クリスマス当日までの数日間を描いたスペシャル番組。
クリスマスといえば欧米では1年のうちでも最も家族に関わるシーズンならではの心に触れるエピソードでした。
ヴィクトリアとアルバート、それぞれが幼少の頃のクリスマスの思い出に今でも縛られていて、それぞれが「いちばん良い選択」をしているつもり。
そして夫婦だけでなく、叔父さんとか、自身の親とか、兄弟も大きい意味で家族。
解決できない問題もあるけど、それでも痛みを抱えながらも人生が先へと進めるのが幸せなのでは・・・
といちばん思わせたのが、アルフレッド卿とミス・コーク。
完璧な絵のような幸せでなくてもいい、
ということをシンボリックに見せていたのが、ヴィクトリアがアルバートにプレゼントした自分の肖像画だったのかな。
奴隷制度と植民地問題、それから新しい資本主義経済と新しい階級移動の夢もチラリと挟み、時代を匂わせた良い造りのエピでした。
しかし日本テレビ放送はどうなるのかな。シリーズ2もこれからだったら、ちょうど来年のクリスマスに合わせたらいい感じで見られると思うんですけど。
ENDEAVOURモースもEテレで放送が決まったNHKさんに期待します❤️
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