つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

姫のやきもち

2011年01月22日 | 日記
私が病院に行って留守の間に、お向かいの奥さんがおかずの差し入れをしてくださった。
私のきょうだいが好きな「レバーのフライ」だ。
直前に家の前で会ったときに「間に合えば病院に持って行ってもらおうと思ったのだけれど…今日は土曜日で早く出かけたのよね。皆さんで召し上がって」
下処理をきちんとしたお向かいのこのフライは、私もかつてご馳走になったことがあるが、なかなかおいしい。
だが、この届け方がうちの姫の癇に障ったらしい。姫が知らない間に裏口から、うちの長男が受け取ったらしい。

いわく
「わっち(秋田出身の姫は自分のことをこういう)は知らないのよ。これ、届いたの」
「だれも食べないでしょう」
「こんなにもらったって…食べきれるもんじゃない」

目がつり上がってしまっている。
自分の宝物のうちの長男に、自分が嫌いなお向かいの奥さんが接触したことに腹が立ってしまったようだ。

姫様はお怒りである。

でもね…ご近所とは仲良く付き合っているところを次の世代に見せるべきでしょう…姫…いやはや参ってしまう。
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忘れ物

2011年01月22日 | 日記
昨日、朝早い時間にパートナーから電話があった。

一度、学校に出かけた末っ子が忘れ物をしたと戻ってきたそうだ。
筆箱に入れておいたはずのコンパスが見当たらないという。始業式に持って行った道具箱の中にもなかった。
筆箱は、冬休みに東京に持って行ったから忘れてきたかもしれない。

順々に話を聞きながら、私に答えられたのは「今、電話をもらって私に何をどうしろというの?」
「兄ちゃん達が使っていたのは、廊下の引き出しの中に入れてあるはず」ということだけで、
なんだかいらいらと電話をしてきたパートナーの様子に、こちらもイライラしてきた。

「時間割は前の晩にそろえるのよ。朝、何が足りないといわれてもどうしようもないんだから」
末っ子に時折注意する事を思い出した。彼は地頭がいいのだろうと思う。頭の中で考えて「大丈夫」と思ってしまうところがある。ところが現実はそうは行かないことが多い。足もとを固めながら前へ進まなければ、失敗に終わる方がはるかに多いだろう。このたびのことから身にしみてほしいと願う。

「私にどうしろって言うの?」再度パートナーに叫んだところ、ごそごそと探していた引き出しの中にコンパスを見つけたようだ。
「あった。これで間に合うのかな。仕方がない…届けてくるか」
我が家は小学校の目の前にある。歩いても5分とかからない。しかも6年生の教室は何年前からか、防犯上の理由で1階にある。
あわてて電話を切ったパートナーの子煩悩な様子に笑いが出てきた。

いろいろな雑用が一段落ついたので、週明け札幌に戻ろうと決めた。
きっと札幌の家族も気持ちが限界なんだろう。早く戻りたい。
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