大晦日の今日、最終日となる東京ミレナリオを再び訪れてみました。
今回は通常のルートとは逆に、東京駅前のイルミネーションから見てみることに。
一般の人達はミレナリオのイルミネーションを抜けていくために、丸の内の北側から大きく迂回をしていきます。
最終地点の東京国際フォーラムからは、有楽町へ出てしまう人と、東京駅へ戻る人に分かれます。
東京駅へ戻る人達だけが、このイルミネーションを正面から見ることができます。
背景にある東京駅の赤煉瓦の駅舎を3階建ての旧駅舎に復元する工事が2006年から開始されることが、東京ミレナリオが休止となる理由です。
この工事が完了するまでの間、ミレナリオのスタート地点とも言えるこの場所を含めた東京駅周辺が、美観が損なわれミレナリオの雰囲気にそぐわないということです。
最終日のためか、年明けの午前0時から3時までの第2部があるからなのか、24日よりは空いているような印象を受けましたが、それでもイルミネーション下はこんな感じです。
大晦日と言うこともあり、周辺のショップもほとんどが18時頃には閉店をしており、ちょっと寂しい雰囲気です。
逆に、大晦日だからのイベントもありました。
丸ビル1Fの「マルキューブ」と呼ばれるスペースでは、23時から24時までベートーヴェンの第九のコンサートが開催されました。
とは言え、イベントを知ったのは会場に着いてからのことで、残念ながらコンサートそのものは聴くことができませんでした。
今回は、丸の内元気文化プロジェクトと呼ばれ、丸の内女声合唱団による『交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」第4楽章』が披露されました。
コンサート中もイルミネーションがあると良いのですが、実際の点灯はコンサート終了後からというのが残念です。
コンサート開始前の会場の写真ですが、実際のコンサートのスタッフがスタンバイした状態を想像すると、見られなかったことがとても残念です。
来年からは、どんな大晦日になるのでしょう?