My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

壁抜け男  2月19日

2012年02月19日 23時23分00秒 | 観劇

2度目の壁抜け、観に行ってきました。
相変わらず、心地よい舞台です。
今回、1幕肇は戸田さんのM嬢のデュティユルへの視線が気になってました。
適当に手を抜いている公務員にとって、生真面目なデュティユルは目障りなんでしょうね。
2幕で、収監されたデュティユルへの思いを歌いあげる時との変わり様。
今までマダムジリーのイメージしか無かっただけに、より楽しみです。

丹さん、良い味出していますね。
佐和さんと比べてしまうと、歌も振る舞いもちょっと辛い所もありますが・・・。

飯田デュティユル、大分落ち着いてきましたね。
飛び跳ねて足を揃えるあのダンス?ステップ?は、相変わらずぎこちないけれど、真面目さが溢れていて、今のままがちょうど良いのかも知れませんね。

樋口イザベルの可愛らしさも、素敵ですね。
何であんな暴君的な奴と結婚してしまったのかが、解せませんが。

壁抜けのカベって、何だろう?
生真面目なデュティユルにとっては、自分を周囲と隔て1人になれる空間が、カベに囲まれたアパルトマンなんでしょうね。
それとも、生真面目な自分と対照的な周囲の同僚や自分を遠ざけるように閉店してしまうパン屋などが自分にとって簡単に超えられないカベなんでしょうか?
自分の人生に納得していながらも、周囲にある自分の入っていけない世界への飛び込むためにのカベ抜けなんでしょうか?
イザベルに惹かれ、今までのカベを抜け、最後にイザベルと結ばれた時、再びカベの中へ。
もしかしたら、勤務中にふとうたた寝をしてしまったデュティユルの夢の世界を垣間見たような気にも。
普段の自分の生活が、一番幸せな時間なのかなと思わせてくれます。
そんなことを思いながら観ていると、もう一度観てみたいと思えてきます。

今日の公演中、少し大きめの揺れが。
だんだんと、観劇中の揺れに慣れている自分がいます。
でも、こればかりは慣れてはいけないんでしょうね。
間もなく、1年目を迎えるだけに。

観劇後は、バクステに参加してきました。
参加者の、多いこと!
なんと2階席にも参加者の姿がありました。
私は9列だったのですが、ステージを見学して戻ってきたのが16時半過ぎ。
さすがに、途中で退場しましたが、2階席の参加者が終わるのは17時半くらいになったのではないでしょうか?
セットに建物が多いため、際だって目立つものは無かったものの、間近で観るセットには色々な工夫が至る所に。
思わず「あっ、なるほど!」とか「へえ~」が口から出てしまいました。
これで、いっそう次回が楽しみです。

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四季劇場[秋] 2012年2月19日
デュティユル 飯田洋輔
イザベル 樋口麻美
部長・刑務所長・検事 青木 朗
八百屋・娼婦 丹 靖子
デューブール医師・警官1・看守1・ファシスト 寺田真美
B氏(公務員)・

警官

ケイカン

1・看守1・ファシスト
金本和起
C氏(公務員)・乞食・看守2・裁判長 川原信弘
画家 永井崇多宏
M嬢(公務員) 戸田愛子
A夫人(公務員)・共産主義者 久居史子
新聞売り 有賀光一

オペラ座の怪人 2月10日

2012年02月11日 23時31分00秒 | 観劇

4ヶ月振りのオペラ座、凄かったです。
生オケの音が響き、オークションのセットや、幾重もの紗幕が並ぶ様、下手の裸電球のフロアスタンド。
どれもが、オペラ座を観に来たって感じで、とても心地よいです。
セットの情報にスモークが流れてくると開演間近なんて考えているのは、私だけかな?
今日は、2009年の大晦日以来の苫田クリスと、一昨年の大晦日以来の半場さんも楽しみでした。

