先日バックアップの記事を書いたのもつかの間、以前からご機嫌斜めだったルーターが作動しなくなってしまいました。
特に、無線LANでしか接続できない機器は、まったく役に立ちません。
修理に出したとしても時間がかかるため、昨日の観劇前に新宿でルーターを購入してきました。
アンテナが3本も出ている、ハイスピードを全面に押し出した多機能ルーターです。
再セットアップを機に、デスクトップのWinがインターネットに接続できなくなっていたので、こちらも再セットアップを。
普段は、テレビを観たり録画編集マシンとなっていたものですが、アップデートにも支障が出てくるので再セットアップをすることにしました。
結局、1日かけての作業となり、その間テレビも観られなくなってしまいました。
もっとも、MacBookにインストールしたVista環境にセットアップしたFLET'S SQUAREで、『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』をじっくりと観てしまいました。
6Mbpsのハイクオリティの映像は、ネットで見ていることを忘れさせてくれます。
多くのカメラを利用したアングルやズームは、劇場では味わえない楽しみがあります。
今後も、こんな企画をしてくれると嬉しいのですが。
一通りの再セットアップは終わったものの、一つ問題が。
MacBookの無線LANでの接続が、OS XでもVistaでもセキュリティをかけるとうまく接続ができません。
自宅周辺には多数の無線LANが飛び交っているので、干渉でもしているのでしょうか?
ノートでもデスクで作業をすることがほとんどなので、LANケーブル接続でも問題はないのですが、利用できていたものが利用できない事がひっかかります。
とりあえずは、落ち着いてから取説を読みながら再チェックです。
便利なようで不便な多機能の、典型かも知れませんね。
私自身、なぜこれほどに?と思うくらいキャッツにはまっています。
今年、3度目の観劇です。
今回のお目当ては、初となるキム・スンラさんのアスパラガス=グロールタイガー。
秋さんのジェリーロラム=グリドルボーン、磯津さんのジェニエツドット、ボンバルリーナの松下さんも初見です。
今回、高倉さん復帰と言うこともあり、スロープ脇に席を取りじっくりとご対面してきました。
彼女のダンスは、いつものことながら美しく、思わず目が追ってしまいます。
初見の松下さんのボンバルリーナは、グラマラスな感じの猫ですね。
磯津さんのおばさん猫は、元気いっぱいな感じです。
私の中ではWSSのエニイ・ボディズ の時の印象が強いので、ちょっと不思議な感じがあったりもしますが・・・。
バストファージョーンズ登場で、まずはタガー以外では初のスンラさんとご対面です。
第一印象は、声が高い。
表情が豊かで、見ていて楽しくなってきます。
元々がコミカルな役所なので、違和感なしに楽しめます。
スンラさんは、ジーザス・クライスト=スーパースターで、ユダの演技に涙を誘われたのを思い出します。
2幕のガスのシーンは、村さんや田島さんとは違った、しみじみとしたガスを演じています。
ジェリーロラムが『俺が出ると、声がかかる。待ってました、ガス!』のシーン、田島さんは驚いたような表情をするのですが、スンラさんは穏やかに微笑みながら頷いていました。
『近頃の役者、不真面目だ。芸も無ければ、技もない。~』のシーンは、自戒の念が籠もっているかのような印象も受けます。
ただ、このガスはかなりご高齢?という印象もうけます。
秋さんと2人、お年寄りとナースのような気もしてきます。
田島さんと五東さんの2人のシーンくらいが、一番イメージに合っているような気がしますが、いかがなものでしょう?
