
    マルタ役の池田 葵ちゃん、『私は7歳!』がハッキリ発音できています。
    全般的に一音一音をハッキリ発音しているためですが、今までのマルタ役の子たちは『ななさい』のななが、言い難そうな子が多かったので、なおさら印象に残ります。

    「もうすぐ十七歳」、洋一郎ロルフの表情が良いですね。
    子供扱いしながらもリーズルが好きという表情が、至る所で見られます。

    エルザのパーティーでは、以前は勅使瓦さんのマックスと柳さんの男爵がフリードリッヒの歌声を賞賛していたのですが、神保さんと菊地さんになってからは、あまり聞こえて来ない気がするのですが、何を話しているのか次回確認します。
    そう言えば男爵夫人が山本志織さんになったので、少し若すぎる気がしないでも。

    田野さんのエルザが、初日よりトーンが少し下がったように感じました。
    落ち着いた感じになり、少しマリアに対しても

    2幕のオープニング、マルタの動きが大きく変わりました。
    ブリギッタと何やら言い争った後、下手で跳ね回り、上手に移動してピンクのパラソルでクルトをフリードリッヒの方へ追いやっています。
    その後は、以前同様にパラソルを回しながら跳ね回っていました。
    大佐を連れてきた後、マリアに向かって「先生、後で遊ぼうね。」と今回から台詞が入るようになっています。
    以前は、台詞なしでマリアに囁いているだけでした。

    マックスがグレーテルの人差し指にキスをしますが、勅使瓦さんはグレーテルの指を握って自分の拳にキスをしていましたが、神保さんは直接指先にキスをしていました。
    昨日は、結構笑い声が起こっていました。

    ザルツブルク音楽祭でアンコール曲を歌っているとき、芝さんの大佐と神保さんのマックスは、互いに目で語っていました。
    勅使瓦さんの時は、時にマックスが下を向いたりして「まあ、いろいろあるけれど~」なんて語っているかのような仕草が時々あったのを思い出しながら観ていました。

    修道院の庭でロルフと対峙する大佐の間に割って入った長野さんのリーズルですが、ロルフが去った後、大佐が逃げることを話している間、暫く下を向いています。
    父親を守るために咄嗟に取った行動の恐怖が、湧き起こってきたかのようです。
    今まで観ていなかったのか、やっていなかったのか判りませんが、良かったです。
    ロルフも、リーズルを見つめながら、心の中での葛藤が表情に出てきています。
    私の好みで言えば、歯を食いしばるとか唇を噛むような仕草が有ると、もっとハッキリすると思うのですが。

    今日は日曜と言う事もあってか子供も多く、客席の反応も良かったです。
    もう一組の子役達も、早く観てみたいです。

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    四季劇場[秋] 2013年1月20日
    マリア 井上智恵
    トラップ大佐 芝 清道
    修道院長 佐和由梨
    エルザ 田野聖子
    マックス 神保幸由
    シュミット はにべあゆみ
    フランツ 青山裕次
    シスター・ベルテ 山本貴永
    シスター・マルガレッタ 保城早耶香
    シスター・ソフィア 兼田伶奈
    ロルフ 斎藤洋一郎
    リーズル 長野千紘
    フリードリッヒ 香取直矢
    ルイーザ 大塚あかり
    クルト 宮下尊信
    ブリギッタ 三津間奈央
    マルタ 池田 葵
    グレーテル 中村茉稟
    男性アンサンブル 白倉一成
    新藤晃大
    菊地 正
    野村数幾
    蛭沼建徳
    藤木達彦
    小林 優
    小松貴行
    女性アンサンブル 山本志織
    種子島美樹
    吉田絢香
    西村歌織
    田代美里
    板倉まなみ
    渡部真理子
    東海林久美

    キャッツ×もみじBox

    2013年01月19日 08時54分59秒 | グルメ

    広島キャッツに合わせて、もみじ饅頭で有名なにしき堂と劇団四季のコラボによる、特別パッケージの詰め合わせです。
    上野学園ホールやにしき堂の店舗、広島駅の新幹線ホーム等で販売されています。
    ※地方発送は行っていないそうです。
    1箱700円で、3種類/5個のもみじ饅頭が入っています。
    一つは、キャッツのロゴが入った袋に、円形で栗の粒入り餡のものが3個。
    もう一つは、瀬戸の柑橘フロマージュが1個と、瀬戸の藻塩ショコラが1個です。
    栗入りの餡は甘みが強いので、私には瀬戸の藻塩ショコラが美味しかったです。
    パッケージは、なかなか面白い作りになっています。
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    真上からの見ていますが、ふたを開けるとボックス自体は1枚の紙が折られているのが判ります。
    _dsc2003s
    折りしろが、セパレーターのようになっています。
    これを、開くと・・・。

