GW明けにSTEP2のカードを入手して、初の特性チャームゲットです。
アイーダ観劇と言うことで、アイーダとラダメスをチョイス。
Webサイトにはイラストが掲載されているだけなので、写真をアップしてみました。
まずは、アイーダ。
次に、ラダメス。
アイーダ3種の裏面は、共通です。
引き替えのために並んでいたら、奥のテーブルで揉めている方が。
SETP1
アイーダとオペラ座の怪人を観劇した際に受け取るキャンペーンカードを、2種で1セットとしてイベント受付へ持って行くと、特製クリアファイルと交換出来ます。
この時に受け取るスタンプカードで、STEP2に進めます。
STEP2
SETP1で受け取ったスタンプカードで、観劇数に応じて特性チャームを受け取ることができます。
ただし、観劇毎に受け取るキャンペーンカードは、何枚集めても特性チャームの受け取りには役立ちませんので、ご注意を!
指定回数の観劇毎に、アイーダ3種、オペラ座の怪人3種の中から、希望のチャームを受け取る事が出来ます。
最終的にアイーダ、オペラ座の怪人を10公演観劇すると、総てのチャームを集めることができます。
さらに10公演観劇を達成すると、スペシャルプレゼントと呼ばれるチェーン?を受け取れるそうです。
総てをゲットするには、STEP1の2公演を含めて12公演。
ちょっとハードルが高いかな?
できるなら、3個受け取った時点でチェーンを1本受け取れるようになると良いのですが・・・。
詳細は、劇団四季Webサイトへ。
★『アイーダ』&『オペラ座の怪人』関西凱旋記念!ハシゴキャンペーン★
7月31日まで
気付いたら、アイーダが8月21日、オペラ座の怪人が8月28日と、各々の千秋楽まで延長になっていました。
これなら総てゲット出来るかな?
観る度に引き込まれる智恵さんのアイーダに会いたくなり、急遽マチネ・ソワレの連続観劇となりました。
平日のソワレの場合、東京までの最終新幹線に間に合わないのですが、平日よりも1時間早い土曜ソワレなら21時台の東京行きのぞみに間に合うんです。
そこまでするなら1泊すればいいのでしょうが、なかなか思うようにはいかないものです。
早速、今日の感想ですが、まずちょっと気になるのが、智恵さんの右手。
甲なのか、掌なのかは判りませんが、テーピングをしてファンデーションで目立たないようにしていました。
ラダメスの兵士達との殺陣で痛めたりしていなければ、良いのですが・・・。
殺陣のシーンやメレブやラダメスが手を取る際も、痛みを感じさせることはなかったのですが、痛みに耐えての演技でないことを願います。
前回7日と比べると、四季の開口発声が自然になってきたこと。
私には、普段の智恵さんの発声ならば、音が分離し切れていないということは少ないと思うのですが、サウンド・オブ・ミュージックの終盤や、4月のアイーダではかなり意識的な印象を受けました。
今日の舞台は一転して、台詞でも歌でもとても良い感じでした。
となると、細かな感情表現と相まって、智恵さんのアイーダに引き込まれていく自分が、そこにいました。
今日、一番印象的だったのが、ソワレでネヘブカがアイーダの身代わりで連れて行かれた時のアイーダの表情。
ヌビアの男に抑えられているアイーダは、ネヘブカを引き留めるかのように左腕を伸ばし、右手は男の服を摑み体を振り解こうとし、何も出来ない自分に苦悶の表情を浮かべていました。
観ていて、辛い・・・。
それと、ラダメスの兵士達に捕らわれ、ラダメスの前に押し出された時のアイーダの表情。
ラダメスの「国が戦争をしている時に、ナイルの岸辺をお散歩か? 何をフラフラしていたんだ?」の問いに、口元を震わせている様子に、後悔と自身への怒りのようなものを感じました。
他にも様々な表情が・・・。
智恵さんファンの方と、語り尽くしたいです。(笑)
アムネリスと語る、王女の苦悩。
『王女様でいらっしゃること』
国民からは大きな期待をかけられ、みんなは女神を期待するけれど、私はただの人間であると語るアイーダとアムネリス。
