4ヶ月振りのオペラ座、凄かったです。
生オケの音が響き、オークションのセットや、幾重もの紗幕が並ぶ様、下手の裸電球のフロアスタンド。
どれもが、オペラ座を観に来たって感じで、とても心地よいです。
セットの情報にスモークが流れてくると開演間近なんて考えているのは、私だけかな?
今日は、2009年の大晦日以来の苫田クリスと、一昨年の大晦日以来の半場さんも楽しみでした。
種子島さんカーラ
相変わらず声量が細くなったままですね。
表情や仕草の可愛らしさは、やはり種子島さんならではです。
ピアンジの半場さんも一時期心配な声が聞かれましたが、こちらは以前の半場さんのイメージでした。
劇場に入る前にラウルが岸君に変わっているのを解っていたはずなのに、オークションの時には涼太ラウルだと思い込んでいました。
途中から、「あれっ、違う」と思い始め、岸君だと解るまでに暫く時間が掛かりました。
歌は聴いていて心地よいものの、途中から北澤ラウルが観たいと思ってしまいました。
ところで、ラウルって髭は必須なんでしょうか?
私の中では、岸君の髭がどうも馴染まなくって・・・。
横山マダムジリー
初見ですが、見た目に怖い印象ですね。
支配人のオフィスで後ろから支配人を見詰める目の怖かったこと!
苫田クリス
観た瞬間、あれっ!?
何時からこんなにふっくらしたんだ?
東京WICKEDラスト辺りは、かなり細かったと記憶していただけに、ちょっとビックリしました。
相変わらず、可愛げな雰囲気は変わりませんね。
前回の東京公演の時のイル・ムートの時のお尻フリフリの青年役は好きだったんですが、最近は大人しくなってしまったのが残念です。
Wondering Childは、孤独の不安と自立の決心とをしっかりと歌いあげ、思わず涙が出てきました。
その後の高井ファントムの甘い歌声の、心地よいこと。
ポイント・オブ・ノー・リターンは、やっぱり彼女のクリスは好きだな。
特に、ファントムの後ろから両手を回す辺りからのシーンが。
高井ファントム
以前のような力で喉の調子を押さえ込んでいたかのような頃とは異なり、うまく喉の調子と付き合いながら歌っている最近の高井さんの歌声は良いですね。
時々、声が掠れるようなところがあるものの、ラストまで安心していられました。
力強さ、自信、包み込むような甘い歌声、怒り等々、時には呼吸を忘れてしまいそうなくらい聴き入っている自分がいました。
アクシデント
毎回のことながら、2幕は転がり落ちていくかのように展開が速いんだよなと思いながらみています。
今日はポイント・オブ・ノー・リターンの前、ファントム包囲網を敷いている時のこと、警備隊長の深見さんが「扉は全部閉めたか?」の言葉と共に、右側の髭が剥がれてしまい、口の動きと共にヒラヒラしていました。
思わず、笑いそうになってしまいました。
幸いステージ側だったので、気付かなかった人もいるのでは?
ラウルと会話しながら、髭を押さえていました。
次のアクシデントは、思わず声が出てしまいそうでした。
ポイント・オブ・ノー・リターンの終盤、ファントムに気付いたクリスがマスクを剥がすシーンで起きました。
マスクを強く剥がそうとしたためか、それとも何かに引っかかったのかは解りませんが、マスクの下の特殊メイクまで剥がれてしまい、一瞬高井さんの素顔が見えてしまいました。
右頬の血管や引きつった皮膚が残っていたので、そのままクリスを連れて捌けていきましたが、地下室に戻ってきたときには高井さんの黒髪が所々覗き、左頬のマイクやカツラの後頭部には、それ以上剥がれたりしないようにテープで留められた状態でした。
メイクがメイクだけに、痛々しい印象になってしまいました。
こんなこともあるんですね。
ここでテンションが上がってしまったのか、高井さんの迫力の凄いこと!
怒りの怖いこと!