    _dsc2013s
    総て展開すると、1枚の円形の紙であるのが判ります。
    Box自体は織り込まれているだけなので、簡単に広げられますが、ふたの方は注意深く広げて行かないと破損してしまいますので、展開して保存される方は、注意が必要です。※接着剤は、使われていません。

    中身の方は上にも書きましたが、この3種類5個が入っています。
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    栗入りのキャッツパッケージのものです。
    もみじ饅頭とは異なり、円形です。
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    中身は、こんな感じです。
    _dsc2021s
    瀬戸の柑橘フロマージュと、瀬戸の藻塩ショコラは、普通の形をしています。
    写真は、瀬戸の柑橘フロマージュです。

    私は、一緒に買った「生もみじ」のこし餡が、一番美味しかったです。
    こちらの商品は、生地にもち粉を使っているとの事で、もちもちした食感です。
    こし餡は、甘さが控えめで、ほんのりと柚の香りがします。


    祈りと怪物 ~ウィルヴィルの三姉妹  1月17日

    2013年01月18日 01時26分00秒 | 観劇

    KERAさんとの競作となった作品の、蜷川バージョンを観てきました。
    前日になって公演時間を確認したところ、3幕で4時間10分(休憩を含む)もある事を知りました。
    蜷川さんの演出作品は公演時間が長めのものが多いのですが、さすがに4時間を超えてくると長いなと思わされます。
    2007年にさいたま芸術劇場で観た「エレンディラ」が、頭の中に浮かんできました。
    エレンディラでは、途中が少しダレた印象が残る演出だったので、ちょっと気になりました。
    客席に着くと、コースト・オブ・ユートピアのようにステージ上にもう一つステージが設置されていました。
    両袖には字幕表示のパネルがあり、藪原検校や日の浦姫物語のような演出になるのかなと感じました。
    開演すると、一回り小さなステージの周囲には、喪服(男女共に和服です)を着た人々が。
    この時点でインパクト大だったのですが、いきなりラップです。
    シーンチェンジの度に、これを繰り返して行きます。
    全くの想定外のラップに、驚きました。
    キャスティングされた俳優陣も個性豊かな方が多く、それぞれのキャラを観ているだけでも楽しめました。
    傲慢で強欲なドン・ガラスを演じた勝村さんは、私には新鮮に感じました。
    こういう役も、似合います。
    橋本さんの怪しげなキャラの存在感も、私は好きです。
    女性に対しても強欲さを見せたり、虐殺を見せるシーンでは生々しさもあって、蜷川さんの演出だなと感じさせられました。
    とは言え、結果的に4時間超の時間の長さを感じさせない作品でした。

    <html> <head> <link rel=File-List href="%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB.files/filelist.xml"> <style> </style> </head> <body link=blue vlink=purple> <col width=77 style='width:77pt'> <col width=231 style='mso-width-source:userset;mso-width-alt:9856;width:231pt'>
    森田 剛 トビーアス
    満島真之介 パブロ
    橋本さとし ダンダブール
    三宅弘城/td> パキオテ
    野々すみ花 レティーシャ
    新川將人 ローケ
    村杉蝉之介 ペラーヨ
    染谷将太 ヤン
    三田和代 ドンドンダーラ
    古谷一行 グンナル司祭
    勝村政信 ドン・ガラス
    原田美枝子 バララ
    中島朋子 テン
    宮本裕子 マチケ
    三田和代/td> ジャムジャムジャーラ
    渡辺真起子 エレミヤ
    伊藤 蘭 メメ
    大石>継太 アリスト
    石井愃 ヤルゲン
    富岡 弘 合唱隊員・警察署長・市民・他
    マメ山田 合唱隊員・召使い・ガストン・市民・他
    本城丸裕 合唱隊員・市長・他
    妹尾正文 合唱隊員・楽隊・黒い男・他
    岡田 正 合唱隊員・船員・アガーテ・アンヘル獣医・他
    清家栄一 合唱隊員・船員・市民・他
    福田 潔 合唱隊員・楽隊・市民・他
    塚本幸男 合唱隊員・船員・物乞い・市民・家主の男・他
    澤 魁士 合唱隊員・アウグスト・市民・他
    土屋美穂子 合唱隊員・アナ・他
    蓬莱照子 合唱隊員・店の女・市民・他
    野口和彦 合唱隊員・息子・ルフレシア・市民・他
    清水ゆり 合唱隊員・楽隊・リベッカ・市民・他
    池島 優 合唱隊員・市民・苦痛発電の男・他
    前原麻希 合唱隊員・市民・他
    </body> </html>

