Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

モノから逃れる

2021-04-28 10:02:00 | 近況
うちの夫はものに執着し片付けられない人です。「断捨離」などは彼の辞書にはありません。デジタル化で円盤などを手放す人が多い中、彼は人の手放した円盤を買ったりもらったりする人なのです。

彼のモノで今家がゴミ屋敷の兆候を見せていますが、共用のキッチンとかお風呂とかはまだ私が整頓したり掃除できますが(それだって半分の頻度でやってほしいけど)彼のモノは私には手を出せないしやりたくもありません。

ゴミ屋敷には住みたくないので離婚の可能性も頭をよぎります。

ふと「片付けられない夫」というキーワードでサーチしてみたら妻から夫への不満の第1位。しかしそれはまだ「後片付けができない/ぱなし族」のことで、モノを溜め込むわけではないんです。

夫改造の対策として、「一緒にやる」「褒める」とかアドバイスが載ってますがそんなこと4文字言葉で罵りたくなります。I am not your mother!!!です。

たった一つ、実行しようと思ったアドバイスがあり、それは

自分のものを片付けること」でした。

私はもともと、子供の頃から整理整頓は唯一の得意技だったのですが、夫や子供という家族ができてから、片付けや掃除はキリがない仕事となりそれをやってしまうと自分の時間がなくなるので意識してやらないよう自分を訓練=ドラマを見るために片付けたい衝動を抑えるようにしました。

その結果、自分のもの周りの片付けも後回しになりました。堕落への道はいとも簡単でしたが、これには約10年の歳月がかかっています。

しかも整理整頓と同じくらい、実は私もマテリアル・ガール。モノへの愛着が深く映画グッズ、本、円盤に服も靴もバッグも大好き!10年の間に着実に増殖しています。

離婚の前に、今一度自分のものを再構築して、夫にも同じことを迫る、というコースを用意しました。このコースのゴールでも彼がものをどうしようもできないならばそれはやはり離婚してもいいかなと。ゴミ屋敷に住むのだけは受け入れられませんから。

そうとなったら、わ〜ん、やらなきゃいけない仕事がいっぱい!

実は夫への不満は自分への不満でもあったのだな。