秋さんのグリドルボーン、小部屋が開いてChi e laからSono quiまでのハイトーン、綺麗ですね。
思いっきり、私好みの声です。
この日は、ミストフェリーズ ナンバーで私の脇にいたスキンブルがとても良い笑顔で、思わずつられて笑顔を向けてしまいました。
来月から見たい芝居が続くため、猫屋敷通いがこれ以上頻繁にならないことを願っていますが・・・。
キャッツシアター | 2008年1月26日 |
グリザベラ | 奥田久美子 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 秋 夢子 |
ジェニエニドッツ | 礒津ひろみ |
ランペルティーザ | 石栗絵理 |
ディミータ | レベッカ バレット |
ボンバルリーナ | 松下沙樹 |
シラバブ | 南めぐみ |
タントミール | 高倉恵美 |
ジェミマ | 王 クン |
ヴィクトリア | 斉藤美絵子 |
カッサンドラ | 大口朋子 |
オールドデュトロノミー | 種井静夫 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 金森 勝 |
マンカストラップ | 荒川 務 |
ラム・タム・タガー | 福井晶一 |
ミストフェリーズ | 金子信弛 |
マンゴジェリー | 田井 啓 |
スキンブルシャンクス | 劉 昌明 |
コリコパット | 牛 俊杰 |
ランパスキャット | 春日貴弘 |
カーバケッティ | 花沢 翼 |
ギルバート | 龍澤虎太郎 |
マキャヴィティ | キム グヨル |
タンブルブルータス | 川野 翔 |
酷い咳に悩まされ、外出を控えていたため、久しぶりにデジカメの撮影データのバックアップをしてみました。
年に数回はしていたつもりでしたが、いざ確認をしてみるとかなりご無沙汰でした。
そんなこともあり、今回は差分ではなくフルバックアップをすることにしました。
手元にダブルレイヤーのDVD-Rがあったことも、作業を始めるきっかけになったようです。
バックアップ元となるハードディスクの中から、まずはRawデータを選びデータ量を確認すると48.7GB。
ダブルレイヤーのDVDでも、フォルダ毎にまとめたため、結局8枚のディスクになりました。
書き込み時間もそれなりにかかっているわけで、思わずブルーレイディスクが頭の中に浮かんできました。
ブルーレイディスクを利用できるドライブ自体はそえほど高価ではないものの、書き込むディスクがまだまだ高価なため、現実的には手がでません。
MOもCD-Rも出始めの頃は、大容量に魅力を感じつつも高価なメディアに悩まされながら使っていましたが、いたちごっこはまだまだ続きそうです。
これから、残りのデベロップ済みのデータ20GBのバックアップです。
読込不能になってからでは遅いので、みなさんもお時間があればバックアップをお忘れ無く。
朝方から本格的に雪が降り、久しぶりに白い世界が姿を現しました。
早朝は細かな雪が舞っていたものの、やがて大粒の牡丹雪へと変わりました。
見方を変えれば、気温の高い関東ならではの雪でしょうか。
近所の公園の大きな欅を背景に望遠レンズで撮影してみると、雪らしからぬ大きな不規則な形の雪が写ります。
午後には雨に変わり、明日からは西高東低の冬型の気圧配置になるとともに、木枯らしが吹き荒れる寒い1日になりそうです。
先日も関東の雪が予想されたものの、低気圧が南よりのコースを移動したために雪も雨も降りませんでした。
今回は低気圧の位置と上空の気温の条件が合ったため雪になったのですが、そもそもこの時期に低気圧が相次いで関東の南岸を通過していくというのは冬型が緩む3月頃に多く起こるもの。
見方を変えれば、関東の雪は春の訪れが近いことを意味しているものでもあるようです。
暖かさになれている体にとっては厳しい寒さに感じるものの、やはり暖冬傾向なのでしょうか?
