ようやく観に来ることができた、福岡キャナルシティ劇場。
色々な意味で、私には遠かったです。
初にして最後になる劇場は、さいたま劇術劇場のような明るいイメージのロビーが印象的です。
大阪と比べて、雰囲気が更に変わりました。
まずは、智恵さん。
歌声を聴いて、心が温かくなるのを実感しました。
やっぱり、私の心に一番響きます。
髪をカットして、以前よりも爽やかな感じです。
一幕では仕草や声が、大阪と比較しても可愛らしい感じになっています。
ただ、気になったのが全般的な早口です。
12日に観た時、修道院長に出ていくように告げられた時は、台詞を噛んだと言われてもしょうがないくらい、慌てた感じでした。
特別カテコ分、時間を詰めている訳ではないのでしょうが、もう少しゆっくりでも大丈夫だと思うのですがなんて思っていました。
しかし、13日の公演を観ても変わらず、福岡ではこんなイメージだったのでしょうね。
文字では伝えにくいのですが、アイーダの「星のさだめ」の1コーラス目と2コーラス目の間にラダメスに語る「そんなことない。もし神々が、もっと偉大な目的のために私たちを引き合わせたのなら。」のような感じです。
トラップ家を訪れ、修道院の鐘の音に祈りを捧げる智恵さんの優しい横顔が、美しかった。
智恵さんの早口とは対照的な、佐和さんの修道院長。
内面の優しさは判るけど、ちょっと冷たさをも感じます。
秋山さんとは異なり、改めて修道院長として、とてもストイックな方なんだなと感じました。
秋山さんは、若い頃はマリアみたいなところが、きっとあったと思います。
でも、回数を重ねて観ていると、内面にある温かさや優しさが感じられて良かったです。
村さんや、勅使瓦さん、西田さんは、大きな変化はありません。
勝田さんのリーズルは、
観た感じはリーズルとしてはちょっと年上かなとも感じました、
一幕でのロルフとのシーンは、一和君とのバランスもあるのでしょうが、声をあげて笑ったりはしゃいでいる様子は、年相応の感じでした。
子供たちは、全般的に見るともっと稽古を積ませたいです。
絶対的な層の厚みの差が出てくるのはしょうがないのかも知れませんが、東京は平均点が高かったんだと改めて感じました。
特別カーテンコールは村さんの挨拶の後、村さん、智恵さんと繋ぎ、全員でのエーデルワイスです。
2コーラス目から、みんなが笑顔で互いの顔を見つめながら歌うのですが、それを見ていると胸が熱くなってきました。
歌い終わると大阪と同様に、勅使瓦さんが子役たちの名前を1人ずつ読み上げ、子供たちの千秋楽に拍手を贈りました。
さよならまたねを歌いながら、子供たちが袖にはけて、特別カテコも終了しました。
客席には、子役たちのご家族もいたようで、客席からの声援も飛んでいました。
3ヶ月半の公演、お疲れさまでした。
東京、大阪、福岡と続いた公演も終わり、来年1月には東京に戻ります。
大阪、福岡と変化した演出も、次回はどうなるのか楽しみです。
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</colgroup>キャナルシティ劇場 |
2012年10月12~13日 |
マリア |
井上智恵 |
トラップ大佐 |
村 俊英 |
修道院長 |
佐和由梨 |
エルザ |
西田有希 |
マックス |
勅使瓦武志 |
シュミット |
はにべあゆみ |
フランツ |
川地啓友 |
シスター・ベルテ |
倉斗絢子 |
シスター・マルガレッタ |
保城早耶香 |
シスター・ソフィア |
山本志織 |
ロルフ |
一和洋輔 |
リーズル |
勝田理沙 |
フリードリッヒ |
荒木 涼(12日)/宇佐卓真(昼)/佐藤康平(夜) |
ルイーザ |
熊谷彩春(12日)/尋木菜々(昼)/中原美鈴(夜) |
クルト |
朝倉健太(12日)/東 健太郎(昼)/福原 塁(夜) |
ブリギッタ |
土橋梨夏(12日)/迫田真梨子(昼)/辛島玲奈(夜) |
マルタ |
鶴若咲季(12日)/黒木理代(昼)/松永梨七(夜) |
グレーテル |
江夏希海(12日)/大隈羽唱(昼)/原口琴美(夜) |
男性アンサンブル |
井上隆司 |
|
柳 隆幸 |
|
中橋耕平 |
|
蛭沼建徳 |
|
深掘景介 |
|
藤木達彦 |
|
荒井 孝 |
|
諏訪友靖 |
女性アンサンブル |
長寿真世 |
|
松本菜緒 |
|
小川莉奈 |
|
兼田怜奈 |
|
山本詠美子 |
|
久保佳那子 |
|
西浦歌織 |
|
小林貴美子 |