【以下はmixiの某コミュニティでトピを立てさせていただいた時の文面です】
我が家には14才のアメショー息子『ばる』がいます。
発端は1年くらい前になります。
帰宅後、ベッドに大量の出血痕を発見し、どこかケガでもと慌てて確認したのですが、どこにも変化は見られず。
その後も数回、少量ではありますが居間のカーペットなどで血痕を見つけたり・・・。
今年の7月、くしゃみと共に鼻血を目撃し、かかりつけの動物病院(3回引越前に行きだした所なのでかなり遠い)に電話したところ
「連れてこられても鼻なので見られない」と言われ、その後も鼻血が頻繁に見られるようになったため、思い切って近所の動物病院さんに転院。
レントゲン撮影で鼻に白い影が映ったため、より詳しい検査をするために、練馬区にある動物検査専門施設『キャミック』にてCTを撮りました。
ここでも鼻に影がハッキリと・・・。
その際、麻酔が効いている間に細胞を採取して下さって、その細胞を病理検査にまわしていただいたところ、
「鼻腔腺癌」との告知を受けました。7/30のことです。
最初に
放射線治療以外の有効な治療法がないこと。
完治は不可能だということ。
それから、この治療後の平均余命を、先生から告知されました。
幸い、獣医畜産大学付属病院の放射線科の先生と連絡を取っていただくことができ、8月中旬に初診断。
9月上旬から1ヶ月間、1週間に1度、放射線治療を行いました。
高齢猫であること、腎臓が悪くなってきていること、それに付随して発生する全身麻酔の危険性。それから当然放射線障害のこと。
病院に連れていった日は、丸1日病院の近くを離れることができずにいました。
今日11/16。事後のCT検査の予定で、病院へ行ってきました。
その際先生からお話があったのは
「この検査で、放射線の効果がなかったとわかった場合、再度放射線治療を望まれるかどうか。
これ以上の放射線照射はより一層の障害が出る可能性がありますし、
今現在状態が安定しているようであるなら、再度の放射線治療を望まれないのであれば、
敢えて全身麻酔の危険性を冒してCTを取る必要はないのではないか」ということ。
・・・鼻腔腺癌と告知を受けて、私達が一番恐れたことは「呼吸障害」でした。
この子が楽に呼吸ができるように。
これが放射線治療に踏み切った、一番の願いでした。
放射線治療の効果の有無は、やってみなきゃわからない。
でも、すでに規定の4回の照射を終え、これ以上の照射を行ったとしたら放射線に耐えきれず「骨が溶ける」こともあり得ると。
それでは本末転倒だと思ったんです。
結果。私達は今日、CT検査を行わずに帰宅しました。
幸い、あれから鼻出血もなく、呼吸が苦しそうな風もなく、ばるは元気です。
今のところ放射線障害も出ていません。
あとは、残された時間を、ばるが暖かい空気の中で過ごせるように、私達2人でがんばっていこうと思ってます。
長い長い夏が終わり、やっと一区切りがついた感じです。
区切りの意で、トピックを立てさせて頂きました。
長文・乱文でごめんなさい。
漢方やレメディなど、情報頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。