先週初め、喉の違和感を感じてから気を付けてはいたのですが、木曜の夜から風邪が悪化。
金曜日は薬の効果も加わり眠くてたまらず、ほとんど仕事にならない状態でした。
やむなく土曜の午後に会社へ出向き、残りの仕事を済ませてきました。
昨夜22時頃には記憶がないので、この時間までほとんど眠っていました。
ほぼ4日分の睡眠で鼻炎と喉の痛みはかなり良くなったものの、咳が酷いため完治まではもう少しかかりそうです。
週末のチケットが無かったのが、せめてもの救いです。
苫田さんのグリンダや花田さんのマリア、スンラさんのガス等、都内でも気になるキャストが続いているのに・・・。
とりあえずは、明日から1週間は基本的にはお休みです。
ようやく、夏休みという感じです。
風邪を治して劇場に足を運ぶか、カメラを片手に冬景色を求めるか、これから考える予定です。
コクーンでは、『どん底』に続いて蜷川さん演出で野村萬斎さん尾上菊之助の『わが魂は輝く水なり』の話題が舞い込んできたりと、今年も忙しくなりそうな予感が。(笑)
昨年10月、発売とほぼ同時に購入したiPod touch。
3ヶ月間使用をしてみての満足度は、かなり高いものがあります。
とは言え、人間欲が出てくるものです。
満足度が高いにもかかわらず、iPhoneが搭載しているメール機能や、PDFファイルを読み込んでみたいと思うことがしばしば。
しかし、Appleからは追加機能が加わる気配は無く、最近になって追加機能の開発キットの配布がアナウンスされました。
SDKの配布が始まっても自分で作らない限りは、誰かが作って配布されるのを待つだけというのも辛いところです。
そうこうしているうちに、巷では改造方法が広がり、詳しい手順を記した書籍まで発売されるようになりました。
この改造は、jailbreak(脱獄)と呼ばれているようです。
当然のことながら、改造をする場合は自己責任。
ファームウェアを更新することがないので、ソフトウェアのインストールだけなら問題はないと解っていても、実際に作業をするとなると手が止まってしまいます。
そんなことを年末から考えていたのですが、特に予定のない休日が1日あると手が伸びてしまうようです。
お昼前からいろいろ情報を集め、ソフトウェアを更新し、jailbreakを済ませるまで、思いの外スムーズに進んでしまいました。
多少の不安はあったものの、脱獄完了です。
ちゃんと動作をしていることを確認して、音楽や写真、URLなどのデータを戻して作業完了。
PDFはうまく動作できなかったものの、念願だったメールやMapなどiPhoneアプリが使えるようになりました。
とりあえずは、マルチメディアプレーヤーから、モバイルPCへの変身です。
人から見れば些細なことながら、1人満足しています。
昨日の雨が上がったものの、風が強く雲が広がっているためとても寒く感じる中、2週連続のキャッツ観劇となりました。
久々のS回転スロープ脇は、多くの猫を手を伸ばせば届くような距離で観られ、久しぶりにじっくり観入ってしまいました。
今回の注目は、初見となるタガーの福井さんです。
数日前に名古屋公演時のマンカストラップの姿を見ていただけに、いっそう興味がありました。
あまり天の邪鬼ぽさがないような気もしますが、雰囲気も声も良い感じのタガーですね。
タガーナンバーの時、連れ去った女の子を席にエスコートしたと思ったら、女の子の背中を押して自分が代わりに席に座っていたりもしていました。
こうなると、マンカストラップも観てみたいです。
タントミールとは、ネーミングオブキャッツの時に50cmほどの距離でまじまじと見つめ合ってしまいました。
改めて見ると、タントミールの原田さんって細いですね。
時間にして数10秒なのでしょうが、じっと見つめられると客の私の方が照れてしまいます。
ディミータのレベッカさんは、相変わらずパワー全開ですね。
マキャビティ扮する偽長老猫に飛びかかるとき、もう少し勢いがあったら飛び越してしまいそうなくらいの勢いにも見えます。
