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若かりし頃は、外見を気にし・内面に自己嫌悪し・学力の無さにがっかりし・頑張れない自分を嫌い・家庭環境を比べて運命を呪ったり・・・・
・・・・と自分自身を振り返ってみるが、この本の内容がワタシだけじゃないんだと思わせてくれる
ある女子大(萌木女学園)が閉校を決めて最後の学年が卒業する時、10数名が卒業できない事になってしまった
この学生たちをなんとか卒業させるべく、理事長が4月から半年間特別補講を実施することにした
どうしても単位が取れない問題の彼女たちのを、確実に卒業できるように残っている学校の寮で生活することになる
その学生1人1人の事情が各章に分かれて書かれている
LGBT、ナルコレプシー、拒食症、パワハラ・・・・等々
この子たちを無事、最後の卒業生として送り出すことができた理事長の、卒業式での言葉、これが今の時代や事件を反映している
読み進めるのがちょっと辛かったかな><;