アイーダもまた、同じなんでしょうね。
お淑やかにしなさいと言われるアイーダは、武術を習い、毅然とした王女としてヌビアの民の期待に応えている姿なのでしょうね。
故に、ローブのダンスで、捕らわれ召使いの姿の自分を恥じ、故に神が愛するヌビアで失望の中にいるヌビアの民を鼓舞するのでしょうね。
反面、ヌビアの民の期待に押し潰されそうになりながら必死に耐えながらも、1人の若い女性として愛する者への直向きな思いを持つ可愛い女性なんでしょうね。
そんなアイーダを智恵さんは、上手く表現していると思います。
ますます、智恵さんから目が離せません。
阿久津ラダメス
開幕から続投している影響か、喉の調子が今一つ良くないようです。
高らかに歌い上げている部分では判りにくいのですが、時々掠れたり、声が出しにくい時が何度かありました。
その影響なのか、会話のトーンも以前よりも落ち着いた印象です。
とは言え、ラダメスの船での嫌らしさ(良い意味です)、晩餐会でアイーダに本心を指摘された時の表情は良いですね。
特にアイーダと互いの愛情を認識した後のアイーダへの優しさのある接し方は、以前にも増して思いが伝わってくるものでした。
開幕から2ヶ月休み無しですから、そろそろお休みかなとも思うのですが、他のラダメス役につける方をみても、福井さんはLKのムファサを、渡辺さんもサムを続けているので、条件的には似たようなものだし、それぞれの役をフォロー出来る方が必要です。
となると、気軽にキャストを変更することは出来そうもないですね。
折角の好演ですから、ムリをして欲しくはないです。
金田メレブ
メレブのキャラが未だに判りかねるのは、私だけなのかも知れませんが、不思議な存在です。
ゾーザーやアムネリスに対して、皮肉を込めた讃辞を唱えられるのは、なぜなんでしょうね?
佐渡さんのアムネリスはまんざら嫌いでもなさそうですが、ほのかさんのアムネリスは明らかに不快感を見せていましたね。
アイーダにエジプト人に自身の秘密がばれないよう、王女であることを口止めされているにも関わらず、喋ってしまうこと。
更にアイーダが王女であることがエジプト人に知られたらアイーダが殺されてしまうと言っているが、現実的には人質としてヌビアを窮地に追い込むことになることを理解出来ていないこと。
金品を王宮からくすめ取ったり、兵士達を金で買収しているかと思えば、エジプト脱出を綿密に計画していたり。
アイーダを殺すため収容所にきたゾーザーの兵士の刃に、身をもって立ちはだかったり、アイーダを守るために桟橋で剣を取るメレブ。
金田さんは歌や台詞は良いですが、皮肉を込めた台詞は、中嶋さんの方が上手いですね。
アイーダに口止めをされた時に首を傾げる仕草は、何か今一つ本人も?じゃないかと思えるのは、私だけかな・・・?
佐渡アムネリス
前回同様に、ラストでの生まれ変わってきたアイーダとラダメスを見つめる優しい笑顔が、涙を誘いますね。
愛する者すべての中の2人が再開するのを、自身の目で見届けることが出来たのだから自然の笑顔なんでしょうね。
「真実を見た」からラストまで、私は鈴木ほのかさんの方が好きだな。
飯野ゾーザー
悪役っぽくない悪役ぶりが、相も変わらず良いですね。
ヒ素のシーンや、アムネリスに戦略を説明し終えた時に見せる溜息、初対面のアイーダを見つめる視線等に、悪意を感じさせる一方で、帰ってきたラダメスに見せる普通の父親の笑顔とのギャップも魅力かも知れませんね。
まだまだ魅力はつきません。
この日もう一つ意外だったのが、カーテンコール。
マチネは中学生?の団体もあり、そこそこ客席も埋まっていたのですが、何と1回目のカーテンコールが終わった時点で、大半の人が席を立ってしまったこと。
当然、智恵さんが阿久津さんに抱きついただけで、カテコ終了。
思わず『嘘だろう?』呟きながら、周囲を見回してしまいました。
いくらなんでも、舞台上の俳優さん達に失礼でしょう!?
