
賛否両論とすでに言われ始めてから出遅れて見てきました。
私にとってはペグちゃんを見に。
トムさんもこのシリーズの前作とその前、つまりM:I 3 &4を見ていいと思うようになったのですが、やはりペグちゃんが出てるのが最大要因です。
シリーズ最高との評価のようですが、私め的には最高は前作でした。
原因は自分ではハッキリしています。私がアクションが苦手だからです。
そんな人はマーベルもキングスマンもこれもやめとけよ!!なんですけども、
でも全体のスパイス的なアクションは必然と一瞬身を硬くして耐えるのですが、本作は硬直した筋肉を緩めるスキのほとんどないアクションに次ぐアクションそしてまたアクション、しかもトムさん自分で体当たり、わああああああ〜〜〜
なのでトムさんの頑張り、身体技能、かっこよさ、ハンサムなのに人はいいってのは良かったのですが、
前作にあったオペラ座でのトムさんペグちゃんのカッコいい正装晴れ姿みたいなシーンがなくてがっかり。
でもパリの凱旋門とかルーブル、アンバリッドなど華やかな観光名所を上からしっかり撮って、パリの街の放射線状に伸びてる道の構造(確かこれナポレオンが整備したんだよね)をいかしたバイクでの逃走シーンはお見事でした。
女性との密会に使われたパレ・ロワイヤルの回廊シーンも木立と柱が効果的でたいへんロマンチックでした。
ロンドンの方はセント・ポールのお葬式でも放射線状の囲まれ感がまた繰り返され、テイト・モダンのあの煙突(?)に登った人初めて見ました。
ところでイーサン・ハントの奥様ジュリアとイルサの区別がつかなくて困りました。あれがアメリカの信頼出来る女性のステレオタイプの一つなのかしら?
でも謎の女性ウィドウがバネッサ・カービーだったのはサプライズな楽しみでした。彼女、私が知る役は少ないですが、「The Hour/裏切りのニュース」でフレディ(ベン・ウィショー)の幼馴染の不幸なお金持ちのお嬢さん、ドラマ「ザ・クラウン」のマーガレット王女がとてもよかったし、彼女だと気づかなかったけど「アバウト・タイム」にも黄色のドレスを着ていた派手な美女がそうだったんですね。派手で美しいのにどこかに影があるステキな女優さん。