    広島~宮島

    2013年01月17日 14時57分01秒 | 

    10数年振りの広島となりましたが、観劇の合間に少しだけ歩いてみました。
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    ホテルから徒歩数分で平和公園があり、そこから太田川沿いに歩いて行きました。
    いつ見ても、心が圧し潰されそうな気がしてきます。
    写真としては、茜色に染まった空の下で撮りたかったのですが、夕方から雨の予報が出ていたため、どんよりと曇っていました。
    それでも、ここを離れる直前に太陽が雲越しに見えましたが、違った意味で印象的な景色となりました。
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    ここからは、最寄りの停車場から広電に乗り、宮島へ向かいました。
    都内では都営の都電荒川線がありますが、大半は専用のエリアを走行しているため、一般車両と並走するのは王子駅周辺の一部に限られています。
    こちらは、道路上を一般車と並走する形で、停車場も整備されたものもあれば、細いホームだけのものがあり、興味をそそります。
    車両も、モダンな連結車両が有るかと思えば、1両きりのレトロなイメージのものまであって、車両を眺めていても楽しいです。
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    宮島へは、JR山陽本線で宮島口へ行くのが一般的なのかも知れませんが、あえて広電で宮島口へ移動してみました。
    事前に詳しく調べていなかったのですが、宮島が近づいてくると海と並走するようになり、周囲の風景を見ながらの移動は旅気分を高めてくれました。
    江ノ電に乗車しているようですが、周囲の景色はだいぶ違います。
    写真を撮りたかったのですが、生活路線で乗客の乗降もあるため、さすがに撮れませんでした。
    宮島口からは2社のフェリーがあるのですが、大鳥居に近づけるとの事でJRのフェリーを利用しました。
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    乗船時間は、10分ほど。
    景色に見とれていると、到着していました。
    さすがに海に囲まれているだけあって、風が冷たく寒いです。
    あまり時間もないため、厳島神社を目指し足を進めました。
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    鳥居をくぐり海沿いを進むと、至る所に鹿の姿が。
    観光客が手を伸ばさなければ、我関せずといった感じです。
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    神社側から見た、大鳥居です。
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    鳥居をアップしてみると、こんな記載が。
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    回廊が印象的です。
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    ここでも人力車があり、車夫がお客さんを案内しています。
    背中の文字を見ると、『厳』の一文字が。
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    神社以外にもレトロなイメージの建物が多く、川沿いには鹿も。
    本当はゆっくりして、名物の穴子料理を食べたかったのですが、今回は残念ながら昼食が始まる時間には広島に戻らねばならず断念しました。
    代わりに、立ち並ぶ土産物店で売っていた「揚げもみじ」を食べてみました。
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    甘さ控えめでサクッと表面としっとりした餡で美味しかったのですが、半分くらい食べたところで油が気になってしまいました。
    私には、普通のもみじまんじゅうが合っているようです。
    早朝からバタバタと落ち着きなく歩いていましたが、キャッツ観劇のため広島へ戻りました。
    こちらも、夕方、茜色に染まった空を背景に大鳥居やライトアップされた厳島神社を撮りたかったので、次回チャレンジしてみたいと思っています。

    夜、「みっちゃん」というお店でお好み焼きを食べました。
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    最初はボリューム感に驚きましたが、食べ始めるとあっという間でした。
    カリッとした麺と甘みを感じる野菜とが、濃いソースと合って美味でした。


    サウンド・オブ・ミュージック 1月16日初日

    2013年01月16日 23時33分00秒 | 観劇

    東京公演が、開幕しました。
    キャストが気になっていましたが、マリアは智恵さんで一安心しました。
    大佐は芝さん、エルザは福岡に続き田野さん、リーズルに長野さんです。
    マックスは勅使瓦さんが「この生命誰のもの」の稽古中ということもあってか、神保さんがデビューしました。
    ロルフには、12月のマルキューブでのイベント同様に、斎藤洋一郎さんがデビューしました。
    修道院長が秋山さんではなく、佐和だったのは意外でした。
    他に、シスター・ベルテの山本貴永さん、シスター・ソフィアの兼田伶奈さんも、今回からです。

