全8エピのシリーズも早6回目となりました。プリンス登場から加速度がついたような。でもご安心、視聴率良好につきシリーズ2が決定したとのニュースがありました。やった!
新婚のV&Aは仲睦まじく、外国から婿に来たアルバートの居場所を作ろうとふたりで頑張ります、の巻でした。
このエピにて、だんだんとアルバートの人格がわかってきましたね。きれい好きのドイツ人らしく、宮殿に飾られた絵や蔵書のホコリを指でなぞってチェック、姑だったら嫌ですね。ピアノの調律も狂ってると腹を立ててました。真面目にもほどがない人だったのか・・・これは美形でなくて居た堪れまい。
お互いがお互いを得たことで、まずはアルバートが20年間肩を寄せて生きてきた兄と別れる決意をしました。社交的なあのお兄ちゃんが出るとスクリーンに安定感があったのになあ。私としても寂しい。
でも自分のベターハーフを遠ざけたということは、夫婦の寝室にノックなしで入ってくるヴィクトリアに絶大なる信用を得ている女官、危ないですよね、「夜中に何か必要があったら僕がいるのに」って言ってましたもんね~。
プリンスは自分にも厳しい分、他人にも厳しい、敵に回したら嫌なタイプ。その点、ヴィクトリアには地位があるから立場がより強い。夫婦のバランスが最強の組み合わせだったのか・・・と思えてきましたよ。
あとこのエピにてアルバートのドイツ訛りがいよいよ気になってきました。今まではヴィクトリアやお兄ちゃんに囁く台詞しかなかったけど、今回の奴隷制反対スピーチの練習や、本番を聞いて、私も昔ドイツ人と喋ったことを思い出しましたもん。しかもアルバート、囁く時は低いハスキーボイスなのにスピーチでは甲高い声で別人かと思っちゃいました。トム・ヒューズの声の質が気になるなぁ。
そのスピーチがうまくいって、彼が喉から手が出るほどほしかった要人たち、特にロバート・ピールの信頼を勝ち得まして、彼の幸せはヴィクトリアと視聴者の幸せ、ということで、まちがった避妊に勤しむヴィクトリアも、夫に「対策には禁欲しかない。それを望むの?」と聞かれても黙っちゃいました・・・
9人も子供を産むという史実を知っている私たちにも、V&Aの辞書にその言葉はないだろう!と響きました。