ソワレも、前2列の常連さん達がいなければ、マチネと同様になりかねない状態でした。
常連さん達が立ち上がり、拍手を続けたことでいつも通りのカテコになりました。
1回目、智恵さんが阿久津さんにギュッと抱きつき、上手へ。
2回目、智恵さんが阿久津さんの右頬に軽くChu!
3回目、智恵さんにキスされた頬に手を当てた阿久津さんに拍手が起きていました。
智恵さんが自分の左頬に指を当てて、阿久津さんにキスのおねだり。
阿久津さんのChu!に客席からは、お約束の「え~っ!?」。
笑顔の智恵さん、可愛いです。
これで本編もカテコも、大満足で東京に帰ることが出来ました。
大阪・四季劇場 | |
2011年5月28日 | |
アイーダ | 井上智恵 |
アムネリス | 佐渡寧子 |
ラダメス | 阿久津陽一郎 |
メレブ | 金田暢彦 |
ゾーザー | 飯野おさみ |
アモナスロ | 高林幸兵 |
ファラオ | 勅使瓦武志 |
ネヘブカ | 石倉康子 |
【男性アンサンブル】 | 黒川 輝 |
朱 涛 | |
田井 啓 | |
徳永義満 | |
品川芳晃 | |
河野駿介 | |
江田あつし | |
森 健太郎 | |
【女性アンサンブル】 | 加藤久美子 |
大村奈央 | |
宝生 慧 | |
杏奈 | |
高橋亜依 | |
濱田恵理子 | |
駅田郁美 |
四季のサイトを見ると、アイーダのCMが7月分のチケット販売に合わせて新しいものに変わっています。
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劇団四季『アイーダ』大阪公演テレビコマーシャル
アイーダはと言うと、智恵さんに変わっています。
ラダメスの阿久津さんに、アムネリスの佐渡さんと現行メンバーと思ったものの、何か違和感が・・・。
これって、最近の映像なのか?
劇場でのチラシも、これに合わせるように新しいものに変わりました。
となると、このまま智恵さん続投という事でしょうね。
先日の日記にも書いたように8月中旬辺りが千秋楽となると、この先のキャストが気になるところです。
とは言え、先のキャストを気にしていたら、チケットなど取れぬもの。
という事で、7月も智恵さんがアイーダのままでいてくれる事を願って、連休のチケットを取ってしまいました。
果たして、この時のアイーダは誰なのか?
神のみぞ知るところです。
東京メトロ・銀座線の中吊り広告をみていたら、東京メトロとTOKYO FMによるスマートフォン向けのアプリが紹介されていました。
Listen! WONDERGROUNDというもので、Android系とiPhone(iOS?)系で利用できるものだそうです。
Webサイトでも聴く事ができるので、スマートフォンを持っていない方や、視聴してみてい方はお試しを。
東京に生きる人と、都市の音楽。
そして、メトロを舞台に広がるファンタージドラマ。
耳を澄ませば聞こえてくる、ちょっと素敵な東京のワンダーワールド。
というコンセプトで、15分ほどの番組を毎日無料で配信しているそうです。
内容的に、東京メトロ各駅周辺の情報番組との容易に想像できますが、ちょっと気になり早速ダウンロードしてみました。
画面では映像が流れているように見えますが、これは静止画です。
今日は、銀座線・三越前。
BGMとトークで、全部聴くと20分ほど。
通勤時の時間つぶしには、お手頃かなという感想です。
時間を計ってはいなかったのですが、ダウンロード中の数字(データ量?)から判断するとおよそ17MBで、3G通信で30秒程度でダウンロードできているようです。
駅の停車時間中にダウンロードするには、無線LAN環境でないと、ダウンロードしきれないかも知れませんね。
乗車前、列車待ちの時間にダウンロードするのが基本ですね。
今回は、何となく個々は気にならないけれど、全体としてちょっと纏まりが今一つな感じの舞台でした。
とは言え、気になった猫を。
永野ミスト
前回は、初っぱなからちょこちょこと動き回っていたのが気になったのですが、今日は特に気になることもなく、普通のミストでした。
大口ランペ
事前にキャストチェックはしていったものの、「あれっ、石栗さんじゃない。今日のランペって誰?」状態でした。
ジェリクル・ソングが始まってからもなお、カッサが大口さんじゃない?