種子島さんカーラ
相変わらず声量が細くなったままですね。
表情や仕草の可愛らしさは、やはり種子島さんならではです。

ピアンジの半場さんも一時期心配な声が聞かれましたが、こちらは以前の半場さんのイメージでした。

劇場に入る前にラウルが岸君に変わっているのを解っていたはずなのに、オークションの時には涼太ラウルだと思い込んでいました。
途中から、「あれっ、違う」と思い始め、岸君だと解るまでに暫く時間が掛かりました。
歌は聴いていて心地よいものの、途中から北澤ラウルが観たいと思ってしまいました。
ところで、ラウルって髭は必須なんでしょうか?
私の中では、岸君の髭がどうも馴染まなくって・・・。

横山マダムジリー
初見ですが、見た目に怖い印象ですね。
支配人のオフィスで後ろから支配人を見詰める目の怖かったこと!

苫田クリス
観た瞬間、あれっ!?
何時からこんなにふっくらしたんだ?
東京WICKEDラスト辺りは、かなり細かったと記憶していただけに、ちょっとビックリしました。
相変わらず、可愛げな雰囲気は変わりませんね。
前回の東京公演の時のイル・ムートの時のお尻フリフリの青年役は好きだったんですが、最近は大人しくなってしまったのが残念です。
Wondering Childは、孤独の不安と自立の決心とをしっかりと歌いあげ、思わず涙が出てきました。
その後の高井ファントムの甘い歌声の、心地よいこと。
ポイント・オブ・ノー・リターンは、やっぱり彼女のクリスは好きだな。
特に、ファントムの後ろから両手を回す辺りからのシーンが。

高井ファントム
以前のような力で喉の調子を押さえ込んでいたかのような頃とは異なり、うまく喉の調子と付き合いながら歌っている最近の高井さんの歌声は良いですね。
時々、声が掠れるようなところがあるものの、ラストまで安心していられました。
力強さ、自信、包み込むような甘い歌声、怒り等々、時には呼吸を忘れてしまいそうなくらい聴き入っている自分がいました。

アクシデント
毎回のことながら、2幕は転がり落ちていくかのように展開が速いんだよなと思いながらみています。
今日はポイント・オブ・ノー・リターンの前、ファントム包囲網を敷いている時のこと、警備隊長の深見さんが「扉は全部閉めたか?」の言葉と共に、右側の髭が剥がれてしまい、口の動きと共にヒラヒラしていました。
思わず、笑いそうになってしまいました。
幸いステージ側だったので、気付かなかった人もいるのでは?
ラウルと会話しながら、髭を押さえていました。

次のアクシデントは、思わず声が出てしまいそうでした。
ポイント・オブ・ノー・リターンの終盤、ファントムに気付いたクリスがマスクを剥がすシーンで起きました。
マスクを強く剥がそうとしたためか、それとも何かに引っかかったのかは解りませんが、マスクの下の特殊メイクまで剥がれてしまい、一瞬高井さんの素顔が見えてしまいました。
右頬の血管や引きつった皮膚が残っていたので、そのままクリスを連れて捌けていきましたが、地下室に戻ってきたときには高井さんの黒髪が所々覗き、左頬のマイクやカツラの後頭部には、それ以上剥がれたりしないようにテープで留められた状態でした。
メイクがメイクだけに、痛々しい印象になってしまいました。
こんなこともあるんですね。
ここでテンションが上がってしまったのか、高井さんの迫力の凄いこと!
怒りの怖いこと!
苫田さんも動揺したのか、ファントムが付けたベールを外さず、ファントムが玉座
の方へ連れて行くときにファントムが引きはがしたような形になっていました。
クリスとラウルを逃がすとき、「行け!行ってくれ!お願いだ!!」も絶叫に近い叫びでした。
マスカレードを歌う背中を見詰めるクリスとの2ショットに、涙が出てきました。
ラストの「我が愛は終わりぬ、夜の調べと共に」も迫力満点でした。

カテコは本来のファントムでしたが、マイクは新たなテープで押さえた状態でした。
隣にいる苫田さんが「やっちゃったな・・・」と言い感じの表情だったのが、ちょっと可哀想でした。

