1/16最後に少し追記しました。
オミクロンにおびえながらも「罹ってもカゼ程度でしょ」と自分を騙しながら見てきました「スパイダーマン」。世界興行的にも成功しファン達からもエモい空気が立ち上っているのには気づいてましたが、見終わって・・・
ドキドキワクワク冷や冷や青春っていいなあ!トムホスパイディかわいいなあ!ゼンデイヤかっこいいなあ!
・・・がなかったわけではないけれど、得体のしれない切なさがそれを覆ってしまって2日くらい文章にもできないボーっとした半透明の灰色のフィルターにスパイダーマンのイメージがかかっておりました。
ストレンジ博士の呪文を6回も訂正させてしまったピーター・パーカーのせいでマルチバースが歪んでしまい、ポスターにもなっている「見覚えのある長い手マシーン」を始めとするスパイダーマンのパラレルワールドの交わりに関しては、スパイダーマンそのもののファンだったら、過去作ファンには相当キュンな世界であっただろうとはわかります。
でもね~、私はアベンジャーズに参加したトムホスパーダ―マンが好きで見ているので、ストーリー展開上仕方ないのかもしれないけど、彼が悲しんだり怒ったりが辛くて辛くて・・・。
昔、日本語を教えるお仕事で出会った小学校1年生のフィリピンから来た男の子がいて、彼は当時の最新作「アメイジングスパイダーマン」が大好きだったんですね。当然その後トムホスパイディも見て、あれから8年たって14歳のティーンエイジャーになって「ノー・ウェイ・ホーム」を見てどんな感想を持つんだろう、と思いました。
スパイダーマンはマルチバースに出会う必要はあったのかな。その良さは歴代作品ファンほど体感はしてないけどキャラたちに再開できた楽しみはあったけど、トムホピーターにとっては感動より災難だったのでは。
まあ要するにトムホびいきなんでかわいくて幸せなピーターを返してくれよ!です。
でも原作が「良き隣人」=他人を助けるのが正しい行いというキリスト教的な臭いのする設定ですので文句も出ないです。他人を見捨てる現実社会よりは子供や若者に見せる規範としては正しいと思う。
見終わってからトムホくんのインスタアップされないかな~っと待っていたら、PRADAキャンペーンのセクシーショットが投下されました。そっか、スパイダーマン、一応3部作なんでこれで終わり、高校生役も卒業ということで一気に大人の階段ジャンプですかね。セクシーになってもかわいさが減るわけじゃないからいいけど。
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このシリーズ途中でスパイダーマンはもうマーベルに出れないとかソニーvsマーベルの大人の事情揉め事に現実のトムホも心を痛めたはずですし、それも含めての回答が本作ということで映像権、クリエイディブ面など多方面=マルチバースは功を奏したのですが、全世界がスパイダーマンを忘れたらもうやっぱりマーベルには帰って来ないの?と寂しい疑問。
余談ですが、エンドクレジットで流れた「3 is magic number」は、この曲知ってる!♪って滅茶苦茶気持ちが上がりました。デ・ラ・ソウルというヒップホップで本作にぴったりな曲ですよね。それが今日見た記事によると配信で聴けないそうで。その理由もまた中の人たちの内輪事情により権利問題だそうで何とも皮肉。