で、ようやく思い出し、大口ランペだ!
いつものしなやかで色気のあるランペを楽しみにしてのですが、それほどでもなかた。
ガスナンバーでは、普段なら両手両足をタイヤから投げ出し、本物の猫のように寝ていたのに、今回は子猫が何かに興味を持ったかのように、長老猫の脇からガスを覗き込でいました。
ディミ・ボンナンバーのラスト近くの『マキャヴィティ~、マキャヴィティ~♪』
でスロープを滑り降りてくる大口ランペ。
私の真横でピタッと止まったので振り向くと、彼女の顔が目の前に!
おそらく、俳優さんで、これほどの超至近距離で見つめ合ったのは、大口ランペが初めて。
というか、日常でもここまで接近する事はないぞ!?
かなり、ドキッとしました。
もっとも、表情には出さなかったけど、彼女も予想外の近さに焦っていたのでは?
それとも、狙っていたのか?(笑)
滝沢タント
ネーミングの時って、猫たちは表情を変えずに語りかけているのが普通だと思うのですが・・・。
滝沢タントは表情豊かに語っていて、観客の誰かが表情を変えたのか、一瞬笑いそうな感じになり、さっと視線を変えていました。
2幕始め、上手から登場する団ディミと滝沢タント、ディミに威嚇され引き下がるタントですが、見た目にはどうみても逆だと思うのは、私だけかな?(^_^;)
新庄ギル
猫メイクはしているけど、まんま新庄さん。
まだ緊張しているのか、ボウルのラストで全員がステージ場に集まる直前、タイヤのところで「少しバテた!」みたいに感じられる表情をしてました。
高速ターンでは、汗びっしょっりのため、脱水機状態だったのをみると、やはり疲れていたかな?
西尾さんのギルと同じで、グロタイナンバーで隊長としての登場シーンや台詞は良い感じです。けれど、殺陣がもう少しかな?
ヌンチャク?や剣を抜く時、衣装に引っかかり気味だったのか気になります。
それと、グロタイが剣で刺された時、右手を上下左右にはせず、ただグロタイに向けているだけでした。
このシーンって、怜央ギルは普通にやっていたけれど、慣れないと難しい(忘れる?)のでしょうか?
それとも、どちらでもOKなのでしょうか?
初めて気付いたけれど、グロタイが追い詰められた時、クリュー達が右手の剣を揺らしていますが、江部バブ(顔は見えないけれど、膝下が白くてフワフワで小柄って、バブですよね?)だけは揺らさずにグロタイに向けたまま。
いつもでしたっけ?
スキンブルナンバーのヤクマン登場シーンでは、ビビっているタガーに背中を押されている新庄ギルが、滅茶苦茶怖がっていたのに笑えました。
李タガー
大分慣れてきたようです。
タガーナンバーでは、腰をフリフリ雌猫たちを虜にしていました。
岸スキンブル
相変わらず、スキンブルナンバーは、岸さんが良いです。
ミストナンバーで猫たちが客席に散って「驚いたもんだ素晴らしい奴だ♪」の時の岸スキンブル、普段よりも弾けた感じで歌っていて、近くの席からは笑いが起きてました。
目の前と言うこともあるのでしょうが、ラストナンバーでは一際生声が響いていました。
木村グリザ
前回から感じていたのですが、ラストのメモリーが心にジワーッと響いてくるんです。
気付くと、思わずホロッと。
何が変わったのか判らないのですが・・・、私自身が変わってきているのかな?
