つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

朝起きたら

2012年06月25日 | 日記

いつもの通り起きたら、隣に寝ているはずの旦那様がいない!

あ、また私のいびきがうるさかったんだ…嫌みが二つ、三つ飛んでくるんだろうなあと覚悟して布団を出たら、

居間からテレビの明りが洩れている。

 

イングランド×イタリア戦だ!

すごいなあ・・・・・全日本も随分見応えのあるゲームをするようになったが、ユーロ圏のサッカーの試合は遥かにその上を行く。

個人技も、パス回しなどのチームプレイも、スピードも、同じサッカーと言うスポーツなのかと思うほど凄い!

あの固いボールを思いっきり蹴るから、サッカーシューズってとても丈夫な素材で出来ているのだが、

試合中はまるでバレリーナように感じる。 柔らかいのだ。

右に左に、こみいった場所にも的確に面白いようにパスが通って行く。

ゴールキーパーも思い切り飛んでくるあの固いボールを、神様のように弾き飛ばす!! 凄いよ!!

今朝の試合は、両者互角。こう着状態で、どちらも点を入れられないでいた。延長戦もゼロゼロ、PK戦にもつれ込み、イタリアが勝った。

 

審判が見事なジャッジだった。日本とオーストラリアの試合で、驚きのホイッスルを連発したサウジの審判とは違う。

いいゲームを共に作るという高い意識を感じる笛だった。

 

面白かった! 誘ってくればいいのにと思ったが、旦那も延長戦が始まる頃は眠気に勝てずにうとうとしていた。

また、こんな興奮に出会えるといいなあ…。

 

 

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似たもの三作

2012年06月24日 | 本・・・

ぼんやり生きてはもったいない・・・・・・岸本 葉子

短いものは2頁、長いものでも10頁ほどの短編エッセイ集。

作者の日々の生活の中から、もう、くすぐられる・・・・

音声ガイダンスがおしまいまで待てない… とか、 腹巻を探しにまず寝具売り場にいったり…とか、

会う人会う人、ほんの少しの訂正が面倒くさくて、別の人格を自分に与えたり…うふふ

どれもこれもふっと肩の力が抜けるような話題ばかり。

何かにこだわっちゃっている自分を、仕様がないなあと受け入れている温かさが漂ってくる。

 

 

洋食セーヌ軒・・・・・・神吉 拓郎

このところ女性作家のものをこのんで読んでいるようなところがあり、いかんいかんと選んだ一冊。

面白かった。食べることをテーマに17の連作小説。

一作目二作目は、女性の描き方が男目線で描かれていて、ちょっと引いたが、

どちらかと言うと、女性作家ばかりをたて続けに読んでいた私の方に問題があったようだ。

実に細やかに料理や、手順、マナ―、とにかく食べることにかかわるすべてのことをからめて描かれていく。

なかでも「エル・ジョロン」の主役、こだわりの珈琲はうーむとうなってしまった。

うんちくが凄い! だが、その食のうんちくが鼻につかない。どうだあ、どうだあと押しつけがましくないところがよかった。

が、やっぱり出てくる女性たちは、男の人からみた女性と言う感じがした。それはそれで面白かった。

 

 

レインレイン・ボウ・・・・・・加納 朋子

ああ、いいなあ・・・とっても面白かった。

高校時代同じソフト部だった友人がある日死んでしまう。それをきっかけに7人の仲間が、時を経て集まる。

青春群像かと思いきや、ちゃんと推理ドラマが用意されていて、7人7色のその後の暮らしを描きながら、

謎を解きほぐしていく。この世代特有の艶のようなものも感じられ、以外な伏線も用意されていて・・・うーむ楽しかった!

 

 

 

似たような三人のものを続けて読んでしまった。

それぞれ違う香りがして堪能したが、少しジャンルの違う本も手に取らないとなあと反省している。

 

 

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ハラハラドキドキの一夜

2012年06月23日 | 子育て

私は大抵夜10時頃には、布団に向かう。このごろは末っ子の方が夜更かし(勉強?)しているようだ。

布団に入って本を読む、至福の時だ。 物によるが、大抵15分もすると睡魔が襲ってくる。

間髪をいれず電気を消すと、朝までぐっすりといってしまう。 だが、ここでもう少し読みたいと欲張るとなかなか眠気がこない。

昨夜はいつもの通りの手順で眠気が訪れ眠りについた。 何時だろうか、仕事をしていたはずの旦那がものすごい勢いで電気をつけた。

「○○(長男)からメールがあって、●●(次女)が携帯を家に置いたまま、まだ家に帰って来ないって、

バカ娘が・・・本当に・・・、なんか聞いているか?」

木曜日はサークルに出かけるということは聞いていたが、金曜日は定かでない、

何人か友人の名前は聞いたが、連絡先などはこれっぽっちもしらない。

旦那が怒りと心配で上から睨みつける中、長男にそういう返事をした。

ありゃりゃ~~~時計をみると午前2時半・・・・ぐううう!!!

