エピソードひとつの和訳で大騒ぎしてすみませんでした。
シャーロックみたいな小難しいこと言う人いないから、コメディだから、と侮ったのが大間違いでした。耳で聞いてほとんどわかってると思ってたけど、脚本開けて見たら、あらら・・・わかってなかった!
文章量も、ブログにしては膨大になってしまいましたので、脚本の訳には盛り込めなかったことを書いておきます。
Bear Hug
① in words of one syllable
エピソード冒頭でキャロリンがベルがうるさいとダグラスとマーティンに説明するところで言った台詞です。このフレーズで「簡単な言葉では」という意味です。syllableとは音節のことで、英語では1音節だけでできている単語は、子供が使うようなやさしくて汎用性の高いものが多いのでこういうのですね。*音節は、英語では母音の数と同じになります。綴りではなくて発音の方です。イア、オウなどの二重母音はひとつとして数えます。*日本語は、英語に比べて母音が多く入り、音節ひとつの単語では文が作れないとこの遊びを訳に盛り込むのは放棄、なるべく1音節に近く切ってちょっと感じだけ出すようにしました。すみません。。。。
ソーセージ!!と同時に言ってこのゲームを停戦した時のキャロリンとダグラスの会話が好きです。ずっと使えなかった長くて難しい言葉を言ってストレスを発散。
Carolyn: Ah, that’s a relief! Antidisestablishmentarianism. ああ、ほっとしたわ!英国国教廃止条例反対論。
Douglas: Excellent! Shall we recombine with the familial gathering in the vestibule? 優秀ですな!我々も親族集会に再度参加せんためエントランスホールへ?
Carolyn: Assuredly. 承知しております。
②マーティンの妹の名前 'Caitlin'
脚本を書き出してくださった方がコメントしていました。
Martin’s sister’s name, which appears in the credits as ‘Caitlin’, is consistently pronounced ‘Catlin’. Martin does in fact call her ‘Cat’ when he initially greets her.
基本的にケイトリンと発音するこの名前は、時おりカトリン、と、またマーティンが直接呼びかけた時はキャットとあいさつで言っていましたね。
英語では姉か妹かsisterではわかりませんが、ケイトリンの態度で私は妹かなと思いました。お姉さんの場合は、対抗意識を持つよりも、サイモンのように上から目線で子供扱いするんじゃないかな。
3/5追記
Finnemoreさんのブログによるとケイトリンは17歳の時にカトリンと呼ばれる方がいいと宣言し、家族も頑張って合わせているけど、つい彼女がその場にいない時など口をすべらせてケイトリンになってしまう、とのことです・・・なるほど!追記ここまで
③big hug/bear hug
サイモンがマーティンにせまるbig hug。その昔、テレタビーズも決まってやってたなあ。。。
脚本には、ト書きが書き添えられていて、そのサイモンのハグをbear hugと書いてあったんです。それ、私の義母も言ってたので驚きました。夫も、ただママがそう言ってたとだけ言及してて、ムギュ~~~ッと強く締めつけるハグですけど、これ、プロレスの技でもあるんですね。それでやっと録音風景の写真(上を参照!!)の意味がわかった。。。でも大きくて暖かいハグという意味もあるようで、そっちの意味にはbearはbearでも、Polar Bearのイメージが一般的なようです。
④Speak & Spell
マーティンが1音節ゲームをやめないダグラスとキャロリンに言った台詞に登場したこのおもちゃ、80年代に大流行したようです。うちの夫も私が写真をPCに置いてたら、懐かしがって叫んでました。。。アーサーか。正しいスペルを打ち込むと発音してくれる、日本で言ったら「アンパンマンのあいうえお」みたいな知育おもちゃですね。関係ないけど、80年代の人気バンド、Depeche Modeも同名のヒット曲あるんですが、このおもちゃの名前とは今まで知らなかったなあ。。。
⑤ダグラスの言葉使い
和訳で一番難しいのがダグラスの台詞でした。日本語だと言葉遣いがキャラのイメージによって違うので、ダグラスが日本人だったら、どんな言葉を使うのか頑張って想像しました。57歳、恋の遍歴はロンドンマラソンのスタートラッシュほどのパイロット。言葉ゲーム好きな知性派で、ピアノと歌も得意。・・・あまりおじさんぽくはしたくないので、一人称は「僕」にしてやっぱりちょい不良おやじですかね。で、ボスであるキャロリンには一応敬語だけど、気持ちは伴ってない。
シャーロックみたいな小難しいこと言う人いないから、コメディだから、と侮ったのが大間違いでした。耳で聞いてほとんどわかってると思ってたけど、脚本開けて見たら、あらら・・・わかってなかった!
