My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

大会

2007年05月30日 01時01分15秒 | まち歩き

20070528先日、千駄ヶ谷の東京体育館前を通ったとき、こんなイベントを見つけました。
普段、様々なイベントが行われていますが、こんなイベントは初めてです。
小学生が集まって、みんなで歯磨きをするのでしょうか?
どんなイベントなのか、のぞき見をしてみたくなりそうです。


騒然

2007年05月29日 22時59分58秒 | 日記

R1002283_1昨日の午後から新聞やテレビで大きく報道されているので、みなさんご存知の事と思います。
会社のある渋谷区神宮前からも近い距離、信濃町の駅近い大学病院の上空を報道機関のヘリが多数旋回していました。
12時近くには、その数7機。
窓を開けていると、7機のヘリの音はかなりのものでした。
それだけに、今回の出来事の大きさを知らされた気がします。


船底?それとも、鯨の骨格?

2007年05月28日 23時45分00秒 | まち歩き

Dsc_5757 何度観てもそんな気にさせる、東京国際フォーラムのガラス棟の天井部分です。
年末のイルミネーションにあわせたイベントでライトアップされた姿は印象的ですが、晴れ渡った空の下で見てもとても印象的です。

なんだかんだ言って、仕事が忙しかった5月もあと3日。
結局、そんな中でも5本の観劇。
   オンディーヌ
   キャッツ
   薮原検校
   鐵輪
   夢から醒めた夢
6月は、解ってたまるか!、とジーザス・クライスト=スーパースター/ジャポネスクバージョンの2本。
やっと、落ち着いて、写真を撮れそうです。(笑)


いつの間にか

2007年05月27日 23時20分00秒 | 季節

Dsc_5745

Dsc_5746 梅雨前線が南海上に横たわる天気図をみていると、梅雨も近いことを実感します。 そんななか、近所の紫陽花が少しずつ色付き始め、開花の準備を始めていました。 5月も今週で終わり。 紫陽花が潤んだ空気の中に彩りを添えるまで、もう少しの辛抱です。


メガスターII

2007年05月23日 23時34分09秒 | まち歩き

19時過ぎ、早めに仕事が一段落をしたので、足早に外苑前駅へ。
目指すは、三越前。
以前の日記にも書いた、日本橋HD DVDプラネタリウムです。
20時の回、『星空の贈りもの』というプログラムです。
開演間近のため、すぐに入場して指定の席へ。
北側の一番後ろの席はリクライニングも適度で、座り心地はまずまず。
隣のカップル。
男性が事細かにプラネタリウムに関する蘊蓄を彼女に延々と述べているのですが、最後はちょっと煩わしさも。
決して、ヤキモチではありませんので、念のため。
いよいよプラグラムが始まり、星空が浮かび上がると、さすがに今までのものとは格段に星数が違うことを実感します。
標高2000m級の山で星空を眺めている、そんな気分になってきます。
ただ、星の色や明るさも表現しているものの、煌めきがないためにちょっと違和感も感じます。
星の数も多いことと相まって、宇宙空間から眺めた空のようにも見えてきます。
現在の星空から、南半球の星空。
ここで驚いたのは、空から降る雪を表現したこと。
最初は何だろうと思ったものも、『雪だ!』と理解出来たときは感動しました。
その後、大小のマゼラン雲がある、南半球の高緯度地域の空にはオーロラが。
未だに観たことが無いので、どれほど実物に近いのかは判断できないものの、雪ほどの驚きは感じられませんでした。
そう思っているうちに、空は日本の空に戻り、こと座あたりからの流星雨が。
ほどなく、ナレーションが流れ、終了です。
『えっ、もう終わり!?』
あっと言う間の、30分。
メガスターIIの魅力は感じられるものの、もう少したっぷり星空を楽しみたかったというのが正直なところです。
外に出ると、いつの間にか隣の空きスペースがフットサルのグランドに変わっていました。200705232030000
プラネタリウムも6月末日までだそうですが、もう一度観たくなるようなプログラムを用意して欲しいものです。