“心配する” 係を私に引き渡した旦那は、それでほっとしたようでさっさと電気を消して寝てしまった。

くらい中、あれやこれや考える。 多分友達と遊んで電車が無くなってということなんだろうが、

それにしてももしかしてと、長女と違いこういうことの一切なかった娘なので、反対に何かに巻き込まれたのではと想像の羽が舞いあがった。

もしものことがあったら、いつでも上京するぞと携帯を睨みつけて朝を迎えた。

あ、当然、読みかけの本を完読した。

 

弁当のいる旦那と末っ子におにぎりを作り、それでもまだならない携帯に不安だった。

7時近く・・・「帰って来た」と長男からメールが入った時の安ど感たら、なかったなあ。 ほっとした。

 

何があっても受け入れる・・・子どもが育つと親が出来るのはそれだけになるのだけれど、それでもやっぱり心配はきつい!

私も旦那も、同じような思いをそれぞれの親に数知れず味あわせている。

それを思えばなんちゃないのだけれど、親にならなければわかりようもなかった思いをさせてもらっているんだ、これは。

でも、頼むよ~~可愛い可愛い女の子なんだから、大人の対応を身につけてくれ~~!!

と心でかなり必死に叫んだことをひた隠しに隠して 「心配かけるな」とだけメールを打った。

 

安心したから、仕事に出かけた旦那さんには申し訳ないけれど、これから少し昼寝します!!

 

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チャレンジ!

2012年06月22日 | 日記

昨日、前からやってみたいことにチャレンジした!それはぼろ織とも呼ばれるようだが、「裂き織り」

古くなった着物の再生として昔から受け継がれている織り。淡々と織りあげて行く作業に魅力を感じていた。

あれこれネットで探してみると、卓上ならば2万円もせずに織り機は手に入れることができる。

体験だけでもと思うが、それも結構な費用がかかるようだった。

だけれど、それほどの投資をして、やっぱり好きじゃなかったとなるといやだなあとあちこち検索していたら、

浪漫屋」という雑貨屋さん(?)のHPに「裂き織り体験声かけてください!」とあるのに気がついた。

恐る恐る電話をしたら、元気な明るい声でオーナーさんが 「いつでも来て下さい!料金?たくさん材料使ったら実費いただくかな?」

地下鉄とバスを乗り継いでほいほいと出かけました。

お店は、もう、なんだか宝箱をひっくり返したような感じ。どこもかしこもモノがあって、それをわくわくとほじくり返すような感じ。

写真撮ってくればよかったなあ~~。

でも、半日いた中でお客さんとのやり取りを聞いていると

「それは大島!うちで一番高いもんだわ!10センチで300円でいいよ」

「それは結城で作ってあるから10000円!」

もともとは骨董から始まったと言うオーナーは、自分がこれと思うものを並べているようで、とにかくいろいろなモノが所狭しと置いてあった。

そのオーナーが惜しげもなく裂いた色とりどりの端切れ。

それを、心の赴くままに織りこんで行く作業がとても心地よかった。

「もう4時間よお~~お茶にした方がいいわよ!」と、声をかけられた。

楽しかった。 お弁当も用意していったのだが、それに時間をとられるよりはとひたすら織り機に向き合っていた。

ただただ、美味しい作業だけを体験させてもらったのだが、私、こういうの好きだわ!

 

 

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そして、

2012年06月21日 | 日記

「優しい顔をしていたよ」

 

葬儀に参列した友人からメールが届いた。 

昨日、一昨日と逝ってしまった彼女のことを思い続けていた。


それでも、毎日のことはあとからあとから降るように続いて、

いつものようにPCの前に座り、下書きの済んでいたブログの更新も自動的にして、

歴史はこうやって淡々と流れて行く・・・・ 

いつか必ず皆が飲みこまれる―――それがいつになるかは持って生まれた寿命次第。

頭では、とうにわかっている。

 

「スカイツリーに行く約束していたでしょう? 絶対行こうね!! いつ、東京に来る?」

 

花を連名でと頼んだ友人は、立て替え分を直接もらうと言って聞かなかった。

飛んで行った彼女が私たちに残してくれたものなんだろう。

行かなくっちゃ、必ず・・・・・・

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