    劇場に着くと、子供達の姿が目に付きました。
    雰囲気的には、今回公演の子役やそのご家族関係かと思われました。
    さらに、1階席最後列には俳優さんたちの姿も見られました。
    村さん、秋山さん、佐藤夏木さん、弥生さん、飯野さん、深見さん、他にも数名いらっしゃったようです。
    もちろん、演出家の姿も。

    いつもと少し違った雰囲気の中、開演となりました。
    全体に、少し硬さが感じられる所もありましたが、良かったです。
    智恵さんは「サウンド・オブ・ミュージック」は、少しセーブした感じの歌い方になっていました。
    私としては、好きな歌い方です。
    「自信をもって」では、曲の最後『引き受けた、逃げはしないわ~♪』のロングトーンがいつもより1音くらい低めで、長さも半分くらいで終わってしまいました。
    智恵さんにしては珍しく、前回の東京、大阪、福岡と通しても3回目くらいです。
    福岡で気になっていた台詞のピッチの速さですが、1幕では福岡に近い印象でしたが、2幕では大阪の頃のような印象でした。

    「マリア」で、初見となるベルテの山本さんとソフィアの兼田さん登場です。
    山本さんのベルテは、倉斗さんのような感じですが、表情がちょっと怖いです。
    基本的にはどなたのベルテも厳しいイメージは共通しているのですが、私は佐和さんが一番イメージに近いと感じます。
    兼田さんは、柔らかい優しい印象です。
    マルガレッタの保城さんは、福岡と変わらないイメージです。

    大佐の芝さんは、ジーザスで体を絞った後だけに、まだまだスリムです。
    そのためか、トップからのライティングがメインだと、頬の辺りがやつれた感じが強く、少し歳をとった感じがします。

    ロルフの斎藤洋一郎君は、先月のマルキューブのイベントで初めて観て、楽しみにしていました。
    リーズルと共に現れた時、一瞬一和君のようにも見えました。
    全体的に、良い感じのロルフを見せてくれます。
    石毛君が、大佐がオーストリア人云々の台詞の時、声のトーンを下げていましたが、洋一郎君はピッチをやや遅めにしていました。
    私としては、ここは石毛君のような表現が好きです。
    突撃隊員として修道院の庭で大佐やリーズルと対峙するとき、表情の変化は少なめです。
    ここは岸さんのように、大佐を見つけた時は「してやったり」な笑みと、リーズルの表情を見て苦悩の末に「誰もいません!」と叫ぶ表情を見せて欲しいです。

    初見の、神保さんのマックス。
    今まで勅使瓦さんが1人で演じてきただけに、イメージが大きく変わります。
    見た目にも年齢が上がっていますが、本来はこちらの方が会っているのかも知れませんね。
    勅使瓦さんの賑やかさと比べると、まだまだ大人しい感じですが、これから先どんな感じになっていくのか楽しみです。
    グレーテルの指にキスをした後、グレーテルがキスをされた指を服で拭くシーンは、双方の演技に依るのでしょうが、以前ほど笑いが起きていませんでした。

    エルザの田野さんは、福岡では観る事が出来なかったので、私には初見です。
    西田さんのエルザが最近は少しマリアに対して対抗心を見せるものでしたが、田野さんのエルザは、あまり感じられませんでした。

    アンサンブルでは、エルバーフェルト男爵に菊地さん、ツェラー長官夫人に種子島さんがキャスティングされているのに驚きました。
    ツェラー長官と言えば、パーティーの時に着けている勲章のリボンが地味になったような気がするのですが・・・。(記憶が曖昧です。)

    子役ちゃんたちも、まだ硬さが観られます。
    これからですね。
    前回の東京公演ではマルタ役で出演していた大塚あかりちゃんが、今回はルイーザ役で出演していましたが、衣裳姿になると雰囲気も変わり、じっくり観ないと気付かないくらいでした。

    カーテンコールでは、子役ちゃん達の親族の方でしょうか、客席から大きな声で声援が送られていました。

    公演プログラムを見ると、鳥原さんのマリアのカットが数カット有り、稽古も進んでいるようなのでデビューも近いのでしょうね。
    公演プログラムですが、今回からデザインが少しだけ変わり、2009年のイギリスツアーのプログラムに似たデザインに変わっていました。
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    左から、2009年英国ツアー版(製作発表会見時に配布されたもの)、2012年福岡公演、今回の東京公演です。