久しぶりに、歌も迫力のある団さんのディミータも観たいです。
野中さんのマンかストラップ、間近で横から見ているとお腹がちょっと・・・。
鉄道猫の時にやくざな客に扮しますが、笑顔がなんとも親父さんという感じで、思わずこちらも笑ってしまいそうです。
谷さんのジェリーロラムは、孫娘がお爺さんの昔話を聴いてあげているような気がしてなりません。
特にガスの傍らに座り頭をガスにもたれてながら話に耳を傾けている様子は、お気に入りのシーンになりそうです。
グリドルボーンは、笑顔やグロールタイガーにあっかんべーなんて仕草、シャム猫軍への手の振り方を観ていると、相変わらず悪戯っ子的な気がします。
スキンブルシャンクスは、こちらも初見となる劉 昌明さんでした。
全体の雰囲気の楽しさに気を取られて、印象があまり残っていなのが申し訳ないような気がします。
グリザベラの奥田さん、前回とは雰囲気が少し違って、天に昇る前のメモリーはグッと迫るものがありました。
この日は意外な気もしながら、初の石井さん握手でした。
握手するのが嬉しいと言わんばかりの雰囲気は、初めてに人でも嬉しくなりそうです。
高島田さんも笑顔で振り向いてくれて、もう少しで握手ができそうだったのに・・・。
それと、ジェミマ役の増田朱紀さんが、最近気になっているのですが・・・
何か、最近は猫屋敷の動向がやたら気になっていて、かなり中毒症状のようです。
キャッツシアター | 2008年1月13日 |
グリザベラ | 奥田久美子 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 谷内 愛 |
ジェニエニドッツ | 高島田 薫 |
ランペルティーザ | 石栗絵理 |
ディミータ | レベッカ バレット |
ボンバルリーナ | 岡本結花 |
シラバブ | 南めぐみ |
タントミール | 原田真由子 |
ジェミマ | 増田朱紀 |
ヴィクトリア | 斉藤美絵子 |
カッサンドラ | 永木 藍 |
オールドデュトロノミー | 石井健三 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 田島亨祐 |
マンカストラップ | 野中万寿夫 |
ラム・タム・タガー | 福井晶一 |
ミストフェリーズ | 金子信弛 |
マンゴジェリー | 武藤 寛 |
スキンブルシャンクス | 劉 昌明 |
コリコパット | 牛 俊杰 |
ランパスキャット | 春日貴弘 |
カーバケッティ | 花沢 翼 |
ギルバート | 龍澤虎太郎 |
マキャヴィティ | キム グヨル |
タンブルブルータス | 川野 翔 |
年末年始休暇の最終日、ペテン師と詐欺師を観てきました。
昨年30日から、4公演目。
正月早々から、少々ハイペース気味です。
今回は、本当に久しぶりの日生劇場です。
劇場内を見渡すと、普段観ている舞台よりも幾分年齢層が高いような気がしたのですが、主役のお2人方や愛華みれさんや香寿たつきさんの元宝塚スターが出演されているためでしょうか?
このミュージカルは、2005年にブロードウェイで上演されたものを、鹿賀丈史さんと市村正親さんの競演で話題になったものです。
お2人方とも劇団四季のご出身ということまでは知っていたものの、詳細はほとんど知りませんでした。
プログラムに目を通すと、ジーザス・クライスト=スーパースターの主役を演じた鹿賀さんと、初舞台となった市村さんと書かれてあり、どんな舞台だったのか気になるところです。
さて、この舞台、オープニングからいかにもブロードウェイミュージカルという雰囲気が至る所に感じられます。
コメディとしての笑いも至る所に散りばめられていて、笑いの連続です。
途
中には、ペンライトを手にして劇場職員を思わせる衣装で、最前列あたりから歌い出す場面も。
鹿賀さんと市村さん、個性的な役者として良いものがあり、軽妙なやり取りも納得はしているのですが、個人的にはもう少し若い役者さんの方が良いような気がするのですが・・・。
いかがなものでしょう?