苫田さんも動揺したのか、ファントムが付けたベールを外さず、ファントムが玉座
の方へ連れて行くときにファントムが引きはがしたような形になっていました。
クリスとラウルを逃がすとき、「行け!行ってくれ!お願いだ!!」も絶叫に近い叫びでした。
マスカレードを歌う背中を見詰めるクリスとの2ショットに、涙が出てきました。
ラストの「我が愛は終わりぬ、夜の調べと共に」も迫力満点でした。
カテコは本来のファントムでしたが、マイクは新たなテープで押さえた状態でした。
隣にいる苫田さんが「やっちゃったな・・・」と言い感じの表情だったのが、ちょっと可哀想でした。
アクシデントはあったものの、全般としては素晴らしい舞台でした。
観終わったばかりなのに、また観たくなってきました。
<style>
<!--table
{mso-displayed-decimal-separator:"\.";
mso-displayed-thousand-separator:"\,";}
@page
{margin:.75in .7in .75in .7in;
mso-header-margin:.51in;
mso-footer-margin:.51in;}
.style0
{mso-number-format:General;
text-align:general;
vertical-align:bottom;
white-space:nowrap;
mso-rotate:0;
mso-background-source:auto;
mso-pattern:auto;
color:windowtext;
font-size:11.0pt;
font-weight:400;
font-style:normal;
text-decoration:none;
quot;MS Pゴシック", monospace;
mso-font-charset:128;
border:none;
mso-protection:locked visible;
mso-style-name:標準;
mso-style-id:0;}
td
{mso-style-parent:style0;
padding-top:1px;
padding-right:1px;
padding-left:1px;
mso-ignore:padding;
color:windowtext;
font-size:11.0pt;
font-weight:400;
font-style:normal;
text-decoration:none;
quot;MS Pゴシック", monospace;
mso-font-charset:128;
mso-number-format:General;
text-align:general;
vertical-align:bottom;
border:none;
mso-background-source:auto;
mso-pattern:auto;
mso-protection:locked visible;
white-space:nowrap;
mso-rotate:0;}
.xl65
{mso-style-parent:style0;
text-align:left;
vertical-align:top;
white-space:normal;}
.xl66
{mso-style-parent:style0;
color:white;
font-size:9.0pt;
quot;MS Pゴシック";
mso-generic-mso-font-charset:128;}
rt
{color:windowtext;
font-size:6.0pt;
font-weight:400;
font-style:normal;
text-decoration:none;
quot;MS Pゴシック", monospace;
mso-font-charset:128;
mso-char-type:katakana;
display:none;}
-->
</style>
<colgroup><col width="138" style="width: 138pt;" />
<col width="81" style="width: 81pt;" />
<col width="77" span="4" style="width: 77pt;" />
</colgroup>四季劇場[海] |
2012年2月11日 |
|
|
|
|
オペラ座の怪人 |
高井 治 |
|
|
|
クリスティーヌ・ダーエ |
苫田亜沙子 |
|
|
|
ラウル・シャニュイ子爵 |
岸 佳宏 |
|
|
|
カルロッタ・ジュディチェルリ |
種子島美樹 |
|
|
|
メグ・ジリー |
西田ゆりあ |
|
|
|
マダム・ジリー |
横山幸江 |
|
|
|
ムッシュー・アンドレ |
増田守人 |
|
|
|
ムッシュー・フィルマン |
平良交一 |
|
|
|
ウバルド・ピアンジ |
半場俊一郎 |
|
|
|
ムッシュー・レイエ |
斎藤 譲 |
|
|
|
ムッシュー・ルフェーブル |
深見正博 |
|
|
|
ジョセフ・ブケー |
佐藤圭一 |
|
男性アンサンブル |
阿川健一郎 |
|
|
天野陽一 |
|
|
井上隆司 |
|
|
田中元気 |
|
|
野村数幾 |
|
|
見付?一 |
|
|
瀧山久志 |
|
女性アンサンブル |
暁 爽子 |
|
|
白澤有理 |
|
|
古屋敷レナ |
|
|
村瀬歩美 |
|
|
山本紗衣 |
|
|
脇坂美帆 |
|
|
小澤可依 |
|
|
寺嶋あゆみ |
|
|
高瀬 悠 |
|
|
園田真名美 |
|
|
野田彩恵子 |
|
|
松ヶ下晴美 |
|
オーケストラ指揮 |
吉住典洋 |
|