ファミリーミュージカルのパワー 夢から醒めた夢

2007年05月22日 23時33分48秒 | 観劇

全国公演が始まり、地元での開催と言うこともあり、劇団四季の『夢から醒めた夢』を観てきました。
四季の劇場と比べると、2000席もある大きな会場は平日にもかかわらず満席の賑わいでした。
さすがに子供も多く、このミュージカル特有のロビーパフォーマンスは、まるでサーカスでも見に来たような感覚にさえなってきそうです。
初めて観た『夢から醒めた夢』は、オープニング後しばらくの間は、終演までが長く感じるかなとも思ったのですが、だんだんとこの芝居の世界に引き込まれてきました。
2幕以降は、泣けてきそうなシーンも。
さすがに、この会場では涙目になった状態を見られたくはないです。
カーテンコールは、いつもの四季の舞台と変わらずと思いきや、それ以上の盛り上がりを見せてくれました。
一通りのカーテンコールが終わった後も拍手は鳴りやまず、再び幕が上がると全員がスタンディングオベーションに!
観客が多いだけに、迫力が違います。
機会があったら、また観てみたい。
そんなミュージカルでした。


月水金

2007年05月20日 23時56分59秒 | 

Dsc_5732朝から、抜けるような青空。
昨日のバケツをひっくり返したような土砂降りの雨が、空気中の埃を洗い流してくれたかのようです。
午後から風が強くなったものの、空の透明度は変わらず。
久し振りに夕景を撮ろうと思って準備をしていると、日没後の西空に月、水星、金星が並んでいることに気付きました。
もう1日早い昨日ならば、月齢2の細い月が水星と金星の間に位置して、もっとバランスが良かったと思うと残念です。
月の下方の明るい星が、宵の明星となって輝いている金星。
画面中央、鉄橋の上の方に輝くのが水星です。
空の透明度が高いせいか、それともデジカメの性能の良さなのか、今までにも何度か同じような景色を見ましたが、今回が最も美しい眺めでした。
撮影の方は、強風のために三脚が揺れてしまい、納得できるカットがほとんど無く、ちょっと悔しい気分です。


鐵輪(世田谷パブリックシアター)

2007年05月19日 23時26分00秒 | 観劇

Dsc_5708 世田谷パブリックシアターで、舞囃子『猩々乱』と能『鐵輪(かなわ)』を観てきました。
これは、『能楽現在形 劇場版@世田谷』という形で、笛方・一噌幸弘さん、大鼓方・亀井広忠さん、そして野村萬斎さんの3人で現代舞台美術での能楽の可能性を求めるものとしてユニットを組み、その活動として劇場で能を演じるものです。
当然のことながら、劇場内に能楽堂を再現するのは意味のないことで、通常の舞台上に能の舞台を作っています。
そのため、大きな制限があるため、ちょっと不思議な空間ができあがっていました。
本舞台を中心に放射状に3本の橋掛りがあり、屋根がないだけでなく、本舞台四隅の柱が舞台の床から30cmくらいしかありません。
客席の関係で本舞台をセンターに設置しなくてはならないため、下手の橋掛りが短くなり、やむなく上手にも橋掛りを作ったそうです。
本来の下手の橋掛かりの短さを、上手の橋掛りから舞台奥を下手へ移動しセンターにも橋掛りを設置することによって、距離感を演出していました。
鏡板と呼ばれる舞台奥の板が無く、黒の壁になっているのは不思議な印象さえします。
本舞台の四隅の柱がないことは、面を着けている役者にとっては距離感が無くなってしまい、大変だったのではと思います。
最初の演目は、友枝雄人さんの猩々乱。
席が能楽堂で言えば中正面の実質2列目ということもあり、本来の橋掛りはかなりの部分が見切れてしまったのですが、舞台の近さを楽しむこともできました。
能の舞台とは違い、劇場としての照明効果が出せるため、舞を舞う姿をかなり印象的に観ることができました。
力強く舞うなか、シテの後ろからのライトが滴り落ちる汗を浮かび上がらせ、シテの表情とあわせて印象的でした。
実際の舞は、事前の説明を読んでいても、なかなか説明通りのイメージを浮かべにくいものもありますが、身体の動きや囃子の迫力が、いろいろなものをイメージさせてくれました。
能は、シテに狩野了一さんを迎えての鐵輪です。
舞台脇には字幕が、英語で出ていました。
内容は、夫に捨てられた(表現は悪いですが)妻が嫉妬の末に生き霊となり、夫のもとへ向かい、安倍晴明が講じた策のもとで、激しい情念を見せるものです。
こちらも、地謡の歌は、言葉を追っても理解し得ない部分も多々あるため、シテから受ける『迫力』がひしひしと伝わってきます。
観る人のキャパシティの大きさによって、様々な世界観が広がっていくのでしょうね。
演目が終了した後、1時間弱のポストトークがあり、こちらも楽しめました。
野村萬斎さんがこの世田谷パブリックシアターの芸術監督を務められていることも、ここでこの舞台が楽しめる最大の要因なのかも知れませんね。
国立能楽堂ならば、席毎に字幕が利用できる設備はあるものの、一般の方には敷居が高いのは事実だと思います。
このような形で、まず能楽と触れあえると言うことは、きっかけ作りとしても素晴らしいものだと思います。