アクシデントはあったものの、全般としては素晴らしい舞台でした。
観終わったばかりなのに、また観たくなってきました。

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四季劇場[海] 2012年2月11日
オペラ座の怪人 高井 治
クリスティーヌ・ダーエ 苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵 岸 佳宏
カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
メグ・ジリー 西田ゆりあ
マダム・ジリー 横山幸江
ムッシュー・アンドレ 増田守人
ムッシュー・フィルマン 平良交一  
ウバルド・ピアンジ 半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 斎藤 譲
ムッシュー・ルフェーブル 深見正博
ジョセフ・ブケー 佐藤圭一
男性アンサンブル 阿川健一郎
天野陽一
井上隆司
田中元気
野村数幾
見付?一
瀧山久志
女性アンサンブル 暁 爽子
白澤有理
古屋敷レナ
村瀬歩美
山本紗衣
脇坂美帆
小澤可依
寺嶋あゆみ
高瀬 悠
園田真名美
野田彩恵子
松ヶ下晴美
オーケストラ指揮 吉住典洋

エビータ 2月4日

2012年02月05日 22時34分00秒 | 観劇

前回、玲子さんのエビータを観て、ミュージカルとしての作品に複雑な思いをしたのですが、今回は偶然にも秋さんのエビータでした。
エビータの演技面では玲子さんと比較するのは厳しい面もあると思うのですが、ミュージカルとしての歌は流石ですね。
全般的に観ると、彼女の演じた演目の中で、一番良いとさえ感じました。
CFYのイベントの時に強く再演を望んでいた役だけに、その思いが伝わってくるようです。
涙を流しながらエンディングに向かうエビータの姿に、思わず泣けてきました。
ただ、やっぱりエビータは、何をしたかったのか?
エビータという女性が33年で駆け抜けた人生だけに、0幕をいかに考えるかが重要になってくるんだと思います。
その辺りが固まってくると、もっと良くなるのかな。
そう思うと、いっそう智恵さんのエヴァが観たいです。
やはり、今回のプログラムに智恵さんの名前がないのが淋しいです。

こちらで受け取ったのは、ロイド=ウィーバーキャンペーンの特製グッズ。
Dscn0030
何だろうと思っていたら、スライドミラーでした。
Dscn0028

写真のように、上面がスライドして、中のミラーが出てくるものです。
厚みは10mmほど。
フルにスライドさせると、鏡面が少し出ているため戻すときに引っかかるので、実用性は・・・。

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自由劇場 2012年2月4日
エビータ 秋 夢子
チェ 芝 清道
ペロン 佐野正幸
マガルディ 渋谷智也
ミストレス 松元恵美
男性アンサンブル 岩崎晋也
石野喜一
澤村明仁
畠山典之
岩城雄太
加藤 迪
玉真義雄
渡邊今人
光山優哉
五十嵐 春
神永東吾
佐久間 仁
平山信二
小野功司
高林幸兵
永野亮比己
女性アンサンブル 礒津ひろみ
佐藤夏木
団 こと葉
大橋里砂
恒川 愛
廣本則子
菊池華奈子
栗城 唯
坂本すみれ
高野 唯
花田菜美子
大岡 紋
桜野あら
生形理菜
宮田 愛

美女と野獣 2月4日

2012年02月04日 22時19分00秒 | 観劇

気付けば、1月の観劇数は12公演。
千秋楽を迎えたソンダンがほとんどとは言え、危険な兆候です。
今のところ、智恵さんがマリアでもドナでも遠征となるから増えたとしても・・・。
大阪アイーダで1公演だけの日帰りに満足できず、週末1泊2日の3公演が当たり前となってしまったら、やはり危険か!?
それ以上に危険なのは、地元の利がある東京再演のアイーダ?
とは言え、今月は昨日のBBとエビータを合わせても4公演しかチケットがないので、体力と財力を蓄えておかねば。
2月の数少ない?チケットで向かった、美女と野獣です。