文章量も、ブログにしては膨大になってしまいましたので、脚本の訳には盛り込めなかったことを書いておきます。
Bear Hug
① in words of one syllable
エピソード冒頭でキャロリンがベルがうるさいとダグラスとマーティンに説明するところで言った台詞です。このフレーズで「簡単な言葉では」という意味です。syllableとは音節のことで、英語では1音節だけでできている単語は、子供が使うようなやさしくて汎用性の高いものが多いのでこういうのですね。*音節は、英語では母音の数と同じになります。綴りではなくて発音の方です。イア、オウなどの二重母音はひとつとして数えます。*日本語は、英語に比べて母音が多く入り、音節ひとつの単語では文が作れないとこの遊びを訳に盛り込むのは放棄、なるべく1音節に近く切ってちょっと感じだけ出すようにしました。すみません。。。。
ソーセージ!!と同時に言ってこのゲームを停戦した時のキャロリンとダグラスの会話が好きです。ずっと使えなかった長くて難しい言葉を言ってストレスを発散。
Carolyn: Ah, that’s a relief! Antidisestablishmentarianism. ああ、ほっとしたわ!英国国教廃止条例反対論。
Douglas: Excellent! Shall we recombine with the familial gathering in the vestibule? 優秀ですな!我々も親族集会に再度参加せんためエントランスホールへ?
Carolyn: Assuredly. 承知しております。
②マーティンの妹の名前 'Caitlin'
脚本を書き出してくださった方がコメントしていました。
Martin’s sister’s name, which appears in the credits as ‘Caitlin’, is consistently pronounced ‘Catlin’. Martin does in fact call her ‘Cat’ when he initially greets her.
基本的にケイトリンと発音するこの名前は、時おりカトリン、と、またマーティンが直接呼びかけた時はキャットとあいさつで言っていましたね。
英語では姉か妹かsisterではわかりませんが、ケイトリンの態度で私は妹かなと思いました。お姉さんの場合は、対抗意識を持つよりも、サイモンのように上から目線で子供扱いするんじゃないかな。
3/5追記
Finnemoreさんのブログによるとケイトリンは17歳の時にカトリンと呼ばれる方がいいと宣言し、家族も頑張って合わせているけど、つい彼女がその場にいない時など口をすべらせてケイトリンになってしまう、とのことです・・・なるほど!追記ここまで
③big hug/bear hug
サイモンがマーティンにせまるbig hug。その昔、テレタビーズも決まってやってたなあ。。。
脚本には、ト書きが書き添えられていて、そのサイモンのハグをbear hugと書いてあったんです。それ、私の義母も言ってたので驚きました。夫も、ただママがそう言ってたとだけ言及してて、ムギュ~~~ッと強く締めつけるハグですけど、これ、プロレスの技でもあるんですね。それでやっと録音風景の写真(上を参照!!)の意味がわかった。。。でも大きくて暖かいハグという意味もあるようで、そっちの意味にはbearはbearでも、Polar Bearのイメージが一般的なようです。
④Speak & Spell
マーティンが1音節ゲームをやめないダグラスとキャロリンに言った台詞に登場したこのおもちゃ、80年代に大流行したようです。うちの夫も私が写真をPCに置いてたら、懐かしがって叫んでました。。。アーサーか。正しいスペルを打ち込むと発音してくれる、日本で言ったら「アンパンマンのあいうえお」みたいな知育おもちゃですね。関係ないけど、80年代の人気バンド、Depeche Modeも同名のヒット曲あるんですが、このおもちゃの名前とは今まで知らなかったなあ。。。
⑤ダグラスの言葉使い
和訳で一番難しいのがダグラスの台詞でした。日本語だと言葉遣いがキャラのイメージによって違うので、ダグラスが日本人だったら、どんな言葉を使うのか頑張って想像しました。57歳、恋の遍歴はロンドンマラソンのスタートラッシュほどのパイロット。言葉ゲーム好きな知性派で、ピアノと歌も得意。・・・あまりおじさんぽくはしたくないので、一人称は「僕」にしてやっぱりちょい不良おやじですかね。で、ボスであるキャロリンには一応敬語だけど、気持ちは伴ってない。