ナビゲーション

2007年05月18日 23時42分00秒 | デジタル・インターネット

Dsc_0705 ここ数日、関係する業者の担当とのすれ違いが続き、不安を感じていた仕事に再びアクシデントが発生してしまいました。
やむなく、後輩に連絡を取り車の段取りをして、横浜の業者まで行く羽目に。
出先で後輩からの車を待っていたのですが、困ったことが一つ。
車内にはカーナビも地図もないため、初めて行く業者の事務所までの最適ルートが解りません。
書店を探し地図を購入すれば良いのでしょうが、いざ探すと見つからず、時間は経つばかり。
結局、携帯で利用しているナビゲーションサービスを利用してみることに。
初めのうちは見方がよくわからず不安だったのですが、車のトリップメーターを見ながら距離を把握していくと、思いの外解りやすいことに気付きました。
結局、携帯の小さな画面に表示されたルートを利用して、予想時間通りに辿り着くことができました。
有料サービスなので当たり前のことなのかも知れませんが、まさかこんなに順調に着くとは驚きでした。
欲を言えば、読み上げ機能でもあれば言うことなのですが・・・。
これで、ますます携帯が手放せなくなりそうです。


大阪みやげ

2007年05月15日 00時01分00秒 | 日記

R1002242_1 大阪から単身赴任している後輩が先週末に帰省していたのですが、今朝おみやげということで梅田駅の時刻表と一緒にカードのようなものをいただきました。
よく見てみると、阪神電車のスルッとKANSAI Rakuyanカードと書いてあり、もしやと思って表を見たら、なんとオペラ座の怪人の記念カードでした。
こちらでは使える訳は無いので、大阪遠征のときに使う?しかないのでしょうか?
社内でも、だいぶ浸透してきたかな?


バージョンアップ

2007年05月14日 00時01分00秒 | PC

Dsc_5697 なかなか届かないと思っていたら、いつの間にかデスクに置いてあった某ソフトハウスのバージョンアップの案内。
グラフィックソフトのSUITEパッケージ。
単品で購入するよりはお得?なのかも知れませんが、今回のバージョンアップでは構成するソフトの数が増えたこともあり、税込価格274,000円の表示が。
ん~、ミドルクラスのデジタル一眼が買えてしまう金額。
元もと単品で全ソフトを持っている個人ユーザーにとって、高額なSUITEパッケージに切り替えるには相応のメリットが無いとなかなか踏み切れません。
単品でのバージョンアップなら、予算と必要性に応じて買い足せばよいのですから・・・。
毎回、数々の追加機能がアピールされていますが、どれほどの人が使いこなしてるものか。
でも今回は、Intel Macや、Windows Vistaへのネイティブ対応もしているので、導入をするしかないのかな・・・。


オンディーヌ

2007年05月13日 22時10分14秒 | 観劇

本来ならば妖精と人とが共に時を過ごすことはあり得ないことなのでしょうが、この芝居をみているともしかしたらあり得ることなのかと思ってしまいそうです。
経験豊富な孤高のアルピニストが、登山中に命を落とすと言うことを目にすることがあります。
山だけでなく気象も含めた自然を十分に知った人間が、山と対峙している時にまさかの事態が起きる。
もしかしたら、山の精との約束があったのでは?などと思えてきそうです。

芝居では、野村玲子さんが演じるオンディーヌが繰り返し口にする「あと一月で十五。でも、生まれたのは何百年も前。死ぬってことないんです。」というフレーズ。
このフレーズには、どんな意味が込められているのでしょうか?
どれほどの時が過ぎても、自分の気持ちは変わらぬままということを象徴しているのでしょうか?

