
ひとつ前に書いた「ティム・ウォーカー展」のお隣では、新しい企画展「Kimono展」がちょうど私が訪れた日にメンバーズによるプレヴューが行われておりました。
公式ページへのリンクへ飛びますと、展示ハイライトが見られます。
本物は素材がシルクやウールで刺繍が立体的、オートクチュールに匹敵する芸術品、と納得できる正道なお着物をまずはイントロダクションとして豪華に披露した後に、なかなかマニアックなピックアップもありましたので、ここではそちらをどうぞ!

デカ文字を背中に刺繍した豪華な1枚は堅気な姐さんが着たのでしょうか?

パンクな男衆。

花魁の迫力は龍の刺繍の厚みだけでも伝わってきます。


「Yogi」って書いてあったんですが、搔巻の親分みたいな?
首回りに隙間があかずに寝心地いいやつ。

みんな大好きミュシャ。

昭和初期ですよね(涙)

伝統から世界の新しいデザインへというコーナーにあった乙女な着物。
これはどういう出展なのでしょう。現代の創作着物?

ミュージシャンの所有、または着用コーナー。
左からフレディ・マーキュリー、マドンナ、ビョーク。
このほかに写真でスパークスやディヴィッド・ボウイも。



写真では見えにくく申し訳ありませんが裾の柄は刺繍です。

一般オープンは翌日だったのですが、私は運良く友人がメンバーで彼女のゲストとして入場させてもらえたのでありがたいことです。メンバーは年間79ポンドかかるのですが、メンバーズオンリーの日や時間帯があり、館内すべての入場が無料になる上今回の私のように同伴ゲスト1名も無料になるのです。さらにショップでのお買い物が20%オフという特典もある優れたメンバーシップです!
イギリスでも新型肺炎陽性者が出て、今回の旅行は存在を小さくしていつヘイトに会うかビクビクしながら歩いていたので、自分の国の文化が展示されている場所を歩いた時だけはその緊張感から解放されたような気になりました。
ところで上の公式ポスター、モデルさんが今のかわいい子なのはいいとして、背景が京都でもキャットウォークでもなく靴が履き古してるの、企画の趣旨に合っているのか疑問。現代人に身近には感じるからいいの?
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