2月に劇団四季を退団した石井亜早実さんの、退団後最初の舞台を観てきました。
今回の舞台「ラフカット」とは、Webサイトによれば、エネルギーをもて余している役者に、力試しの場を提供していこうというプロジェクトです。
荒削りであっても可能性を秘めた役者との出会いを求めて、プロデュース公演やワークショップなどを行っているものだそうです。
脚本家には、第一線で活躍されている方々が名を連ねていて、実際にオーディションにも立ち会われているそうです。
今回上演されたのは、
第一話「アンデスの混乱」(脚本:鴻上尚史、演出:堤 泰之)
第二話「13000/2」(脚本:ケラリーノ・サンドロビッチ、演出:堤 泰之)
第三話「洞海湾」(脚本:松尾スズキ、演出:堤 泰之)
第四話「紅葉狩り」(脚本・演出:堤 泰之) の4作品です。
亜早実さんは、この中の13000/2に、イメクラ嬢リエ役で出演しています。
ストーリーは、とあるイメクラの待合室を舞台に、店で働く女の子たちや、出入りする客たちとの奇妙な日常をスケッチしたものだそうです。
ちなみに、正確なタイトルは
13000
2 です。
イメクラの利用料13,000円を、店とイメクラ嬢とで折半しているという意味だそうです。
四季では有り得ない設定だけに、最初に登場した時には「えっ!?」という感じでした。
他のイメクラ譲渡は違い、ツンとして冷めた感じのイメクラ嬢です。
店長代理のバイトの男の子や、ライバル店の店長。
人気のイメクラ嬢であり劇団員の女の子、その子を指名する客、客の男性の彼女=リエの妹(
実は、リエがイメクラ嬢をする理由が・・・)な人間たちがドタバタと。
ケラさんの作品だと感じさせる面白さでした。
他の作品では、将来性を見込まれた若手も多いので、上手い俳優もいれば、勢いの方が上回っているような俳優も。
メインでいても、台詞が聴き取り難かったり・・・。
そんな中で、亜早実さんは魅力的でした。
終演後、少しだけお話をできましたが、いつもの笑顔の亜早実さんでした。
今後、様々な舞台にチャレンジして欲しいですし、楽しみです。
今後のスケジュールです。
7月17日~21日 東京芸術劇場 シアターウエスト
7月25日~28日 大阪ABCホール
ゲキバカ「0号」http://<wbr></wbr>gekibak<wbr></wbr>a.com/n<wbr></wbr>ext_sta<wbr></wbr>ge/
チケット指定席4,000円(発売中です)
9月28日~10月14日 青山劇場
10月18・19日 大阪・オリックス劇場
ブロードウェイミュージカル「On the Town」※レナード・バーンスタイン作曲です
http://<wbr></wbr>www.ont<wbr></wbr>hetown.<wbr></wbr>jp/
チケットは、8月下旬発売予定
キャストは、坂本昌行、長野 博、井ノ原快彦、真飛 聖、樹里咲穂、シルビア・グラブ他
ご興味を持たれた方は、ぜひ。
13000
2
岩崎 生沼佑樹
成田 山口大助
タケオ 入慶田本朝敬
倉品 道山 賢
店長 山家雅人
リエ 石井亜早実
トモコ 柏尾志保
アキ 廣川真菜美
アケミ 祖父江桂子
ヒトミ 田代由希子
キョウコ 中島桃子
マリ 磯崎美穂
大阪でも舞台に立ってくれるんだったら、観に行ってみようと思います。