![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/1a/4fa5351a99c970a8bb58abecdac8da33.jpg)
八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし『卵のふわふわ』
奉行所に勤める隠密同心の妻のぶが主人公
のぶは出勤する隠密同心正一郎に一目ぼれし、お嫁入りする。
その正一郎は失恋をしたあと、女性不信に陥っていた
のぶが心から仕えても、すれ違ってしまう若夫婦
次第にのぶも正一郎の仕打ちに耐えられなくなる
幸い、舅姑は優しくて何の問題もないのだけれど、、、
舅が食道楽で、めずらしい食べ物で美味しいものをノートに書き留めていた
その中の1つに卵のふあふあがある
そしてこの卵のふあふあが若夫婦の絆を作っていく
のぶは家を出て1年近く別居し、自立しようと模索する
でも正一郎は三行半を書こうとしないし、舅姑はのぶに戻ってきてほしい
江戸時代も現代も人の心は変わらないのだな~と思う
人って背景になる時代によって考え方や暮らし方が全く違うもの、と思っていたけど、背景が違うだけで人の気持ちは変わらないのだな!と、宇江佐 真理さんの本を読んでいると、つくづく思う
夫婦の気持ちの駆け引きや、人間関係など現代の我々と変わらない^^;
![](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_3853_1.gif)
![](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_9062_1.gif)