今日の舞台での収穫といったら怒られてしまいそうですが、気になったのがソニンさん。
初見のため、どんな歌やダンスが観られるのか気になっていました。
清楚な感じのクリスティーンの姿で現れ、歌声も魅力的なものというのが第一印象でした。
ラストシーンでは、キャッツのグリドルボーンのような、小悪魔的な悪女ぶりを見せてくれたのも予想外でした。
夏からスタートするミス・サイゴンにもキャストされているので、彼女の舞台もぜひ観てみたくなりました。
愛華みれさん演じるミュリエル、セクシーな歌声に惹かれますね。
モーツァルト!では観ることができなかった香寿たつきさんも、歌を聴いているとヴァルトシュテッテン男爵夫人を観てみたかったと思います。
想像していた以上に、楽しめた舞台でした。
日生劇場 | 2008年1月6日 |
ローレンス・ジェイムソン | 鹿賀丈史 |
フレディ・ベンソン | 市村正親 |
クリスティーン・コルゲート | ソニン |
ミュリエル・ユーバンクス | 愛華みれ |
ジョリーン・オークス | 香寿たつき |
アンドレ・チボー | 鶴見辰吾 |
ひのあらた | |
小暮清貴 | |
日比野啓一 | |
萬谷法英 | |
蝦名孝一 | |
東山竜彦 | |
清野秀美 | |
原 慎一郎 | |
杉山有大 | |
土器屋利行 | |
小林遼介 | |
柏木ナオミ | |
一倉千夏 | |
飯野めぐみ | |
岡本 茜 | |
森実友紀 | |
谷合香子 | |
小嶋亜衣 |
2008年2回目の観劇は、半月ほど前にも観たばかりにもかかわらず、キャッツシアターへ足を運んでしまいました。
今回の席は、1階の下手側。
最初は若干の躊躇いもあったものの、席に着いてみると悪くはないかなという印象です。
実際、舞台が始まると、ヴィクトリアのソロで使われる青白いライトが視界に入るものの、逆光気味のライティングが逆に臨場感を強めてくれて、私は結構好きなポジションになってしまいました。
観劇のポジションが変わると、また一つ新しい発見があり、何度観ても楽しさが増えてくるのがキャッツの魅力かも知れません。
さて、ステージ上に目を向けると、新タントミールの登場です。
細身で、小柄な感じです。
ダンスの切れがもう少し欲しいかななんて、素人の私が言うのもナンですが・・・。
他の猫たちのなかで、特別に目を引く存在ではないのが少し寂しい感じです。
私のなかでは高倉さんのイメージが焼き付いているので比べてしまうのは酷かも知れませんが、頑張って欲しいです。
グリザベラは、昨年5月以来の奥田さんです。
歌声は私好みなんですが、重水さん、早水さんと比べると若い感じですね。
オールドデュトロノミーの石井さんも、半年ぶりです。
やはり歌声は良いですね。
猫からのごあいさつの時に、タイヤ上で歌い上げている姿もこの席からのアングルは絵になります。
今回の席で初めて気づいたのですが、マキャビティに拉致されるとき、客席を抜けと行くときに小声で『ヒエ~』という感じで悲鳴?らしき声を上げているんですね。
ジェリーロラムの五東さんは、やっぱり姉御という感じですね。
グリドルボーンの歌声は、相変わらず素晴らしいです。
滑り棒を降りてくる様も、今回はスムーズでした。
谷内さんのように舌を出したり、盛んにシャム猫軍にピースサインを出したりしない分、こちらも大人の悪女ぶりが出ているような気がします。
グロールタイガーの田島さんとのデュエットも、良い感じでした。
普段はステージ中央にばかり目がいってしまうのですが、何気なく周囲を見ているとジェリーロラムが歌っている間猫たちって結構寝ているんですね。
レンジの前の猫(名前が判りませんが)なんて、体を掻きながら寝ているんですね。
この日は、田島さんの歌声が特に良く通る席だったような気がします。
久しぶりの金森タガーは、普段より大人しめの印象があるのですが、いかがなものでしょう?
