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『神よ憐れみたまえ』-小池真理子-

2022-12-25 15:56:42 | 映画DVD&本


書き下ろしで570ページの長編小説

殺人現場から始まる、ずっとドキドキしながら読み進めた
犯人は間もなく推測できる
主人公の百々子が身近な肉親と慕う男(母方の叔父)

百々子はとても裕福な一人娘として何不自由なく育っていくが、12歳の時両親を亡くすことになる
お手伝いのたづの家で数年間過ごし、父方の祖父母が新たに家を建て直して一緒に住み始める

百々子が心を寄せるのは、他人の家族であるたづ一家

百々子が社会人になって数年たつ間も、親せきで相談相手にもなっている叔父に信頼を寄せ、両親を殺害した男と知らずにいる
最後の方にわかることになるが、そこからは結婚生活やその後の人生がどんどん進んでいく。

最後に百々子は60代で認知症を発症


なんだか身につまされて・・・・・

新聞の書評に興味を持って借りた本、いろんな意味で最後まで怖かった><;



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