今日の握手は、デュト様かと思っていたら李タガー。
ソンダンの時、2階席で丁寧に握手をしていたのを思い出しました。
キヤノン キャッツシアター | 2011年5月14日 |
グリザベラ | 木村智秋 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 朴 慶弥 |
ジェニエニドッツ | 鈴木由佳乃 |
ランペルティーザ | 大口朋子 |
ディミータ | 団こと葉 |
ボンバルリーナ | 高倉恵美 |
シラバブ | 江部麻由子 |
タントミール | 滝沢由佳 |
ジェミマ | 小笠真紀 |
ヴィクトリア | 廣本則子 |
カッサンドラ | 井藤湊香 |
オールドデュトロノミー | 米田 優 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 飯田洋輔 |
マンカストラップ | 武藤 寛 |
ラム・タム・タガー | 李涛 |
ミストフェリーズ | 永野亮比己 |
マンゴジェリー | 斎藤洋一郎 |
スキンブルシャンクス | 岸 佳宏 |
コリコパット | 横井 漱 |
ランパスキャット | 高城将一 |
カーバケッティ | 齊藤太一 |
ギルバート | 新庄真一 |
マキャヴィティ | 川野 翔 |
タンブルブルータス | 岩崎晋也 |
今日、行われた製作発表会見の様子が、四季のWebサイトにアップされていました。
会見に登場したマリアは、智恵さんを始めとして、はるちゃんと土居さんの3人。
主役のマリアがトリプルで会見に臨むとは、予想外でした。
土居さんのblogで、昨日から大阪へ行かれ、今日会見に出席された事が書かれていました。
東京での製作発表会見には、私も出席する事ができたのですが、つい先日の事のようです。
東京での会見時は、初演前という事も合って、衣装ではなく私服での会見で、楽曲の披露もありませんでした。
それを思うと、大阪の会見が羨ましいです。
子どもたち、どんなお芝居を見せれくれるのかな?
とりあえず3人のマリアが顔を揃えた訳ですが、スケジュール的にはどうなるのかな?
オープニングは智恵さんで決まりだと思うのですが、地元ということもあり、はるちゃんがメインになるのかな?
東京千秋楽が行われないままだったこともあり、もう一度観に行きたいという想いが未だに残っています。
初日には、客席に着きそうです。(^_^;)
必然的に、アイーダの千秋楽も決まるというもの。
今月21日の先行発売は、7月31日までのもの。
となると、8月の中旬が千秋楽となるのでしょうね。
5ヶ月間の凱旋公演。
長いのか、短いのか?
智恵さんがアイーダの舞台に立たれて、1ヶ月。
サウンドの稽古も含めて、いつまで智恵さんのアイーダが観られるのか?
