Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ブラウンソース

2013-06-22 00:00:00 | Cabin Pressure
このソースのことは、キャビン・プレッシャー0106Fittonに入れたかったのですが、和訳の記事はそれでなくても長いので、別にしました。


ダグラスが奥さんのために、わざわざギリシャから入手してきたというプレゼントがこのブラウンソース。あ、奥さんのお気に入りがこのブランドかは不明ですが、このHPソースは醤油で言えばキッコーマンのような代表的なブランドです。日本のソースにブルドッグの顔がついてるのも妙ですが、こちらはビッグ・ベン!国会議事堂がマークですよ?!

これが、イギリスの、いわゆる代表的なソースと言えましょう。
日本の一般的な食堂のテーブルに乗っているものが「醤油」と「ソース」であるように、イギリスの食堂には、ケチャップとこのブラウンソースが常備されています。

ほら!

写真は、イングリッシュ・ブレクファストでしょう。目玉焼きにベーコンに、ふお~朝からチップス!そして紅茶がちゃんと並んでいますね。でも、イギリスの食堂では朝食が1日中注文できるところが多いです。ほぼ「イングリッシュ・ブレクファスト」というメニューなんですね。w

ですから、シャーロックとジョンが、バスカヴィルでデヴォンのB&B兼カフェで、犬の正体が解けた後に、事件を振り返って話すシーンの台詞がとっても「普通」でおかしいのですよね。「あの時研究室では何が起きたんだ?」と話題が自分の都合の悪い方向に進んだ時に、ソースのカゴに伸びるシャーロックの手。



チークボーンにコートの襟を立てて歩くヒーローが、「ソース欲しい?」



「ケチャップ?それとも、ブラウン?」

マインド・パレスから帰って来て、犬と人が死んでるのに、こんな当たり前過ぎるイギリスの食卓のギャップ・・・・・

このカゴには、ジョンが「化学物質が入ってるって言ってたナ」と気づいた砂糖も入っていたに違いありません。w