天使が微笑んでくれた　（ソンダン　特別カテコ）

2011年12月31日 21時56分24秒 | 観劇

心に深く刻まれる出来事が続いた2011年も、今日で終わり。
過去最高のペースとなってしまった観劇も、今日が観納め。
ここ数年は、最後はオペラ座の怪人を観ていたのですが、今年はチケットが取れずやむなくソンダンに。
（もし取れたとしたら、どちらが大晦日になっていたか・・・。）
他の劇場が軒並みチケット完売の中、客席に赤い色が目立っていたのが残念です。
でも、俳優さんたちはいつも以上に元気で、楽しませてくれました。
一時期体調の悪化が心配された水原さん、今日は右脇腹にテーピングをしながらもポールではガンガンに踊っていましたが、大丈夫なんでしょうか？

今朝の文化放送でゲスト出演した阿久津さんの発言で、明日からの新春イベントとして書き初めがあることを知りました。
でも、年末のイベントについては全く情報のないまま、客席に着きました。
幕間でマイミクさんから「全員でのお見送りがある」との情報に、胸の高鳴りを覚えました。
『我が家へ』で智恵さんに見詰められた時、お見送りがあるのを確信。
『若き獅子たち』『時の流れに身をまかせ』『津軽海峡冬景色』と続き、さあどうなるかと思っていたら、通常どおり。
カーテンが降りたあとも演奏が続くので、お見送りなのか、それとも何かあるのか？
再びカーテンが開くと、俳優さん達が客席へ降りて、通路側の席と握手。
まさか、これっ？と思う間もなく、再びステージへ。
ステージでは、種井さんの独唱で『喜びの歌』最後は全員で歌いあげました。
ファミミュのような感じで、『ロビーでお待ちしてます！』の言葉と共に、全員がロビーへダッシュ！
ロビーから、共通ロビーまで、凄いことに。
結局、女性陣は劇場ロビーで、男性陣は共通ロビーという感じでした。
最初上手側からロビーに出たので、目の前にいた順に握手。
萠ちゃん（お洒落は～のナンバーでウィンクされました）、駅田さん、杏奈ちゃん、弥生さん、加藤久美子さんと握手。
みなさん、素敵な笑顔でした。
智恵さんの姿を探したら、下手側で握手をしていました。
客席側の須田さんは人並みに飲まれていて近寄れず、『須田さ～ん』と声をかけたら、両手を振っていつもの笑顔で応えてくれました。
ダンサーさん達は諦めて、真さんと握手。
そして、やっと智恵さんと握手出来ました。
今日も、天使が私に微笑んでくれたようです。
両手でしっかり握手をしてくれた智恵さんに、『マリア、アイーダ、そしてソンダンと、抱えきれないほどの感動をありがとうございました。』とお礼等々。
最初の握手と比べると、寒さのためか少し手が冷たい感じでした。
話が終わるまで握手をしてくれたので、智恵さんの柔らかな小さな手を温められたかな？

共通ロビーに出た頃には、何処に誰がいるのか判らない状態の中、阿久津さんの声だけが響いていました。
そう思った途端、誰かは解らないのですが笛の音！
そう、ここでお見送り終了です。

マリアとして女性がどんどん成長していき、子供たちや大佐と幸せを摑んでいく様子に感動し、運命に翻弄されながらも愛を摑むアイーダに引き込まれ、そしてソンダンへと。
四季で観た100公演のほぼ半数が、智恵さんのいる舞台でした。
ユタの東北特別招待公演の特番で、ユタ母のあべさんが「俳優って本当にこういう時なんの役にも立たないなってずっと思っていた。」と語っていましたが、震災が与えた心の傷や日常で受けた落ち込みを、智恵さんの歌や芝居でどれほど元気づけられたことか。
皆さん、凄いし素晴らしいです。
これからも、惜しみない拍手を贈りたいです。

今年1年お付き合いいただきました皆さん、ありがとうございました。
また新しい年も、よろしくお願い致します。
皆様にとって、幸多き年となりますように。

四季劇場［秋］	2011年12月31日
ヴォーカルパート	阿久津陽一郎
	李　涛
	種井静夫
	飯田達郎
	青山弥生
	井上智恵
	真　優香
コーラスパート	鈴木怜央
	真田　司
	廣瀬聖人
	光田健一
ダンスパート	萩原隆匡
	朱　涛
	玉井晴章
	西尾健治
	水原　俊
	大森瑞樹
	斎藤洋一郎
	斎藤准一郎
	加藤久美子
	須田綾乃
	井上佳奈
	高田直美
	相馬杏奈
	相原　茜
	相原　萌
	駅田郁美
キーボードⅠ＆コンダクター	松島雪子

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