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    四季劇場[秋] 2013年1月16日
    マリア 井上智恵
    トラップ大佐 芝 清道
    修道院長 佐和由梨
    エルザ 田野聖子
    マックス 神保幸由
    シュミット はにべあゆみ
    フランツ 青山裕次
    シスター・ベルテ 山本貴永
    シスター・マルガレッタ 保城早耶香
    シスター・ソフィア 兼田伶奈
    ロルフ 斎藤洋一郎
    リーズル 長野千紘
    フリードリッヒ 香取直矢
    ルイーザ 大塚あかり
    クルト 宮下尊信
    ブリギッタ 三津間奈央
    マルタ 池田 葵
    グレーテル 中村茉稟
    男性アンサンブル 白倉一成
    新藤晃大
    菊地 正
    野村数幾
    蛭沼建徳
    藤木達彦
    小林 優
    小松貴行
    女性アンサンブル 山本志織
    種子島美樹
    吉田絢香
    西村歌織
    田代美里
    板倉まなみ
    渡部真理子
    東海林久美

    サウンド・オブ・ミュージック 東京キャスト

    2013年01月16日 21時06分44秒 | 劇団四季

    公演プログラムより(敬称略)

    マリア
    井上智恵、笠松はる、江畑晶慧、土居裕子、鳥原ゆきみ、
    岡村美南
    トラップ大佐
    芝 清道、村 俊英、深水彰彦
    修道院長
    秋山知子、佐和由梨、佐渡寧子
    エルザ
    坂本里咲、西田有希、田野聖子、佐渡寧子
    マックス
    勅使瓦武志、神保幸由、青山裕次、青羽 剛、石波義人、
    渋谷智也
    シュミット
    大橋伸予、はにべあゆみ、丹 靖子、斉藤昭子、佐藤夏木
    フランツ
    青山裕次、川地啓友、鈴木 周、諏訪友靖
    シスター・ベルテ
    久居史子、佐和由梨、遠藤珠生、倉斗絢子、山本貴永
    シスター・マルガレッタ
    矢野侑子、保城早耶香、松本菜緒、田代美里、小林英恵
    シスター・ソフィア
    あべゆき、山本志織、西浦歌織、兼田伶奈、小島由実子

    ロルフ
    一和洋輔、石毛翔弥、岸 佳宏、飯田達郎、斎藤洋一郎、
    島村幸大
    リーズル
    谷口あかり、五所真理子、池松比佳瑠、吉良吉乃、長野千紘、松元恵美、
    脇野綾弓、 勝田理沙、若奈まりえ、板倉まなみ
    フリードリッヒ
    大根田 岳、香取直矢、上林 龍、春口凌芽
    ルイーザ
    飯島乃愛、大塚あかり(前回東京でマルタ)、岡田かな、
    村尾夏穂
    クルト
    中田浩晴、星 卓澄、宮下尊信、横山賀三
    ブリギッタ
    岩田 唯、秦 歩之歌、三津間奈央、吉井乃歌
    マルタ
    伊草心南、池田 葵、佐藤寧々、菅野花音(前回東京でグレーテル)
    グレーテル
    内田未来、黒川胡桃、中村茉稟、細川ゆとり

    男性アンサンブル
    菊地 正、林 和男、前田貞一郎、鈴木 周、田代隆秀、
    池田英治、井上隆司、 川島 創、小出敏英、白倉一成、
    玉真義雄、奥田直樹、高橋基史、武智正光、柳 隆幸、
    五十嵐 春、長手慎介、杉原 剣、中橋耕平、野村数幾、
    蛭沼建徳、深堀景介、 藤木達彦、小松貴行、菱山亮祐、
    小林 優、佐藤幸治、荒井 孝、新藤晃大、諏訪友靖、
    高林幸兵、瀧山久志、南 圭一朗

    女性アンサンブル
    佐藤夏木、種子島美樹、遠藤珠生、折笠里佳子、倉斗絢子、
    山本貴永、真 優香、 長寿真世、鳥海郁衣、松尾千歳、
    松本菜緒、山本志織、吉田千恵、浅井美波、 有村弥希子、
    小川莉奈、小島由実子、田代美里、寺嶋あゆみ、原 彩子、
    保城早耶香、 山本詠美子、吉田絢香、渡部真理子、
    板倉まなみ、久保佳那子、小林れま、東海林久美、
    大澤ゆかり、辻 奈々、西浦歌織、小林貴美子、松ヶ下晴美