私が病院に行って留守の間に、お向かいの奥さんがおかずの差し入れをしてくださった。
私のきょうだいが好きな「レバーのフライ」だ。
直前に家の前で会ったときに「間に合えば病院に持って行ってもらおうと思ったのだけれど…今日は土曜日で早く出かけたのよね。皆さんで召し上がって」
下処理をきちんとしたお向かいのこのフライは、私もかつてご馳走になったことがあるが、なかなかおいしい。
だが、この届け方がうちの姫の癇に障ったらしい。姫が知らない間に裏口から、うちの長男が受け取ったらしい。
いわく
「わっち(秋田出身の姫は自分のことをこういう)は知らないのよ。これ、届いたの」
「だれも食べないでしょう」
「こんなにもらったって…食べきれるもんじゃない」
目がつり上がってしまっている。
自分の宝物のうちの長男に、自分が嫌いなお向かいの奥さんが接触したことに腹が立ってしまったようだ。
姫様はお怒りである。
でもね…ご近所とは仲良く付き合っているところを次の世代に見せるべきでしょう…姫…いやはや参ってしまう。
私のきょうだいが好きな「レバーのフライ」だ。
直前に家の前で会ったときに「間に合えば病院に持って行ってもらおうと思ったのだけれど…今日は土曜日で早く出かけたのよね。皆さんで召し上がって」
下処理をきちんとしたお向かいのこのフライは、私もかつてご馳走になったことがあるが、なかなかおいしい。
だが、この届け方がうちの姫の癇に障ったらしい。姫が知らない間に裏口から、うちの長男が受け取ったらしい。
いわく
「わっち(秋田出身の姫は自分のことをこういう)は知らないのよ。これ、届いたの」
「だれも食べないでしょう」
「こんなにもらったって…食べきれるもんじゃない」
目がつり上がってしまっている。
自分の宝物のうちの長男に、自分が嫌いなお向かいの奥さんが接触したことに腹が立ってしまったようだ。
姫様はお怒りである。
でもね…ご近所とは仲良く付き合っているところを次の世代に見せるべきでしょう…姫…いやはや参ってしまう。