夫のJには弟がふたりいます。
兄弟3人とも、クライミングが好きなんです。
アイルランドで数年ぶりに一家が集合した時も、岩登りに出かけてましたし
つい最近も、ノルウェイに住む弟とイギリスに住む弟が
フランスで合流して山登りしてる写真が送られて来ました。
そして、その血をくむ我家のMも、東京、渋谷の真ん中で登っています。
ところで、今週の日曜日、Mは「トライアスロン」に出ます。
小学生向けに距離はぐっと短くなっていますが、
続けざまに、「泳いで、自転車のって、走って」、というアレです。
もちろん、背中を押してるのはJ。
Mは水泳は10mが限界なのに、練習もしないでいいのかと
見て見ぬフリ(首を突っ込むと私の仕事が増える)してたら、
ついに大会1週間前になってJがプールに連れて行きました。
そしたらなんと、25m泳げるようになったらしい?!
いくら子供でも
1日のうちに、炎天下の渋谷でのクライミングと
屋外での水泳の練習をこなす体力って、私には信じられません
どう考えても、私のDNAではない。
本当は、トライアスロンと同じ日に、
英国ロイヤル・オペラ・ハウスの教育部長だった人が
「創造的な音楽のワークショップ」をやるというので
私としてはそっちに参加させたかったんですけど、
そして、
J自身も「芸術は大事」とか口では言ってるんだけど、
Mってもしかして、一番得意なのは「体力勝負」関係?
今日だって、今バレエのレッスンに行ってるけど、
それが終わったらJと水泳に行く。
昔から、身体だけは丈夫だとは思っていたけど
Mに流れる狩猟民族の血は、私の農耕民族の血を押しのけてる。
当初は、9月、10月と新体操とバレエの発表会が続くため
その練習の妨げになるんじゃないかと心配していたんですが
ええいっ、もう、好きなだけ体力使って暴れてくれ!