今回、初めて握手をできずに終わりました。
目の前の席では、スキンブルが握手をしていたのですが・・・。
ちょっと、残念です。
それを差し引いても、満足度の高い舞台でした。
まだまだ気づいたことはいろいろあるものの、取り留めもなくなりそうなのでこのへんで。
次回は、ジェリクルギャラリーの上手側に席を取ってみたいと思っていますが、その機会はいつ訪れるものか。
キャッツシアター | 2008年1月4日 |
グリザベラ | 奥田久美子 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 五東由衣 |
ジェニエニドッツ | 高島田 薫 |
ランペルティーザ | 磯谷美穂 |
ディミータ | レベッカ バレット |
ボンバルリーナ | 岡本結花 |
シラバブ | 紺野美咲 |
タントミール | 原田真由子 |
ジェミマ | 増田朱紀 |
ヴィクトリア | 斉藤美絵子 |
カッサンドラ | 永木 藍 |
オールドデュトロノミー | 石井健三 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 田島亨祐 |
マンカストラップ | 荒川 務 |
ラム・タム・タガー | 金森 勝 |
ミストフェリーズ | 金子信弛 |
マンゴジェリー | 武藤 寛 |
スキンブルシャンクス | 石井雅登 |
コリコパット | 入江航平 |
ランパスキャット | 春日貴弘 |
カーバケッティ | 花沢 翼 |
ギルバート | 龍澤虎太郎 |
マキャヴィティ | キム グヨル |
タンブルブルータス | 川野 翔 |
正月休みで鈍った体を動かそうと、上野周辺を散策しました。
ムンク展や動物園も人を集めていたものの、何が目的というのが判らないけれど、上野公園は大勢の人が訪れていました。
公園内は至る所で、大道芸人達がパフォーマンスを繰り広げ、人の輪ができていました。
パフォーマー、いずれも上着は赤。
人目を集める、基本でしょうか?
上野公園を歩いていると、寛永寺を初めとして、花園神社、五條神社、上野東照宮など神社仏閣が集まっているんですね。
不忍池も、負けじと多くの人が集まっていました。
冬枯れの池には野鳥が群れ、静かな雰囲気かと思いつつカメラを向けていると、突然頭上を覆う影が。
むやみに餌を与える人が後を絶たないため、誰かが食べ物を持って池に近づくと、それを求めて多くの鳥が集まってきます。
果たして、鳥たちにとってよいことなのか・・・。
人の少ない早朝にでも訪れてみると、それなりの種類の鳥を見つけられそうです。
上野公園を後にして湯島方面へ行くと、こちらも人が集まる場所が。
入学試験を控えるこの時期、学問の神様を祀ってあると言うことで、湯島天神へ向かう人達のようです。
天神下辺りを歩いていると、古いたたずまいの建物を見かけます。
意図的に残しているかのようなものから、ずっと住み続けていると思われるものまで。
広いエリアではないので、気ままに歩いてみるのも良いかもしれません。
ただ、道も狭いところが多いので、写真を撮るのは思った以上に大変です。
湯島天神の狭い境内は、出店と参拝客で立錐の余地もないくらいの混雑です。
人の数以上に多いのは、願いを込めた絵馬の数々。
結果が出るのは、もう少し先。
今年はどれほどの泣き笑いがあるのでしょう?