自分の気持ちに一途である続けることが当たり前の水の精と、周囲に気を遣い目の前の現れるものに時の心を奪われる人との間では、束の間の時を共にすることはできても、それを維持することは到底無理なこと。
人の心の揺らぎを、皮肉っているような気もしてきます。

芝居の中では、野村玲子さんや石丸幹二さん、日下武史さん等が目を惹きますが、セットも魅力的です。
劇団四季にとって歴史のある芝居だけに、満足度の高いものでした。

浜松町・自由劇場にて


薮原検校

2007年05月12日 20時00分00秒 | 観劇

渋谷・シアターコクーンで、古田新太三主演の舞台『薮原検校』観てきました。
何の予備知識も持たぬまま観に行ってしまいましたが、薮原検校は1973年の初演以来国内だけでなく海外でも公演された井上ひさし氏作の戯曲です。
稀代の大悪党 薮原検校を古田新太さんが演じると言うことで、是非観てみたいということでチケットを取っていました。

8日が初日のため、内容的にはほどほどのところまでで。
舞台は、同じ蜷川幸雄氏が演出をした『ひばり』の舞台を思い出させるような舞台セット。
スモークが劇場内を漂い、光が効果的に使われることを予測させます。
上手と下手の2ヶ所に設置された、字幕装置。

芝居が始まると、照明が落ち暗闇の中に三味線の音だけが響き渡ります。
先日の写楽考のオープニングを、思い出します。
主人公を初めとして、盲目の役を演じる役者が多いこともあり、舞台上に貼られた縄が様々な設定を表しています。建物や道、川、橋などを表現しています。
オールキャストが登場し、下駄で床を踏みならし、杖を突いてリズムを取り、歌い上げることから始まります。
字幕装置には、歌われている歌詞が表示されていきます。
語り部となる盲太夫を壌 晴彦さんが演じ、譲さんの語りとともに芝居が進んでいきます。

主役杉の市は父親の悪行が引き継がれたのか、子供の頃から手癖が悪く、田中裕子演じる師匠の女房お市にまで手を出してしまう始末。
この後、あることをきっかけに人殺しを重ねていく杉の市は、母親をも殺してしまうことに。更にお市と共謀し師匠を殺してしまうが、師匠の返り討ちでお市までも・・・。
孤独な身となった杉の市は江戸に出て、塙 保己一を訪ね門下生になることを申し出るが、悪事を重ねている杉の市と学者としても生き方としても品性を高めていきたいと考える保己一とは相容れるものはなく、申し出は受け入れられない。
唯一、盲人として上り詰められる最高位の検校となることでは、互いに同じ目的であることを認識する2人。
杉の市は、薮原検校の弟子となり、貸し金の取り立てと言う仕事を任せされる。
杉の市に取っては、貸した金を取り立てることなど容易なこと。
取り立てで実績を作り、着実にポジションを上げ、やがて2度目の師匠殺しを行い、2代目薮原検校に。
襲名を目前にして、現れたのは死んだはずの人間が現れ・・・。
とらわれの身となる杉の市=薮原検校の罪を処するにあたり、処罰を相談された人間は他でもない塙 保己一。
保己一は、しばし黙り込み、友を失うことが辛いと行った後、恐るべき処罰方を口にし、ラストは凄絶なシーンが。

芝居全体としては笑えるシーンが多く、稀代の大悪党による人殺しや女性を襲うシーンに重さはあまり感じられません。
ただ、よくもこれほど罪を重ねていけるものという感はいなめませんが。
杉の市を演ずる古田新太さんも、血まみれになって人を殺していくような冷酷な人間を演じているわけではなく、子悪党的な人間の心を出していて、表情の変化が面白いです。
途中に演じた早物語は、観ているうちに惹きつけられ、観客からも拍手が送られていました。
田中裕子さんの演じるお市も、迫力があります。
杉の市との再会を果たしてからは、悲しさと憎しみを込め、杉の市を精神的に追い込んでいく様は、四谷怪談を連想してしまいました。
塙 保己一を演じていた団田安則さんも魅力的ですね、人として品格を高めていくことを目指していながら、こころのどこかでは杉の市に憧れているのではないかとも思わせるところは、良いですね。
他にも六平直政さんを初めとする役者さん達が、良い舞台を演じています。
休憩を含めて3時間10分の舞台は、あっと言う間でした。
芝居を通しての演奏は、赤崎郁洋さんのギター1本のみ。
宇崎竜童さんの『薮原検校のテーマ』は芝居の中で2度歌われますが、未だに頭の中で響いています。♪
この歌詞では、薮原検校は殺し屋なんですが・・・。
カーテンコールでは、古田さんは引き上げる度に、セットに頭をぶつける仕草を繰り返していました。
当初のイメージとはだいぶ違うものでしたが、楽しめる芝居でした。


落とし穴(PCトラブル)