こちらも、気になるところです。
京都・オペラ座の怪人と大阪・アイーダとの間で開催されている、
★『アイーダ』&『オペラ座の怪人』関西凱旋記念!ハシゴキャンペーン★ 。
両公演を観劇してキャンペーンカードを提示すると、上のクリアファイルが貰えます。
さらに観劇数が増えれば、回数に応じて記念品がもらえるものです。
私自身、あまり気にもしていなかったのですが、このキャンペーンはまずは上のファイルを交換しないと次へ進めないという事。
クリアファイルの交換と同時に、上のスタンプカードが発行され、オペラ座の怪人とアイーダの観劇毎にスタンプが捺印され、捺印数に応じて記念品がもらえます。
ですから、両作品のキャンペーンカードが揃った時点で交換をしないで貯めておいても、次のステージには進めないし、複数毎のカードは何の役にもたちません。
既に2枚揃っている方は、交換して次のステージに進みましょう。
雨が予報されている東京とは反対に、大阪は青空が広がり初夏を感じさせる天気でした。
これから観るアイーダの舞台が素晴らしいものであることを、教えてくれているかのようです。
アイーダは東京公演でしか観ていないものの、濱田さん、樋口さん、江畑さんのアイーダを観ることができました。
唯一観ることができなかった、智恵さんのアイーダ。
先月24日に観て、とても感激をしました。
オリキャストしての濱田さん=アイーダと感じる方も、多いことと思います。
実際、東京公演の時の濱田さんのアイーダと阿久津さんのラダメスには、とても感動をしたことをblogにも残しています。
でも、前回智恵さんのアイーダを観て、アイーダに対するイメージが変わってきました。
今日の舞台を観て、改めて智恵さんの演じるアイーダについて考えてみました。
捕虜となり、奴隷の身となりながらも、ヌビアの王女として、自国の民の生きるための希望となることを選ぶアイーダ。
1人の女性としての敵国の将とのかなわぬ愛に揺れ動く女性の感情を、きめ細かく表現しているだなと感じました。
気高さと弱さ
ラダメスの兵士たちの隙をうかがい、危機からの脱出を謀るアイーダ。
ラダメスではないけれど、スピードがあり、なかなかの剣捌きです。
剣を習っていたとは言え、実戦の経験などないはず。
それでも、兵士達に立ち向かう姿は王女としてのアイーダなのでしょう。
しかし、ラダメスがアイーダを連れだし、「戦の垢」を落とさせようと剣と桶とで威嚇をした時、体を震わせて暴力に怯えています。
悔恨
「あの日は遠くに」での歌声は、無謀な行動の末が歌われます
歌声に思いが載せられ、胸が締め付けられます。
美しい歌声が、いっそうアイーダの辛さを感じさせ、涙が出てきました。
奴隷と王女
エジプト人と思われたメレブが案内をする時、メレブが差し伸べる手を拒むアイーダ。
1人、真っ直ぐに前を向き胸を張り歩くアイーダと、この女は何者なのかと言いたげなゾーザーの目が印象的でした。
奴隷から、アムネリスの侍女となったアイーダ。
エジプトの王女と接するものの、まるで親交のある国の王女と対するかのようです。
特に気になったのは、アイーダの寝室で髪をとかしながらファラオを王様ではなくお父様と呼んでいたこと。
普通の侍女では、あり得ないことでしょう。
王女としての苦悩
アムネリスの苦悩に理解を示すアイーダ。
ヌビアの王女として、彼女もまた感じていた悩みだったのでしょうか?
無邪気さ
「儚い夢」でナイルの旅を語り合う時のアイーダ。
ナイルの旅の自由を思いだし語るアイーダの笑顔が、少女のようで輝いています。
決意
「ローブのダンス」では奴隷となってしまった自身を悔い泣き、悩む姿と、ヌビアの民に心を動かされ強さを取り戻すまでが良いです。
駆け引き
川で染め物を洗っているシーンでのアイーダとラダメスの間で交わされる、2人の心の変化がとても良いです。
互いに惹かれ合う想いと、奴隷に対する威圧的態度のラダメスと、用意された運命に従うだけの将軍を見下したような態度にアイーダ。
ラダメスのキスによって、互いの愛を確認した2人。
自分の立場を理解しているアイーダの心の揺れ等々。
愛
「迷いつつ」でラダメスに対して、それまでは将軍と呼んでいたアイーダが、自身の思いに気付き、初めてラダメスと名前で呼びます。
「愛している」と口にするアイーダ。
ラダメスの再度の求めに、口を手で覆う悪戯っぽい仕草もまた可愛いです。
悲痛
ヌビア国王拘束の知らせに、言葉を詰まらせ、声を震わせるアイーダ。
鼓舞
ローブのダンスでは自身を励ましてくれたヌビアの民を、アイーダが勇気づけるシーンは、力強い歌声が思いを伝えてくれます。
「思い出すあの日 遠い故郷 いつか 帰る 共に手を取り」スローで優しく歌い始めるところは、自分にも言い聞かせているのでしょうか?