声を聞いていると福井ビーストを浮かべてしまうこともあった、中井ビースト。
まだまだ、堅さが残っているのが良く解ります。
残念だったのは、「愛せぬならば」。
独白のようなイントロから、「あ~いなしには~、生きてはいけ~ぬ」と歌い出した途端、隣の女性が咳き込み続け、しばし止まらず。
何とか止めようとするほど、更に咳は続く。
バックからのど飴を取り出すと、バリバリと喧しい。
気付けば、「滅ぼせよこの身を~」とラスト近く。
中井ビーストも息が絶えるかのように,体を折り1幕終了。
福井ビーストの艶っぽく、伸びのある歌声が聴きたいと思ってしまいました。
何度か続いたカテコも、口元は一文字の中井ビーストでしたが、最後の鳥原ベルと顔を合わせたときに、ようやく笑顔が。
公演数を重ねていけば解決されると思うので、時間をおいて観てみたいです。

対照的だったのが、野中さんのガストン。
田島さんのガストンを見慣れているためか、少しあっさりした感はあるものの、やはり上手いですね。
筋肉質な衣装から伸びている腕、意外にも筋肉質な上腕なんですね。

ビー・アワ・ゲストは、「ヒルナンデス!」のいとうあさこさんの挑戦を観ているせいか、鳥原ベルの動きをじ~っくり観てしまいました。
このシーンを演じるのは、やはり相当大変な事なんでしょうね。
テレビの映像なんかではなく、生で観てみたかったな。

ACLでクリスティンを演じているのを観てから気になっていた染谷早紀ちゃん、今回も可愛い笑顔で頑張っているのを観て安心しました。
そろそろ、次の演目に挑戦して欲しいな。

開演前に受け取ったのは、ディズニーキャンペーンの豆手拭い。
Dscn0019s
昨年クリスマスにライオンキングを観た時にもらったアニバーサリーカードと今回の観劇で貰えるもの。
大きさは、35.5×45cmほど。
手拭いとは言うものの、切り方が雑で微妙に歪んでいるのは、ご愛敬ということでしょうか?
Tenugi_s
実用性はほぼ無いので、額装するのが良さそうです。

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四季劇場[夏] 2012年2月4日
ビースト 中井智彦
ベル 鳥原如未
モリース 松下武史
ガストン 野中万寿夫
ルミエール 百々義則
ルフウ 遊佐真一
コッグスワース 青羽 剛
ミセス・ポット 早水小夜子
タンス夫人 大和貴恵
バベット 小川美緒
チップ 牧野友紀
ムッシュー・ダルク 田辺 容
【男性アンサンブル】 清川 晶
高橋 徹
安東 翼
川村 英
戸高圭介
中田雄太
塩山 力
松出直也
菊地智弘
【女性アンサンブル】 市村涼子
時枝里好
鳥海郁依
吉田千恵
菅谷有希
高橋えみ
千村瑠永
松田夏紀
染谷早紀
渡辺夕紀

番組チェック 2月~3月

2012年02月02日 09時03分00秒 | テレビ番組情報

2月18日 21時00分~ WOWOW
「パレード」
(2012年1月25日 天王洲 銀河劇場)
山本裕典、本仮屋ユイカ、原田夏希、竹内 寿

3月01日 21時35分~ WOWOW
「ファントムからの招待状 ~市村正親が語る「オペラ座の怪人」の魅力~」
市村正親

3月03日 21時00分~ WOWOW
「その妹」
(2011年12月15日 シアタートラム)
市川亀治郎、蒼井 優、秋山奈津子、段田安則他

3月20日 20時00分~ WOWOW
「オペラ座の怪人」25周年記念公演 in ロンドン
(2011年10月 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール)
ラミン・カリムリー、シエラ・ボーゲス他

3月26日 01:00~ NHK BSプレミアム

「GOLD~カミーユとロダン~」
(2011年12月20 シアタークリエ)
新妻聖子、石丸幹二、伊礼彼方、根岸季衣、西岡德馬