2007年05月10日 23時41分00秒 | PC

Dsc_5696_1 最近、友人関係でPCのトラブルに遭う方が多いので、私のデスクトップPCに生じた不具合を紹介します。
上の写真は、PCとディスプレイを接続しているビデオカードと呼ばれる部品です。
ビデオカードは、広いディスプレイを高速に表示したり、美しい色再現には欠かせない部品です。
しかし、高性能化によって、部品の処理能力も高くなり、発熱を下げるためにファンが付けられているものが少なくありません。
私の場合、いつの間にかディスプレイの表示が遅くなり、さらに残像が残ったりするようになりました。
ソフトの不具合かとも思いいろいろと考えられるところをチェックしましたが、原因は不明のまま。
そのうち、電源を入れても起動画面の一部で止まってしまうようになってしまいました。
やむなく、OSの再インストールをすることに。
順調に進んでいた作業が、ある時点から止まったままに。
この時点でソフトではなくハードの不具合と判断をして入念に調べたところ、ビデオカードのファンが回っていないことに気付きました。
触れてみると、火傷をしそうなくらい熱を持っていました。
原因を探ってみると、意外なことに気付きました。
PCの内部は、ファンの作動により空気が一定方向へ流れています。
この流れによって、埃も運ばれてきます。
このファンに、かなりの埃が溜まっていたのです。
結局、この埃が原因でファンが止まり、熱でビデオカードの部品が焼損したことが原因でした。
定期的に内部を掃除しているのすが、もう少し入念に掃除をしていれば防げたのかも知れません。
CPUのヒートシンクやファン等は、エアスプレーで埃を飛ばしていたのですが、ビデオカードの小さなファンは見落としていました。
思わぬ落とし穴に、完敗でした。


CATS

2007年05月06日 20時59分28秒 | 観劇

Dsc_5694

GW最終日、運良くチケットが入手できたので、五反田・キャッツシアターで、初となるCATSの舞台を楽しんできました。
とは言え、今日はなぜか乗り物のタイミングが悪く、バス、地下鉄、JRとことごとく発車直後。
多少の余裕を持って家を出たものの、どうにかJRに乗り継いだ時点で計算をすると、会場に着くのは開演ギリギリ。
結局、日曜であることと、タクシー待ちが少ないであろうという判断で、田町からタクシーを利用することに。
結果的には、10分前に劇場に着きましたが、思わぬところで冷や汗です。
劇場に入って驚いたこと、客席と舞台が一体化した作りに、しばし呆然。
席もS回転席という他の劇場にはない特殊な席で、係員に案内されて舞台を通って自分の席へ。
それにしても、まるでプラネタリウムをも思わせる作りに、開演まで周囲を見舞わしてしまいました。
いよいよ始まると、背後に何やら気配を感じて振り返ると、すでに猫が至る所に。
思わず、睨み合いという状況も。
OVERTUREとともに座席と言うべきか、舞台と言うべきか、両者が回転し、本来の位置フィクスするまでは不思議な感覚です。
このS回転席は構造上床下に回転用の設備があるため、舞台で猫たちが踊る度に揺れが伝わってきます。
この妙な臨場感は、この席ならではですね。
カラフルで個性的な猫が、合計24匹。
特徴的なもの以外、ハッキリ言って区別をするのが大変です。
でも、楽しい舞台です。
食わず嫌いで今まで観に行かなかったのが、もったいないくらいです。
4月中旬、日本テレビの深夜の番組で、青○さやかさんがキャッツに出演をするために特訓をしてオーディションを受けるという企画を面白く見ていましたが、その気持ちが理解できるくらい楽しめました。
ステージの仕掛けも様々なものがあり、飽きさせません。
久し振りに、2月のファントム以来の村さんの歌声を聞くこともできました。
グロールタイガーとグリドルボーンのデュエットも、なかなか素敵ですね。
唯一、以前から知っている曲のメモリーを目の前で歌われると、思わずホロッときます。
あっと言う間の舞台は、ラストもサプライズが待っていました。
まさか、猫たちが客席にきて握手をしてくれるとは、思ってもいませんでした。
正月に「朧の森に棲む鬼」の楽日に、おぼろを演じていた役者さんから楽日記念?のおせんべいを手渡しされたとき以来です。
私の席は、オールドデュトロノミーを演じた種井さんでしたが、希望を言えばタントミールを演じていた高倉さんの方が・・・。
思いっきり楽しめたキャッツでしたが、一つだけ難点が。
クローク、売店、トイレなどの施設がエントランス近くに集中していること。
休憩時間は、さながらラッシュアワーの駅のホームの様です。
休憩のアナウンスと同時に猫以上の速さでダッシュする女性の意味が、この時理解できました。
今さら改善はできないのかも知れませんが、1200人も収容する劇場なのだから、もう少しの配慮が欲しいですね。