ただ、地に伏せている男に地面を叩いて「顔を上げて、希望を持て!」と言っているかのようなシーン、濱田さんくらい激しく床を叩いてもいいかな?
苦悩
「人生の苦しみ」アイーダの心の苦悩が、痛いほど伝わってきます。
倒れ込むアイーダの表情に、涙が出てきます。
智恵さんは演じていないものの、ふとウィキッド2幕の「闇に生きる」が頭に浮かんできました。
訣別
父であり王であるアモナスロからの言葉に、ラダメスの愛を諦めるアイーダ。
別れを告げるアイーダの言葉に対して告げられたラダメスの言葉。
「国に帰れ エジプトから去れ。君が自由になれば少しは気も楽になる。」に泣きながら走り去るアイーダ。
投獄
ラダメスの無罪と助けを、アムネリスに懇願するアイーダ。
迷いつつ~リプライズ
処刑を前にしての歌が、心に響きます。
私は、智恵さんが歌う曲の中で、この曲が一番好きです。
ローブのダンスと同様に、スローで囁きかけるような歌い出し。
美しいソプラノだけでなく、地声で歌う寂びの部分がたまりません。
再開
どれほどの時間が経ったのかは分かりませんが、博物館で再び出会うアイーダとラダメス。最後に見せる笑顔が良いです。
記憶が定かではないのですが、2人の再会を見るアムネリスって微笑んでいましたか?
今日の佐渡さん、穏やかで優しい微笑みを2人に向けていました。
時の旅人となっていたアムネリスも、旅を終えられたようです。
やはり私は、感情の細やかさで、智恵さんのアイーダが好きです。
この日は阿久津さんも佐渡さんも、前回にもまして智恵さん同様に熱い舞台でした。
阿久津さんのラダメス、本当に良いですね。
金田さんや渡辺さんのラダメスと比べては、いけないのでしょうね。
気になるのは、未だ観たことがない福井さんのラダメス。
どんなラダメスを見せてくれるのか?
札幌ライオンキングのムファサから抜けない限り実現は不可能ですね。
金田さんがいらっしゃらないこと、阿久津さんと渡辺さんでラダメスとマンマのサムを演じていることを考えると、そろそろ交代も近いのかな?
いずれにしても、こんな素晴らしい舞台を観ることができて幸せです。
カテコは、早い時点で最前列が一斉に立ち上がりました。
雰囲気的に、智恵さんファンの私以外は、阿久津さんファンの女性という感じでしたが・・・。
繰り返し客席に拍手に応えてくれ、最後に智恵さんが阿久津さんの頬にキス。
女性ファンからの溜息で終わりと思いきや、カーテンの降りた舞台に2階席から「もう1回!」の声が。
ここで拍手が盛り上がり、改めて客席の拍手に応えてくれました。
2階S席はセンターのみの状態でしたが、舞台も客席も熱かったです。
帰宅したばかりなのに、次の観劇を考え始めています。
大阪というロケショーンが、悩ましいです。
大阪・四季劇場 | |
2011年5月7日 | |
アイーダ | 井上智恵 |
アムネリス | 佐渡寧子 |
ラダメス | 阿久津陽一郎 |
メレブ | 金田暢彦 |
ゾーザー | 飯野おさみ |
アモナスロ | 石原義文 |
ファラオ | 勅使瓦武志 |
ネヘブカ | 石倉康子 |
【男性アンサンブル】 | 黒川 輝 |
朱 涛 | |
田井 啓 | |
徳永義満 | |
品川芳晃 | |
江田あつし | |
深堀拓也 | |
森 健太郎 | |
【女性アンサンブル】 | 加藤久美子 |
大村奈央 | |
宝生 慧 | |
杏奈 | |
高橋亜依 | |
濱田恵理子 | |
駅田郁美 |