2008年最初の観劇は、自由劇場のハムレットです。
私には、四季で初のシェークスピア作品です。
劇場に着きクロークにコートを預けるとき、『舞台が始まると寒くなりますけど、大丈夫ですか?』とのこと。
年間を通じて寒さを感じることは少ないので、気にもせずに預けて客席へ。
開演前の暗いステージには、消失点が舞台奥のかなり先に設定された白いラインが仄かに浮かんでいます。
すでにWebやアルプでも紹介されているものの、光沢のある黒い床と白いライン、最小限の小物で構成されるシンプルな舞台はとてもよい雰囲気です。
始まってすぐ、先代ハムレット王の亡霊が現れると、すごい量のドライアイスのスモークが舞台を覆います。
(この大量のスモークが、クロークの女性が言っていた寒さの原因でした。
1階席8列くらいまでは、寒さを感じるかもしれませんので、これからご欄になる方は寒さ対策を。)
芝居は福田恒存訳のためか、日本語の一言一句が研ぎ澄まされていて、鹿鳴館の舞台を観ているかのようです。
思わず聴き入ってしまいます。
そのためたのか、暗い舞台のためなのか、はたまた先代ハムレット王の亡霊に取り憑かれたのか、1幕終了時点で寝ている人が目につきました。
2幕ではハムレットとクローディアスの2人が、それぞれの思いを巡らせている様は、私には歌舞伎の世界に見えてきたのですが、ほかの方にはどの様に映ったものか。
誰1人として報われぬ結末には、判っていても辛いものがあります。
役者の皆さん印象的な方々ばかりなのですが、今回特に印象に残ったのが野村玲子さん。
1幕ではオンディーヌのような澄んだ声が印象的だったものが、2幕では髪を振り乱し狂乱状態の姿は想像もつかないものでした。
プログラムを見ると、ハムレットには下村尊則さんもキャストされているので、出演されたら観にいきたいと思います。
会場では、来場プレゼントということでポチ袋に入ったカード型カレンダーが配られていました。
てっきり書店などで配られている薄手のものかと思っていたら、樹脂製の厚手のものが入っていたのが意外でした。
劇場を出ると、陽が傾き高層ビルを金色に染めていました。
日没の写真を撮ろうと貿易センターへ行ったものの、正月ということで目の前でクローズされてしまいました。
諦めきれず、目についたのは展望台には2008の文字が浮かぶ東京タワー。
夕暮れの薄暗さが迫るなか、初詣客が残る増上寺の境内ではライトアップされた東京タワーがとても印象的でした。
自由劇場 | 1月2日 |
クローディアス | 志村 要 |
ハムレット | 田邊真也 |
ポローニアス | 維田修二 |
ホレイショー | 味方隆司 |
レイアーティーズ | 坂本岳大 |
ガートルード | 中野今日子 |
オフィーリア | 野村玲子 |
ローゼンクランツ/牧師 | 鈴木 周 |
ギンデンスターン | 田中廣臣 |
フォーティンブラス | 増沢 望 |
墓掘り1 | 明戸信吾 |
亡霊 | 石波義人(劇団昴) |
劇王/重臣 | 高林幸兵 |
ヴォールティマンド | 石原義文 |
ルシアーナス | 高草量平(劇団昴) |
オズリック | 青羽 剛 |
マーセラス/重臣 | 深水彰彦 |
バーナードー | 岡本繁治 |
フランシスコー | 島村 勝 |
コーニーリアス/隊長/墓掘り2 | 雲田隆弘 |
妃 | 和泉沢 旭 |
船乗り | 朱 涛 |
貴族/衛兵/役者/他 | 松永隆志 |
滝沢行則 | |
奥田慎也 | |
関川 良 | |
高島啓吾 | |
川畑 亮 | |
玉井晴章 | |
貴婦人 | 大橋伸予 |
菅本烈子 | |
小粥真由美 | |
長島 祥 | |
柳 悠夏 | |
山崎 都 |
あけましておめでとうございます。
昨年は、このblogをご覧戴きましみなさま、ありがとうございました。
今年も同じようなペースで更新をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
年が開け、青く晴れ渡った空が広がり、穏やかな正月を迎えた気がします。
元来、初詣と言うものをしないため、外出の予定がなければ自宅でのんびりというのが元旦の過ごし方になっています。
昨年は劇場通いが過ぎた感があり、チケット代を考えると、観るものを選ばないといけないと反省をしています。
とは言うものの、既に手元にはチケットが10枚。
この他にチケット発売前ながら、観たい公演が・・・。
デジカメも新機種が発売され気になるとことですが、今年もチケット代で消えていきそうです。
夕陽が周囲を金色に染めていたので、空を見上げながらコンビニへ行く途中、人気のない公園に沈みかけた夕陽と澄んだ青空が広がっていました。
明日は、今年最初の観劇です。
中世デンマークを旅してきます。